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1章 : [魔獣の森]

〜 強襲 aa 〜



左へ舵を切ったミントは、地面に残るスライムの粘液が、徐々に薄れていることに不安を覚えた。

なまじ寝坊でアカデミー留年を繰り返しているアルメリアは修練を積みに積んだ、槍と斧が一体になった武器「ハルバード」の名手である。
その彼女が迎撃途中に悪戯に幹へ刃を当てることは無い筈だ。
つまり、その傷のあった方向と反対側に敵がいたのだ。

「幹の右側に傷があれば、右側に追われていた、、、反対側だわ!」

ようやく自分の過ちに気付いた彼女は、
苦々しく唇を噛み締めると、重い足を引き摺って、来た道を全速力で戻り始めるのだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


同時刻、
アルメリアとアイリスの二人は突如現れたスライムに追われていた。

アカデミーで習った単細胞の最弱スライムと、似て非なる高位の魔法生物に怯えて、二人して森の中を必死に逃げ回っていた。
しかし、やがて疲れたアイリスが足を挫いて捕まると、それを助けようとしてアルメリアもスライムに捕まってしまったのだった。

鞭の様に武器を弾き飛ばされ、四肢の自由を奪われる。

次にこれでもかと言う程の、水による完全なる全身愛撫だ。
スライムは、ただ撫でるよりも、産毛をそっと優しく撫でられた方が感じることを理解していた。
視認できないほどの極薄い水の膜が彼女達を舐めるように撫で回した。

すると脳が蕩け、全身を羽毛に覆われて宙に浮いてしまったような感覚に囚われた二人は、急に動きが緩慢になってしまった。


この魔法生物は、獲物の捕獲方法を完全に把握していた。
ヒトの性感を高めれば、自ずと身を預けてきて、難なく捕食できることを知っていた。
焦らずとも、自分達から入ってくれと腰を振るように仕向ける術を学習していた。

やがてスライム達は、見えない手で粘土でも捏ねるようにグニュグニュと形を変えると、水霊のような人を型取った。

ある水霊は、初めての絶頂が命の尽きるまで続いた若い女。
ある水霊は、天に上り詰めた表情を二人に向けながら、蒼い母乳を撒き散らす淫猥な女性。
ある水霊は、足の付け根にあるゼリーの膜を、手のような水柱でかき回す淑女。

これらの姿は嘗てスライムが捕食したヒトの最後の姿であった。

そんな数ある水霊達の一つが、アルメリアの四肢を掴み腰から生える円柱を、彼女の痴肉の割れ目へと一気に突き刺した。

ジュビュッブリュリュリュッ!!

「んいっ!??? わしの体にいきなりっ!ひぁああっ!!!」

激しい水音と、痴肉の中から押し出される空気の音、そしてドワーフの娘の声が木霊する。
必死に逃げようと腰を引くが、水柱が突かれる度に、手足を掴む水が引っ張るので、逃げるどころか調子を合わせるように体を操られてしまう。

「ふぁっ、引っかかれる時がっこすれんぁっ!! すごいのじゃぁっあっあっあ〜っ!

まるで高波の海に浮かんでいるように、水上で激しく上下に扱(シゴ)かれるドワーフの娘。

この娘は堕ちたと判断したのか、それとも思い出したのか、
今度は雌キツネの両足を虎バサミのようにガッシリ掴んでいた水が盛り上がり、ヘビのように鎌首を擡(もた)げて大きなお尻を睨むように静止した。

次の瞬間、太い蛇は雌キツネの蜜壷に喰らい付いたかと思えば、グジュグジュになった肉路を小さくトグロを巻きながら、勢い良く子袋の入り口に体当たりした。


「ひぁっ!!ボクの穴に入っちゃった!! アルゥー!どうしよう、これどうしよう!!??」

どんなオスでもしゃぶりつきたい豊満な肢体を持った雌キツネは、異物をどうして外に出そうか困ってアルメリアに助けを求めた。

「アイリス、お前の魔法で、くっ!、、どうにかっ、、、ならぬかっ!?」

「うん、分かった[死なばものども!]でボクやってみるね!」

間違った諺(ことわざ)で自身を鼓舞すると、アイリスは早速スライムに埋まった両手に集中して、詠唱を始めた。

しかし、さすがのスライムも自分の体内で魔力が収束するのを黙って見守るほど優しくは無い。
水霊達がざわざわと慌て始めるが、全員同時に頷いて一つの結論に達したようだ。

「んぁああああああ!!」

水霊達の結論は [後ろの穴も塞いでしまう] であった。

自分の体内で詠唱された危機感からか、先程以上の勢いで、蒼い液体が後ろの肉門をこじ開けた。
一方通行のはずの穴を、どんどん、どんどん逆流するスライムはやがて本物のヘビのように、腸内全体を満たしてとぐろ巻いた。

「アルぅ〜、うんうんがぱんぱんで、れちゃうよっ!でちゃうよぉ!」
「んひぐっ、、、これっ、、、もうたまらん!! すごいキモチイイのぉ♪」

グジュルルルル!!

中のヘビが錐を揉むようにうねって肉門を解(ほぐ)し出した。
すると、閉じようと必死だった穴がプルプルと震え始めて、中の柔肉がヘビを廃棄物ごと押し流そうと活動し始めた。

「でるのじゃっ♪お尻から、スライムごと、全部出してしまうのじゃ♪」
「はうぅ〜〜〜ボクももう、うんうん我慢むりだよぉ、、、んぅ〜〜〜!」

「んはぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪♪♪」

ブリュリュリュリュリュ!!!!

二人の肩の力が抜けるとお尻から、残り少なくなったジュースをストローで吸い上げるように卑猥な音を立てながら、排泄物が体内からスライムへと吸い出される。

「ふぁ〜、、、キモチイイのじゃ、、、あ、、、出るっ♪

アルメリアがブルッと体を震わせると、シャーーという音を立てて、鎧の前当てに小水が降り掛かる。
やがてそれはスライムにジョボジョボと吸収されていった。

「ほゎぁ〜〜、、、、うんうん出しちゃった♪」

その一方で、巨大な乳房からも体液を吸い取られている雌キツネは、排泄という禁忌を犯したことで得られる背徳的な快楽を覚えていた。
そして、無知な者が、突然全てを知ってしまったときの衝撃の大きさは計り知れないものである。
特に顕著なのが快楽だ。

一度気持ち良いことを経験してしまったアイリスは、アルメリアに負けじと、自分から腰を上下に波立たせて、快楽を貪り取ろうと躍起になった。


「んっ、んっんっ♪ もっと吸って♪ ボクのモノぜ〜〜〜っんぶ♪」

人語を解さないスライムにその言葉が通じたわけではないが、水霊は体内の抵抗が全く無くなったことで、今までに取り込んだ娘達のように、二人の望みも理解した。
ジュボジュボと、水霊達から水ヘビが何本も伸びて、口や鼻、耳など、完全に穴全てを塞いでしまう。
液体は肺にも胃にも侵入して、体の内側からも二人を快楽漬けにした。

「ごぼぉごぼぉお〜〜〜♪♪♪」
「ぼぶぼぶっごぼぉ〜〜〜〜♪♪♪」


正に溺れた卑声が水霊達を震わせ、二人の心境を伝える。

そう、「もっと」・・・と。

・・・・・・
・・・



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