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1章 : [魔獣の森]

〜 強襲 b〜



ミントは呪文を急ぎ唱え始めると、
杖の先端の羽が魔力を帯びて光を放ち始めた。

「大いなる父の輪後光をここにっ!? んごぶっ!!!」

動く唇が呪文を唱え終わる前に、ソレは彼女の口を塞ぐように一気に胃の中まで彼女を犯した。
自分の口内どころか胃にまで侵入して暴れまわる蒼い液体が、まるでヘビのように伸びて木の上まで続いているのを彼女は見た。

「んぶっ、、、ごほっ、、、、、ぶ、、ばい、、ぶ!?」

彼女が発したかった言葉は「スライム」
形の無い、液体状の魔獣を一括りにした名称だ。
そして、彼女が今相手にしているのは、スライムとは言っても、魔法物質に霊体が宿った「精霊」に近い高位の魔獣だった。

「んおぉお、ぉっ、、、んぉぉおお!!」

ドボドボドボドボドボ!!!
木の上で獲物を狙っていた大量の液体が、ミントの口を塞ぎつつ、一気に飛び掛って彼女の全身を溺れさせた。

それはまるで、巨大なガラスの水瓶の中で溺れているような光景だった。
杖を振り回して払いのけようとしても、柔らかそうな見た目に反して、腕はぴくりとも動かない。

それどころか、全身を体内まで余すことなく愛撫されるという、ヒトでは到底味わうことの無い快楽に襲われて、呪文を唱え逃げるという考えすら四散してしまった。

水瓶の人魚が弓なりに仰け反る。
「ぶぁああああああ!!?、あ、、、あ?、、ぁあああああ!!」

ミントは包まれてから体の痙攣が止まらなかった。
彼女自身、それが達していると理解するのにかなりの時間を要したのは、それが快楽を越えた快楽だったからだ。

そして暫くすると、子宮の中までスライムで満たされ、遂には口と後ろの肉路から入った蒼い液体が胃の中で交わった。

「ぁ、、、、、、ぁ、、、、、ぁ、、、、、」

意識 が蒼からやがて空色、そして真っ白い雲へと飛び、彼女は身も心もスライムと一つになった。

・・・・・・・

・・・

程なくしてこのスライムは、森で道に迷っているアルメリアとアイリスを見つけると、二人の穴という穴に入り込んだ。。。。

後日、話題の人物達がいなくなったアカデミーでは、
行方不明の3人の幽霊が夜な夜なPTを組んで素材を集めにアカデミーを出発するという話で持ちきりになった。

これが後にアカデミーの七不思議の一つになった。。。

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-episode1 fin and GameOver-

スライム:バッドエンド



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