放課後恥じらい倶楽部 体験版

折檻書道部 第1話

「ほら、珠抄ったら。また筆が寝てるじゃない?」
「ご、ごめんなさい。先輩…」

書道部に所属している珠抄は、先輩達に交じって、目の前に広げた半紙を前に、
一生懸命腕を動かしながら文字を書き続けるのですが、
隣で珠抄の筆さばきを、ずっと目を見張っている先輩から、
すぐに筆の動きが悪いと指摘されてしまいます。

まだまだ珠抄には、書道を始めてから間も無い事もあり、
何年か書道を続けている先輩から比べると、未熟な面がどうしても目立ってしまうのです。

先輩からの叱責を受けながら、つい肌を震わせて侘びの言葉を口にする珠抄は、
おかっぱに切り揃えた黒髪を垂らしながら、すぐに先輩達の前で頭を下げるのですが、
当の先輩は珠抄が謝り続ける姿を前にしても、さも当然であるかのように振舞うだけなのです。

「まったく、珠抄ってば本当に、飲み込みが悪いんだから。」

(どうしよう…また私ったら、筆に集中できてないんだわ…)

珠抄が書道部に入部する際に、先輩達は筆の動かし方や墨の付け方、
書道部の大事な道具類の洗い方なども、丁寧に説明し続けて、
珠抄も忠実に先輩からの言いつけを守り続けて、書道部の一員として活躍しているのですが、
実際に筆を動かす時は、どうしても筆の動きが、たどたどしい運びへと変わってしまうのです。

それでも珠抄は先輩に指導されながら、様々な書道部の掟を学ぶと同時に、
何度も白い半紙を前に練習を続けて、書の道へと挑んでいくのですが、
つい様々な事柄を気にしすぎるあまりか、意識が散漫になってしまい、
時たま筆の動かし方を忘れる事もあったのです。

珠抄は先輩からの注意を受けながら、どうしても先輩のように、
綺麗な文字を書く事の出来ない自分自身に、つい不甲斐ない気持ちを感じてしまうのですが、
先輩達から言わせると、いつも何かに怯えているような、
珠抄の心構えこそが、そもそも書に集中できていない証拠だと言うのです…

「違うわよ、珠抄。行書の場合は筆を寝かせても良いのよ?」
「もう、ちゃんと私達の言う事、覚えて書を書いてるの?」
「ご、ごめんなさい。私ったら…」

それでも珠抄は先輩に見守られながら、手本を何度も確認して、
筆を動かそうとするのですが、それでも珠抄は再びの注意を受けてしまいます。

今まで楷書に挑んでいた珠抄は、少しは気持ちを切り替えられると先輩からの助言を受けて、
今度は草書へと挑むのですが、楷書の時と違って、草書は筆を寝かせる事で、
筆全体を用いて書を書く事で、大胆な文字を書く事が出来るのですが、
つい楷書の時の癖が抜けてないのを、またしても先輩から注意を受けるのです。

先輩から注意を受けたとおりに、珠抄は筆を寝かせながら文字を書いていくのですが、
それでも最初に書いた文の文字に、少しも大胆さが得られないので、
つい珠抄は作品の出来の悪さに、つい気持ちを沈ませてしまうのです…

ジンッ…
「くぅっ…!」

(どうしよう…また脚が痛み出しちゃった。やっぱり、無理な体勢がいけないのかな…)

そして珠抄には、慣れない筆さばきの他にも、
慣れてない事柄が、もう一つだけ存在していたのです。

珠抄は書道部の活動中に、筆を片手に半紙へと文字を書く時、
ずっと脚を折り曲げての正座を続けて、前傾姿勢の姿勢を保ち続けるので、
段々と脚の痺れを感じ始めるのです。

実は正座の姿勢が苦手だった珠抄は、脚の痺れに耐え切れず、たまに姿勢を直す時に、
つい脚の痺れにうろたえてしまい、肩を震わせながら、苦悶の表情を浮かべてしまいます。

一度脚が痺れ出してしまうと、なかなか姿勢を直す事が出来ないので、
身体の痺れが取れるまで、珠抄はひたすら耐え続けるのですが、
周囲に居る先輩達は正座の姿勢にも慣れていて、長時間作品に挑み続けながら、
何事も無くすらりと立ち上がって見せる様子を前に、
つい珠抄も視線を向けながら、うらやましい気持ちを感じていくのです…

(先輩達には、何度も注意を受けちゃうし。
本当は私も正座が苦手なのに、どうして書道部を選んでしまったんだろう…)

もしも自分が、実は正座の姿勢が苦手だと知られたら、
またしても先輩達から叱られてしまうと、つい珠抄は考え込んでいきます。

いざ入ってはみたものの、実際に部活動を行うと、自分の不甲斐なさばかりが目立ち、
その度に先輩達から指摘されて、気分を鎮めさせてしまうので、つい肩を落としながら、
どうして自分は寄りにも寄って、文化祭の中でも珍しく厳しい、
書道部を選んでしまったのだろうと、思わず一人で考え込んでしまうのです。

しかし周囲の先輩達は、珠抄が一人で落ち込んでいるのも構わずに、
黙々と半紙に文字を描いていき、まだ珠抄も習ったことの無い書体を用いて、
傍目から見ても美麗だと分かる、見事な作品を書いていきます…

「…そうだった。確か部活の勧誘の時に、先輩達が大きな筆を握って、
文字を書いている姿が、とてもカッコ良かったんだっけ。」

先輩の一人が誇らしげに、完成した作品を確かめている様子を見届けて、
つい珠抄も先輩の作品を覗き込みながら、見事な出来栄えに驚嘆させられます。

そこで珠抄は、部活を選ぶ勧誘の時に、先輩達が各々の書道を披露する姿を見学して、
とても凛々しい姿に憧れたので、自分でも立派な作品を書いてみたいと、
すぐに入部届けを書いた事を、ふと思い出したのです。

まだ今は基本的な事しか習わせてはもらえないのですが、それでも先輩達のように、
いつか自分でも立派な作品を書いて、沢山の人の前で披露してみたい、
そんな初心を思い出しながら、珠抄は再び半紙を用意して、
充分に墨を筆に含ませながら、新たな作品へと挑むのです…

「で、出来ました…」
ヒラッ。

そして珠抄は、何度も半紙に筆を走らせて、沢山の失敗作の中から、
なんとか先輩達にも見せられる作品を見せていくのです。

まだまだ先輩達の作品と比べると、未熟な面が個々に目立つのですが、
それでも珠抄は自分の精一杯の力を、どうしても先輩達の前で確かめたくなったのです。

珠抄に手渡された半紙を前に、先輩はしっかりと睨みつけながら、
後輩の書いた作品を、自分なりに品評してみるのです…

「どれどれ…う〜ん。まだ何かが足りないのは間違いないんだけど。どの辺かしらね。」
「やっぱり、珠抄の書く筆の動きが、まだ固い印象に見えるわね。イマイチ抑揚が無いと言うか…」
「なるほどね。どおりで文字に生き生きさが見えないのね。まだまだ頑張ってね、珠抄。」

「は、はい…」

そして先輩達は、珠抄の書いた作品を眺めてから、一分もしないうちに結論を出していきました。

先輩達は珠抄の筆さばきや、実際に出来た作品を眺めながら、まだまだ自分達と比べて、
筆の動きに柔らかさが感じられないと思ったので、率直な意見を珠抄の前でぶつけます。

どうやら珠抄の作品は、本人のおどおどとした性格と同じく、
少しも自信に満ち溢れた感じが無く、試し試しに筆を書き進めている様子だったので、
まだまだ筆さばきも未熟で、自分達の域にはおぼつかないから、
引き続き別の作品に挑むようにと、珠抄に対して言いつけるのです。

思ったよりも厳しい意見を聞かされてしまった珠抄は、自分の半紙を受け取りながら、
つい肩を落としてしまうのですが、どんなに目の前に居る先輩達から、
気持ちを沈ませる言葉を掛けられても、まだまだ珠抄は作品に挑まないといけません…

モジモジッ。
「うぅっ…」

(どうしよう…まだ私、おトイレに行けないのに。オシッコがしたくなってきちゃって…)

引き続き珠抄は、下敷きの上に新しい半紙を用意して、文鎮を乗せていくのですが、
新たな気持ちで作品に挑もうとする珠抄に対して、ある感覚が襲い掛かってくるのです。

なんと珠抄は、書道部の活動中にも関わらず、今までどれ程、
自分が緊張をしていたかを現すかのように、つい尿意を感じ始めてしまったのです。

下腹部が重たくなって、身をよじらせていないと、
なかなか尿意の波に耐えるのも大変な状態だったので、
つい筆を持つ手も震えてしまうのですが、さすがに自分のだらしない姿を、
もう先輩達の前では晒せないと、珠抄は再び姿勢を正します…

ギュッ…
(…まだダメよ。この前だって私、先輩達に叱られたばかりじゃない…)

膝を擦り合わせて、しっかりと太股を閉ざした姿勢のままで、なんとかして珠抄は、
自分の身に襲い掛かった尿意をやり過ごそうと、懸命の努力を見せていきます。

しかし本来なら、珠抄が目の前にある半紙を前に、書道に集中する為には、
トイレへと向かって尿意を解放する事こそが、逸る気持ちを鎮める、
唯一の方法だったのですが、今の珠抄は根本的な策を取れずにいたのです。

どうして珠抄がトイレにも向かわずに、尿意で身体が震えないように、
必死の思いで堪え続けているのかと言うと、前にも珠抄は尿意を感じた時に、
激しく先輩達に叱られた事がきっかけとなっていたのです…

……

(あれ?珠抄。まだ書道の練習中じゃない。どこに行こうって言うの?)
(はい、すみません…ちょっと、おトイレを借りようと。)

前の部活で、珠抄は今と同じように、真っ白な半紙目掛けて、
作品を書き上げようとしていたのですが、途中で尿意を催してしまい、
ついには筆が震え出し始めたので、珠抄は自分の身に襲い掛かる尿意を解放しようと、
トイレに向かう為に、一度立ち上がってみせたのです。

しかし、急にその場から立ち上がって、書道部の部室を出ようとする珠抄に、
すぐに先輩の一人が気づいて、何処に行こうとしているかを不意に尋ねてきたのです。

そこで珠抄は尿意をすぐにでも解放しようと、先輩達を前にして、
トイレに行きたいと口にするのですが、
そこで先輩は眉を吊り上げて、だらしない後輩の珠抄に対して、
すぐに書道部としての心得を思い知らせる為に、注意を始めてしまいます…

(まったく、珠抄ったら…まだ後輩のくせに、随分気がたるんでいるのね?)
(ご、ごめんなさい…)
(良いかしら?珠抄。これから書道部の部活中なのに、
おトイレ如きで集中力を乱すなんて、これじゃあ筆を握る資格すら無いんだからね?)
(すみません。先輩…)

先輩から叱られる事で、初めて珠抄は書道部の部室の掟を知る事となるのですが、
尿意で身体が震えている事は、別に生理現象などではなく、
珠抄が単に気持ちがたるんでいるせいで、
少しも書道に身が入っていないと、みなされてしまうのです。

どうやら先輩が言うには、真に集中が出来ていれば、
たとえ身体が尿意の波に襲われているとしても、筆を握っている間だけは、
しっかりと作品に挑む事が出来ると、珠抄の前で主張を続けるのです。

ただトイレに向かいたいだけなのに、思いもよらず先輩に注意されてしまった珠抄は、
すぐに身を縮ませながら、頭まで下げてしまったのです。

……

「くぅっ…!」
フルフルフルッ…

(…私がオシッコに行きたくなるのは、まだ自分が、
集中できてないせいなんだから、ちゃんと筆を握って、文字に集中するんだ…)

そんな事があって以来、珠抄は書道部での部活に励んでいる最中は、
どんなに尿意を催しても、絶対に部室を後にしないと、心に誓う事にしたのです。

もしも自分が部室から立ち去ろうとしたら、またしても先輩達から叱責されてしまうのを、
後輩として恐れていると言う気持ちもあったのですが、珠抄は意地でも先輩達の域に近づいて、
どんな状況に陥っても、決して気持ちを揺さぶられないようにと、ずっと心がけていました。

そして珠抄は、太股を時たま震わせても、しっかりと身を固めていきながら、
再び自分の手に持つ筆へと集中していくのです…

「それじゃあみんな。今の文字が書き終わったら、一度休憩にしましょう?」
「は〜い。」

尿意を抱えた身体にも関わらず、珠抄が必死の思いで、
目の前の半紙の上に筆を進ませている最中、
先輩達が途中で号令をかけて、一度休憩を挟もうと言い出したのです。

珠抄の所属する書道部には、あまりにも作品に没頭しても良くないのと、
気を休める事こそが、新たな作品作りにも繋がると言う考えから、
途中で休憩を挟みながら、部員全員でお茶を取ると言う風習があったのです。

周囲にいる先輩達が、続々と筆を置きながら、
各々で休憩の準備を始めるのですが、当の珠抄はなかなか、
自分の席から立ち上がろうとしなかった為、部屋の中でもたついている姿が目立ってしまいます…

「ほら、珠抄。ちゃんと休憩する時には、休まないと筆が疎かになるわよ?」
「はい、先輩。ありがとうございます…」

しかし珠抄も、先輩達の殆どが休憩を取り始めるのに続けて、
脚が痺れないように気をつけながら、休憩を取り始めます。

先に休憩を取っていた先輩達は、なかなか身体を起き上がらせようとしない珠抄の為に、
わざわざ抹茶を用意してあげて、慣れない書道に疲れている珠抄を労おうと、
入れたてのお茶が注がれた茶碗を、目の前に差し出してきたのです。

珠抄は先輩達から茶碗を手渡されて、すぐにお礼を返すのですが、
茶碗の中で湯気を立たせながら、なみなみと注がれているお茶の水面を眺めながら、
今まで忘れかけていた、ある感覚を思い出してしまいます…

ギュッ…
(どうしよう…物凄くおトイレを借りたい気持ちなのに、
こんな状態でお茶なんて、飲んでしまったら…)

珠抄はお茶を注がれた茶碗を手に取りながら、このまま自分が水分を摂ってしまったら、
ただでさえ堪えるのが大変な尿意の波が、ますます強くなってしまうと、
つい目の前にあるお茶を飲むのを、ためらい始めてしまいます。

周囲にいる先輩達は、休憩の最中だと言う事で一息つきながら、
すっかり肩の荷を下ろしながら談笑まで続けていたのですが、
今でも珠抄はお茶を目の前にして、ずっと身をこわばらせていたのです。

先輩達から差し出されたお茶を、まさか断る事は出来ないのですが、
それでも自分の身体に、これ以上新たな水分まで摂り入れたくは無いと言う気持ちもあるので、
じっと茶碗を睨みつけながら、珠抄の胸の中で気持ちが揺れ動いてしまういます…

「どうしたの?珠抄。休憩する時は、ちゃんと休みなさい?」
「わ、分かりましたっ!ちゃんと頂きます…」

コクッ、コクッ、コクッ…
(どうしよう…ついに私ったら、お茶を飲んじゃったんだ…
もうオシッコが溜まって、身体が限界なのに…)

しかし先輩達は、ずっと茶碗を握り締めながら、
ずっと身を固めている珠抄の様子に気づいて、何気なく声を掛けていきます。

少しもお茶に口を付けようとしない珠抄に、段々とじれったい気持ちを感じた先輩は、
お茶がぬるくなる前に飲むようにと言いつけてくるので、
すぐに珠抄は先輩の声を聞きながら、茶碗に口を付けてしまいます。

つい先輩の一声に怯えて、思わずお茶を飲み込んでしまった珠抄なのですが、
すでに身体の中では、どれだけ水分が蓄えられているかを自覚できる程に、
尿意が溜まっているような状態だったのです…

ギュッ、フルフルフルッ…
「くふぅっ…」

珠抄がお茶を飲み終わると、すぐに休憩時間が終わって、
先輩達も続々と作品を書き上げるのを再開するのですが、
珠抄はトイレに行く事も出来ないまま、先輩達に引き続けて半紙へと向かうのです。

本当は珠抄も休憩の最中に、トイレへと向かって良いかと尋ねるべきだったのですが、
またしても先輩達から指摘されるのを恐れてしまったのと、何よりも時間が無かった事もあり、
結局自分の尿意を言い出す機会を失ってしまったのです。

珠抄は先程と同じく、再び筆を握るのですが、それでも高まった尿意のせいで、
つい筆を片手に握り締めながら、恥ずかしい感覚から逃れようと身をよじらせてしまいます…

「もう…珠抄ったら。どうしてそんなに、手元が震えているの?」
「あらあら、こんなに筆が揺れちゃって。きっと珠抄が集中できていないせいね?」
「全く、一度気を抜いたら、ずっと珠抄は緩みっ放しなのかしら?」

先輩達は引き続き、珠抄の様子を確認していったのですが、先程よりも震えた筆さばきを前にして、
まだ気持ちが集中できていないのかと、つい珠抄を叱り付けてしまいます。

さらに別の先輩達も、まだ休憩中に緩めた気持ちが引き締まっていないと、
だらしない様子を見せる、珠抄に言葉をぶつけてしまうのです。

実際に珠抄が書いた文字は、尿意の波とともに震えた姿を、
見事に墨で書いてしまったような状態なのです…

「ご、ごめんなさい…」

(ダメだ…どんなに頑張っても、もうオシッコが身体の中で揺れ続けるから…!)

先輩達に囲まれながら、またしても怒られ始めてしまった珠抄は、
つい身を縮ませながら謝ってしまうのですが、
珠抄は肌を震わせながら、尿意の波に屈しそうになってしまいます。

珠抄が感じている尿意は、少し姿勢を変えるだけでも、
下腹部をずっと揺らし続けては、珠抄の気持ちを着々と追い詰めていきます。

もしも自分が、このまま尿意の波に襲われてしまったら、
本当に自分の身体が持たなくなる、そんな予感を珠抄は薄々と感じていくのです…

ギュッ。
「あら、ごめんなさい。足元が狂ったわ?」

そんな折に、つい先輩達の手によって、ある事件が珠抄の身に引き起こされていきます。

ずっと珠抄の様子を眺めながら、筆さばきを指導し続けていた先輩は、
思わず熱が入ってしまい、珠抄の脚を踏んでしまいました。

さすがに珠抄の脚を踏んで、すぐに謝って見せた先輩なのですが、
その時に見せた珠抄の反応は、思いも寄らないものだったのです…

ジンッ…
「あぁっ…くふぅっ!」

(ダメっ…オシッコをずっと堪えてるのに、痺れてる脚を踏まれちゃった…!)

先輩に脚を踏まれたせいで、急に珠抄の身体中に、痺れたような感覚が走ります。

あまり正座が得意でない珠抄は、ずっと半紙に向かい続けながら、
気づいた頃には足の裏の感覚が麻痺していたのです。

そんな状態で先輩から、自分の弱点に触れられてしまったせいで、
思わず珠抄は全身が痺れるような感触に襲われてしまい、
つい背筋を跳ね上がらせながら、肌を思いっきり震わせてしまいます…

ガクガクッ、ピチャピチャピチャッ…
「えっ…ウソでしょう?珠抄、まさか貴方…!」

さらに珠抄は、先輩達の前で急に姿勢を崩してしまったかと思ったら、
思いも寄らない姿まで、目の前で晒してしまいました。

珠抄が膝を震わせた拍子に、途端に水音が聞こえてきたと思ったら、
気づいたら珠抄の足元から、みるみるうちに液体が溢れていって、
珠抄の下半身を少しずつ濡らし続けながら、恥ずかしい水溜まりを作り上げてしまったのです。

まさか珠抄が、自分達の目の前で失禁までしてしまうとは思わなかったので、
先輩達も急な事態に驚かされるのですが、それでも珠抄は肌を震わせるのを、
すでに自分の手では止められなくなってしまいました…

「あぁっ…!ご、ゴメンナサイ、先輩達っ…!」
シュルシュルシュルッ、グチュグチュグチュッ…!

(どうしよう、私…まだ書道の練習中なのに、オシッコなんてお漏らし、しちゃったよぉっ…!)

ついに珠抄は、身体の痺れとともに尿意の決壊を迎えた末に、
オシッコをお漏らしし始めてしまったのです。

穿いている下着が濡れ始めたかと思ったら、薄い生地からすぐにオシッコが滲み出して、
ずっと閉ざしていた太股からも、恥ずかしい水の流れを作ってしまったのです。

まさか自分が先輩達の前で、書道部としての活動に励んでいる最中にも関わらず、
オシッコをお漏らししてしまうとは思わなかったので、つい気持ちを逸らせてしまうのですが、
それでも一度決壊した股間は、二度とオシッコをせき止められないのです…

ビチャビチャッ…
「す、すみません…」

「まったく、珠抄ったら…まさか書道の練習中に、
こんなに派手にオシッコを溢れさせちゃうなんてね。」
「見てよ、みんな…半紙が珠抄のオシッコで、こんなに濡れちゃって。」
「もう、墨と筆を書くところを、貴方の恥ずかしい水芸なんて、
私達は見せられちゃったのよ?珠抄っ!」

珠抄が粗相をしてから数分後、やっと珠抄はオシッコを収める事が出来たのですが、
目の前に広がった光景は、大惨事そのものだったのです。

自分の恥ずかしいオシッコのせいで、座り続けていた下敷きや半紙が、
恥ずかしい色へと染まってしまい、さらには畳までも濡らしてしまったのです。

あまりにも情けない珠抄の様子に、つい先輩達も溜め息を付いて、
自分達の練習も邪魔されてしまい、どう落とし前を付けてくれるのかと、
ずっと肌を震わせている珠抄に、言葉を浴びせてしまいます…

「ご、ゴメンナサイ。先輩達…私、どうやって詫びたら良いか…」

(どうしよう…このままじゃ私、先輩達から書道部を追い出されちゃうよぉっ…!)

どんなに先輩達から叱責を受けても、
珠抄はひたすら謝り続ける事しか出来なかったのですが、
どうやって先輩達に詫びたら良いか分からずに、珠抄は内心、焦りを感じていたのです。

ただでさえ厳しい雰囲気の書道部で、恥ずかしい失態まで晒してしまった珠抄は、
どうやって事態を収拾すれば良いか、少しも考えられなかったのです。

先輩達に見下ろされながら、珠抄は恥ずかしい下半身のままで、
ずっと頭を下げ続ける事しか出来ずにいたのですが、
もしかしたら書道部を退部させられてしまうとまで、珠抄は考え込んでいたのです…

「…そう、珠抄ったら。ちゃんと私達に詫びたい気持ちだけは、ちゃんと持ち合わせているわけね?」
「それじゃあ、珠抄?こんなに下敷きまで濡らしたら、もう書道の練習にもならないから。」
「私達の前で、どれだけ珠抄が反省しているのか、詫びの気持ちを見せてもらいたいわ?」

「せ、先輩…これから何を始めようと、考えているんですか…?!」

書道部の活動中に、恥ずかしい姿を晒してしまった珠抄は、
ひたすらに自分の頭を下げながら、今にも泣き出してしまいそうな雰囲気だったので、
つい先輩達も、目の前で哀れな姿を晒してしまった後輩の珠抄に対して、
僅かだけ情けをかけようと、ある話を持ちかけてきたのです。

もしも珠抄が、心の底から反省しているのなら、自分達の前でも侘びの気持ちを現せるだろうと、
下半身を恥ずかしく濡らす珠抄を前に、不意に言い出してきたのです。

先輩達の言葉に耳を傾けて、思わず珠抄は顔を向けながら、
どうすれば先輩達の許しを乞う事が出来るのかと、すぐに不安げな表情を見せていきます…

「ほら、こっちに来なさい!」
「あんっ!先輩達。ちょっと待ってください…あぁんっ!」

ずりずりっ…

珠抄の惨めな表情を確かめた後で、すぐに先輩達は腕を引っ張りながら、
下半身をオシッコまみれにした珠抄を、急に立ち上がらせていきます。

そして珠抄は先輩達から無理矢理、畳の上から引きずり下ろされて、
床の上に立たされてしまい、さらには濡れた制服のスカートを脱がされて、
オシッコで濡れたパンツまでも脱がされてしまったのです。

書道部の部室の中で、珠抄の濡れたお尻が露わになった後で、
続々と先輩達も珠抄を取り囲んでいきます…

「全く、穿いている下着まで、こんなにオシッコまみれにしちゃって。」
「可愛い後輩の珠抄に、書道部としての掟を叩き込まないとね。」
「書道部に所属している以上は、絶対に逃れられないのだから、しっかりと受けるのよ、珠抄?」

「あの、先輩達。一体何を…?」

恥ずかしい下半身を晒した珠抄に対して、
先輩達は珠抄を辱める言葉を、各々にぶつけてしまいます。

普通なら畳の上で粗相をする行為など、書道部としてあるまじき行為だったのですが、
それでも珠抄が必死の思いで、何としても詫びの気持ちを現したいと訴え続けるので、
先輩達は情けをかけると言う意味で、これから自分達の始める、
書道部としての仕打ちを身体に受けるようにと、珠抄に対して言いつけていきます。

先輩達の声に怯えながら、晒してしまったお尻を震わせる珠抄は、
ますます不安げに瞳を揺り動かしてしまうのです…

ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!
「あぁんっ!いやぁっ!痛いですぅっ!」

「ダメよ、珠抄。貴方は先輩達全員の、練習の邪魔をしてしまったんですからね?」
「本当よ。私達の邪魔をした以上は、全員からのお仕置きを受けてもらうんだから。」
「珠抄のお尻が腫れ上がるまで、絶対にお仕置きから逃れられないから、覚悟しなさい?」

なんと先輩達は、良い年頃にもなって尿意にも耐えられず、
粗相をしてしまった珠抄に対して、お尻叩きのお仕置きを始めてしまったのです。

ずっと身体を震わせながら、少しも書に集中出来ない上に、
さらにはオシッコで恥ずかしく濡らしてしまった下半身に対して、
先輩達は何度も平手を打ちつけていきます。

先輩達に取り囲まれながら、何度もお尻を叩かれてしまう珠抄は、
激しい痛みを感じながら、つい背筋を跳ね上がらせてしまうのですが、
それでも先輩達は少しも、珠抄の身体に恥ずかしいお仕置きを続けていくのです…

ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!
「す、すみませんっ!先輩達ぃっ…!」

(お尻が、すっごく痛いよぉ…もうこれ以上、
お尻なんて叩かれちゃったら…私のお尻が壊れちゃうよぉっ…!)

書道部の部室の中で、小気味良い音とともに、
珠抄のお尻が何度も叩かれては、段々と表面を赤く腫れさせてしまいます。

先輩達の手によって、自分の身体を痛めつけられてしまった珠抄は、
それでも自分の侘びの気持ちを現す為に、
必死の思いでヒリヒリと疼く自分のお尻を突き上げていくのです。

先輩達は珠抄の態度を目にしながら、それでもお尻を何度も叩いていくのですが、
ますます珠抄は痛みを感じながら、悲鳴まで響かせてしまいます…
放課後恥じらい倶楽部
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