「言っただろ、昨日の仕返しだって。
 そのままシャツ持ち上げとけよ、ななみ」

「え・・・?これで終わりじゃ・・・・・・」

「大ちゃーん!持ってきたぜー!」

他の男子生徒が外からバケツを持って入ってきた。
そのバケツを受け取ると大輔君は再び私に向き直った。

「ななこが大好きなやつ、覚えてるか?」

大輔君がバケツの中身が私にも見えるように傾けた。