保育科の恥じらい係 体験版

第2話

「それにしてもうららちゃん、すごい決心しちゃったね?『恥じらい係』に立候補しちゃうんだから。」

うららがホームルームで、自ら『恥じらい係』になる事を決めた日の夜の事でした。
寮に戻っていたうららに、ルームメイトのいぶきがベッドの上で話しかけてきます。

「うん…だって、いぶきちゃんが『恥じらい係』になれって急かすから…」
「何よ、うららちゃんったら『恥じらい係』になったのを私のせいにするつもりなの?」
「べ、別にそんなわけじゃないけどさぁ…」

いぶきは、うららが『恥じらい係』に立候補した事を自分のせいにされて、少しムッとしてしまいました。
少し怒り出してしまったいぶきの様子を見て思わず、うららは謝り始めてしまいます。
うららは人に少しでも怒られたと感じると、つい謝ってしまうクセがあるのです。

いぶきはあくまでもうららに、勉強が追いつかないなら『恥じらい係』になるのも
悪くはないんじゃないかとすすめてみただけのつもりだったのです。

(これで私、『恥じらい係』になれたおかげで勉強についていけないって悩む事もなくなるんだよね。でも…)

うららは『恥じらい係』になったおかげで、保育学科の成績がおぼつかない事もある程度は心配しなくても済むようになりますし、
それに理事長の推薦状がもらえるので、うららのずっと憧れていた保母さんへの道にも近づけます。
それでもうららは、どうしても『恥じらい係』を引き受ける事になって悩まずにはいられませんでした。

「でも、どうしよう。」
「うららちゃんったら、どうしちゃったのよ?まさか、今さら『恥じらい係』になる事に怖気ついちゃったの?」
「だって、いくら理事長の推薦が貰えて、保母さんになりやすいからってこんな簡単に『恥じらい係』を引き受けちゃっていいのかなぁ?
私ってホントになかなか成績だって良くないし…」
「うららちゃんったら、もう今頃『恥じらい係』になった事を後悔してもしょうがないんだから。
それにうららちゃん、どうしても保母さんになりたかったんでしょ?」
「そ、それはそうだけど…」
「良かったじゃない。これでうららちゃんが少しでも保母さんになる夢が近づくんだから。成績の心配だってしなくて済むんでしょ?
それじゃうららちゃん、明日からまた『恥じらい係』頑張ってね。それじゃ先に寝るから、オヤスミ。」
「お、おやすみ…」

そう言うと、いぶきは布団をかぶって寝てしまいました。
本当はうららは『恥じらい係』になって恥ずかしい姿を晒してしまうのがどうしても怖かったのです。
いぶきがまだ起きている時に『恥じらい係』になる事で相談したかったのですが、すぐに寝てしまったので
うららは一人でベッドの中に篭りながら、明日から『恥じらい係』として何をやらされてしまうのかを延々と考え続けます。

(私もあの時の上級生みたいに、オシッコをオモラシさせられちゃったり、誰かに恥ずかしい姿を見られちゃったりするのかな?)

前に、保育学科の上級生の子が『恥じらい係』としてのトレーニングをしていた時の、女の子がずっと泣き続けながら
オシッコをオモラシと言う、恥ずかしい姿を晒し続けているシーンがうららの脳裏によぎります。

ずっと『恥じらい係』の事を悩み続けていたせいで、うららはなかなか寝付けませんでした。

「おはよう…」
「おはよう、うららちゃん。昨日はちゃんと眠れたかな?」
「それじゃ今から、『恥じらい係』になる為のトレーニングをクラスみんなでたっぷりとしてあげるからね?」

うららが眠い目をこすりながら、教室の中に入るとクラスメート達が迎えてくれました。
なかなか決まらなかった『恥じらい係』をうららが引き受けてくれたおかげで、クラスのみんなはとても張り切っていました。

「う、うん…それはありがたいんだけど、具体的に『恥じらい係』って、どんな事をするの?」
「それはこれからのお楽しみだよ、うららちゃん。」
「でも、ちゃんとうららちゃんが『恥じらい係』としての役目を果たせるように私達も頑張っちゃうからね?」

そう言ってクラスのみんなは、もうすぐ授業が始まるので自分達の席に戻り始めていました。

(『恥じらい係』のトレーニングって一体何をするつもりなんだろう…
でも、まだ初日だからいきなりあんな…すごい事とか、しないよね?)

うららは、1時間目の授業が始まったにも関わらずあまり落ち着きがありません。
クラスのみんなが今日から早速『恥じらい係』のトレーニングを始めようと言うのです。
今日は初日だから、ある日に上級生が見せたような姿を、いきなりは晒してしまう事態にならないだろうか不安だったのです。
いくら『恥じらい係』になったと言っても、うららの心の準備はまだ全然整っていなかったのです。

キーンコーンカーンコーン…

そして3時間目の授業が終わった時の事でした。
結局、ずっと『恥じらい係』の事を考え続けていても全然、うららの心配は解消される事はありません。
これからオシッコをオモラシと言う恥ずかしい姿を晒さないといけないかもしれない…そう考えるとうららはどうしてもソワソワしてしまいます。

(ううっ、今日はちょっと寒いなぁ…オシッコしたくなっちゃったから、トイレに行かないと。)

段々と尿意も感じ始めていたうららは、自分の席から立ち上がってトイレに向かおうとしていました。

「あれ?うららちゃんったらどこに行こうとしてるの?」
「どこって、オシッコがしたくなってきちゃったから、ちょっとトイレに行こうとしているんだけど…」

どうしても気分が落ち着かなかったので、うららはとりあえずトイレに行って気分を少しでも落ち着かせようとしていたのです。
でも、クラスのみんなはトイレに行こうとしているうららに対して、こんな事を言ってきました。

「ダメだよ、うららちゃんは今日ずっと教室にいないと。ほら、自分の席に戻ってよ?」
「えっ…?」

そう言うとクラスメートの一人が、うららの制服の袖を引っ張って席に戻してしまいます。

「あの…どうして私、今日は教室から一歩も出ちゃいけないの?」
「いい?うららちゃん。今日からうららちゃんは『恥じらい係』なんだから、学校のトイレでオシッコなんてしちゃダメなんだからね?」

どうやら、うららに対する『恥じらい係』としてのトレーニングはもうすでに始まっているみたいでした。
うららはオシッコがしたくなっても、トイレに行かせてもらえないのです。
クラスのみんなの発言に驚いてしまったうららは、少し取り乱し始めます。

「うそでしょ…私、オシッコがしたくってもトイレにも行けないの?」
「これも『恥じらい係』のトレーニングの一環なんだからね。」
「私達全員で、うららちゃんがトイレに行かないようにずっと見張ってるからね?」
「そんな…今日はまだ『恥じらい係』になったばっかりなのに。」

どうやらクラスのみんなは本気で、うららの『恥じらい係』のトレーニングを始めたようでした。
うららはトイレに行かせてもらえなかった事で、条件反射で尿意が高まって、段々とオシッコがしたくなってしまいます。

キーンコーンカーンコーン…
「ほら、もうチャイムが鳴っちゃった。次の授業が始まったから早く自分の席に戻ろうよ?」
「そんなぁ、ひどいよぉ…」

結局うららは、トイレに行けないままで自分の席に戻ってしまいました。

モジモジモジ…
「ううっ…もう、オシッコを我慢するのが苦しいよぉ。」

すぐに先生が教室に入ってきて、授業が始まってもうららは高まってくる尿意のせいでなかなか授業に集中できずに、
ずっとモジモジして足を重ね合わせ、体の中に溜まり続けるオシッコを我慢し続けます。
うららが授業中にずっとモジモジし続けているのをクラスメート達はずっと眺めていました。

「お願い…もうホントにオシッコを我慢する限界なの…だから、トイレに行かせて欲しいの。」

そして昼休み、ずっとクラスのみんなに監視され続けたせいで一度も学校のトイレに行く事が出来なかったうららは
かなり尿意が溜まり続けていて、オシッコを我慢するのも段々と苦しくなってきました。
思わず、クラスメート達の前でトイレに行かせて欲しいと頼み込みます。

「うららちゃんったら、みっともないわよ?ずっとアソコなんて押さえてて。」
「でも良いんじゃない?うららちゃんは何と言っても『恥じらい係』なんだから。」
「やだぁ…もうすっごくお腹まで痛くなってきて、オシッコを我慢できる限界なのぉ…」
「そんなに我慢するのが苦しいんだったら、我慢しなければいいんじゃない?うららちゃん?」
「それって…トイレに行っていいって、事なの?」
「違うわよ、うららちゃん。『恥じらい係』だったらきっと、分かってくれるわよね?」
「そんなの…分からないよぉ。すっごくオシッコがしたいのにトイレに行けないなんて、私…どうすればいいのよぉ。」

うららがオシッコを我慢し続けて、とても苦しそうな姿はクラスメート達もずっと眺めていたのですでに知っていました。
それでもクラスメート達は誰一人、うららを教室の外へ出そうとはしませんでした。
クラスのみんなは本気でうららに対して『恥じらい係』のトレーニングを続けていくつもりです。

結局うららはお昼休みもトイレに行かせてもらえる事もなく、午後の授業もオシッコを我慢し続ける事になってしまいました。

モジモジモジ…
「ううっ…もう苦しくってたまらない。でも、放課後になればクラスのみんなもきっと解放して…くれるよね?」

うららは午後の授業中もずっとオシッコを我慢し続けて、なんとか放課後までは耐えようと決心していました。
さすがに放課後になればクラスのみんなも『恥じらい係』のトレーニングをやめて、そしてトイレに行かせてもらえる…
それだけが今のうららにとっての唯一の希望だったのです。

そしてうららは、すごく苦しみながらもなんとか、放課後までオシッコを我慢し続ける事ができました。
帰りのホームルームが終わったので、クラスメート達がうららの周りに集まっていきます。

「うららちゃん、ずっとオシッコ我慢しててすっごく苦しそうだねぇ。」
「さすがに放課後まで我慢しちゃうなんて思わなかったな…うららちゃんももう苦しくってたまらないでしょ?」
「だって…まさか『恥じらい係』のトレーニングって言っても一日中トイレに行かせてもらえないなんて。す、すっごく苦しい…」
「もう、さっきも言ったでしょ?うららちゃんはもう、オシッコを我慢なんてしなくて良いんだから。」
「オシッコを我慢しすぎちゃってつらいでしょ?早くここでしちゃいなよ。みんなずっと、うららちゃんを待ち続けているんだからね。」
「えっ…?そ、それって…」

うららは一瞬、耳を疑いました。
我慢をしなくても良い…でも、トイレに行っちゃいけない…
クラスメート達が言った言葉がどんな意味を持っているのか、うららには一瞬理解できませんでした。

「うららちゃん、ずっとオシッコ我慢してて苦しかったでしょ?早くみんなの前でしちゃいなよ。」
「しちゃいなよ…って、一体何を…?」
「決まってるじゃない、オ・モ・ラ・シ。」

うららはクラスメートの口から聞いた『オモラシ』と言う言葉を聞いて、やっと理解する事が出来ました。
クラスのみんながなんでうららをトイレに行かせてくれなかったのか…それは『恥じらい係』のトレーニングとして、
オシッコをオモラシさせる為だったのです。

(そんな…それじゃみんな、私がオシッコをオモラシする所をずっと待って…)
ジワッ。

うららは、放課後になってもトイレに行かせてもらえなかった事と尿意の限界のせいで、ついにオシッコをオモラシし始めてしまいました。
穿いているパンツに少しだけ、オモラシしたオシッコの温もりが伝わり始めます。

「やだぁっ…」
ジワジワジワ…シャアアアァァァ。
「うわぁ、ついに始まっちゃったね。うららちゃんのオモラシ。」

ついにうららは、ずっと我慢し続けていたオシッコをオモラシし始めてしまいました。
制服のスカートを必死に押さえるうららですが、もう体は限界だったみたいでどんどんオシッコを体の外に放出していきます。
オシッコがどんどんスカートの下から水流となって溢れ、うららの足元に勢いよく垂れ続けていきます。

ピチャピチャピチャ…。
「うららちゃんったらすっごいオシッコ我慢してたんだね。スカートの中からどんどんオシッコが溢れてくるよ。」
「それにしても、すっごいオシッコが沢山出てくるね…。もう椅子の上からこぼれ落ちて、床の上に広がってる。」

オモラシしたオシッコはうららの穿いているスカートをあっという間にビチョビチョに濡らして、
それでも物足りずに座っている椅子をオシッコで溢れさせてしまいました。
それでもうららはオシッコを止める事が出来なかったので、教室の床にもオシッコを広げ続けてしまうのです。

ポタポタポタ…ピチャピチャピチャ。
「お、お願い、もうオシッコ、止まってよぉ…」

長い時間をかけて、うららは体の中にずっと溜まり続けていたオシッコを出す事が出来ました。
でも、そのせいでうららのパンツも、スカートもすでにオシッコでビショビショになってしまいました。
さらには座っている椅子や、教室の床にまで自分のオモラシしたオシッコの水溜まりを作ってしまったのです。

ピチャピチャ…ピチャッ。
「うららちゃんったらこんなにたっぷりオシッコ溜めてたんだね。もう教室の床がビショビショだよ?」
「ほら立って、うららちゃん。これからうららちゃんの席の椅子とか床とか、キレイにしないとね。」
「やだぁ…スカートとかパンツとかすっごい濡れてて、みっともないよぉ。」
「えらいよ、うららちゃん。ちゃんとオシッコ、オモラシ出来たんだね。」
「まぁ、『恥じらい係』の初日としては上出来だよね。これからもたっぷりと、トレーニングを続けようね?」

クラスのみんなはずっとうららを囲みながら、オシッコをオモラシする様子を観察し続けていました。
オシッコをオモラシすると言う、女の子としてとっても恥ずかしい行為を
クラスのみんなに見せてしまったうららは恥ずかしさで一杯になってしまいました。

「もしかして…『オモラシ係』のトレーニングってこんな恥ずかしい事がこれから毎日続くの?いくらなんでも、恥ずかしすぎるよぉ…」

うららは『オモラシ係』の恐ろしさを初日から思い知らされることになりました。
制服のスカートやパンツに、自分でオモラシしてしまったオシッコがずっと張り付いていきます…