もう一人の柚莉亞は甘えんぼ?!

体験版 第4話

「う、うぅんっ……」
ムクッ……

柚莉亞が少しずつ意識を取り戻しながら、ずっと寝込んでいたベッドの中で項垂れながら、
少し気だるそうな様子を見せつつ、やっと自分の身を起こす事が出来ました。

(どうしたんだろう……すっごく身体が重くって、たまらない……)

それでも柚莉亞はベッドから身体を引き上げる最中に、
今まで感じた事も無かった疲労感に襲われてしまい、
ベッドから身を起こすと言う簡単な動作でも、思わず柚莉亞は億劫に感じてしまいます。

「あれ、このお部屋は確か……凌子おば様の診療所の中、だよね。どうして私ったら……」

柚莉亞は朦朧とした意識の中でも、何とか周囲の状況を確かめようとすると、
今いる場所が自分の部屋では無い事実に気づかされます。

それでも柚莉亞が一度訪れた事のある、叔母である凌子が営んでいる、
診療所の部屋にいる事実に、少しずつ柚莉亞は気づき始めます。

真っ白いベッドに薄暗い部屋、窓から少しだけ漏れる光を遮っている白いカーテンなど、
どれも柚莉亞が見覚えのある、診療所の光景だったのですが、
それでもベッドの上で確かめる事だけは、今まで経験が無かった為に、
目の前に広がる光景を前にして、柚莉亞は一種の物珍しさまで感じます。

(下着だけの姿で、診療所のベッドに寝てたんだろう。)

さらに柚莉亞が気になっていたのが、なんと下着姿のままで、
診療所のベッドの中に潜り込んでいた事でした。

本来なら柚莉亞は下着姿を誰かに覗かれる行為すら、
少しはしたないと感じていたので、大抵は寝る前にパジャマを身に着けていたのですが、
どうして今朝に限っては下着姿のままで、診療所のベッドに寝そべっていたのか、
どんなに考えを巡らせても今の柚莉亞には理解出来ません。

グシュッ。
「はうぅっ……そ、そんな。どうして私ったら今朝も……」

さらに柚莉亞が不意に驚かされてまったのが、ベッドの上で意識を取り戻してから、
初めて気づかされる事となった、お尻に拡がり続ける濡れた感触だったのです。

嫌な予感を感じ始めてしまった柚莉亞は、恐る恐る掛け布団の中身を覗き始めるのですが、
確かに自らの股間から溢れ出たオシッコによって、お尻から太股辺りまでが濡れ続けていました。

(オネショなんてしでかしちゃってるの?それも寄りにも寄って、
おば様の診療所に寝込んでいる時に……)

自分の身にどんな事情が降りかかったのかを、しっかりと思い出す事も出来ないながらも、
診療所のベッドを自らのオネショで汚してしまった事実に、つい柚莉亞は慌てふためくばかりです。

確かに柚莉亞は叔母の凌子にまで母親を通して、
自分の恥ずかしいオネショ癖を、すでに知られてしまった身なのですが、
それでも診療所のベッドを舞台にして、自らの恥ずかしいオネショをしでかしてしまい、
このままでは叔母である凌子にも、迷惑を掛けてしまうような状況は避けたかったのです。

「どうしよう……私がオネショしちゃったなんて、おば様に知られたら大変なのに……」

それでも柚莉亞は実際にオネショをしでかした事で、
ベッドの中にお漏らししたオシッコを広げてしまった事だけは、
避けようの無い事実だった為に、どうすれば自らのオネショを取り繕う事が出来るか、
柚莉亞は濡れた下半身を抱えながら、朝早くから焦りの気持ちを抱えるばかりです。

ヒラッ。
「あれ、何かが首元に引っかかってる……」

自ら冒したオネショによって、すっかり自分の意識を目覚めさせてしまった柚莉亞は、
何とかして自分の気持ちを落ち着かせようと試みていきます。

未だにベッドの上から起き上がる事すら出来ずに、焦りの気持ちを感じ続ける柚莉亞は、
ふと自分の首元に何かがぶら下がっている、ある布の存在に気づき始めます。

「そんな、これって……」
(どうして……赤ちゃんが着けるようなヨダレカケなんて、私の首元に掛けられてるの?)

首元にぶさ下がっている布の形状を確かめると、
さらに柚莉亞は戸惑いの表情を露わにしてしまい、
どうして自分が寝ている間に、まるで赤ちゃんが着けるような、
ヨダレカケなどを身に付けているのか、思わず柚莉亞は動揺し始めてしまいます。

実は柚莉亞が別人格に陥っている最中に、凌子がヨダレカケを着けさせてあげると、
とても喜んで見せた為に、寝る前もヨダレカケを付けたままでベッドの中に潜り込み、
そのまま寝てしまったのですが、当然ながら今の柚莉亞には知る由も有りません。

「それに、私が寝ていた部屋……なんでヌイグルミやオモチャが、
こんなに沢山置いてあるのよ……?」

まるで自分のしでかしたオネショを嘲笑っているかのようなヨダレカケを、
すぐに首元から取り除いた後で、改めて柚莉亞は他におかしな様子が無いか、
改めて部屋の中に広がる様子に目を見張っていきます。

目覚めた当初は気づかなかったのですが、段々と薄暗い部屋に目が慣れてきた為か、
部屋の中に様々なヌイグルミやオモチャが置かれている現状に、柚莉亞も段々と気づき始めます。

まるで小さな子供しか興味を示さないようなオモチャの数々に、
柚莉亞は思わず異様な雰囲気を感じ取ってしまい、
未だに濡れ続ける下半身を抱えながら、つい柚莉亞は身震いを起こしてしまいます。

「……うそ、でしょ?それにオマルまで置いてあるんだ、この部屋の中。」

さらに柚莉亞が目を凝らすと、床の上にありありとした存在感を放っている、
小さな子供が用を足す為の道具である、オマルの姿まで確かめ始めます。

アヒルを模ったオマルは、まるで柚莉亞が用を足す為に用意されているような代物で、
現に昨晩の間に尿意を堪え切れないまま、今朝もオネショをしでかした柚莉亞にとっては、
恥じらいの気持ちを沸き上がらせる存在と化していたのです。

(これじゃあまるで子供部屋の中に、私がお邪魔しちゃったみたいじゃない……
でも私がいる場所って、おば様の診療所な筈だし。)

確かに自分のいる場所は、叔母である凌子の営んでいる診療所の中なのですが、
まるで小さな子供をあやすかのような、オモチャやヌイグルミの数々、
果てはオマルの存在を目の当たりにして、柚莉亞はただ怯え続ける事しか出来ません。

本来なら心療内科に通う患者の為に用意されたベッドに、
どうして今の自分が寝込んでしまっているのか、
ヨダレカケを装着させられたり、オモチャやヌイグルミや、
さらにはオマルまで用意された部屋の内部に、
一体どんな意味合いがあるのか、今の柚莉亞には少しも理解出来なかったのです。

(もしかしてこのオモチャやオマルって、おば様が用意したものだって言うの……?!)

それでも柚莉亞は一種の嫌な予感に襲われていて、
未だにベッドの上に腰掛けたまま、少しも身動きが取れずにいました。

朝に目覚めた後でオネショをしでかし、下半身を自らのオシッコで浸してしまった柚莉亞は、
今目の当たりにしているような、小さな子供のような扱いを受けている状況こそが、
本来ならお似合いな筈なのだと、まるで部屋の雰囲気に突きつけられているようで、
思わず柚莉亞は戸惑いの気持ちに襲われて、一人だけでうろたえ続ける事しか出来ません。

ギュッ……
「私、一体どうしちゃったって言うの?こんなに子供っぽい部屋の中に連れて来られちゃって……」

静まり返った部屋の中で、様々な玩具に覆われた部屋の様子を前にしながら、
柚莉亞は茫然とさせられながら、それでも自分なりの考えを巡らせようと試みていきます。

それでも今の柚莉亞が思い出せるのは、昨日は叔母の凌子に連れられて、
新しい学校の合格発表を確かめて、入学手続きも済ませた後で……
何故か他の事柄が、少しも思い出せなかった状況を振り返りながら、
柚莉亞はベッドの上でますます気持ちを取り乱すばかりです。

グシュグシュッ。
「くうぅっ……」

ベッドの中で身体をくねらせる度に、お漏らししたオシッコで浸り続ける下半身が、
今でもしっかりと柚莉亞の肌に張り付いてくる為に、つい柚莉亞は自らしでかしてしまった、
あられもないオネショを前に、恥じらいの気持ちにも襲われてしまいます。

どうして柚莉亞は診療所のベッドに寝込んでいたのか、
未だに理由が分からず仕舞いだったのですが、今朝も相変わらず柚莉亞は、
目覚めた際にオネショをしでかした事実だけは、紛れも無い事実だったのです。

(そうだ、私は今朝もオネショしちゃった後なんだっけ……
おば様の診療所に泊まっている、最中だって言うのに……)

ベッドの上に腰を下ろした状態のまま、部屋の雰囲気に飲まれそうになっていた柚莉亞は、
今は自ら冒してしまったオネショを、どうやって取り繕えば良いのかを考える事にしました。

多感な年頃を迎えた柚莉亞にとって、まさか自分が小さな頃のようにオネショをしでかす姿を、
叔母の凌子がいる前でも露わにしてしまう事態は、何が何でも柚莉亞は避けたかったのです……

コンコンッ。
「柚莉亞ちゃん、もうお目覚めの時間ですよ?」

ベッドから上半身だけ起き上がらせた後で、どうやって自らのオシッコを広げたシーツや、
濡れ続ける下着を片付ければ良いかと、柚莉亞が必死の思いで考え込んでいる時の事でした。

不意に部屋のドアがノックされたかと思うと、なんと凌子の声が聞こえてきて、
これから柚莉亞の様子を確かめたいから、部屋の中に入れて欲しいと言うのです。

「お、おば様……っ!」
ビクッ!

柚莉亞は急にドアの方から聞こえてきた凌子の声に、
急に肌を震わせながら怯え始めては、思わずベッドの上で慌てふためくばかりです。

(どうしよう……このままじゃ私、凌子おば様がいる前なのに、
オネショをしでかした事がバレちゃうよぉっ……!)

これから自分のしでかしたオネショを、どうやって部屋の中で取り繕うべきかを考えていた矢先に、
不意に出現した凌子の存在は、今の柚莉亞を怯えさせるには、あまりにも充分だったのです。

いくら母親から自分の恥ずかしい癖を知られているとは言え、もしも叔母である凌子にまで、
自らのオネショ姿を知られてしまったら、どんなに恥ずかしい思いに苛まれてしまうだろう……
そう考えるだけで柚莉亞は、抑え切れない焦燥感に駆られるばかりです。

「……あら、もう目覚めちゃったのね、柚莉亞ちゃん。ちょっとお邪魔しちゃうわね?」
ガチャッ。

柚莉亞がドアの向こう側で悲鳴のような声を発した事から、
すでに柚莉亞が目覚めている事実に気づき出した凌子は、
すぐにドアを開け始めていき、部屋の中へと脚を踏み入れていきます。

別の人格による幼児退行を起こしてしまった柚莉亞の為に、
凌子は昨日まで付きっ切りでお世話をし続けていた事を受けて、
本当は今の柚莉亞を一人だけで、ベッドの中に寝かしておくのが少し不安だったのですが、
それでも柚莉亞から返って来た返事を耳にして、今は元の人格に戻っている事実を確信した上で、
凌子はすぐにドアを開けながら、久しぶりに対面する筈の柚莉亞の様子を覗きに来たのです。

「おはよう、柚莉亞ちゃん。」

凌子が部屋の中に姿を現すと、すぐに柚莉亞の寝込んでいるベッドの傍までやってきて、
上半身だけを起き上がらせている様子を確かめつつ、何気無く朝の挨拶を交わします。

「は、はいっ。おはよう……ございます、おば様。」

叔母の凌子が声を掛けてきた様子に、すぐに柚莉亞は顔を振り向きながら挨拶を返すのですが、
どうしても柚莉亞はぎこちない素振りしか見せる事しか出来ません。

今はまだ掛け布団に覆われている下半身では、自らしでかしたオネショによって、
オシッコがお尻を中心に拡がり続けている事態など、
決して叔母である凌子の前では知られたく無かったのです……

「その様子だと……ちゃんと目覚める事が出来たみたいね、柚莉亞ちゃんは。」

少しおかしな様子を見せてしまう柚莉亞の姿に、
凌子はある種の違和感を感じながら、それでも柚莉亞が見せている様子から、
一晩の間に元の人格へと戻る事が出来た事実を、凌子は間近で確かめていきます。

小さな子供のような振る舞いでは無く、
多感な年頃の女の子そのものの、少し遠慮がちな素振りを見せ続ける柚莉亞の姿に、
凌子は元の人格に戻ってくれた様子に、思わず肩を撫で下ろすのですが、
それでも少しだけ幼げな人格の柚莉亞に未練があるのか、
つい凌子は物惜しそうな表情まで、思わず柚莉亞の前で向けてしまいます。

「え、えぇ。おかげ様で……」

しかし当の柚莉亞は、叔母の凌子が自分の元に身を寄せてきた様子に、
ますます背筋をこわばらせながら、どうしても緊張を感じずにはいられません。

何気無く凌子から投げかけられた言葉に対して、普段どおりに振舞おうとする柚莉亞ですが、
それでも目の前にいる凌子の表情を垣間見ると、何か物憂げな様子を向けてきた為に、
思わず柚莉亞は何かしらの予感を受けて、一種の罪悪感に苛まれるばかりです。

ギュッ……
(どうしよう、ついにおば様が私の前にやってきちゃった。このままじゃ……
私の恥ずかしいベッドの中が気づかれちゃう。)

叔母である凌子の前では、何としても隠し通しておきたい、自らのオネショで濡れ続ける下半身を、
今でもベッドの上で抱えながら、柚莉亞は胸の奥底でひたすら、
焦りの気持ちを抱え続けていたのですが、少しも自分の身を取り繕う事が出来ません。

きっとベッドの上では自らしでかしたオネショによって、
お漏らししたオシッコが広い範囲に及んでしまい、
このままでは掛け布団の内部から漏れ出すニオイが、
段々と自分の周囲に漂っていく事で、自分の傍に身を寄せてくる凌子にまで、
オネショを冒してしまった事実が気づかれてしまう……そんな焦燥感に駆られるばかりです。

それでも柚莉亞は濡れた下半身を抱えて、
肌触りの悪さに身をすくめながら、何としても間近にいる叔母の凌子が、
自分の元から立ち去ってくれるのを、ひたすら胸の奥底で祈り続ける事しか出来ません……

「あら、どうしたのかしら?柚莉亞ちゃん。まだ身体の調子がおかしいのかな?」

そんな柚莉亞の思いとは裏腹に、さらに凌子は柚莉亞の方に身を乗り出しながら、
少しおかしな様子を見せる柚莉亞を、ずっと傍で気遣い続けるばかりです。

朝に目覚めたばかりにも関わらず、固い表情をなかなか崩してくれない柚莉亞の姿に、
凌子はある予感を感じていたのですが、それでも凌子は柚莉亞を焦らすかのように、
未だに抱え続けている筈の秘密を、何としても柚莉亞の口から告げさせようと試みていたのです。

「べ、別に大丈夫です、凌子おば様……」

しかし柚莉亞は、自らのオシッコで濡れ続けた下半身を抱えた状態で、
恥ずかしいオネショをしでかした事実を、何としても叔母である凌子に知られたくないあまりに、
今でもベッドから上半身だけ上げたまま、ひたすら自分の身を取り繕うばかりです。

なかなかベッドから起き上がらない様子を気に掛けている凌子に対して、
柚莉亞は自分の気持ちを誤魔化し続けながら、何とかして目の前にいる凌子をやり過ごして、
自らしでかしたオネショを隠し通そうと、懸命な努力を続けるのです。

グシュグシュッ。
(このままじゃ、おば様にも私のオネショが気づかれちゃうのに……
このままじゃ少しも、逃げられないよぉっ。)

自らしでかしたオネショを取り繕う最中でも、
柚莉亞の下半身は未だにお漏らししたオシッコによって、
しっかりと浸し続けている状態だった為に、つい柚莉亞は罪悪感に苛まれてしまいます。

確かに柚莉亞は診療所のベッドで寝込んでいる最中に、気づいたらオシッコを溢れさせてしまい、
恥ずかしくもオネショをしでかした事実ですらも、年頃の女の子として恥ずべき行為だったのですが、
そんな自分自身の下半身を覆い隠す為に、自分に対して心配を寄せてくる凌子にも、
嘘を付き続けてしまう自分自身に、柚莉亞は後ろめたい気持ちを感じるばかりです。

「ねぇ、柚莉亞ちゃん。さっきからずっと気になってるんだけど……」

そんな柚莉亞の気持ちをまるで察したかのように、ずっと柚莉亞の姿を見下ろしながら、
凌子は不意に気持ちを揺さぶってしまう程の、ある指摘を少しずつ告げ始めていきます。

もう朝を迎えたにも関わらず、なかなかベッドから起き上がろうとしない柚莉亞の様子に、
どうしても凌子はある種の、違和感を感じてしまうと言うのです。

「ど、どうしたんですか?凌子おば様。」

柚莉亞は凌子から突きつけられた言葉に激しく動揺しながら、
それでも恥ずかしい自分自身を取り繕う為に、すぐに凌子に対して返事を返していきます。

それでも柚莉亞は凌子の前で言葉を投げかける際に、
焦りの気持ちを露わにするかのように、つい声を裏返してしまったのです。

「いつまでもベッドの上に寝込んでるわけにも行かないでしょ?
早くベッドから起き上がってよ、柚莉亞ちゃん。」

明らかにおかしな様子を見せながら、何かを必死の思いで隠し続けている柚莉亞の様子は、
すでに傍らにいる凌子には、何かを隠し続けているのは筒抜けだったのですが、
それでも凌子は叔母としての容赦を、目の前にいる柚莉亞に掛けてあげる事にしました。

なかなか柚莉亞がベッドの上から起き上がれない事情を察していた凌子は、
どんな恥ずかしい事情を抱えていたとしても、とりあえずベッドから起き上がるように、
目の前にいる柚莉亞に対して、さりげなく促していきます。

「そ、そうですね。でも……」

柚莉亞は凌子の姿を見上げながら、まるで自分の恥ずかしい下半身を、
掛け布団の上からでも見透かされているかのような錯覚に陥り、
それでも自らの失態を明かす事すら出来ず、つい不安げな表情を露わにし始めてしまいます。

ピチャピチャピチャッ。
(無理、だよぉ。こんなにベッドの中に、お漏らししたオシッコが溢れちゃってるって言うのにぃっ……)

ベッドの上で腰をくねらせながら、叔母である凌子の前で観念し始めながら、
何とかしてベッドの上から起き上がって、自らしでかしたオネショを謝ってしまおうと、
恥じらいの気持ちに襲われる最中で、渋々柚莉亞が考え始めたのですが、
それでもいざ腰を動かすと、思わず柚莉亞は躊躇してしまいます。

寝ている間にお漏らししたオシッコによって、どれ程自分の下半身が濡れ続けているのか、
自分だけで現実を直視する事すら、耐え難い程の恥じらいを抱えてしまう柚莉亞にとって、
さらに叔母の凌子にも自らの恥部を晒す事など、今の柚莉亞には到底出来なかったのです……

バサッ。
「あっ!お、おば様っ!」

少しもベッドから腰を上げない柚莉亞の様子に業を煮やした凌子は、
不意に柚莉亞の下半身を覆っているベッドの掛け布団を掴んで、そのまま取り上げてしまいます。

ずっと自分の下半身を覆い隠していた掛け布団を、あっけなく取り除かれてしまった柚莉亞は、
ついに自分の恥部を確かめられてしまった事で、思わず震えるような声を発するばかりです。

「やっぱり、柚莉亞ちゃんったら……オネショしちゃったのね?しかも診療所のベッドでなんて。」

凌子が掛け布団を払い除けた後で、改めて柚莉亞の下半身を確かめると、
そこには見事な程の惨状が繰り広げられていました。

「あ、あうぅっ……凌子おば様ぁっ。」

柚莉亞の下半身は股間を中心に、薄黄色い液体が拡がり続けていて、
さらに掛け布団を取り除いた後ですぐに、鼻をくすぐるようなニオイまで漂わせてしまいます。

ついにオネショをしでかした事実まで突き止めてしまった柚莉亞は、
どうやっても自分の失態を取り繕う事が出来無かった事から、濡れ続ける下半身を晒された後で、
肌寒さを感じて下半身を震わせながら、今でもベッドの上でうろたえ続ける事しか出来ません。

「私も驚いちゃったなぁ……まさか姪の柚莉亞ちゃんが、
まるで小さな子供のように、オネショをしでかしちゃう瞬間に出くわしちゃうだなんて?」

叔母の凌子は柚莉亞の前で溜め息を付きながら、どうして年頃の女の子にもなって、
オネショをしでかしてしまったのか、さらには自らの失態を認めようとせず、
自分の前で誤魔化そうとしたのかを、柚莉亞の前で少しずつ問い詰めてしまいます。

確かに凌子は姉である母親から、柚莉亞のオネショ癖をあらかじめ聞かされていたのですが、
それでも自分のベッドを舞台にしても、ついにオシッコで濡らしただけで無く、
恥ずかしい行為を冒した事実を、自分の前で誤魔化そうとした事実を、
どうしても凌子は叔母として、姪の柚莉亞が冒した行為を見過ごす事が出来なかったのです。

「う、うぅっ……違うんです。これは……その。」
フルフルフルッ。

ついに凌子の前でオネショの事実を突きつけられてしまった柚莉亞ですが、
未だに恥じらいの気持ちに襲われていた為に、今でも自分自身を誤魔化す事しか出来ません。

凌子の前で肌を震わせながら、自らしでかしたオネショを、
未だに認めたがらない柚莉亞ですが、それでも叔母である凌子に睨まれながら、
ますます怯えた様子を見せながら、身体を小刻みに震わせるばかりです。

「もう、柚莉亞ちゃんったら……ベッドの上にこんなに、
オシッコを広げちゃうなんて、オネショ以外の何だって言うつもりなおかしら?」

目の前で激しい動揺を見せながら、それでも自らしでかしたオネショを、
ひたすら取り繕うばかりの柚莉亞に、凌子も思わず頭を抱えるばかりです。

それでも凌子は目の前にいる柚莉亞が、自分の失態を謝ろうとしない様子に、
どうしても苛立ちを募らせてしまい、目の前にいる柚莉亞を叱りつける代わりに、
今の柚莉亞にお灸を据える為の、とんでもない行動を始めてしまいます……

「きゃっ!」
グイッ。

急に凌子から手首を掴まれて、ベッドの上から起こされてしまった柚莉亞は、
思わず慌てる素振りを見せてしまうのですが、それでも凌子は柚莉亞から手を離そうとせずに、
さらに手首を引っ張り続けながら、部屋の壁際まで柚莉亞を追い詰めてしまいます。

「いくら姪の柚莉亞ちゃんだって言っても、診療所のベッドをオシッコで汚しちゃって、
少しも自分から謝ろうとしないなんて……少しお仕置きが必要なみたいね?」

思春期を迎えた年頃である姪の柚莉亞が、自らしでかしたオネショを、
どうしても恥じらってしまう気持ちは、叔母の凌子も痛い程理解していたのですが、
それでも凌子は未だに自分の身を取り繕う柚莉亞の素振りが、どうしても許せなかった為に、
今の柚莉亞を咎める為の、とても恥ずかしいお仕置きを始めてしまいます。

パシンッ!
「きゃんっ!お、おば様……?」

下半身をオシッコまみれにした状態の柚莉亞を、無理矢理後ろを向かせた後で、
腰を突き上げるような姿勢を取らせたかと思うと、すぐに凌子は自分の平手を作り上げていき、
未だに濡れ続けている柚莉亞のお尻に目掛けて、思いっ切り打ちつけてきたのです。

不意に押し付けられたお尻の痛みに、つい柚莉亞は悲鳴を上げてしまうのですが、
恐る恐る凌子のいる方向を振り向くと、さらに平手を持ち上げる姿が目に飛び込んでいきます……

「そんな柚莉亞ちゃんの為に、たっぷりとお尻ペンペンをしてあげないといけないわね……
柚莉亞ちゃんにはこれから、たっぷりと覚悟してもらわないとね?」

なんと凌子が言うには、自らのオネショを誤魔化してしまう、
柚莉亞に対するお仕置きとして、お尻叩きを始めようと思い立ったと言うのです。

わざと柚莉亞の前で平手を見せつけながら、しっかりと柚莉亞が反省出来るまで、
幾らでもお尻を叩き続けてあげると告げながら、さらに凌子は睨みを利かせていきます。

パシンッ!パシンッ!パシンッ!
「きゃあぁんっ!痛いぃっ!お願いだから、許してよぉっ!」

凌子が平手を構えたかと思えば、濡れ続ける柚莉亞のお尻へと振り下ろされると同時に、
柚莉亞は激しい痛みから思わず悲鳴を上げながら、背筋まで仰け反らせてしまいます。

まるで小さな子供が叱られる際に、母親から躾けられる時のような、
とても恥ずかしいお仕置きを、急に凌子の手で強いられてしまった柚莉亞は、
濡れたお尻に響く痛みに肌を震わせながら、ますます気持ちを怯えさせてしまうばかりです。

「ダメよ、柚莉亞ちゃんったら素直じゃ無いんだから。
こんなにオシッコをお漏らししちゃって、少しでも謝ってくれたら許そうって思ってたのに。
でも柚莉亞ちゃんは自分から謝ろうとしなかったわよね?」

しかし凌子は、どんなに柚莉亞が嫌がる素振りを見せても、
自分から詫びの言葉を告げられない限りは、決してお尻叩きを止めようとはしません。

凌子は姪の柚莉亞がオネショをしでかしてしまった事態よりも、
自らの失態を詫びる事の出来ない状況に苛立ちを感じていて、
何としても柚莉亞に反省を促してもらいたかった為に、
お尻叩きを始める事にしたとまで、肩を震わせ続ける柚莉亞の前で告げていきます。

「たっぷりとお仕置きしてあげるから、しっかりと反省しなさい?」
パシンッ!パシンッ!パシンッ!

部屋の中で柚莉亞のお尻が叩かれる音が響く中で、
凌子は言葉でも柚莉亞に対しての注意を、耳が痛くなる程に告げていきながら、
目の前にいる柚莉亞が、段々と弱っていく様子を確かめていきます。

自分が強いてきたお尻叩きと言う仕打ちが、どれ程今の柚莉亞にとって、
どれ程酷な行為かを、凌子は改めて思い知らされるばかりですが、
それでも柚莉亞が反省の言葉を述べてくれるまでは、
凌子は延々と平手を打ちつける事しか出来ません。

「くはぁっ!あうぅんっ!きゃうぅんっ!」

目の前にいる柚莉亞が恥ずかしいお仕置きを強いられる度に、
オシッコで濡れたお尻を震わせて、お尻叩きを止めて欲しいと訴える事すら出来ずに、
自らオネショをしでかした事実や、凌子の前で自らの失態を取り繕うとした事実、
さらには恥ずかしいお仕置きを身に受けている現状に、柚莉亞は惨めな気持ちを抱え続けながら、
今では震えるような声のまま、激しく悲鳴を上げる事すら出来ません。

パシンッ!
「イヤぁっ……!」

柚莉亞は叔母の凌子によって、激しくお尻を叩かれ続けると言う、
あまりにも理不尽な仕打ちを強いられた事で、ますます惨めな気持ちに陥るばかりです。

そんな柚莉亞のお尻へと、今までに無く強烈な一発を打ち付けられてしまった柚莉亞は、
思わず瞳から涙をこぼしながら、部屋中に響くような悲鳴を上げてしまいます。

フルフルフルッ、ショワショワショワッ……

凌子の手によって最後のお尻叩きを受けてしまった直後、柚莉亞は下半身を震わせながら、
なんと残りのオシッコを股間から溢れさせながら、再びのお漏らしをしでかしてしまいました。

多感な年頃である柚莉亞にとって、まるで自分を辱めるような、
お尻叩きと言う恥ずかしいお仕置きを強いられた事で、すっかり気持ちが打ちひしがれてしまい、
ついには失禁行為を冒してしまう程、激しいショックを受けていたのです。

「あらあら、オネショしたばかりだって言うのに、またオシッコをお漏らししちゃったのね?」

目の前で柚莉亞が更なるお漏らし行為を冒してしまい、
新しいオシッコを股間から噴き出しながら、続々と下半身を濡らしてしまう様子を受けて、
思わず凌子も目の前の惨状を目の当たりにして、段々と申し訳ない気持ちに苛まれてしまいます。

いくらオネショの事実を誤魔化してしまったとは言え、
お尻叩きと言うお仕置きが今の柚莉亞にとって、
ここまで気持ちを追い詰めてしまったと考えるだけで、
つい凌子も目の前にいる柚莉亞の気持ちを思い知らされるばかりです。

「ご……ゴメンなさい、おば様ぁ。お願いだから、
こんな恥ずかしいコトなんて、しないでよぉっ……!」

柚莉亞は凌子の前で激しく泣きじゃくりながら、すっかり怯えた様子を見せてしまい、
少しも自分の手でお漏らししたオシッコを止める事すら出来ません。

自らしでかしたオネショを取り繕うとした事実を咎められただけで無く、
まさかオシッコをお漏らしした瞬間を、叔母である凌子の前で晒してしまう事など、
今の柚莉亞には到底考えられない行為だったのです……

ギュッ。
「さすがに私のお仕置きが効きすぎちゃったみたいね。
それでも柚莉亞ちゃんにはこれから、今の現実をしっかりと知ってもらいたかったのよ?」

目の前で激しく泣き出してしまう柚莉亞の様子に、つい凌子も同情の気持ちを向けながら、
それでも今の柚莉亞にはどうしても、ありのままの現実と向き合って欲しいと、
惨めな気持ちに打ち震える柚莉亞の身体を、しっかりと両手で抱き締めてあげながら、
昨日まで引き起こされていた、ある事実を柚莉亞の前で打ち明ける事にしました。

「お、おば様……これ以上私に何かを始めようと、しているんですか?」

お尻叩きやお漏らしなど、まるで小さな子供のような振る舞いを見せてしまい、
すっかり狼狽してしまった柚莉亞は、叔母の凌子に慰めてもらう事で、
何とか少しずつ気持ちを取り戻す事が出来ました。

「えぇ、柚莉亞ちゃんの為に、ある事実をどうしても理解してもらいたいのよ……」

少しずつ柚莉亞の気持ちをなだめてあげながら、段々と落ち着きを取り戻し始めていった所で、
凌子は柚莉亞の置かれている現状を教え込む為の、ある準備に取り掛かっていきます……
←もう一人の柚莉亞は
甘えんぼ?!
第3話