倒錯世界の「女の子」




「わぁ
 私はその光景に思わず声を上げた。
 とはいえこんなステキなものを目の前にすれば、大抵の女の子は目を輝かせるだろう。
「ふふ、うふふ、うへへへへ」
 顔が思わずだらしなくにやけ、口から品の無い笑いがこぼれる。
 今から目の前にある「これ」を全部自分の思うままにして良いのだと思うと、笑いが止まらない。
「ではよろしくおねがいします
 床に座り込んでいた私は少し姿勢を正すと、周りをぐるりと取り囲むそれらに向かってペコリとお辞儀をする。
 顔はふやけたようになっていても、最低限の礼儀は忘れない。さすが私だ。きっと私は人間が出来ている。
 するとそれらの一つが私の背中から頬に触れてきた。
「ひゃあ
 それを合図にしたように、それは私に群がってきた。
 私の全身をそれらは撫で回し、顔を無数のそれらが囲み周りが見えなくなる。
「うふふ、待てない?早くして欲しい?じゃあ、始めようか」

 私はチ○ポに囲まれている。

 大小様々なチ○ポに囲まれて、私は鼻を鳴らした。
「ふぐっ、くっ、くさぁいすごい臭いするよ?ちゃんと洗ってないの?」
 むせ返るような臭いがあたりにたちこめる。
 汗とチンカスとおしっことザーメンの臭いが混ざり合ったものが、私の鼻腔から脳天を刺激して早くも少しイキそうになる。
 私を取り囲むチンポたちがその臭いを、私のショートの黒髪や、大きいとは言わないが小さくは無いおっぱいや、陰毛の生え始めたオマ○コになすり付けて来る。
「ふひゃあ私のからだ好き?私のからだチ○ポご奉仕にピッタリ?
 そう尋ねると、チ○ポのうちの一つが「もちろん」と言わんばかりに私の顔に先走り汁をぴゅっ、と吹きかけた。
「うへへ、うれしいじゃあ今からチ○ポお口マ○コでじゅぽじゅぽ洗うね」

 私は手始めに一番口の近くにあったチ○ポを咥えこんだ。
 仮性包茎気味の普通サイズのチ○ポだ。まずは皮をむいてあげなくちゃ。
ふむぅ!ぐちゅぐちゅ、んむっ!ちゅぽっちゅぽっ!
 ほらカリ首さんこんにちはして?溜まったチンカスの臭いがするよ?早くきれいにしてあげないと、お口お便器で洗ってあげないとチ○ポかわいそう。
ちゅっ!ちゅう!じゅうううう〜!がぽがぽ!んじゅう!
 はぁい、剥けましたぁオチ○ポ丸裸になりましたぁ
 ほぉらこんなにチンカス溜まっちゃってる!ダメじゃない!ダメチ○ポ!ダメダメオチ○ポ!
 これはお仕置きしないとダメだよ。チンカスお掃除するだけじゃあダメだね。
 お仕置きとしてチンカスだけじゃなく、チ○ポ汁も私にちゃんと出していく事!
 どうせチンカスと同じでチ○ポ汁も溜め込んでるんでしょ!?めんどくさがってチ○ポ掃除きちんとしなかったんでしょ!?
 ほら!奥まで咥えるとキ○タマから溜まったチ○ポ汁の臭いがプンプンする!
 キ○タマまでパンパンにさせちゃうなんて、本当にダメ!ほら!お仕置き始めるよ!
じゅるるるるっ!んぐんぐ!じゅぱっ!じゅぽっ!ちゅうちゅう、じゅぼぼっ!
 こんなに美味しいチ○ポなのに、どうしてこんなになるまでチ○ポ女の子にしゃぶらせてあげなかったの?
 私にお仕置きチ○ポちゅっちゅして欲しかったから?そんなお世辞言ってもダメだよ!
 見てごらん!私の周りには私にチ○ポお掃除して欲しいチ○ポがこんなにあるんだから。
 お口便器にチ○ポ突っ込みたくなった時に突っ込んでおかないと、今度からはお口マ○コ使わせて上げないよ、 うへへ
れろれろ、ちゅうう、じゅぷじゅぷ
 チ○ポきれいになって来たよ、美味しいチンカスたくさんしゃぶって オチ○ポぴかぴかしてきたよ
 カウパーがとろとろ出てきてるよ、チ○ポ汁出そう?ザーメン出る? オチ○ポ汁専用お口便器に白いの出してくれる?
 美味しいチンカスに免じてこのお仕置きが終わったら、 次からはいつでもどこでもオチ○ポ掃除機になってあげるね
 オチ○ポ奥まで咥えてたくさん吸ってあげるから、ほら、いっぱい出して
むじゅぅ!じゅるる!ふじゅうううううう〜!

 びゅっ!びゅるる!ぶっびゅるるるう!

ふぐっ!ぐうっ!じゅうっ!じゅぞぞぞぞっ!じゅるるるうう!
 ああっ、オチ○ポ汁たくさん過ぎて吸いきれないで鼻から出てきちゃった。オチ○ポ便器の私としたことが、恥ずかしい。
ずびっ!ふぐっんぐっ、ぐちゃぐちゃ
 オチ○ポ汁全部ちゅっちゅ出来なくてごめんなさい、でもちゃんとチ○ポきれいになりましたよ。はい、これが今回のオチ○ポ掃除の結果ですよ、あぁん
んあぁん、くちゅくちゅ、はぁーはぁー、んぱぁ
 たくさん出てよかったね。今度からはきちんと汚れチ○ポになる前に、オチ○ポ掃除機にチ○ポ咥えさせてあげてねそれじゃあ、このオチ○ポ汁は飲み込むね。
んぐっ、ぐちゅ、ごっくん、ぷはぁ、ごちそうさまでした
 ザーメンを出してくれたチ○ポにきちんとお礼を言う。何てことだ、私は本当に人間が出来ているんじゃないか。
 それにしても、いまだ周りにはギンギンの勃起チ○ポが所狭しと並んでいる。
 中には我慢できずにオナニーを始めているチ○ポまである。
 なんてステキな光景だ、すっかりオマ○コはとろとろになり、床には水溜りができていた。
「うへへへへ、そんなにうらやましい?お口便器でヌキヌキしてもらったオチ○ポに嫉妬しちゃう?くちゅくちゅ」
 口の中にあふれ出してきた唾液と、少し残っていたさっきのザーメンを混ぜ合わせたオチ○ポミックスジュースを口を大きく開けて見せてあげると、我慢できなくなったのか残りのチ○ポがいっせいに私の体で自身をこすり始めた。
「ひひゃあぁいいよ私のからだはぜぇんぶオチ○ポ専用だよどこでオナニーしてもオチ○ポ気持ちよくなれるよ
 開いた口めがけてすかさずチ○ポが入り込む。ズルムケ極太チ○ポだ、やらしく舌でべろべろして頭を動かさなくちゃあ。
んふぅ〜ひんぽぉおひんぽぉぐちゅぐちゅ

 びゅるっ!

 ひゃあっ!髪の毛にこすり付けられてたチ○ポからザー汁が出てきたぁんふぅ、スゴイ良い臭いがする!頭がボーッとして鼻の穴が開いちゃう!ふごっ!ふぎぃ!オチ○ポ豚になっちゃう!でもこんな良い臭いのオチ○ポ汁出されたらしょうがないよね!ぶひぃ!
ぶひぶひ!もっと!もっとおひんぽ!ざぁめん!ほしい!どすけべおちんぽぶたに!ざぁめんだして!ぶひっ

 びゅうっ!どぴゅう!どびゅぶびゅるるるううう!!

 ふあっ!すごい!全部のチ○ポからザーメンがいっぱい!溺れちゃう!息できないっ!
ふぅ〜!ふぅ〜!かはっ!ちんぽっ!おち○ぽさまっ!すてき!だいすきっ!
 オチ○ポ汁美味しい!チンカスも全然無くならない!腰が浮いちゃう!オチ○ポおねだりしちゃう!
ぷはっ、ほらここ!ここですぅ!ここにあるスケベ穴がぁ!オチ○ポ様の奴隷になりたがってます!ここね!オマ○コっていうんです!オチ○ポ様のためにくぱって開いて、気持ちよくして差し上げたいっていつも思ってるんです!それしか考えてないんです!そんな下品な穴で良かったら!どうかザーメン貯蔵肉袋として使ってください!
 うへへ!言っちゃった!言っちゃった!ついにオチ○ポ奴隷になりたいって言っちゃった!オチ○ポ臭で豚鼻ふごふご言わせてる変態便器の分際で!オチ○ポ様に一生ご奉仕したいって言っちゃった!
 あっ!当たってる!オマ○コの入り口にオチ○ポ様の先っちょがあたってる!
 このオチ○ポ様に忠誠を誓うんだ!このオチ○ポ様に生涯お仕えすることになるんだ!
「ふひぃ!こ、この比奈内 灯子はぁ!ひなない とうこはあなた様に人生を捧げ!オチ○ポ様の望む事を一番に考え!お口、鼻、耳、オマ○コ、ケ○穴、全ての穴でオチ○ポ様を気持ちよくする、オチ○ポ奴隷になることを誓いますうっ!!
 ひぃっ!入ってくる!ご主人オチ○ポ様がオマ○コに入ってくる!
 すごい!ホントにオチ○ポ様の奴隷になれるなんて!すごい!夢みたい!
「へああおち○ぽしゃま!あいしてますぅ!すきすき!だいすきぃ!

 ゴッ!!

「んぎゅ!…………」
 床にしたたかに頭を打ち付けた私は、何事かとあたりを見回す。
 どうやら私はベッドから落ちたようだ。ベッドというのはもちろん私の部屋のベッドだ。
 つまる所私は自分の部屋のベッドで眠っていたのだが、そのベッドから派手に転げ落ちたらしい。
 どうやらエキサイトしすぎたようだ。いくらオチ○ポ様の奴隷になるからといって、ベッドから転落するほど興奮するとは何という事だ。乙女の恥じらいが悲鳴を上げている。オチ○ポ奴隷たるもの慎み深く、かつおしとやかでなくては…。
 そこまで考えて、ふと頭にひっかかる。
 ところで私はその主人であるオチ○ポ様をようやく手に入れたというのに、自分の部屋の床の上なんぞで何を油を売っているのだ。
 あんなにたくさんのチ○ポに囲まれて求められ、ついにチ○ポ便器としての悲願を果たしたというのに。
 まったくこんなステキな事が他にあろうか、本当に夢のようだ。夢のようだ。
「…本当に夢だなんて事があるか!馬鹿野郎!」
 なんて事だ、あの素晴らしい体験が夢だと?全部夢だったと?
 頭がようやくはっきりしてきて、目覚まし時計の音がうっとうしく鳴っている事にも気付く。
 さらに口から大量のよだれが流れ出ていて、オマ○コも下着の中でぐっちゃぐちゃになってはいるものの、ザーメンの臭いなどきれいさっぱりしないという事にも気付く。
「ええ…?ちょっと、おい…」
 体の力が一気に抜ける。目覚まし時計を止めるために枕元へ戻る気力さえない。
 あんなにリアルに交わりあったチ○ポが一本も現実のものでないとは、愕然である。
 しかし…。
「はぁ…」
 床の冷たさで頭が冷えてくると、そりゃあ夢に決まっていると分かってきた。
 あんなに多くのチ○ポが私一人だけに群がるなんて、アイドルじゃあるまいし、あり得ない。
 その上私があんなに流暢にチ○ポ奴隷にしてくれと誓いを立てている時点でおかしい。
 いったい私があのフレーズを何回言おうとして言えなかった事か、言えない自分の性格を恨んだことか。
「はいはい、分かった。夢だったのね…。分かった分かった、うるさい」
 私は起き上がって、ようやく目覚まし時計をとめる。
 そうとも夢だと分かったなら、いつまでも引きずる私じゃない。淫夢程度にいつまでも心の内を振り回される私ではないのだ。
「学校だ。顔を洗って、朝飯を食べて、学校に行くんだ!」
 意気揚々と私は部屋のドアノブに手を掛けた。
 とはいえ見ていろ。比奈内灯子はいつかこの夢を現実のものにしてやる。
 あんなにたくさんのチ○ポに囲まれるのは、まあ置いておいて。
 きっといつか理想のオチ○ポ様のザーメン奴隷になって見せるぞ!

 *

 でも夢のせいで体が朝からすっかり臨戦態勢になってしまっている。
 夢に振り回されているわけではないが、登校途中に誰かにチ○ポ突っ込んでもらおうか。
 振り回されてない、いないって!


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