悔い改めさせたあの少女を凌辱した事で、俺の中の何かが弾けた。タガが外れてしまったのだ。 今まで抑え込まれていた数々の欲望が解放され、モラルを駆逐して心を塗り替えていく。 敬虔な神の僕で誠実な神父だった男は死んだ。そして欲望に忠実で神を敵視する男が新たに生まれたのだ。 神を敵視すると言っても別に悪魔崇拝を行うわけではない。法にもモラルにも神の教えにも背を向け、やりたい事をするだけだ。 俺が今最も願っている事は愛するフィアを神の束縛から解放してやる事。 しかし俺以上に信仰心の強い彼女を、並大抵のことでは神と決別させる事は出来ないだろう。 あの少女やシスターからの惨すぎる仕打ちを受けても、決して己の信念を曲げる事無く耐え抜いたのだから。 正面から説得しようものなら、逆に俺の方が説得し返されてしまう事だろう。 ――一つ、良い方法を思い付いた。それは俺の中にあるもう一つの大きな欲望を満たす事にも繋がる。 それは非力な少女の性を蹂躙する事。 あの子を散々に犯し、誇りも尊厳も踏みにじってやった時の昂ぶりは、生まれて初めて感じた程の強烈な感覚だった。あの快感を心の底から渇望している。 もちろんフィアは彼女のようにただ凌辱するのではない。心を乱し彼女にも快楽を与えて性の虜に調教してやるのだ。それも神への信仰を踏みにじる形で。 神を裏切る事に悦びを感じるようになるまで、徹底的に犯し責め抜いてやろう。 フィアは現在、学校の寄宿舎で生活をしている。この教会へは毎週休日に帰って来ている。 寄宿舎から妹を連れ戻し、地下に監禁して凌辱する事は簡単だ。 だが慕っている実の兄からそんな仕打ちを受ければ、既に張り詰めているであろう彼女の心は神を見限る前に耐えきれずに砕け散ってしまうかもしれない。それでは意味が無い。 兄という存在はフィアの心の支えとして取っておくべきだ。 相手が俺だと分からないように拉致して性に目覚めさせてやるのが正しいやり方だろう。 ちょうど長めの連休が近々ある。 地下室の整備やその他諸々の準備を整えて決行の日を待つとしよう。 ――そして決行日。 放課後に寄宿舎からフィアが出るのを確認した後、彼女の帰宅ルートで待ち伏せする。 そして人気の無い路地に入った所で後ろから羽交い締めにし、何が起きたのかも分からない内に睡眠薬を嗅がせて意識を奪った。 大きなボストンバッグの中に彼女の身体を詰め込むと教会へ戻り、地下室へと連れ込んだ。 こうしてあっけないくらい簡単に妹の拉致は完了してしまった。準備と下調べを入念に行っておいた成果ではあるが、誘拐者が被害者の家族なのだから当然といえば当然の結果だ。 目覚める前に目隠しを施すと両手を拘束してベッドに寝かせる。 地下室はあの少女を罰した時とは見比べるまでもなく清潔な状態になっていた。 コンクリート剥き出し状態なのは相変わらずだが壁や床は綺麗に磨き、パイプベッドのマットレスもシーツも真新しい物に変えておいた。破壊してしまったドアの鍵も二枚とも修理しておいた。 そしてこの部屋には電気も通っていたので、蛍光灯を変えてやるだけで照明の心配は無くなった。目隠しをされたフィアには関係の無い事だが。 後は防寒の為に暖房器具を設置すれば完璧だ。 こういう時はどうにも聖職者だった時の几帳面さが出て来てしまう。今でも表向きは神父のままではあるが。 調教道具も一式揃えてある。通信販売などで教会に届けてもらうわけにもいかないので、遠くの町のショップまで買いに出掛けた。 準備は万端整え終わった。 この場所でどうやってフィアを淫乱な牝に変えてやろうか。考えるだけで愉しくなってくる。 未成熟な身体を無茶苦茶に犯してしまいたいという凶暴な欲望がある一方で、愛の言葉を囁きながら優しく少しずつ開発していってあげたいという気持ちも大きい。 静かに眠っている彼女を見ていると胸が高鳴る。 彼女には昔から兄妹であるという以上の気持ちを感じ、愛情を抱いていた。 私自身が性に目覚めた頃、まだ小さかった彼女に対して性的な興味を抱いてしまった事さえある。その時には罪深い感情を持ってしまった事を恥じて心の奥底に仕舞い込んだ。 両親が実の兄妹で愛し合い私達を生んだように、私も妹を一人の女性として愛してしまっていたのだ。 だがもうその気持ちを抑える必要は無い。今はまだ兄であると告げる事は出来ないが、存分に愛してあげるとしよう。 「ん、ぅ……ぅ……ぁ?」 そんな事を考えている内に睡眠薬の効果が切れ、フィアが目を覚ました。 「あ、れ……? 暗い……電気は……?」 寝起きの半覚醒状態でぼうっとしている彼女は目隠しで視界が塞がれている事にも気づかず、明かりを探して周囲に手を伸ばす。 その様子がおかしくて思わず笑いが込み上げてくる。 「クククッ、電気は付いているぞ」 「えっ、だっ……誰!? ぁ、きゃぁっ……!?」 自分の部屋に一人で居るとでも思っていたのだろう、突然掛けられた声に驚いて飛び上がり体勢を崩す。 |
トスンッ! 「あぅっ、くっ……うぅぅ、痛ぃ……」 ベッドから転がり落ちたフィアはコンクリートの床の上へ尻もちを付いてしまった。 片足を繋いでいた枷によって足が開き、M字状態になって清楚な白いパンツが丸出しになっている。俺が買ってあげたものだ。 じっくり視姦したい所だが、何が何だか分からずに混乱している彼女を放っておくのは可哀想だろう。 「痛かっただろう、大丈夫か?」 「は、はい……。あの……あなたは……どなた、ですか?」 声はマスクに付けられたボイスチェンジャーで奇妙に低い異様な声に変えてあるので、フィアは俺が自分の兄であるとは気付かない。 「そうだな。お前を愛して止まない者だが、世間一般的に言えば誘拐犯だな」 「ひぅ……ゆ、誘拐……?」 「そうだ。学校帰りのお前を待ち伏せて、薬で眠らせた後に拉致してきた」 「う、ぁ……ど、どうして……そんな事を、するのですか?」 「ふぅむ。まぁそれは追々話すとしよう」 「そう……ですか。では、あの……暗いのは何故、なのでしょうか?」 例え相手が誘拐犯であっても、フィアの丁寧な口調は変わらない。誰に対してもそうなのだ。 激しい口調でやたら喚いていたこの間の少女と違って、話しているだけで心地良い気持ちになれる。 「言ったろう、電気は付いていると。自分の顔を手で触ってみろ」 「えっと……あ、これ……。何か……後ろまで」 「目隠しがしてある。俺の顔を見られたくはないからな」 顔に手を当てて確認した後、左右の手首に付けられた枷にも触れる。手が引っ張られる事で同じような物が付けられていると気付いたのだろう。 「まぁフィアが暴れる心配はしていないが、一応拘束させて貰った。足もな」 引っ張られている足にまでは手が届かないようなので教えてあげた。 「私の名前……知ってるんですか?」 「もちろんだ。名前だけじゃないぞ? 性格や成績、家族の事も全部知っている」 「そんな……あぁ、どうしよう……」 少しオロオロとしていたが、どうにもならなそうだと気付いて小さく溜息をつく。 「あの……こんな事、やめましょう? 解放して下されば、警察にも誰にも決して言いません」 フィアは恐怖で声が震えているものの、落ち着いた口調で説得してきた。 拉致されてきた上に、視界を奪われ手足を拘束された状態で心細い事この上ないはずなのに。 気が弱く大人しい子だが、芯はしっかりしているのだ。 「それは出来ないな。まだ何もしていないのに解放したら誘拐の意味がなくなってしまうだろう?」 「そんな……。こ、これは犯罪行為……ですよ。ご家族の方が悲しまれます」 「親はもう居ないぞ」 唯一の肉親は既に目の前で悲しんでしまっているのだから仕方あるまい。 「あっ……ごめんなさい」 「気にするな。随分と前の話だからな」 「は、はい……」 とても申し訳なさそうに表情をしている。 自分も同じく両親を失っているのに、それよりも人の事を思いやれる優しい子だ。 しばらく口籠もって逡巡していたが、意を決して再び口を開く。 「神様はあなたの行いを見てらっしゃいますよ。これ以上罪を重ねれば、天国へ行くことが出来なくなってしまいます」 「何……?」 「ですから、神様が――」 「俺は神など信じない! 神が何をしてくれた! 散々な目に遭わせただけじゃないか!」 「ひぅぅっ……! そ、それは、試練で……」 「試練なんて糞食らえだ! そんな物は神のエゴだろうがっ!」 豹変した俺の様子に怯え、少女は身を竦ませる。 苛立ちで足を踏みならすとビクンと身体を跳ね上げる。 「あ、あ、あ……」 |
プシュッ……シャッ、ショワワワワワワッ…… 「ふわぁっ、あっ……ひっく、うぅ……やっ、嫌ぁぁぁ……!」 真っ白だったパンツが割れ目のある部分を中心に薄い黄色に染まっていく。 「おっと、こんな所でお漏らしか」 フィアはおしっこを漏らしてしまったのだ。 彼女は昔から臆病な子で、驚いた拍子に漏らしてしまう事が何度もあった。そういえば苛めの主犯であるあの少女も、フィアが何度か教室でお漏らしをしたと言っていた。 さっきまで俺に説教をしていた女の子が、足踏み一つされただけで恐怖で漏らしてしまう。 理知的な言葉も神への信仰も物理的な暴力の前には無力という事だ。何とも笑える話じゃないか。 黄色い染みはお尻にまで広がって行き、吸い込みきれなくなった所で表面にまで液体が溢れ出して来た。 「んぅっ、ふっ……うぅぅっ……止まらな、いぃ……嫌ぁ……あぅっ、うぅ、止まってぇ……!」 男と違って女の子は一度おしっこを始めたら止める事が出来ない。 必死で漏れ出るのを止めようとしているようだが、浅黄色の液体は後から後から湧き出して来る。 「良くそんなに漏らせるものだな。パンツもスカートもベチャベチャになってるぞ」 パンツで支え切れなくなったおしっこは下に敷かれているスカートにも染み込み、被害範囲を拡げて行く。 「うぁっ、ぅ、うぅうぅぅ……うぁあぁぁんっ……!」 恥ずかしさと不甲斐なさに堪えきれず、フィアはついに泣き出してしまった。 それでもおしっこは止まらずに彼女のお尻を濡らし続けたのだった。 「ひっく、ぐす……うぅぅ……うぇ、うぅ、うぅぅぅ……」 ようやくお漏らしは止まったが、純白だったパンツは脇の部分を残して真っ黄色の染まってしまっていた。 そんな濡れた物を穿いていては気持ち悪いだろうし、風邪を引いてしまいかねない。 「どれ、脱がせてやろうな」 スカートの中に脇に手を突っ込み、一気にずり下げる。 |
ズルルッ……ポタッ、ポタポタ…… 「あぅっ!? やっ、やめて下さい……!」 止める間もなくパンツは引き降ろされ、おしっこにまみれたお尻が露わになる。 だが片足が枷で拘束されているので完全に脱がす事は出来ない。まぁこれで十分だろう。 「うぅぅっ……み、見ないで……下さい……」 まだ一部が腰に張り付いているが、隠すべき部分は全て露わにされてしまっている。 見えなくとも触れる空気の感覚で分かるのだろう。顔を赤くして隠そうとする。だが拘束された身体では体勢的に隠す事が出来ず、可愛い割れ目もお尻の蕾も俺の目に晒されたままだ。 ピッチリと閉じられた淫裂の走る丘は完全なる無毛で、止める物のないその部分をおしっこの雫が流れ落ちていく。 その下でひっそりと息づく小さな窄まりは色素の沈着もほとんど無く、美しくも可愛らしい姿を見せてくれる。 それらの周りは湯気が上がりそうな漏らしたてのおしっこで彩られている。 「ひぅぅ……う、嫌ぁ……もう、もう見ないで下さい……」 お漏らしをした少女の姿がこれ程淫靡に感じられるものだとは今の今まで知らなかった。 パンツを穿いたまま漏らす姿も可愛かったが、今度は割れ目から黄色い雫が迸る様を見てみたい。 もう一度足を踏みしめて脅してやれば漏らすだろうが、二度同じ手を使うのは面白くない。 一度目は物理的な恐怖で漏らさせたのだから、今度は精神的な恐怖で漏らさせてやるとしよう。 「さっき、誘拐された理由を知りたがっていたな」 「ぅ……? は、はい……」 「教えてやろう。お前の身体が目当てなんだよ」 「から……だ?」 俺の言葉に戸惑いの表情を浮かべている。 性教育を受けてはいても、まだ女としての機能も発達していない身体では性的な目で男に見られた事はないのだろう。 「お前のこの処女穴を俺のモノで何度も犯して、たっぷりと精液を注ぎ込んでやるって事だよ」 割れ目を指でなぞりながら直接的な物言いをしてやると、意味が判りサッと顔を赤らめた後に血の気が引いて真っ青になる。 「そっ、そっ、そんな事……ダメです! やっ、あぁぁっ……あっ、私は、まだ、その……初潮が……来て、いませんし……」 「なら好都合じゃないか。いくら膣内に出しても孕ませる心配は無いって事だ」 「だっ、ダメですっ! そんな罪深い事をしてはっ。亡くなられた後に天国へ行けないだけではありません、生きている今も牢獄に繋がれてしまいますよ……!?」 必死に言い募ってくるフィアの言葉を鼻で笑ってやる。まだ天国だ何だと口にするとは。 「じゃあもう俺は手遅れだ。俺はもう既に一人、女の子を犯しているんだからな」 「えっ……?」 「フィアも知っている娘だ。お前を苛めていた悪い悪い女の子だよ」 「そん、な……嘘、でしょう……?」 「嘘なもんか。神様とやらが天罰を下さないから、代わりに俺が罰を与えてやった。最初は威勢の良い事を言っていたが、最後は自分の罪を悔いて泣いて謝った上に、罰してくれた俺に感謝までしていたぞ」 「そんなっ……そんな……!」 「証拠を聞かせてやるよ」 あの時録画していたビデオデータを再生してやる。 『ひっ、いっ、いっ、痛いぃいぃっ……! いぎっ、ひっ、痛いのぉっ……! もう、もうやめっ、ぎっ、ひぃいぃぃっ……!』 『はがぁあぁぁっ……!? あっ、ひっ、熱ひぃいぃっ……!? ひっ、いっ、いぃぎぃぃひぃぃぃっ……!?』 『抜いてっ、抜いてぇえぇっ……! やだっ、やだやだやだぁあぁあぁっ……! 嫌っ、精液嫌ぁあぁあぁぁぁっ……!』 『あぎっ、ひっ、ひぃいぃぃっ……痛いっ、痛いよぉっ……ママぁっ、助けて、ママぁあっ……!』 『うぁ、ぁ……あぁぁ……ごめんなさい、ごめんなさいぃ……わ、私は思い上がった……うぁぁ、屑、でしたぁ……これからは、心を入れ替えて、人に、迷惑掛けずに、生きて……いきますぅ……うぅぅ』 「クックック。どうだ? 自分を苛めていた子の末路は。少しは気が晴れたか?」 「うぁあっ、あっ、あぁぁ……この、声……嫌っ、嫌っ、嫌ぁあぁぁぁっ……!」 映像は見られずとも、耳をつんざくような少女の悲鳴は残酷極まりない行為を脳裏に思い浮かばせるのに十分だろう。 彼女が受けた恐怖がフィアに伝染し、恐慌状態に陥らせる。 |
プシャァッ! シャッ、ヂャバパッ……パシャパシャパシャパシャッ……! 「ひぅうぅうぅぅぅっ……!? うぁっ、あっ、あぁあぁあぁぁっ……嫌ぁぁぁぁぁ……!」 そしてフィアはまたしてもおしっこを漏らしてしまったのだった。 止めようと頑張っていた事もあって、膀胱の中身を全ては出し切っていなかったのだろう。 浅黄色のおしっこが弧を描いてコンクリートの床に吸い込まれていく。黒い染みが拡がり、小さな水溜まりを形作る。 「うぇっ、うぇぇえぇぇんっ……! やぁあっ、やだぁっ……ひぁあっ、あぁっ、あぁあぁぁっ……! うっく、うぅっ……うぁあぁんっ……やだよぅ、もう出ないでぇっ……!」 嫌々と首を振っているが、割れ目から噴き出すおしっこは止めようもない。 恐怖に泣きじゃくりながら、二度もお漏らしをしてしまった恥ずかしさに顔を真っ赤に染める。 か弱い少女が怯え、漏らす姿のなんとそそられる事か。強烈に湧き起こってくる嗜虐心に背筋がゾクゾクと震える。 あの少女の行いを肯定するつもりは毛頭無いが、弱い者を苛めたくなる気持ちが今の俺には理解出来てしまう。とても心地良いのだ。 もっともっと虐めて、より大きな嗜虐心を満たしたくなる。 「また漏らしてしまったなぁ? 仕方ない娘だ。これは罰が必要だな」 可憐な少女の、愛する妹の怯え顔を見下ろしていると、自然と口角がつり上がってしまうのだった。 |