身分を堕とした天使たち 体験版第2話 |
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「し、失礼します……」 ガラガラガラッ…… 立場が陥った日の翌日、円里香は朝から保健室へと立ち寄らなければいけなかった。 先生の手で特別な準備を施された後、円里香はすぐに保健室を後にするけど、脚を向かわせた廊下の上でどうしても背筋をこわばらせてしまう。 円里香は先生に言いつけられるまま、誰にも明かせないような準備を身体へと施されていたのだ…… ヒラヒラッ…… (やっぱり、私だけこんなに短いスカートのままで目立っちゃうよね? 学校の中でずっと……お仕置きを受け続けないといけないなんて) 恐る恐る教室へと向かう円里香は、自分達が過ごす教室へと向かうまでの間にも、周囲から向けられる生徒達の視線にどうしても怯えてしまう。 他の生徒達と比べても明らかに目立つ短いスカートを揺らすだけでも、自らの陥った立場を思い知らされているようで、本来なら上級生である円里香にはどうしても耐え難い。 本来なら膝丈まであるスカートを太股まで持ち上げるなど、下級生以外には決して許されない行為だった。 さらには先生から施された仕打ちは、丈の短いスカートの内部に施されていたので、はしたない中身がいつ覗けてしまうか分からない状況が、ますます円里香の気持ちを追い詰めてくるのだ。 ピタッ。 (どうしよう、ついに教室まで着いちゃった。これから私はクラスのみんなに……どんな恥ずかしい目に遭わされちゃうんだろう?) 丈の短いスカートに心配を寄せながら、やっとの思いで教室の前に辿り着いた円里香だけど、どうしてもドアの前で脚を止めてしまう。 はしたない下半身を生徒達から横目で眺められる以上に、円里香にはこれから耐え難い辱めが待ち受けていたのだ。 やっと辿り着いたドアの前で溜め息を洩らしてしまう円里香だけど、それでも授業を受けないわけにはいかないので、円里香は仕方なしに教室の中に脚を踏み入れていく。 目の前にあるドアが、円里香にはいつもより重たく感じられた…… * * * * * * 「おはよう、円里香ちゃん。今日も短いスカートがとっても似合ってるわよ?」 円里香が教室内に姿を現すとクラスメート達が集まり出して、すぐに下半身へと視線を向けていく。 まるで下級生のように短く詰めたスカートこそ、円里香が教室内で立場が陥った何よりの証拠だった。 自分達と違う立場に陥った円里香に、クラスメート達は何も気兼ねなく話しかけてくる。 教室中にいる全員が、円里香を弄ぼうと言う雰囲気を漂わせていた。 「お、おはよう……急に恥ずかしいことなんて言わないでよぉ、きゃんっ!」 フワッ…… クラスメート達の素振りを確かめるだけで、今までと違った様子に不安を感じてしまう円里香だけど、直後に強いられたイタズラのせいで悲鳴を洩らしてしまう。 不意に下半身へと飛び込んでくる空気を円里香は思い知らされた。 円里香が背後へと視線を向けると、クラスメートの一人がスカートの裾を掴んで、腰の辺りまで一気に持ち上げられていた。 ついにスカートの中身を確かめられた状況に、円里香はすぐさま悲鳴を洩らしてしまう。 「うわぁ、円里香ちゃんってば今日はパンツじゃなくて、紙オムツなんて穿いてきちゃってるんだ?」 「パンツを穿かないままなのも恥ずかしいけど、まさか紙オムツまで穿いてきちゃうなんてね……」 目の前で円里香が恥じらっているにも関わらず、クラスメート達は少しもスカートから手を離さないまま、露わになった真っ白い生地へと注目を寄せていく。 分厚い生地でお尻の形状を膨らませる真っ白い生地を、クラスメート達はしっかりと目で捉えていた。 円里香は自分達と同じショーツではなく、何と赤ちゃんが身に着けるような紙オムツを穿かされていた。 短いスカートが浮かび上がっている中では、自分達が目にするだけでも恥ずかしいような下着を、円里香が実際に下半身を覆い尽くしている状況をクラスメート達は囃し立ててくる。 ギュッ。 「い、イヤぁっ! みんなってばヘンはイタズラなんてしないでよぉっ! 私だってずっと、恥ずかしくてたまらないんだからぁ……」 誰にも明かされたくなかった紙オムツ姿を暴かれた直後、円里香は必死の思いでスカートを押さえ込むけど、なかなかクラスメート達はスカートから手を離してくれない。 せめて自らの恥じらいを周囲に打ち明けようと悲鳴を洩らす円里香だけど、クラスメート達は今でも周囲を取り囲んでいき、紙製の真っ白い下着を何度も眺めてくる。 学校内で紙オムツを着用したまま過ごさないといけない状況だけでなく、今までは対等に付き合えていたクラスメート達から、耐え難い辱めを平然と強いられる事実が、今の円里香には堪えてしまう。 「ダメよ、今の円里香ちゃんは学校のおトイレを使っちゃいけないって、先生に言われちゃったんでしょう?」 「昨日だってオマルもあまり上手く使えなかったんだから。紙オムツを穿くのだって当然よ?」 目の前で必死に恥じらい続ける円里香にも関わらず、クラスメート達はわざとらしく言葉を言いつける。 円里香が朝早くから保健室で仕組まれた紙オムツの着用も、まだ教室内に設置したオマルを用いての排尿に、円里香自身が慣れてないことを踏まえた上での準備だった。 学校のトイレで用を足せない円里香には、紙オムツを穿いたまま過ごすのも当然だと踏まえながら、クラスメート達はわざとらしく言葉を重ねてみせる。 「それに円里香ちゃんってば。私達の言うことも全部聞かないといけない約束でしょう? どうやって私達に挨拶すれば良かったんだっけ……?」 さらにクラスメート達は、今の円里香に与えられた立場まで押し付けてみせる。 学校内で紙オムツの着用が必要になった身を踏まえた上で、自分達より未熟な立場に陥った円里香が口答えを始める状況を、クラスメート達はどうしても見過ごせなかった。 今でも自分達に逆らおうとする円里香に対して、クラスメート達は改めて立場を押し付けてみせる…… 「ご、ゴメンなさい。お……お姉様」 沢山の視線をぶつけられて、円里香はすぐさまクラスメート達を『お姉様』と呼び始めてしまう。 下級生のように短いスカートや、何より学校内でオマルや紙オムツのお世話になってしまう身では、いくら本来なら同い年だとしても、円里香はどうしてもクラスメート達を慕わないといけないことになっていた。 今でも抵抗の気持ちを抱えていた円里香だけど、クラスメート達から迫られたとおりに振る舞わない限り、円里香は教室内での居場所を失ってしまうのだ…… 「ちゃんと出来るじゃないの。私達が円里香ちゃんのお世話を看てあげるんだから。今日もしっかりと私達を『お姉様』って呼ぶのよ。いいわね?」 恐る恐る頭を下げながら、自分達を『お姉様』と呼び始めた円里香に、クラスメート達はたまらない優越感に浸ってしまう。 たとえ仕方なしに口にしているとしても、円里香がまるで下級生のように振る舞っている様子が、クラスメート達には面白くてたまらなかった。 自分の立場を理解した円里香の素振りに、クラスメート達もやっと気持ちを納得させられる。 「は、はい。お姉様……今日もしっかりと私のお世話を、お願いします……」 クラスメート達から続々と褒められる中、円里香はさらに言葉を続けていく。 他の生徒達と違って学校のトイレを使えない身の自分が、これから幾度もオマル内で排尿を繰り返したり、場合によっては紙オムツを使う可能性もあると踏まえた上で、自分より『お姉さん』な立場のクラスメート達に感謝するよう、円里香は保健室の先生から何度も言い聞かされていた。 そのために円里香が教室内で過ごす際には、クラスメート達に下半身のお世話を頼むよう自ら頼まないといけないのだ…… (やっぱりヘンだよぉ。クラスのみんなを『お姉様』なんて呼ばないといけないなんて。いくら私が……オマルや紙オムツまで使わないといけないからって) ついにクラスメート達の前で頭を下げ始めた円里香だけど、胸の中ではどうしても違和感が拭えずにいた。 数日前までは気兼ねなく接することの出来たクラスメート達と、明らかな格差が生じてしまった事実に、円里香はどうしても調子を狂わされてしまう。 いくら校則を破ってしまったとしても、クラスメートより下の立場に陥った事態など、円里香には今でも信じられずにいたのだ…… * * * * * * スルスルッ。 「まだ円里香ちゃんは紙オムツに慣れてないようだから、授業中はずっとスカートを外したままで過ごそうね?」 朝のホームルームが終わった後でクラスメート達が近づき、とんでもない行為を円里香に強いてみせる。 これから授業が始まるので、すぐにスカートを脱いでしまうようにと円里香に言いつけてきたのだ。 クラスメート達のとんでもない言いつけに戸惑ってしまう円里香だけど、気づいたら周囲を取り囲まれた上で、数人掛かりで短いスカートを取り上げられていく。 「そ、そんなぁ。お姉様ってばぁ。私のスカートを返してよぉっ……きゃんっ!」 グイッ。 必死にスカートを取り替えそうとする円里香だけど、教室内でまたしても紙オムツ姿を晒してしまった後では、クラスメート達の前でまともな抵抗すら出来ない。 さらには椅子の代わりにオマルを用意され、そのまま腰掛けるようにクラスメート達から言いつけられる。 肩をしっかりと押さえつけられたまま、真っ白く膨らんだお尻のままオマルに跨ってしまうと、円里香は立ち上がる行為を少しも許してもらえない。 「すぐに授業だって始まっちゃうんだから。円里香ちゃんはちゃんと大人しくしててね?」 「ちゃんと学校でおトイレが使えるように、今日はずっとオマルの上に座っているのよ、円里香ちゃん?」 オマルの上でもがき続ける円里香に対して、すぐにクラスメート達から注意を浴びせられてしまう。 円里香が授業中にいつ尿意を催しても大丈夫なように、さらには少しでもオマルで用を足す行為に慣れてもらうように、しばらくは椅子の代わりにオマルの上で跨りながら授業を受け続けてもらいたいとクラスメート達は考えていたのだ。 普通なら年頃の女の子として、スカートも穿かずに授業を受けてしまうなど考えられない状況だと踏まえながら、今の円里香だからこそ許される格好だとクラスメート達は言いつけてくるのだ。 短いスカートを預かったまま、クラスメート達は何とためらいもなく自分達の席へと戻っていく。 キーンコーンカーンコーン…… (そんなぁ……こんな恥ずかしい格好で授業も受けちゃうだなんて、恥ずかしくって耐えられないよぉっ……!) 自ら抱えていた思いをクラスメート達に告げる間も無く、ついに一時間目の授業が始まってしまった。 いくら教室内での立場が陥ってしまったとは言え、まさか赤ちゃんのような格好で授業を受け続けてしまうなど、円里香にとっては耐え難い屈辱だった。 それでもクラスメート達が対等に扱ってくれずに、自分を下の立場だと決め付けた上で、まるで幼児が身に受けるようなトレーニングまで強いられる状況を、円里香はますます思い知らされてしまう。 クラスメート達に仕向けられたとおりに、まさか自分が授業中に尿意を堪え切れないまま、オマルや紙オムツなどを使ってしまうなど未だに考えられなかった…… * * * * * * 「それでは皆さん。サイコロを3回投げた数の合計で、2の倍数になる時が何通りあるのかを考えてみましょうね……」 教室内で円里香だけが特別な格好を強いられたまま、ついに先生が一時間目の授業を執り行っていく。 他の生徒なら許されない格好を、円里香が一人だけ続けている状況にも関わらず、先生は淡々と算数の授業を繰り広げてみせる。 円里香が校則を破った罰として、下半身紙オムツだけの格好でオマルに跨っている状況を、すでに先生も了承していたのだ。 (どうしよう、他のみんなは普通に授業を受けているのに。私だけこんな恥ずかしいカッコのままで……全然授業に集中出来ないよぉっ) 年頃の女の子としてはしたない格好を続けているにも関わらず、先生が少しも気に掛けずに授業を続けている状況を円里香も思い知らされてしまう。 丈の短いスカートを外された上に、果ては紙オムツを身に付けたまま平然と授業を受けると言う、本来なら異常だと思わなければいけない格好を続けているにも関わらず、クラスメート達だけでなく先生も、まるで何事もなかったかのように振る舞い続けるのだ。 みんなが自らの置かれた状況を平然と受け入れている状況が、今の円里香にはショックでたまらない。 教室内で下半身を晒されるだけでなく、自分一人だけが用を足すような格好まで晒して、どれだけ恥ずかしい状況を強いられているのかを何度も思い知らされているのに、少しも周囲が気に掛けてくれないのだ。 今でも腰掛けているオマルや紙オムツに、まるで尿意を急かされているような錯覚にも襲われて、円里香は教室内でどう振る舞えば良いのかすら分からない。 クラスメート達が授業の内容に意識を向ける最中、円里香だけは教室内で一人落ち着かずに視線を泳がせてしまう…… * * * * * * 「ほら、円里香ちゃん。早くしないと音楽の授業に間に合わないよ?」 紙オムツ姿を晒している状況を恥じらいながら、無事に一時間目の授業をやり過ごした円里香だけど、さらなる辱めをクラスメート達に強いられてしまう。 二時間目は音楽の授業なので、円里香はクラスメート達とともに音楽室へと向かわないといけないのだ。 円里香のお世話を託されていたクラスメート達は、丈の短いスカートを穿かせた後で廊下へと引っ張り回す。 勝手な行動を取らないよう見張る目的だけでなく、一人だけでこなせる行為もわざわざ手伝うことで、自分達より下の立場に陥った円里香を辱める意味合いも込められていた。 「ま、待ってよみんなぁ……お姉様ぁ。そんなに手を引っ張っちゃったら、スカートの中が見えちゃうよぉっ!」 不意にクラスメート達から手を引かれて、円里香はすぐさま慌てふためいてしまう。 移動教室の際にクラスメート達から乱暴に手を引かれることで、丈の短いスカートが捲れ上がる状況を、円里香は何よりも恐れていたのだ。 どんなに必死の思いで恥じらいの気持ちを訴えても、クラスメート達は決して手を離してくれず、円里香がうろたえる様子すら楽しそうに見つめてくる。 ヒラヒラッ、モコモコッ…… (やっぱり、こんなにスカートも短いままだからすぐに捲れちゃうよぉっ……それに今は紙オムツだって穿いてるのに) ただでさえ他の生徒達と違う制服姿でも注目を浴びてしまう円里香が、さらには紙オムツと言う恥ずかしい下着まで穿いている事実まで明かされるのが嫌でたまらなかった。 分厚い紙オムツの生地によって、ただでさえお尻の部分で浮いているスカートの生地が、いつどんな拍子で持ち上がってしまうのか……円里香は音楽室に向かうまでの間、何度も後ろを振り返ってみるけど、下半身の状況だけは取り繕えない。 クラスメート達とともに廊下を歩き続ける間に、すれ違う生徒達から視線を向けられるたびに、円里香はすぐに肌を火照らせてしまうのだ…… モジモジッ…… (それに私、もうオシッコがしたくなってきちゃった。ずっとオマルの上に座ったまま、少しもおトイレに行けなかったんだもん……) 紙オムツによって膨らみを増した、短いスカートの中身が覗けそうな事態だけでなく、円里香は音楽室に向かう間に別の心配事も抱え込んでしまう。 円里香は朝から一度も用を足せないまま過ごしていたせいで、段々と尿意を催し始めていたのだ。 今までならトイレで気兼ねなく用を足すことが出来た自分が、今ではオマルや紙オムツと言う方法を強いられていたせいで、円里香はどうしても気持ちが慣れずにいた……それでも真っ白い陶器に跨ったまま長時間過ごしたせいで、着々と生理現象が呼び起こされてしまった。 クラスメート達に手を引かれながら音楽室に向かう最中も、円里香はひとりでに脚を震わせ始める。 「ほら、円里香ちゃんってばグズグズしない。あと少しで音楽室なんだから?」 「もしかして円里香ちゃん、おトイレに行きたくなっちゃったのかしら? それでも今は学校のおトイレに入れないんだから。ちゃんと我慢しようね?」 たどたどしい足取りを円里香に対して、すぐにクラスメート達が注意を入れてくる。 どんなに円里香が恥じらいの気持ちに駆られていたとしても、自分達に対して立場が陥った後では、何としても言いつけに従わせてしまおうとクラスメート達は考え込んでいた。 「ま、待ってよぉっ。今度はちゃんと学校のおトイレも使ってみせるからぁ……あうぅんっ!」 フルフルフルッ…… クラスメート達が音楽室までの道のりを急かしてくるまでの間に、円里香は横切ったばかりのトイレを物寂しそうに見つめてしまう。 今まで愛用していた職員用のトイレや、汚れているかもしれない生徒用のトイレですら、今の円里香は追い縋りたい気持ちすら抱え込んでいた。 それでも今の自分が紙オムツで下半身を包み込みながら、学校内のトイレを決して使えない事実を円里香は否応無く思い知らされる。 カサカサとした紙製の感触を下半身に受けながら、実際に紙オムツを使ってしまう状況を円里香は何よりも恐れていたのだ…… * * * * * * 「それではみんなで声を合わせてみましょう。それぞれのパートをちゃんと確認しながら歌いましょうね?」 少しもトイレには立ち寄れないまま、ついに円里香は音楽室まで辿り着いてしまった。 すぐに先生が指揮を執りながら、クラス全員で合唱の練習を促してくるので、円里香もクラスメート達に交じって整列を始める。 「ラーラーラー……あうぅんっ」 モジモジモジッ…… 少しも意識を向けられなかった一時間目の代わりに、ひたむきに発声練習に励もうとするけど、どうしても円里香だけが上手く声を出せない。 見た目こそは普通の格好を続けている円里香だけど、丈の短いスカートが浮かび上がっている内側で、円里香はとんでもない状況に陥っていた。 本来なら幼児が身に着けるような下着を穿いたまま、円里香は耐え難い尿意に見舞われていたのだ。 今はまだ両脚を閉ざせば耐えられるとしても、時間とともに強まっていく欲求を、いつまで耐え続けられるかが円里香には分からない。 クラスメート達に気づかれないよう、円里香は何度も脚を震わせてしまう。 (どうしよう、ずっとおトイレに行けなかったせいで……このままじゃホントにオシッコ、我慢出来なくなっちゃうよぉっ……!) 本来なら学校のトイレで尿意を解放すれば良いにも関わらず、決して普通の方法での用足しを許してもらえない円里香は、何度も激しい感覚に意識を吸い寄せられてしまう。 自ら抱えている尿意をクラスメート達に打ち明けるどころか、先ほどもオマル内での排尿を始めることすら出来なかった。 無理に尿意を堪えた分だけ、はしたない仕草を強いるほど、着々と円里香の下腹部を追い詰めてくる。 もしも円里香が尿意を堪え切れなかった場合に、下手をすればお尻全体を覆い尽くした紙オムツの内部に、はしたなくオシッコを滲ませてしまう可能性すら考えられたのだ…… 「起立、礼……ありがとうございました」 普通では考えられない排泄方法を強いられた円里香が着々と気持ちが追いやられるうちに、やっと音楽の授業を終えることが出来た。 まだ今はクラスメート達にも尿意を悟られてないとしても、いずれは自分の身体が持ち堪えられなくなるはずだ……先生の前で頭を下げながら、円里香はひとりでに身を捩じらせてしまう。 先生の挨拶が、円里香にはいつもより長く感じられた。 フルフルフルッ…… (なんとか音楽の授業までは我慢出来たけど……もうお腹が痛くってたまらないよぉっ。すぐにおトイレに向かわなくっちゃ) 先生の前で頭を下げる体勢を続けるだけでも、今の円里香には辛くてたまらなかった。 大量に溜まったオシッコが膀胱の中に膨らんで、軽く前傾姿勢を始めるだけで圧迫されるのだ。 ずっと閉ざし続けている股間も疼き出してしまい、まだ乾いている紙オムツの内部を、円里香は何かの拍子にはしたない液体で濡らしてしまいそうだった…… 「あれ、円里香ちゃん。一人だけでどこに向かおうとしてるの?」 「円里香ちゃんも一緒に教室まで戻りましょうよ」 尿意が限界近くまで迫っていた円里香は、無事に音楽の授業を終えた後ですぐにでもトイレに向かおうと必死だった……それでも廊下へと飛び出した円里香を、クラスメート達がすぐさま引き止めてくる。 自分達の断りもなくどこかに向かおうとしていた円里香に対して、クラスメート達はすぐに心配を寄せ始めた。 音楽の授業も無事に終えたのだから、自分達と一緒に教室まで戻ろうと手を差し伸べてくる。 「ご、ゴメンなさい。ちょっとおトイレに行かせて欲しいの……やあぁんっ!」 グイッ。 クラスメートに呼び止められた円里香は申し訳無さそうに頭を下げながら、やっと自ら抱え込んだ尿意を告白し始める。 本来なら人前で口にするのも恥ずべき事実も、切羽詰まった円里香は認めざるを得なかった。 すぐにでもトイレに向かわせて欲しいと、円里香は必死の思いでクラスメート達に頼み込んだけど、直後に仕向けられたクラスメート達の行動に戸惑い出してしまう。 これからトイレに向かわないといけない円里香に対して、何とクラスメート達は周囲を取り囲んできて、さらには手首まで掴んできたのだ。 「ダメよ、円里香ちゃん。そんなにオシッコを我慢してたなら、すぐにでも教室に戻らないと」 「教室のオマルにオシッコをしましょうね、円里香ちゃん?」 勝手に廊下を進もうとし始めた円里香に対して、クラスメート達は今でも言いつけを押し付けてくる。 もし尿意を催したのなら、なおさら自分達と一緒に教室まで向かう必要があると言い出してきたのだ。 教室には円里香専用のオマルが用意してあるから、すぐにでも特別な方法で用を足してしまうよう、クラスメート達はためらいもなく迫ってくる。 「い、イヤぁっ! お願いだから離してよぉっ……!」 フルフルフルッ…… 教室のオマルを利用するように言いつけられてしまった円里香は、ますますクラスメート達の前でもがき始めてしまう。 掴まれた両手を必死に振り解こうと試みる円里香だけど、周囲を取り囲むクラスメート達が数人掛かりで取り押さえてくる上に、激しい衝動に見舞われている身でまともな抵抗すら出来ない。 クラスメート達の前から少しも逃げられない状況のまま、円里香はついに下腹部に抱え込んだ水風船にしか意識が向けられなくなってしまう。 「円里香ちゃんってば……お願いだから私達の言うことを聞いてよぉ」 「教室には円里香ちゃん専用のオマルもお待ちかねなんだから、すぐに私達と一緒に向かおうね?」 ついには廊下の上で立ち尽くしたまま、一歩も身動きが取れなくなってしまった円里香に対して、さらにクラスメート達は言葉をぶつけてくる。 自分達が付きっ切りでお世話を看る代わりに、円里香には自分達の言いつけを守ってもらいたいと、クラスメート達は今でも思い込んでいたのだ。 いくら円里香自身が恥じらいの気持ちに耐えられなくても、さらにはどんな窮地に立たされた状況でも、何としても自分達に付き従わせてしまおうと言う考えをクラスメート達は変えようとしない。 今でも円里香の震える手を掴んだまま、オマルのある教室までの長い道のりを歩かせようと迫ってくる…… 「お、オマルなんて使いたくないもんっ……くうぅっ!」 カクカクカクッ、シュルシュルシュルッ…… クラスメート達がとんでもない行為を無理強いする間に、ついに円里香の限界が訪れてしまった。 必死に脚を閉ざし続けることで保たれていた均衡が、無理に手を引っ張られたせいで体勢を崩され、直後に股間がこじ開けられたのだ。 ずっと下腹部に溜め込まれたオシッコが、徐々に股間から溢れ出していき、今まで乾いていた紙オムツの内部をすぐに濡らし始めてしまう。 ついに廊下の上で冒してしまった失禁行為に、円里香はついに小さな悲鳴を洩らしながら脚を震わせてしまうけど、激しい迸りは少しも収まってくれない。 股間の間で続々と渦巻いてくるオシッコの水流が、何度も股間やお尻周辺を撫で付けていき、決して許されない行為をしでかした事実を、濡れた感触やはしたない温もりとともに円里香の肌へと押し付けてくる。 容赦なく繰り広げられる粗相に、円里香はただうろたえ続けることしか出来ない…… (どうしよう。私ったらおトイレじゃなくって……オムツの中にオシッコ、出しちゃってるんだ……!) ショワショワショワッ、ヌクヌクヌクッ…… ついに冒してしまった紙オムツ内への排尿行為に、円里香は今までにない恥じらいに襲われてしまった。 オマルに跨りながら尿意を解き放つだけでなく、ついにはトイレに辿り着くことすら叶わず、恥ずかしい下着に自らのオシッコを含ませてしまった事実など、円里香にとっては屈辱的でたまらなかった。 本当は今でも股間を閉ざしたかった円里香だけど、今でもはしたない迸りが噴き上げて、自分の意思とは裏腹に止まってくれないのだ。 まるで小さな子供のように、ついに紙オムツを使ってしまった事実を思い知らされて、円里香の気持ちは激しく打ち震えてしまう…… 「円里香ちゃんってば、もしかして……オシッコを我慢出来なくなっちゃったのかしら?」 「こんなに脚まで震わせちゃって、やっぱり紙オムツを穿いておいて正解だったわね? 次の授業が始まる前に、すぐに新しい紙オムツに取り替えてあげるからね?」 ずっと手を引っ張ってあげたにも関わらず、少しも自分から脚を動かさないばかりか、太股を恥ずかしげに震わせる円里香の姿に、クラスメート達もやっと状況を飲み込むことが出来た。 円里香はついに紙オムツを穿いたまま、自分達の前でオシッコをお漏らししてしまったのだ。 教室にあるオマルに辿り着くことすら出来ずに、幼児のみ許される下着まで濡らしてしまった、円里香の哀れな姿を今でも取り囲みながら、さらなる辱めの言葉までぶつけてくる。 次の授業が始まる前に、円里香には新しい紙オムツを取り替えてあげる必要があるはずだとクラスメート達は思い込んでいく…… 「そ、そんなぁ。お願いだから許してよぉっ、あうぅんっ……」 グシュグシュッ…… やっと尿意を収めることが出来た円里香だけど、数分前より重たくなった下半身のまま、クラスメート達からの言いつけにうろたえてしまう。 恥ずかしい下着を使ってしまい、惨めな状況を押し付けられただけでなく、クラスメート達から別の辱めまで強いられようとしていたのだ。 オシッコをたっぷりと含んだ紙オムツを、これから教室内で開かされると思うだけで、円里香はどうしても脚がすくんでしまう。 それでも僅かに腰を震わせるだけで、円里香の肌にはじっとりと張り付く感触が押し付けられる…… |
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