「ひょー、大ちゃんの言う通りでっかいじゃん」
「ブラジャーしてないじゃん木下ー」

まくり上げたシャツの中を男子生徒が凝視する。
怖さと恥ずかしさで手が震える。

男子生徒の視線が舐めるように絡みついている。

「も・・・もういいでしょ・・・早く帰して・・・!」

震える声でそれだけやっと絞り出したが、
大輔君はそれだけで許してはくれなかった。