第2話 |
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「乃葵ちゃん、大丈夫かしら?」 不意に聞こえてきた水音に、玲羅はすぐさま乃葵の異変を感じ取る。 テーブルの前に立ち尽くしたまま、少しも身動きが取れずにいる状況や、さらには客達が下半身を覗き込む様子から、乃葵が接客中に失禁行為をしでかした事実を思い知らされる。 俯いたまま微動だにしない乃葵へと向けて、玲羅はそっと言葉を掛けていく。 「あ、あうぅんっ……」 ポタポタポタッ、ヌチュヌチュッ…… 傍に駆け寄ってきた玲羅の姿を、乃葵は恐る恐る見上げていく。 抱えていた尿意に屈するまま、ひとりでにオシッコを垂れ流して、客達のいる前で失禁行為をしでかすなど、乃葵自身でも未だ信じられそうにない。 それでも足元で響いてくる滴の音や、何よりもショーツや靴下まで濡らしてしまった事実を、乃葵は否応なく思い知らされる。 どんなに目を背けても覆しようのない粗相に、乃葵は激しい動揺を抱え込んでしまう。 「も、申し訳ありません。お客様……えうぅんっ!」 ワナワナワナッ…… 乃葵は自分でも分からぬうちに、目の前にいる客達の前へと向けて頭を下げていた。 今でもテーブルの前で立ち尽くしながら、はしたなくオシッコを垂れ流している自分自身を、すぐにでも客達の前で弁解しなければいけない……それだけで今の乃葵は精一杯だった。 オシッコを出し尽くした後、制服のスカートや靴下までオシッコで浸した格好を、周囲の客達がどう思っているのか、乃葵は気掛かりでたまらない…… (どうしよう……誰かの前では二度としないって決めたはずなのに……!) 乃葵はその場で硬直し続けながら、人前でしでかした粗相に激しい衝撃を受ける。 人前でのはしたない粗相など、乃葵自身が一番恐れる事態だった……にも関わらず、またしても接客中に尿意を堪え切れず、乃葵は店内で延々とオシッコを垂れ流しているのだ。 激しく気持ちが揺さぶられる中、乃葵は不意に脳裏をよぎる過去の思い出を嘆かずにいられない…… * * * * * * 『い、イヤぁんっ……!』 カクカクカクッ、ショワショワショワッ……! 高校を卒業した後、飲食店で働いていた乃葵は、客達のいるテーブルへと向かった矢先、今のような失禁行為をしでかしていたのだ。 店内が慌ただしく、なかなかトイレに向かえないうちに、乃葵の体内では大量のオシッコが溜まっていた……すぐにでも尿意を解き放ちたかった乃葵は、それでも用を足せないまま客達への接客に当たるうち、気づいたら股間を緩めてしまった。 目の前に客達がいるにも関わらず、ひとりでに股間がこじ開けられると、今まで蓄えていたオシッコが股間から溢れ出して、乃葵自身では少しも止められそうにない…… 『ねぇ、この店員さん……もしかして、お漏らししちゃったの?』 『ウソでしょ? 私達の前で普通する?』 『うわぁ、こんなに足元に広がって……さすがに考えられないよね?』 小さな身体を震わせながら、はしたない失禁行為をしでかした乃葵へと、客達は続々と言葉をぶつける。 まさか自分達のいる前でも、乃葵がオシッコを垂れ流すなど思わなかったのだ。 不意に身震いを起こした直後、スカートの表面に続々と染みを広げたり、床の上にもオシッコの水溜まりを広げる乃葵の様子に、客達も文句をこぼさずにいられない。 人前で粗相をしでかすなど考えられない行為だった上、ましてや接客中に排尿行為を執り行うなど、決して許される状況ではないのだ…… * * * * * * (結局、それから一度もお店に顔を出せなくなって……結局辞める羽目になっちゃって。もう二度と同じ目に遭いたくなかったのに) 自分でも嘆かわしく感じる思い出を、乃葵は否応なしに思い知らされる。 前の店で失禁行為をしでかした後、まるで客達の視線を避けるかのように、乃葵は店内から逃げ出したまま、少しも戻れなくなってしまった。 オシッコを垂れ流す瞬間を目の当たりにした客達や、同僚から自分がどう思われているか……そう思うだけで、乃葵は再び店に戻る気力すら失せてしまう。 新しく勤めることになった『惑々館』では、二度と同じ失態を冒したくない――そう思った矢先に、またしても乃葵は粗相をしでかしていたのだ。 過去の忌まわしい思い出を振り返るうちに、乃葵の気持ちは激しく揺さぶられる…… フルフルフルッ…… 「ひっく……ぐすっ。えうぅんっ……!」 自ら陥った状況が信じられないあまりに、乃葵は客達の前で取り乱し始める。 今でもオシッコまみれの下半身を抱えながら、どう繕えば良いかも分からず、乃葵はついには顔を両手で押さえたまま泣き始めてしまう。 スカートの表面にも広がる染みや、両脚の内側を延々と伝いながら、足元に大量のオシッコを垂れ落とした事態など、乃葵は今でも認めたくなかった。 それでも下半身全体に広がる、じっとりと濡れた感触から、乃葵が店内で失禁行為をしでかした事実を思い知らされる。 これから自分がどう振る舞えば良いか分からずにいた乃葵は、感情のままに涙を零すことしか出来ない。 グシュグシュッ、ピチャピチャピチャッ…… (それでも、こんなにお漏らししちゃった後だもん。もうこのお店にはいられないよぉっ……!) はしたなくオシッコを垂れ流した後、乃葵の中でとんでもない衝動が湧き上がる。 まだ働いて間もないにも関わらず、乃葵はこの『惑々館』から立ち去ろうと思い込んでいたのだ。 客達のいる前で粗相をしでかす行為が、どれほど許されない状況なのか、乃葵自身が痛いほど思い知らされていた。 新しいお店で働くことが決まって、二の足を踏まないよう乃葵は強く思い込んでいた……にも関わらず、乃葵はまたしても店内で粗相をしでかしたのだ。 結局は願いも叶わないまま、再び冒した失禁行為を嘆きながら、乃葵はこの場からすぐ逃げ出したい気持ちに駆られてしまう…… ギュッ。 「ダメよ、乃葵ちゃん。お客様へのおもてなし、まだ済んでないはずでしょう?」 客達の前から身を退こうとした矢先、玲羅がすぐさま乃葵の肩を押さえてくる。 オシッコまみれの下半身を抱えたまま、申し訳なさそうに客達の前から立ち去ろうとしていた乃葵を、玲羅はどうしても引き止めたかったのだ。 たとえ失禁行為をしでかした後でも、お客様へのおもてなしが済んでない以上、まだテーブルから立ち去ることは許されないはずだと玲羅は思い込んでいた。 「で、でも……ぐすっ。玲羅さぁん……」 フルフルフルッ…… 不意に自分を呼び止める玲羅に対して、乃葵は震えた声を発してしまう。 客達がいる状況にも関わらず、はしたなく失禁行為をしでかした後では、この店で働く資格が自分にはない事実を、乃葵は嫌と言うほど思い知らされる。 過去にも同じような失態をしでかした身だからこそ、これから自分が取るべき行動を否応なく思い知らされる。 傍に身を寄せてきた玲羅に、乃葵は申し訳ない気持ちを抱え込みながら、今でもすくむ脚を何としても動かして、一刻も早く客達の前から立ち去らないといけない……はしたない液体で濡れる脚が、何度も乃葵に教え込んでくるのだ。 「分かってるわよ、乃葵ちゃん。お客様の前で粗相をしでかして恥ずかしいわよね? それでも、まずは粗相をお客様の前でしっかりと謝るのが先なの、分かるわよね?」 逃げ腰な素振りを見せる乃葵へと向けて、さらに玲羅は言葉を投げかける。 乃葵が店内で失禁行為をしでかしたのは事実なのだから、すぐ客達の前で詫びるよう玲羅は促していく。 成人が近い身にも関わらず、人前で冒した粗相をどれだけ恥じているのか、今でも肩を震わせる乃葵の様子から痛いほど伝わってくる……それでも玲羅は店内を仕切る身として、乃葵を客達の前から退かせるわけにはいかなかった。 すっかり落ち着きを失った乃葵を説き伏せるようにして、玲羅は何度も語りかけていく。 「玲羅さん……わ、分かりました」 玲羅から投げかけられた言葉に、乃葵は恐る恐る頷いていく。 オシッコまみれの下半身を抱えたまま、恥ずかしい格好を客達の前で晒しながら頭を下げるなど、今の乃葵にはあまりにも過酷な状況だった。 それでも乃葵は、たとえ玲羅の言いつけに戸惑っても、客達の前から逃げ出すことなど許されなかったのだ……前の店で失態をしでかした際、何も言葉を告げられないまま立ち去った事実を、乃葵は未だに悔やんでいたのだ。 過去と同じ過ちを繰り返さないために、乃葵は改めて客達へと身を向ける。 どれだけ惨めな思いに駆られたとしても、自分を雇ってくれた店から逃げ出さないために、乃葵は何としても客達の前で頭を下げなければいけないのだ。 「お客様、粗相をしでかしてしまい、申し訳ございません……」 フルフルフルッ…… 少しずつ気持ちを落ち着かせた後、乃葵は深々と頭を下げながら、客達の前でしでかした粗相を恐る恐る謝り始める。 肌に纏わりつく液体の感触を身に受けるたびに、乃葵は惨めな気持ちに駆られてしまう……それでも乃葵は玲羅に促されるまま、何としても客達からの許しを乞いたかった。 両脚がすっかりオシッコで浸された後、みっともない自分自身をどう思われているのか、乃葵は少しも頭を持ち上げられないまま、客達の反応を恐る恐る窺っていく…… (……どんなにイヤでたまらなくても、オシッコをガマン出来なかったのは事実なんだし。前みたいに逃げ出すわけにはいかないんだから……) 人前でオシッコを垂れ流した後、自らしでかした失禁行為を詫びる状況がどれだけ辛いか、否応なく乃葵は思い知らされる。 スカートの表面にもはしたない染みを広げたり、脚全体にオシッコを行き渡らせた後、乃葵はすでに自らの粗相を取り繕えそうにない。 どれだけ自分が客達の前で、許されない格好を晒し続けているのか、乃葵は何度も思い知らされながら、それでも客達の前で詫び続けるだけで精一杯だった。 たとえ惨めな気持ちに駆られても、乃葵は同じ過ちなど二度と繰り返したくなかったのだ…… ポタポタポタッ、グシュグシュッ…… 「さすがに私達も驚いちゃったよ。まさか乃葵ちゃんが働いて早々、粗相をしでかすなんて……」 必死の思いで頭を下げる乃葵へと向けて、客達は少しずつ言葉を発していく。 まさか乃葵が尿意を堪え切れないまま、自分達の前で粗相をしでかすなど思わなかったと、客達は率直な感想を口にする。 真新しい制服をはしたなく濡らすだけでなく、下半身から垂れ流したオシッコによって、足元に大きな水溜まりを作り上げた後、さらには瞳からも涙を零す乃葵の姿に、客達は少しも視線を離せそうにない。 「ご、ごめんなさい。お客様……私も、どう詫びれば良いのか……うぅっ!」 ワナワナワナッ…… 客達から投げかけられた言葉に、乃葵はさらに気持ちを震わせてしまう。 店内で失禁行為をしでかすと言う、取り返しのつかない事態を招いてしまった自分を、目の前にいる客達がどう感じているのか、乃葵は今でも不安でたまらない。 オシッコまみれの下半身を抱えたまま、何度も頭を下げ続けていた乃葵だけど、自らしでかした失態を客達に許してもらえるなど、乃葵には少しも念頭になかったのだ。 店内での接客中にも関わらず、激しい尿意に屈するままオシッコを垂れ流すなど、到底許されない状況だと乃葵は思い込んでいく…… 「……ふふっ。制服もこんなに濡らしてしまって、乃葵ちゃんの可愛らしさが引き立っているよ?」 「別に私達は、乃葵ちゃんの粗相を責めているわけじゃないんだ。誰にでも失敗の一つや二つくらいはあるもんだよ」 不安そうな表情のまま涙ぐむ乃葵へと向けて、客達は意外な言葉を口にする。 失禁行為をしでかした乃葵を、目の前にいる客達は平然と迎え入れたのだ。 真新しい制服をはしたない色合いに染め上げるほど、オシッコを延々と垂れ流したことで、乃葵が今まで以上に可愛らしい姿に変わり果てたとまで、客達は続々と感想を述べてくる。 乃葵が店内でしでかした事態を、まるで愉しむかのような素振りまで見せつける。 両脚を震わせながら、すぐ傍でオシッコを垂れ流した後、恥ずかしげに顔を俯かせる様子を見せる、幼げな姿の乃葵をすぐ愛でたい気持ちを客達はそそられていたのだ。 「あ……ありがとうございます。お客様」 客達の意外な反応に驚かされながら、乃葵は恐る恐る返事を返していく。 店内ではしたなくオシッコを垂れ流すなど、本来なら非難を浴びても当たり前なのに、周囲にいる客達の誰も責め立てようとしない事態に、乃葵は思わず拍子抜けさせられる。 それでも傍にいる客達が、はしたなく濡れる下半身を延々と覗きながら微笑んでくるので、乃葵もつられて笑みを振り撒いてしまう。 接客中にしでかした失禁行為を許してもらえるだけでもありがたいのに、客達に慰められている気がして、乃葵は抱え込んだ緊張を少しずつ解していく。 「少しは落ち着いたみたいね、乃葵ちゃん。それじゃあ引き続き、お客様へのおもてなしを頼めるかしら?」 乃葵が自分から謝り続けることで、客達に許しを乞うことが出来た状況に、玲羅もやっと肩を撫で下ろせる。 店内に和やかな空気が戻った後、玲羅は乃葵へと向けてとんでもないことを頼み込む。 たとえオシッコまみれの格好ででも構わず、引き続き店内での接客を続けるよう玲羅は促していく。 「そんな……こんな格好のままで、ですか?」 ヌチュヌチュッ、ヒタヒタヒタッ…… あまりに考えられない玲羅の言葉に、乃葵はすぐさま驚かされてしまう。 まさか下半身をはしたなく濡らした格好のまま、店内での接客を続けるなどありえないと、乃葵はどうしても考えずにいられない。 店内での粗相をしでかした後、これ以上客達の失礼にならないよう、せめて新しい制服に着替えさせてもらいたいと乃葵は考えていたのだ。 玲羅に向けて恐る恐る返事を返す際も、乃葵の下半身では垂れ流したオシッコが纏わりついて、不快な感触を延々と肌に押しつけてくる。 みっともない格好を客達へ晒す状況だけでも、乃葵はすでに気が引けていたのだ…… (今でも店の中を汚して大変なのに。こんなオシッコまみれの格好なんて、もう誰の前でも見せられないよぉっ……) 店内で晒している自らの格好が、どれだけウェイトレスとして相応しくないのか、乃葵はありありと思い知らされていた。 先ほどまでしでかした失禁行為のせいで、脚の内側にじっとりと液体が張り付いて、今でもショーツの内側から滴ってくるオシッコが、足元へ少しずつ垂れ落ちる状態なのだ。 あまりにも不潔でみっともない格好を、乃葵はすぐにでも取り繕いたかった。 店内で客達が食事を愉しむ中、衣装をオシッコで汚した格好などを晒すだけでも、乃葵は申し訳なく感じずにいられない。 それでも玲羅や客達から視線を向けられるまま、乃葵は一歩も脚を踏み出すことすら出来ずにいるのだ…… 「そうよ、乃葵ちゃん。これもお客様へのおもてなしの一つなんだから?」 スルスルッ。 今でもためらいがちな表情を浮かべる乃葵のために、玲羅はとんでもない行動に打って出る。 股間部分を派手に濡らしている乃葵の下半身を見つめながら、そっとスカート生地を掴んで、少しずつ持ち上げ始めて来たのだ。 店内でオシッコを垂れ流した後、はしたない格好を恥じらう乃葵に対して、玲羅は無理にでも客達へのおもてなしを続けるつもりでいた。 今でもスカートの奥底から、薄黄色い液体が少しずつ滴る様子から、玲羅は乃葵への期待を募らせていく。 フワッ…… 「れ、玲羅さん……イヤぁんっ!」 不意に下半身が解き放たれる感触に、乃葵はすぐさま悲鳴を洩らしてしまう。 制服をはしたなく濡らすだけでも恥ずかしいのに、さらにはオシッコで濡れたショーツまで客達に晒されるなど、さすがに乃葵も思わなかったのだ。 それでも気づいたら玲羅の手によって、腰の辺りまでスカートを捲られた後、乃葵が穿いていたショーツが店内で晒されていく。 白い生地で包まれていた乃葵の下半身は、股間やお尻にしっかりと濡れた跡を刻みながら、今でも内部から液体を滴らせて、薄黄色く染まった色合いを見せつけてくる。 (玲羅さんってば、一体何を始めるつもりなの?! こんなにオシッコで濡れたパンツなんて、お客様の前で見せちゃうなんて……!) 玲羅から仕向けられた行為に驚かされながら、乃葵は少しも抗えなくなっていた。 オシッコまみれのショーツまで明かされる状況に、今でも引け目を感じていた乃葵だけど、不意に強いられた状況を思い知らされながら、自分でどう対処すれば良いかも分からない。 女の子としてはしたない姿を、寄りにも寄って客達の前でも見せつけた後、これから自分がどう振る舞えば良いのか、乃葵は少しも考えられなくなっていた。 今でも玲羅の傍から離れられずに、乃葵は悲鳴を洩らしながら戸惑うことしか出来ない…… 「うわぁ、スカートの中も大変なことになってるね?」 「それでも、珍しい光景じゃないか。どれどれ、乃葵ちゃんからどんな香りを楽しめるだろう……?」 恥じらいの表情を浮かべる乃葵に対して、客達はさらなる反応を見せる。 スカートの表面にも広々とした染みを滲ませていたオシッコのせいで、乃葵の穿いていたショーツも殆どが濡れ尽くしていたのだ。 玲羅の手によって暴かれた乃葵の下半身を、客達はわざわざ身を乗り出してくる。 顔を赤らめる乃葵の姿、露わになったスカートの中身、さらには白い生地から浮かび上がる薄黄色い染みなど、客達はどうしても見逃せそうにないのだ。 スンスンッ…… 「乃葵ちゃんの小水、とても香ばしくて……そうだな、若々しい香りがするよ」 「この甘酸っぱい香りは、新人の乃葵ちゃんだからこそ出せる香りかもしれないね?」 乃葵の下半身に顔を近づけながら、周囲に漂うオシッコのニオイを客達は嗅ぎ始める。 表面から少しずつ液体が滲み出るほど、大量のオシッコを溢れさせた乃葵の股間からは、はしたない匂いが続々と湧き上がってくるのだ。 何度も鼻を動かしながら、客達は乃葵から漂う『甘酸っぱい香り』を愉しんでみせる。 まだ成人になりきれてない乃葵の股間から、若々しい香りが延々と舞い上がる状況に、客達はすぐさま気持ちを寄せていく。 乃葵の周囲に漂う香ばしい匂いを、客達は幾らでも堪能したかったのだ。 「あ、あうぅんっ……恥ずかしいです。あんまり見ないでください……」 モジモジモジッ。 あまりに考えられない客達の反応に、乃葵はどうしても戸惑わずにいられない。 今でも覆い隠したい失禁姿を、はしたなく店内で晒された後、今まで以上に客達の注目を浴びる状況など、乃葵には今でも考えられない状況だった。 それでも周囲にいる客達が、オシッコで殆どが濡れた下着を続々と覗き込む状況に、乃葵はすぐさま恥じらいの気持ちに駆られてしまう。 本来なら嗅がせてはいけないニオイまで、周囲にいる客達に振り撒く自分自身に、乃葵は今でも後ろめたさを感じていた。 それでも客達が顔を寄せるまま、乃葵は少しも身を退くことなど出来そうにない…… (どうして、このお客様は……私のお漏らし姿なんて覗いてくるの? 私でも、みっともなく感じてたまらないのに……) 店内で失禁行為をしでかした後、オシッコまみれの下半身を確かめられるなど、乃葵にはただの辱めでしかなかった。 子供でもないのに、平然と人前でオシッコを垂れ流す自分自身を、まるで物珍しそうに客達から覗かれる状況に、乃葵は居心地の悪さを感じずにいられない。 それでも客達の様子を振り返りながら、ただならぬ熱気を感づいた乃葵は、少しも逃げ出すどころか脚を動かせないまま、今でもオシッコまみれの下半身を晒し続けてしまう。 普通なら考えられない状況に見舞われながら、乃葵は客達の前で身を任せるしかないのだ…… 「ふふっ、乃葵ちゃんの顔もたまらないよ。こんなに瞳を潤ませちゃって」 オシッコで濡れた下半身に注目を寄せる中、客達は乃葵の表情まで確かめてくる。 ずっと顔を赤らめたまま、潤んだ瞳から涙を浮かべる様子を、客達は楽しそうに見つめていく。 店内でしでかした失禁行為を、乃葵がどれだけ恥じらっているのか、表情から探り出そうと客達は思い込んでいたのだ。 今でも惨めそうな表情を浮かべる乃葵へと向けて、客達はさりげなく笑みまで浮かべてくる。 「あ、あの……お客様? こんなにはしたない姿なんて、どうして確かめにくるんですか……?」 客達の見せる反応に戸惑いながら、乃葵は恐る恐る言葉を投げかける。 不快に思われても仕方のない粗相姿を、周りにいる客達が面白がって覗く状況を、乃葵はどう受け止めれば良いのか分からずにいた。 オシッコまみれの下半身から少しも離れないまま、客達は興味本位でショーツの状況を覗き込んでくる……自らしでかした粗相を目の当たりにしながら、少しも嘲笑おうとしない客達の様子に、乃葵は気持ちを迷わせずにいられない。 これから自分がどう振る舞えば良いのか、乃葵には少しも考えられそうにないのだ…… 「あ、あうぅんっ……!」 フルフルフルッ…… 戸惑いの気持ちを抱えたまま、客達から少しも離れられずに、乃葵は不意な拍子に呻き声を洩らしてしまう。 今でも腰までスカートを持ち上げられた格好のまま、乃葵はすぐさま脚を震わせながら、またしても訪れた下半身の感覚を堪えていく。 自分でも気づかぬうちに見舞われた衝動のまま、客達の前であられもない失態を再び冒すなど、乃葵には決して許されない状況だった。 晒された両脚を必死に重ね合わせたまま、疼き出す股間を閉ざそうとしていた乃葵だけど、内から湧き上がる感覚に、すぐさま気持ちが揺さぶられてしまう…… (そんなぁ……急にオシッコがしたくなっちゃって。このままじゃ私、またお客様の前で粗相をしでかしちゃうよぉっ……!) すでに失禁行為を冒した身にも関わらず、乃葵はまたしても尿意を呼び起こし始めてしまった。 激しい尿意に屈する形で、あれだけ大量のオシッコを溢れさせたばかりなのに、またしても襲い来る下半身の欲求に、乃葵も驚きの色を隠せない。 両膝を擦り合わせながら、こじ開けられそうな股間を必死に堪える乃葵だけど、少しでも気を緩めてしまえば、すぐにでも残りのオシッコを溢れさせてしまいそうだった。 いくら周囲にいる客達に許しを得られたとしても、またしても店内で失禁行為をしでかすなど、今の乃葵には到底考えられそうにない…… 「おや、乃葵ちゃんの脚がこんなに震えちゃって。まだ残りのオシッコでも溜まっていたのかな?」 「今度はスカートを持ち上げたまま、私達の前でも粗相するところを覗かせてくれないかな?」 不意に身震いを起こす乃葵の様子に、周囲にいる客達はすぐさま気づき出す。 露わになった下半身をくねらせながら、催した尿意に苦しむ乃葵へと、客達はとんでもない注文を口にする。 もし尿意に駆られているなら、自分達が眺める前で、オシッコを溢れさせる瞬間を確かめさせて欲しいと客達は告げてきた。 小柄な体型を抱く乃葵の失禁行為を、幾らでも垣間見てしまおうと客達は思い込んでいたのだ。 先ほどの失禁行為によって、すでに薄黄色く染まっていたショーツから、どうオシッコが溢れ出してくるのか、客達は興味をそそられずにいられない。 「そ、そんなぁ……私、今でも恥ずかしくってたまらないのに……あうぅんっ!」 ワナワナワナッ。 あまりにも考えられない客達の注文に、乃葵はすぐ慌て出してしまう。 今でもオシッコまみれの下半身を覗かれて、恥ずかしい思いに駆られているのに、さらには客達の前で失禁の瞬間を明かすなど、今の乃葵には到底出来そうになかった。 それでも周囲にいる客達は身を離さないまま、あられもない瞬間を待ち侘びているので、乃葵はますます戸惑いの気持ちに駆られてしまう。 もし客達に言いつけられるまま、はしたない失禁行為を再びしでかした後、どれだけ惨めな気持ちに駆られるか……考えるだけでも乃葵は背筋を震わせずにいられない。 下半身の欲求に抗おうと、今でも必死の思いで股間を閉ざしていた乃葵だけど、少しもトイレに迎えない状況を強いられるうちに、抱え込んだ尿意は着々と強まってくる。 「大丈夫よ、乃葵ちゃん。早速お客様が気に掛けてくれたのだから。このままオシッコを垂れ流してしまいましょう?」 すっかり慌てふためいてしまう乃葵へと向けて、玲羅はとんでもない言葉を口にする。 店内でしでかした失禁行為のおかげで、まだ新人にも関わらず、乃葵を客達が気に入ってくれたと玲羅は明かしていく。 店内の客達が望むまま、もし乃葵がオシッコを垂れ流す瞬間を明かしてくれれば、今まで以上のおもてなしが続けられそうだと玲羅は思い込んでいた。 それでもためらいがちな乃葵を逃すまいと、今でも玲羅はスカートを握り締めてくる。 「れ、玲羅さん……だ、ダメぇっ!」 カクカクカクッ、ショワショワショワッ…… 玲羅が少しもスカートを手離さないうちに、乃葵はとんでもない瞬間を迎えてしまった。 またしても尿意に見舞われる形で、乃葵はその場に立ち尽くした格好のまま、ついに再びの失禁行為をしでかしていたのだ。 膀胱内に溜まっていた残りのオシッコが、股間から続々と湧き上がっていくと、穿いていたショーツの内部を一旦は駆け巡りながら、すぐさま生地の外へと漏れ出してくる。 すっかり冷え切っていた下半身に、生温かい液体の感触が押しつけられるたびに、乃葵はどうしても悲鳴を洩らさずにいられない。 いくら客達にせがまれたと言っても、乃葵は女の子として許されない姿を晒しているのだ…… ポタポタポタッ、ピチャピチャピチャッ…… 「うわぁ、まるで湧き水みたいに溢れてくるね、乃葵ちゃんのオシッコ……」 「出したてのオシッコから、新鮮で香ばしいニオイがもう届いているよ?」 再び垣間見ることになった乃葵の失禁行為を、客達は夢中になって見つめてくる。 すでに表面が薄黄色く染まっていたショーツの内側から、新たなオシッコが続々と溢れ出して、脚の付け根から続々と垂れ落ちたり、生地の表面から滲み出す様子を、客達はどうしても見逃したくなかった。 股間の奥底から溢れ出した液体が、乃葵の両脚を続々と伝いながら、穿いている靴下の内側にはしたない染みを浮かべたり、立ち尽くす場所に水溜まりを広げることで、小気味良い水音まで響かせる様子まで客達は確かめる。 さらには乃葵が粗相を冒した瞬間から、新鮮なオシッコの匂いが続々と溢れ出すので、客達は今まで以上に鼻を向けていく。 乃葵の周囲から漂う甘酸っぱい匂いを、周囲にいる客達は堪能し続ける。 シュルシュルシュルッ、グシュグシュグシュッ…… (どうして、このお客様は……私のお漏らし姿なんて、わざわざ覗き込んでくるんだろう……?) あまりにも熱心な客達の様子に、乃葵は今まで以上の困惑を抱え込んでしまう。 本来ならウェイトレスとして振る舞うべき自分が、店内でしでかした失禁行為を引き金に、まるで見世物のような扱いまで受けるなど、乃葵もさすがに思わなかった。 それでも周りにいる客達は、乃葵がしでかした失禁の瞬間を追いかけながら、オシッコが股間から垂れ落ちる様子や、鼻をくすぐるようなニオイまで愉しんでくるのだ。 あまりに恥ずかしい状況を強いられて、すぐ身を取り繕いたかった乃葵だけど、はしたない排尿行為を少しも収められないまま、今でも延々とオシッコを垂れ流してしまう。 すっかり興奮しながら笑みまで向けてくる客達の前で、乃葵は今でも視線を泳がせてしまう。 どうして店内での失禁行為をしでかした自分を、周囲にいる客達は許してくれるのか、オシッコまみれの下半身を面白がって覗き込みながら、まるで蔑むわけでもなく、逆に歓迎するような客達の反応に、乃葵はどう応えれば良いのか迷わずにいられない…… |
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