第4話 |
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「乃葵ちゃん、そろそろお風呂から上がりましょう。だいぶサッパリ出来たでしょう?」 二人で一緒にシャワーを浴びながら、あられもない行為を繰り広げてから数分後、乃葵は玲羅とともに浴室を後にする。 オシッコまみれだった乃葵の下半身を洗い流したり、さらには裸体を撫で回した上、新鮮なオシッコの味まで堪能して、玲羅はすっかり上機嫌だった。 今でも少し遠慮がちな乃葵の手を引いて、二人で一緒に身体を拭おうと誘い始める。 「れ、玲羅さん。待ってください……」 モジモジモジッ。 玲羅から手を引かれるまま浴室から立ち去りながら、乃葵はすぐ戸惑いの表情を浮かべてしまう。 今でも身体の力が抜けたまま、肌が震える感覚が未だに残っているのに、玲羅にあっけなく付き従う自分自身に、乃葵は恥じらいの気持ちを抱えずにいられない。 しっかりと手首を握ってくる玲羅の肌触り、さらには露わになっている裸体を目の当たりにするだけで、乃葵はすぐさま顔を火照らせていく。 カアァッ…… (私、今まで玲羅さんに身体を弄られちゃって……ついにオシッコまで、飲み込んじゃったんだ) 玲羅の姿を目の当たりにするだけで、乃葵はすっかり落ち着きを失ってしまう。 オシッコまみれの下半身を洗い流す名目で、玲羅とともにあられもない行為を続けて、今までにない勢いで絶頂を迎えた挙げ句、ついには玲羅の口内にオシッコまで放り込んでいたのだ。 玲羅からの口移しによって、オシッコを与えられるまま飲み込んだ事実に、乃葵は複雑な気持ちを抱えずにいられない。 自分でも汚く感じる液体を、玲羅とともに味わいながら、さらに唇や舌先まで絡める行為をどう受け止めれば良いのか、乃葵は今でも思い悩んでいた。 女同士でのエッチな行為など、乃葵には今まで身に受けたこともなかったのだ…… 「乃葵ちゃんのオシッコ、喉越しが良くてたまらない。お客様が喜んだわけも良く分かるわ?」 すっかり顔を赤らめていた乃葵へと向けて、玲羅はそっと言葉を投げかける。 先ほどまで続けていたクンニ行為によって、あっけなく絶頂を迎えた乃葵の股間から、大量のオシッコを味わえて嬉しかったと明かしていく。 さらには口の中に残っている味を振り返りながら、新鮮なオシッコによる風味や味わいがたまらないと、玲羅は率直な感想を述べてくる。 客達へと振る舞われていた乃葵のオシッコを堪能出来た事実が、今の玲羅には嬉しくてたまらないのだ。 「そ、そんな。玲羅さんってば……私のオシッコなんて口にして、ホントに大丈夫なんですか?!」 さりげなく笑みを投げかける玲羅に、乃葵は複雑な気持ちを抱え込んでしまう。 いくら玲羅に迫られたせいだとしても、まさか絶頂を迎えるままオシッコを噴き出して、そのまま自分でも口にするなど乃葵も思わなかった。 それでも実際に口内へとこびりつく金属っぽい味に、乃葵はただ困り果てることしか出来そうにない。 自分でも後ろめたく感じる味やニオイを、傍にいる玲羅も噛み締めていると思うだけで、オシッコを飲み込む行為をどう受け止めれば良いのか、乃葵は上手く受け止め切れずにいたのだ。 今でも口から湧き上がるオシッコの味やニオイに、乃葵は一人だけ思い悩んでしまう。 「ごめんね、乃葵ちゃんを驚かせちゃって。それでも私は店主なんだし。どうしてもお客の気持ちを確かめておきたかったのよ……」 困った表情を向ける乃葵のために、玲羅はさらに自らの気持ちを明かしていく。 確かに普通なら考えられない行為でも、どうしても乃葵のオシッコを味わいたかったと玲羅は口にする。 乃葵が店内で失禁行為をしでかした瞬間から、下半身から漂うオシッコのニオイに、客達が心を鷲掴みにされていた事実を玲羅は振り返る……これからもウェイトレスとして勤める乃葵とともに、客達が待ち望むニオイや味を確かめられて良かったと玲羅は告げていく。 (玲羅さんってば、どうしてそんなに嬉しそうにしていられるの? 大事な部分を舐め回して、オシッコまで飲ませちゃったはずなのに……) 玲羅から告げられた言葉に、乃葵は思わず気持ちを吸い寄せられる。 誰にも弄られたことのない身体を丹念に撫で回してもらいながら、玲羅と身体を重ね合わせるまま絶頂まで迎えて、ついにはオシッコの味を互いに共有した事実に、乃葵は熱い気持ちを抱え込んでいたのだ。 本来なら許されない店内での粗相を許してもらえただけでなく、客達とともに快く迎え入れてくれた事実に、乃葵は今までにない意識を抱え込んでいく。 オシッコの味を噛み締めた後も、ひとりでに玲羅へ身を寄せる自分自身に気づいて、乃葵はますます肌を火照らせてしまう…… クシュクシュクシュッ。 「ふぅっ……玲羅さん、ありがとうございます。おかげで身体もきれいに出来ました」 整理のつかない気持ちを抱えながら、乃葵は玲羅とともに身体を拭うことにした。 玲羅の姿を眺めるだけで、すっかり夢中になってしまう自分に気づいて、乃葵はおかしな気持ちを必死に誤魔化すだけで精一杯だった。 何度もタオルで身体を拭いながら、玲羅から指し向かれた手つきや、全身に走った激しい刺激を振り返るだけで、乃葵は慌てふためかずにいられない。 今でも引け目を感じながら、玲羅に誘われるまま、幾らでも身体を重ね合わせそうな気持ちに乃葵は苛まれていたのだ…… 「はい、乃葵ちゃんのお着替え。これで大丈夫だったかしら?」 乃葵がそそくさと身体を拭っていた矢先、鞠花が不意に顔を見せ始める。 二人が浴室であられもない行為を繰り広げる間、鞠花は乃葵の濡れた制服のお洗濯を始めて、さらには着替えまで用意してくれていた。 今でも裸体を晒している乃葵へと向けて、鞠花はそっと着替えを差し出してみせる。 「ま、鞠花先輩。ありがとうございます……」 モジモジッ。 折り畳まれたパジャマや下着を受け取りながら、乃葵は鞠花へと恐る恐るお礼を告げていく。 店内ではしたない失禁行為をしでかした後、先輩である鞠花の手まで煩わせた事実に、乃葵は申し訳ない気持ちを抱え込んでしまう。 店内の床掃除だけでなく、浴室でシャワーを浴びる行為や、さらには着替えの用意まで人任せにした後、乃葵はどうお礼を返せば良いかも戸惑わずにいられない。 今でも鞠花は乃葵の前に佇みながら、優しげな笑みを振り撒いてくる。 (どうしよう、私が玲羅さんとエッチなことをしてたの、鞠花先輩にも気づかれちゃったかな……?) スルスルスルッ…… 鞠花から受け取った着替えへと袖を通しながら、乃葵はさらに思い悩んでしまう。 玲羅とともに浴室へと向かった後、女同士であられもない行為を続けて、ついにはオシッコを口にする行為まで繰り広げていた事実など、先輩の鞠花にはどうしても知られたくなかった。 すぐにでも身を取り繕おうと、ショーツやブラを装着する間も、鞠花は玲羅とともに見守り続けていたので、乃葵は自然と気持ちが焦り出してしまう。 着替えに手間取る状況や、玲羅へと向けていた気持ちを鞠花にも感づかれると思うだけで、乃葵はどうしても照れくさくてたまらない…… * * * * * * 「乃葵ちゃん、ちゃんと着替えが済んだようね。これから乃葵ちゃんに用意したお部屋に案内するわね?」 乃葵が無事にパジャマへと着替えた後、玲羅は分け与えた部屋への案内を始める。 喫茶店の奥が居住空間になっていて、リビングから奥まった場所に、乃葵へと用意した部屋を設けていた。 遠慮がちな素振りを見せる乃葵の手を引きながら、玲羅はすぐ部屋へと向かわせる。 「うわぁ……玲羅さん、ホントにこのお部屋、私が使っても良いんですか?」 玲羅から案内を受けるまま辿り着いた寝室を目の当たりにして、乃葵はすぐさま驚きの表情を浮かべる。 自分のために用意された部屋が想像以上に広く、さらにはベッドやクローゼットなどの家具も一通り揃っていたのだ。 考えていた以上に豪華な内装に驚かされながら、本当に自分が使っても良いのかと乃葵は尋ね始める。 乃葵は周囲を恐る恐る見渡しながら、これから住むことになる部屋に、まだ現実味を感じられそうにない。 まだ新人の身分にも関わらず、こんな部屋を与えてもらう状況に、乃葵は申し訳なく感じずにいられない…… 「別に構わないわよ。私達も大体同じ間取りのお部屋に住んでるから。これからは乃葵ちゃんのお部屋になるんだから?」 遠慮がちな素振りを見せる乃葵へと向けて、玲羅はさらに言葉を続ける。 部屋の豪華さに驚きを隠せない乃葵のために、自分も鞠花も同じような間取りの部屋を使っていると踏まえた上、これから遠慮せず使っても構わないと乃葵へ告げていく。 これから新しい仲間になる乃葵が、自分達とともに過ごしてくれる状況に、玲羅も新鮮身を感じていた。 今は家具を一通り置いただけの部屋が、これから乃葵の手でどう変わり映えするのか、玲羅は今から楽しみでたまらない。 「今日は初めてのお勤めで疲れたでしょう。乃葵ちゃん、早めに寝た方が良いわよ?」 さらに乃葵の肩を押す形で部屋へと向かわせながら、今日は早めに眠るようにと玲羅は薦めていく。 初めてのお勤めに励んだ後、客達の前で失禁行為をしでかしたり、まだ店内や部屋の環境に慣れてない事実も踏まえて、なるべく乃葵を休ませてあげようと玲羅は思い込んでいた。 乃葵と挨拶を交わした後、玲羅も部屋からそっと立ち去っていく。 * * * * * * クシュクシュッ。 「……ふぅっ」 自分が持ち込んだ着替えを、用意されたクローゼットに仕舞い込んだ後、乃葵は化粧台の前に腰掛けながら、丹念に髪を整えていた。 一日中左右に結えていた髪をブラシで梳きながら、やっと一息つくことが出来た。 まだ慣れない部屋を見渡しながら、乃葵は初めてのお勤めを色々と振り返る……たった一日で、あまりに沢山の出来事に見舞われた事実を、乃葵は改めて思い知らされる。 (初日から、あんなにはしたない真似なんてしちゃって。玲羅さんに引き留められなければ、またお店から逃げ出してたかも……) 最初に乃葵が気に掛けたことは、やはり店内でしでかした失禁行為だった。 ウェイトレスとして働いてから間もないのに、不意な尿意に見舞われるまま、テーブルに立ち尽くしながら粗相をしでかした事実など、振り返るだけでも乃葵は恥ずかしくてたまらない。 前の店でも同じような失敗をしでかした後、一度も店に立ち寄れないほど、乃葵には忌まわしい思い出だった……それでも乃葵は、新しく勤めることになった『惑々館』でも、同じような失態を冒してしまった。 初日にしでかした失敗を、乃葵は今でも悔やまずにいられない。 (それでも私、確かに粗相をしでかすところ……お客様の前で見せちゃってたんだよね? あんなにみっともない姿なんて……) さらに乃葵は思い悩みながら、数時間前の出来事を振り返っていく。 店内で不意な尿意に襲われるまま、あられもない失禁行為をしでかした後、客達から続々と向けられる視線を思い返して、乃葵はすぐさま顔を火照らせる。 真新しい制服のスカートに染みを浮かべたり、白地の靴下にも薄黄色い染みを広げた姿を、どう客達は感じていたかを思い浮かべるうちに、乃葵は耐え難い恥じらいの気持ちに駆られていく。 客達の身なりが良かった事実も踏まえながら、新人のウェイトレスが突然オシッコを垂れ流した事態を、どう受け止めているかを考えるだけで、乃葵はすっかり落ち着きを失ってしまう。 (オシッコまみれの格好、ずっとお店の中で見せつけてたんだよね……お客様に何度もパンツだって覗かれちゃって) さらに考えを巡らせるうちに、乃葵は今までなら考えられない場面にも出くわしていく。 店内で失禁行為をしでかした後、はしたない液体で下半身を濡らした自分を、玲羅や鞠花、さらには客達が平然と受け入れる事態など、乃葵には未だに信じられずにいた。 周囲で食事を摂り続けている客達の前で、自分だけが平然と排尿行為をしでかし、オシッコまみれの下半身を抱えるにも関わらず、結局は店内から逃げ出せないまま、閉店までずっと過ごしていた事実に、乃葵は今でも引け目を感じてしまう。 さらには玲羅の手でスカートを持ち上げられ、ショーツからオシッコが溢れ出る瞬間まで覗かれながら、よく自分が接客を続けていたと思うだけで、乃葵はおかしな気持ちに苛まれずにいられない。 本来なら忌み嫌われて当然な粗相をしでかして、それでも周囲にいる客達から持て囃されるなど、乃葵は今まで一度も身に受けたことのない状況だった……少なくとも、前に働いていた職場ではありえなかった。 カアァッ…… (それに私、玲羅さんとエッチなことまでしちゃったんだ。キスとか、おっぱいまで揉まれたり、まさかオシッコまで口移ししちゃうなんて……) さらには店じまいを済ませた後、玲羅とともに浴室で過ごした光景を振り返るうちに、乃葵は激しい顔の火照りに苛まれてしまう。 オシッコで濡れた制服や店内を放ったまま、玲羅に誘われるまま浴室へと向かい、汚れた身体を丹念に洗い流してもらった後、さらには女同士であられもない行為を繰り広げて、ついには自分のオシッコまで飲み込んだ事実を、乃葵は否応なしに思い知らされる。 玲羅と交わした唇の感触や、丹念に撫で回された乳房やお尻、さらには股間へ押し付けられた舌先の感触など、どれも乃葵には忘れられない感触だった。 さらに絶頂を迎えるままオシッコを溢れさせた後、玲羅から口移しされる形でオシッコまで飲み込むなど、今までの乃葵には考えられない行為だった……それでも乃葵は、玲羅から迫られた行為を確かに受け入れていたのだ。 今でも舌先にこびりつく塩気を振り返るたびに、乃葵は言い表しようのない思いに駆られてしまう。 (ホントに私、このお店でやっていけるのかな? まだ新人なのに、こんなに立派なお部屋まで与えてもらえるなんて思わなかったし……) 今までなら考えられない出来事の数々に出くわしたせいで、乃葵はすぐさま不安な気持ちに駆られてしまう。 人前ではしたなく粗相をしでかした後、恥ずかしい瞬間を客達に何度も覗かれて、さらには女同士であられもない行為まで執り行った後、これからどんな出来事に見舞われるのか、考えるだけで落ち着きを失ってしまう。 これからどんな事態が待ち受けているのかを思いながら、乃葵はさらに複雑な気持ちを抱え込んでいく。 唐突な出来事に見舞われながら、今日は何とか無事に乗り切れたとしても、自分がこの場所でやっていけるのか、乃葵はどうしても迷わずにいられない。 自分がこの『惑々館』にいて相応しいのか、乃葵は上手く考えをまとめられそうにないのだ…… 「うぅ……んっ。もうそろそろ寝ないと、ベッド以外の場所で寝ちゃいそうだよぉ」 化粧台の前に腰掛けながら物思いに耽った後、乃葵はそそくさとベッドへ向かっていく。 新しい環境でのお勤めを続けていた乃葵は、気づかぬうちに疲労を感じていたのだ。 すぐにでも身体の疲れを取ろうと、乃葵は用意されたベッドへと脚を向ける……一人で寝るにはあまりにも広いベッドに引け目を感じながら、乃葵は恐る恐る潜り込む。 (今日はホントに、色んなことが起きたから……さすがに私も疲れちゃったよぉ) ベッドの真ん中へと寝そべるうちに、段々と乃葵の意識が薄れていく。 たった一日にも関わらず、様々な出来事が立て続けに駆け巡ったせいで、少し考えごとをするだけでも乃葵に睡魔が襲い掛かってくる。 本当に自分がこの場所にいて良いものか、今でも不安を抱え込みながら、乃葵は段々と眠りの世界へと入っていく…… * * * * * * 「うぅん……きゃんっ!」 バサッ。 ベッドに寝そべってから数時間後、窓から差し込む光を受けながら、乃葵は少しずつ目覚めていく。 まどろむ意識の中、少しずつ意識を取り戻そうとした矢先、不意な感触を下半身に受けて、乃葵はすぐさまベッドから身を起こす。 下半身が冷たく濡れている事実に、乃葵はすぐさま驚きの表情を浮かべる……久々に身に受けた感触に、乃葵はどうしても慌てずにいられない。 グシュッ…… (ヤダっ……どうして私、オネショなんてしちゃってるの?!) 嫌な予感に苛まれるまま、掛け布団を一気に取り除いた乃葵は、お尻の辺りに出来上がった痕跡を目の当たりにして、思わず肩を落としてしまう。 どうやら乃葵は寝ている間にオネショをしでかしたらしく、お尻を乗せている部分を中心に、オシッコで濡れた跡がしっかり広がっていたのだ。 成人が近い身にも関わらず、数年ぶりにしでかしたオネショを、乃葵は戸惑わずにいられない。 小さな頃以来のオネショを、何故今頃しでかしたのか、どんなに考えても乃葵には分かりそうにないのだ。 (パジャマまでこんなに濡れちゃってる……やっぱり私のオシッコなんだ。それでも私、今までオネショなんてしなかったはずなのに……どういてなの?!) オシッコの染み込んだシーツから腰を持ち上げた後、改めて自らの下半身を振り返りながら、乃葵は避けようのない事実を思い知らされる。 シーツの上から漂うのと同じニオイを、乃葵は自らの下半身から思い知らされる……鼻をくすぐるようなニオイは、紛れもなく乃葵自身が垂れ流したオシッコだった。 どうして数年ぶりのオネショを今頃になってしでかしたのか、乃葵は今でも信じられそうにない。 慣れない仕事を張り切りすぎたせいか、環境の変化が原因か、それとも玲羅と身体を重ね合わせたことが……色々と考えを巡らせながら、乃葵はひたすら困り果ててしまう。 どんなに原因を探り続けても、寝る前に溢れさせたオシッコは、未だに下半身へと張り付いたままなのだ。 ヒタヒタヒタッ。 「ど、どうしよう。まさかオネショしちゃったなんて、誰にも言えそうにないよぉ……」 考えが上手くまとめられそうにない乃葵だけど、オネショの後片付けを早急に迫られていた。 今でも乃葵は濡れたパジャマ姿に身を包んだまま、部屋の中で慌てることしか出来ない……数年ぶりにしでかしたオネショを、自分一人でどう片付ければ良いのか、今の乃葵では少しも考えられそうにない。 オシッコで浸したパジャマやショーツを脱ぎ去った後、誰にも気づかれないよう洗濯機へと放り込んで、さらにはオシッコの染みを広げたシーツはどう片付ければ良いか、乃葵はひたすら思い悩まされる。 まだ不慣れな居住空間で、乃葵は洗濯機や洗濯物を干す場所すら分からず分からずにいたのだ…… コンコン、ガチャッ。 「乃葵ちゃん、そろそろ朝ご飯が出来上がるから。私達と一緒に食べましょう?」 乃葵がオネショの後始末に困り果てる中、不意にドアをノックする音が聞こえてくる。 すでに朝を迎えているのに、なかなか部屋から出ようとしない乃葵を、玲羅はずっと気に掛けていたのだ。 乃葵が部屋の中にいることを突き止めた後、すぐにでも起きるよう玲羅は口にする。 店開きまで間もないので、これから一緒に朝食や身支度を始めようと玲羅は促してくるのだ。 「れ、玲羅さん……あうぅんっ」 フルフルフルッ…… 玲羅の声を耳にするたびに、乃葵はどうしても気まずさを感じずにいられない。 このまま玲羅が部屋に入ってきてしまえば、自分がしでかしたオネショを気づかれてしまう……そう思いながら、乃葵は思わず震えた声を洩らしてしまう。 今でもためらいの気持ちを抱えながら、今でも心配を寄せる玲羅の元へと、乃葵はすぐにでも姿を見せなければいけないのだ。 オシッコまみれの下半身を少しも取り繕えずに、乃葵は部屋の片隅で立ち尽くすしかない…… * * * * * * 「ごめんなさい、玲羅さん。私、オネショしちゃったみたいで……」 グシュグシュッ。 部屋を訪ねてきた玲羅へと返事を返しながら、乃葵は自らしでかした失態を仕方なく明かすことにした。 すでに玲羅が部屋の前に向かった後、はしたないオネショを取り繕えないと悟って、乃葵はただ観念するしかなかった。 恐る恐る玲羅を招き入れた後、乃葵はオシッコで濡れた下半身を晒したまま、数年ぶりにしせかしたオネショを打ち明ける。 少し驚いた様子の玲羅へと向けて、乃葵は必死に頭を下げ始める……新品の制服だけでなく、自分へと分け与えてもらった部屋まで汚すなど、乃葵はどうしても詫びずにいられなかった。 どうして数年ぶりのオネショをしでかしたのか、乃葵はどんなに悔やんでも悔やみ切れそうにない…… 「乃葵ちゃんってば、寝ている間もすぐオシッコを出しちゃうのね。ちょっと手間だけど、すぐシーツをお洗濯しなくっちゃ?」 ひたすら頭を下げ続ける乃葵へと向けて、玲羅はそっと言葉を投げかける。 昨日にしでかしたオネショを咎めようとせず、それどころか玲羅は乃葵を慰めながら、すぐにオシッコで濡れたシーツを片付けようと誘い出す。 乃葵が昨晩にしでかしたオネショのせいで、シーツの表面に広々とはしたない染みが広がっていた……たとえ小さな身体でも、出るオシッコの量が人並みな事実を玲羅も思い知らされる。 今でもオシッコまみれの下半身を抱えながら、落ち込んでいる様子の乃葵を、玲羅はそっと気遣っていく。 「あ、あの。玲羅さん……ホントにごめんなさい。私のせいで、こんな手間まで掛けさせちゃって」 玲羅から投げかけられた言葉に、乃葵は恐る恐る返事を返していく。 部屋で過ごす間も玲羅の世話になる事態に、乃葵はどうしても申し訳なく感じてしまう。 すでに卒業したはずのオネショを数年ぶりにしでかして、乃葵は情けない気持ちに駆られずにいられない。 それでも自分を咎めようとせず、一緒にオネショの後始末を手伝ってくれる玲羅へと向けて、乃葵はさらに言葉を呟いていく。 自らしでかしたオネショのせいで、玲羅に手間を掛けさせる事態など、本当は乃葵も望んでいないのだ…… 「別にシーツのお洗濯くらいなら構わないわよ。それでも乃葵ちゃんが良いって言うなら……お尻ペンペンくらいは与えても構わないかしら?」 乃葵がこぼす言葉に、玲羅はそっと聞き耳を立てていく。 何の前触れもなくしでかしたオネショを、乃葵がどれほど申し訳なく感じているか、傍で様子を眺める玲羅にも痛いほど伝わってくるのだ。 オネショの後始末自体は苦にもならないと踏まえながら、玲羅はある行為を乃葵へと投げかける。 もしも乃葵が反省の気持ちを抱えているなら、お仕置きにお尻叩きをしても構わないか、玲羅はさりげなく乃葵へ告げていく。 別に今朝の粗相を咎める気はなかった玲羅も、きっと乃葵の気持ちが収まらないはずだと考えていたのだ。 「れ、玲羅さんってば。お尻ペンペンなんて、まるで子供みたいで恥ずかしいです……」 玲羅から告げられたお仕置きの内容に、乃葵はすぐ気持ちを迷わせてしまう。 まさか成人が近い身で、小さな子供のようなお仕置きを受けるなど、さすがに乃葵も思わなかったのだ。 それでも玲羅から期待の込められた視線を向けられて、乃葵はすぐさま恥じらい始めてしまう。 寝ている間にオシッコを垂れ流した上、さらにお尻まで叩かれた後、どれだけ自分の気持ちが陥るのか、乃葵は不安でたまらないのだ。 「あら、それでも乃葵ちゃんは……小さな子供しかしないオネショ、今朝しちゃったばかりじゃない?」 ためらいの表情を浮かべる乃葵へと向けて、玲羅はさらに言葉を重ねていく。 どんなに乃葵自身が認めたくなくても、昨晩の間にオシッコを垂れ流して、シーツを水浸しにしたのは確かなはずだと、玲羅はそっと乃葵に突きつける。 たとえ子供じみたお仕置きが恥ずかしくても、乃葵に相応しい行為を身に受けるべきだと玲羅は促していく。 すぐ気持ちを落ち込ませる乃葵を、玲羅は自分なりの方法で慰めてあげたいと考えていたのだ…… 「玲羅さん……分かりました。オネショしちゃった私のお尻に、オシオキしてもらえますか……?」 フルフルフルッ。 玲羅に言いつけられるまま、乃葵は濡れたお尻を恐る恐る差し出すことにした。 これから仕向けられるお仕置きに怯えながら、それでも乃葵は自らしでかしたオネショに、耐え難いほどの引け目を感じていた……寝ている間に粗相をしでかす自らを、玲羅の手でしっかりと戒めてもらいたかったのだ。 昨日も店内で失禁行為をしでかした後、床掃除や制服の洗濯までを他人任せにした事実を振り返りながら、乃葵は自分なりの落とし前をつけたかった。 たとえ気持ちが辱められるとしても、乃葵はすぐにでも玲羅のお尻叩きを与えて欲しいと申し出る。 お尻の殆どが濡れて、下着の色まで透けさせる下半身を差し向けた後、乃葵はすぐ身構えていく。 「それじゃ遠慮なく行くわよ、乃葵ちゃん……えいっ!」 パシンッ! 乃葵の気持ちを察して、玲羅はすぐさまお尻叩きを始めることにした。 今でも肩を震わせながら、しっかりと差し向けられたお尻へと目掛けて、玲羅もすぐさま平手を構えていく。 小振りなお尻へと狙いを定めながら平手を打ちつけると、周囲に小気味良い音が響き亘る。 「あうぅんっ……!」 カクカクカクッ……! ついに玲羅の手でお尻を叩かれて、乃葵はあっけなく声を洩らしてしまう。 数年ぶりにしでかしたオネショを咎めるため、玲羅の手で執り行われたお尻叩きのお仕置きに、乃葵は懐かしい感覚を呼び起こされていた。 濡れたお尻に響く平手の感触に、乃葵は痛みよりも恥じらいの気持ちに駆られながら、すぐさま気持ちを揺さぶられる。 肌へ走る痛みより、内から湧き上がる激しい感覚が、今の乃葵には辛くてたまらない。 はしたなくオネショをしでかした、惨めな自分を玲羅に咎められる状況のせいで、乃葵はおかしな気持ちを湧き上がらせてしまう。 「乃葵ちゃんはもうすぐ大人になるんだから。もう少しくらいは耐えられるわよね?」 パシンッ!パシンッ!パシンッ!パシンッ! すぐさま悲鳴を上げる乃葵へと向けて、さらに玲羅は平手を打ちつける。 オシッコで濡れたお尻を叩くたびに、乃葵が下半身を震わせながら、同時に可愛げな悲鳴を洩らす様子に、玲羅も段々と気持ちが吸い寄せられていた。 どんなにお尻を痛めつけても、乃葵が自分から下半身を差し出して、お仕置きを身に受けようとする姿勢に、玲羅はすぐに関心を寄せていく。 叩けば叩くほど震え出すお尻も、玲羅は段々と見逃せなくなっていたのだ…… 「ひゃうんっ! お尻がすっごく痛くって……きゃはぁんっ!」 カクカクカクッ、ショワショワショワッ……! 玲羅からのお尻叩きを身に受けるうちに、乃葵は激しく喘ぎながら、とんでもない現象を引き起こしてしまう。 激しく叩かれたお尻の痛みに打ち震えながら、全身を激しく震わせるとともに、何と乃葵は残りのオシッコまで溢れさせていたのだ。 玲羅からのお仕置きを身に受けながら、再びしでかした失禁行為に、乃葵自身が驚かされてしまう。 それでも乃葵は下半身を震わせながら、生暖かい液体の流れを少しも収められそうにないのだ…… グシュグシュグシュッ、ポタポタポタッ。 「もう、乃葵ちゃんってば。残りのオシッコまで出しちゃって。本当にお股が緩いんだから?」 背筋を跳ね上がらせながら、パジャマ越しにオシッコを垂れ流す乃葵の様子に、玲羅もさすがに驚かされてしまう。 まさか乃葵が望むまま、お尻叩きのお仕置きを施してあげた後、再び失禁行為をしでかすなどさすがに思わなかった。 ただでさえ濡れていたお尻を、新たなオシッコで次々に濡らしながら、はしたない下半身の状況を作り上げる乃葵に、玲羅もすぐさま言葉を投げかける。 まさかお尻を叩き続けるだけで、ここまでの反応を見せるなど玲羅も予想外だった。 シュルシュルシュルッ、ヒタヒタヒタッ。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ご、ごめんなさい、玲羅さぁん……」 背後にいる玲羅からの視線を恥じらいながら、乃葵は今でも息を切らしたまま、お尻全体を震わせることしか出来ない。 ひとりでに湧き上がるオシッコによって、生暖かい感触を下半身に受けながら、またしてもしでかした粗相の事実を乃葵は思い知らされる。 小さな子供のようなお仕置きを身に受けながら、少しも止められない失禁行為を恥じらう乃葵だけど、少しも下半身を取り繕えないまま、段々とおかしな思いに苛まれてしまう。 (私、玲羅さんにお尻を叩かれただけで……こんなに気持ち良くなっちゃってるなんて) 玲羅にお尻を叩かれ続けたことで、乃葵は密かに軽い絶頂へと達していたのだ。 下半身に訪れた現象に、乃葵自身が驚かされながら、それでも股間の疼きが収められないまま、今でもオシッコを垂れ流し続ける。 どうして今朝にオネショをしでかしたのか、玲羅からお尻叩きのお仕置きを望んだのか、さらには自分から股間を緩めてしまったのか、どんなに考えても今の乃葵には分かりそうにないのだ…… |
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