ボクが学校公認の男の娘になるまで 体験版

第3話

「ちょっとおいたが過ぎるみたいね、穂紫ちゃん……」

 穿いていたズボンを下ろした後、お姉ちゃんはさらにボクへ迫り出す。
 まさかお姉ちゃんも、ボクがズボンの下でショーツを穿いたまま過ごしていたなんて思わなかったはずだ……さっき迎えた射精のせいで、お股の辺りを精液で汚したままなのだ。
 ずっと隠していた下半身の秘密が明らかになった矢先、お姉ちゃんも一瞬だけ驚いていた……それでもボクに向けて、すぐ涼しい表情を見せてきた。
 とんでもない状況を垣間見たお姉ちゃんは、すぐボクの方へ顔を向けながら、妖しげな視線を向けてくる。

ギュッ。
「ご、ごめんなさい。お姉ちゃん……何でもするから、許してよぉっ……!」

 お姉ちゃんに睨まれるまま、ボクは何度も謝り始めていた。
 いくら姉弟だとしても、お姉ちゃんの下着を勝手に穿いたまま過ごすことが、どれだけ許されないことかを思い知らされる。
 どうすればお姉ちゃんに許してもらえるのか、少しも考えられずにいたボクは肩を押さえつけられるまま、あっけなくベッドの上へ寝かしつけられてしまう。
 目の前で迫ってくるお姉ちゃんに、ボクはただ縮み上がることしか出来ない……もしかしたらお姉ちゃんに叱られるどころか、たとえ家族でも軽蔑されるかもしれないのだ。

ギュルギュルッ。
「ダーメっ。勝手に私のショーツなんて穿いちゃってるんだもん。悪い子の穂紫ちゃんにはお仕置きしなくっちゃ?」

 ボクが少しも抵抗出来ないのを良いことに、お姉ちゃんはとんでもない行為を迫ってくる。
 すっかり震え上がっているボクの手首を掴むと、両手を重ねた格好にままタオルで縛りつけてきた。
 あまりに考えられない行為を押し付けられた後も、ボクはお姉ちゃんから少しも抜け出せそうにない……お姉ちゃんの下着を勝手に穿いていた事実に気が引けるまま、すっかり頭が上がらなくなっていたのだ。
 今でも驚いているボクでは、お姉ちゃんのイタズラに少しも逆らえそうにない……

「お、お姉ちゃん。これからボクに、何をしてくるつもりなの……?!」
フルフルフルッ。

 お姉ちゃんに迫られるまま、ベッドの上に寝かしつけられたボクは、恐る恐る言葉を発するしかなかった。
 ベッドの上に取り押さえられた後、ボクの背が低いのを良いことに、お姉ちゃんはさらに覆い被さってくるのだ。
 今でもズボンを下ろされたまま、ベッドの上で身動きが取れないボクを、お姉ちゃんは嬉しそうに見つめてくる。
 これからお姉ちゃんの手で、どんなお仕置きをされるのか、ボクはどうしても焦らずにいられない……

ワナワナワナッ……
(勝手に下着を穿いてたこと、やっぱりお姉ちゃんは怒ってるのかな……?)

 今でも目の前で迫ってくるお姉ちゃんに対して、ボクはとっさに視線を背けていた。
 間近にいるお姉ちゃんがどんな気持ちなのか、考えるだけで恐ろしくてたまらない。
 本当なら男の子なのに、ボクはお姉ちゃんの下着を穿いたまま、今までずっと過ごしていたのだ……女の子の格好を秘かに楽しんでたボクなんて、お姉ちゃんからどう咎められても仕方がないはずだ。

ヌチュチュッ。
「あ、あうぅんっ……」

 さらにボクが気に掛けていたのが、オチンチンの周りに纏わりつく精液の存在だった。
 お姉ちゃんからエッチなイタズラを迫られるまま、ボクはあっけなくオチンチンを大きくさせて、ついには射精までしでかしていたのだ。
 ボクが秘かにエッチな漫画を読んでいたことや、さらには女装まで楽しんでいたことを、お姉ちゃんはどう受け止めているのか……考えるだけで気持ちが落ち着かなくなる。
 すっかり逃げ場を失った後、目の前にいるお姉ちゃんの存在が恐ろしくてたまらない……

スルスルッ。
「ズボンがちょっと邪魔だから、全部脱いじゃおうね。穂紫ちゃん……ふふっ。こんなにエッチなお汁で私のショーツを汚しちゃってるのね?」

 ボクが震え上がっていると、お姉ちゃんはさらにボクへ迫ってくる。
 ベッドから少しも動けないのを良いことに、お姉ちゃんはボクの下半身に身を寄せて、穿いているズボンへ手を掛けてきたのだ。
 すでに膝の辺りまで下ろされていたズボンを、お姉ちゃんの手で少しずつ下ろされて、下半身ショーツ一枚だけの格好にさせられてしまった。
 露わになったボクの下半身を、お姉ちゃんは面白そうに見つめてくる……さっきオチンチンから溢れさせた精液が、今でもショーツの表面から浮かんでいたのだ。

「ご、ごめんなさい。お姉ちゃんの下着、こんなに汚しちゃって……」
ワナワナワナッ……

 下半身の様子が気になって、ベッドから顔を持ち上げながら、ボクは再びお姉ちゃんへ言葉を洩らす。
 たとえ許してもらえなくても、ボクはどうしてもお姉ちゃんに謝りたかった。
 お姉ちゃんから今でも向けられる視線に、ボクはますます焦り出してしまう。
 タンスから取り出したショーツを勝手に穿いたまま、さらにはエッチな気分に任せてオナニーまで始めていたことが、今さらながら申し訳なくてたまらない。
 必死にお姉ちゃんへ投げ掛けようとした言葉が、勝手に震え出してしまう……

「ふふっ……穂紫ちゃんってば。別に私は構わないわよ。やっぱり穂紫ちゃんってば、私のショーツを穿きながらエッチなことをしてたのね?」

 すっかり震え上がっているボクへ、お姉ちゃんはさりげなく言葉を投げ掛ける。
 どうやらお姉ちゃんは、ボクが勝手にショーツを穿きながら過ごしていた自体は怒る気はないらしい。
 それどころかお姉ちゃんは笑みを浮かべながら、ボクの女装を認めるような言葉まで投げ掛けてくる……こんなに精液で汚した後だと言うのに、お姉ちゃんは今でも熱い視線をぶつけてくるのだ。
 お姉ちゃんの眼差しを肌に受けながら、ボクはますます戸惑ってしまう。
 本当にお姉ちゃんは、ボクのエッチな遊びを許してくれるのだろうか……?

「い、イヤぁんっ……!」
スルスルスルッ……

 ボクが戸惑っているうちに、お姉ちゃんはさらにとんでもない行動を取ってくる。
 ベッドから逃げられないのを良いことに、穿いているショーツまで脱がし始めてきた。
 精液まみれにしたショーツを眺められるのも恥ずかしくてたまらないのに、お姉ちゃんはさらにお股の様子を探ろうとするので、さすがにボクも慌てずにいられない。
 必死の思いで悲鳴を上げるボクだけど、お姉ちゃんは少しも手加減してくれず、ショーツを少しずつ引き剥がしてくるのだ……

プルンッ、ヌチュチュッ……
「うわぁ……穂紫ちゃんのオチンチン。こんなに沢山エッチなお汁を出しちゃったのね? 生の精液なんて、私も初めて見ちゃった……」

 ショーツを膝まで下ろされた後、ついに露わになったオチンチンへ、お姉ちゃんは嬉しそうな笑みを浮かべる。
 すっかり縮み上がったオチンチン全体に、白く濁った液体が纏わりついている……紛れもなく、オチンチンの先っぽから出した精液だった。
 セーラー服を着たまま過ごすうちに、エッチな気分に駆られるまま絶頂を迎えた分と、お姉ちゃんにオチンチンを弄られるまま射精した分も混ざって、オチンチンの裏側辺りにもねっとりと糸を引いていた。
 お姉ちゃんの視線を思い知らされるたびに、オチンチンがますます震えてしまう……ショーツの生地に絡む糸が、腰の動きに合わせて揺れ動いてくる。

フルフルフルッ……
「お姉ちゃん、もうお願いだからぁ……もう恥ずかしいことなんてしないで、きゃんっ?!」

 お姉ちゃんの視線を思い知らされて、ボクはますます追い詰められてしまう。
 女の子の下着を穿いたままオチンチンを弄ったり、さらには柔らかい手つきで撫でられるまま絶頂を迎えた後、ボクはすっかりお姉ちゃんに怯えていた。
 ベッドの上で少しも逃げられないだけでなく、とんでもない秘密まで掴まれた後、お姉ちゃんがどんな行為を始めようとするのか、考えるだけで恐ろしくてたまらない。
 これから迎える事態を思い知らされるうちに、ボクはまたしても悲鳴を上げてしまう。
 露わになったオチンチンを見つめるだけでは飽き足らず、お姉ちゃんは直に触り始めてきたのだ……

スベスベッ。
「大人しくしててね、穂紫ちゃん。すぐオチンチンをキレイにしてあげるから……えへへ。さすがに大事な部分も、成長盛りみたいね?」

 ボクが震えているのも構わず、お姉ちゃんはさらに指先でオチンチンへと触れてくる。
 すっかり小さくなったオチンチンへ手の平を添えた後、お姉ちゃんはティッシュを差し向ける……何とお姉ちゃんは、ボクのオチンチンから精液を拭おうとしていたのだ。
 二回も射精した後、沢山の精液でまみれていたオチンチンを、お姉ちゃんは丁寧な手つきで拭き取っていく。
 縮み上がったオチンチンだけでなく、玉の部分にも指先を向かわせながら、表面に張り付いていた精液を取り払ってくれる……お姉ちゃんの意外な行動に、ボクもすぐ意識を奪われてしまう。
 小さな頃以来、お姉ちゃんの前で晒してしまったオチンチンが照れくさくてたまらない……まるでボクがお漏らしをしたみたいな錯角にも駆られそうだった。
 お姉ちゃんの優しい手つきと、柔らかいティッシュの感触を何度も思い知らされる……

クニュクニュッ。
「ショーツの裏も、こんなに濡らしちゃって……穂紫ちゃんも、こんなにエッチなお汁を出せる年になったのね?」

 精液を殆ど拭い去った後も、お姉ちゃんは少しもボクの下半身から離れようとしない。
 すっかりキレイになったオチンチンを撫でながら、縮み上がっていた形状をまじまじと確かめてくる。
 お姉ちゃんの様子を確かめようと、恐る恐る下半身に目を向けると、何故か嬉しそうな笑みを浮かべていた。
 余裕を見せるお姉ちゃんの表情に、ボクは少しずつ意識を向けていく……

モジモジモジッ。
「ご、ごめんなさい……お姉ちゃんの下着なんて穿いちゃって、こんなエッチなことなんてしてて。やっぱりお姉ちゃん、怒ってる?」

 お姉ちゃんの様子を確かめながら、ボクは恐る恐る言葉を投げ掛ける。
 予想したのとは裏腹に、何故かお姉ちゃんが下着を穿いていたことを咎めようとしないので、今ならちゃんと謝れる気がしたのだ。
 どんなにお姉ちゃんが許してくれたとしても、勝手に下着を借りてまで、秘かに女装を楽しんでいたことが、ボクは今でも申し訳なくてたまらない……

「穂紫ちゃんってば……実はね、もう知ってたんだ。穂紫ちゃんが勝手に私の下着を穿いたり、セーラー服も着てたことあったでしょ?」

 今でも遠慮がちなボクへ向けて、お姉ちゃんは意外な事実を告げてきた。
 お姉ちゃんがいない間に、タンスから取り出したブラやショーツを身に着けたり、さらにはセーラー服まで着込んでいた事実を、すでにお姉ちゃんは知り尽くしていたと言うのだ。
 まさかお姉ちゃんが、ボクの女装遊びに気づいていたなんて……絶対に気づかれないよう、ちゃんと後始末をしたはずなのに、いつお姉ちゃんに感づかれたのか、ボクには少しも考えられない。
 それでもお姉ちゃんの投げ掛けた言葉は、どれもボクに覚えのあるものだった……

「お、お姉ちゃん……それならどうして、ボクの女装を今まで見逃してくれてたの……きゃんっ?!」
グニュッ……

 下着やセーラー服を勝手に着ていた事実を、どうしてお姉ちゃんが咎めようとしないのか、ボクはどうしても気に掛けずにいられない。
 きっと誰にも認めてもらえないような遊びを、お姉ちゃんがすでに掴んでいた上、さらにボクの行為を許してくれるなんて、あまりにも考えられない状況だった。
 お姉ちゃんに恐る恐る質問をぶつけた矢先、ボクはすぐ声を震わせてしまう。
 ボクの方へ顔を向けながら、お姉ちゃんはオチンチンを握り締めてきたのだ。
 敏感な部分を弄られる感触に、ボクは情けない声をどうしても洩らさずにいられない……

フニュフニュッ、スベスベッ……
「ふふっ。だって穂紫ちゃん……私の読んでた漫画のせいで、女の子の格好が大好きになっちゃったんでしょ?」

 大事な部分を弄りながら、お姉ちゃんはさらにボクへ言葉をぶつけてくる。
 憧れを抱くまま、秘かにボクが続けていた女装遊びを許していたと、お姉ちゃんはそっと明かしてきたのだ。
 何とお姉ちゃんが言うには、ボクが一人っきりで女の子の格好を続けながら、お家に戻ってくるまで必死に取り繕っていた様子を知りながら、秘かに気持ちを寄せていたらしい。
 お姉ちゃんの読んでいる漫画のとおりに、秘かに女装遊びを始めてくれたことが嬉しくてたまらないと、お姉ちゃんはボクの前でためらいもなく告げてくる。
 今まで気づかなかったお姉ちゃんの気持ちに、ボクはどうしても戸惑わずにいられない……弟のボクまでエッチな漫画の世界にハマるまま、女装遊びを続けていた事実まで、ずっとお姉ちゃんに知られていたなんて思わなかった。

ニギニギッ。
「でもね、穂紫ちゃん……まさか私のショーツを、こんなにエッチなお汁で汚しちゃうなんて思わなかったんだから。そんなにエッチな気持ちが止められなかったの?」

 さらにお姉ちゃんは本心を明かしながら、さらにボクのオチンチンを握り締めてくる。
 女の子の格好を続けるうちに、エッチな気分に駆られるまま、まさか下着を穿いたままオチンチンを弄るまま精液を溢れさせるなど思わなかったと、お姉ちゃんはわざとらしく言いつけてきたのだ。
 男の娘と化したボクを許してくれるお姉ちゃんも、さすがに下着を精液まみれにした事実だけは見逃せないらしい。
 お姉ちゃんはしっかりとオチンチンの根元を掴んだまま、ボクを睨みつけるような視線まで向けてくるのだ……

フルフルッ。
「ご、ごめんなさい。お姉ちゃん……エッチな遊びをした後、ちゃんとお洗濯してたんだよ?」

 顔を寄せてくるお姉ちゃんへ向けて、ボクは必死に言い訳を始める。
 お姉ちゃんの下着を穿いたまま過ごして、エッチな気分を昂ぶらせるままオチンチンを弄って、溢れてくる精液でショーツを汚した後も、ちゃんとボクは後片付けをしていたのだ……ボクの女装を誰かに気づかれたくなかったのと、何よりもお姉ちゃんに申し訳なかったからだ。
 本当は今まで穿いてたショーツも、お姉ちゃんに気づかれないようこっそりとお洗濯するつもりだった……オチンチンから精液を溢れさせた後も、後でお姉ちゃんが穿くと思うだけで、何度後悔させられたかも分からない。

(どうしよう。ボクの女装、やっぱりお姉ちゃんは許してくれないのかな……?)

 お姉ちゃんに弁解を続けながら、今でもボクは困り果てていた。
 今まで誰にも気づかれないよう、お姉ちゃんが外出する時間を選んでは、秘かにブラやショーツを身に着けたまま過ごしたり、さらにセーラー服まで着込んでいたボクだけど、これから同じような遊びが続けられるのか分かりそうにない。
 秘かに続けていた行動を、お姉ちゃんがすでに知り尽くしていた事実など、ボクを驚かせるには十分だった。
 どんなに後片付けしてたと言っても、エッチな気分に任せるままお姉ちゃんの下着を汚すなんて、やっぱりいけないことだと思い知らされる……

「もう、穂紫ちゃんってば。すっかり怯えちゃって……穂紫ちゃんが女の子の格好を続けるの、別に私は構わないんだからね?」

 気まずい思いを抱えるボクへ向けて、お姉ちゃんはさりげなく言葉を掛けてくる。
 何とお姉ちゃんが言うには、ボクの女装遊びを認めてくれると言うのだ。
 お姉ちゃんが良く読んでいる、エッチな漫画と同じことを続けていたせいなのか……お姉ちゃんの思いをどう受け止めれば良いか、ボクはどうしても迷わずにいられない。
 すっかりキレイになったオチンチンを撫で回しながら、今でもお姉ちゃんは笑みを向けてくるのだ。

「ほ、ホントに良いの? ボク、あんなにお姉ちゃんのショーツを汚しちゃったのに……」

 お姉ちゃんへ向けて、ボクはすぐ質問を投げ掛ける。
 いくら男の娘と化したボクの存在が嬉しかったとしても、これからも女装遊びを認めてくれるなんて、あまりに考えられない事態だった。
 ショーツに染みが残らないよう、ボクなりにしっかり洗濯をしたとしても、お姉ちゃんの下着をはしたない精液で汚したのは変わりないはずだ。
 本当にお姉ちゃんの言葉を真に受けて良いか、どうしても尋ねずにいられない……

「本当は穂紫ちゃんも、女の子の格好がしたくてたまらないんでしょ? その代わり……これからは私の言うとおりにしてもらいたいの。良いかしら……?」

 戸惑っているボクへ向けて、お姉ちゃんはさらに言葉を切り出してくる。
 何とボクの女装遊びを許す代わりに、これからはお姉ちゃんの言いなりになって欲しいらしいのだ。
 お姉ちゃんは期待を込めたような視線を向けながら、ボクの返事を待ち続けている。
 今でも笑みを浮かべるお姉ちゃんの唇に、ボクはどうしても嫌な予感にさせられずにいられない……

「お姉ちゃんってば。急にそんなこと言われても……ボクだって困っちゃうよぉ」
フルフルフルッ……

 どう返事を返せば良いかも分からないまま、ボクはそっとお姉ちゃんへ訴えを始める。
 女装遊びを認めてくれる代わりに、これからお姉ちゃんの言うことに従わないといけないなんて、ボクはどうしても不安でたまらない。
 さっきもお姉ちゃんに迫られるまま、何度もオチンチンを弄られ続けて、ついには射精の瞬間まで明かしてしまった……これからお姉ちゃんにされるがまま、恥ずかしい姿を何度も確かめられるなんて、あまりに耐えられない状況だった。
 女の子の格好をしたまま、お姉ちゃんにどんなイタズラをされるかも分からない……

「穂紫ちゃんってば、すぐ困っちゃうんだから。もし私の言うことを聞いてくれたら、こんなご褒美をあげようかなって思ってたのに……」
フワッ。

 ボクが困り果てていると、お姉ちゃんは不意な行動を取り始める。
 ただでボクを付き従わせるのも悪いはずだと踏まえながら、お姉ちゃんは不意に腰を持ち上げて、何とスカートの中へ手を差し伸べてきたのだ。
 やっと身体を離してくれた後も、これから何を始めるつもりなのかが気になって、ボクは思わずお姉ちゃんの様子を見守っていく。
 ベッドの上で膝立ちになったまま、お姉ちゃんはボクの方を見つめながら、スカートの中から少しも手を離そうとしない……

スルスルッ。
「や、ヤダっ! お姉ちゃんってば……ボクがいる前だって言うのにぃ!」

 お姉ちゃんが直後に見せてきた行動に、ボクはすぐ慌てふためいてしまう。
 何とお姉ちゃんはスカートを捲り上げるまま、下に穿いていた下着を脱ぎ始めたのだ。
 あまりにも考えられない瞬間に、ボクはとっさに顔を逸らそうとしたけど、スカートの内側から姿を現した下着にどうしても視線を離せなくなっていた。
 お姉ちゃんの穿いていた下着は、白地にピンク色の水玉が入った、とっても可愛らしいショーツだった。
 今でも気が引けながら、どうしてもお姉ちゃんのショーツを確かめずにいられない……

カアァッ……
(お姉ちゃんってば、どうしてボクのいる前で下着なんて脱いしゃうんだろう……)

 あまりに考えられないお姉ちゃんの行動に、ボクはどうしても驚かずにいられなかった。
 なるべく見ないように努めていたはずのボクだけど、どうしてもお姉ちゃんの下着から目を逸らせそうになかった。
 今でも太股の辺りまで下ろされているショーツを、ボクは恐る恐る覗き込んでいた……今までお姉ちゃんが穿いていた下着に、あっけなく気持ちを奪われていたのだ。
 わざわざ下着を脱ぐ瞬間まで見せつけてまで、お姉ちゃんがこれから何を始めようとしていたのか、ボクは今でも分かりそうにない……

スルスルッ。
「……ふふっ。穂紫ちゃんってば、そんなに食いついてきちゃって。これが穂紫ちゃんのために用意してたご褒美なの。ちゃんと受け取ってくれるかな?」

 さらにお姉ちゃんは下着を下ろしながら、ボクへ言葉を投げ掛けてくる。
 ボクが言いなりになる引き換えに、お姉ちゃんは穿いていた下着をご褒美に手渡そうと考えていたらしい。
 ついには足首からショーツを抜いた後、柔らかそうな生地を目の前に差し向けながら、お姉ちゃんはボクの反応を窺ってくる。
 ボクが下着に釘付けになっていた事実を、お姉ちゃんはじっくりと確かめてくるのだ……

スべスベッ。
「お、お姉ちゃんってば。ボク何も返事を返してないって言うのに……」

 ボクの言葉も聞かないうちに、お姉ちゃんからとんでもない状況を押し付けられていた。
 ベッドの上に投げ出した脚へとショーツを通した後、ボクが腰をくねらせるのに合わせて、少しずつ腰の方まで引き上げてくるのだ。
 今でも恥ずかしくてたまらないのに、お姉ちゃんはボクの足首を掴んでまで、脱いだばかりのショーツを穿かせようと迫ってくる。
 気づいたらお姉ちゃんの手を払い除けられないまま、丸出しになっていたオチンチンごと、脱いだばかりのショーツで包まれていた。
 薄い生地越しに、お姉ちゃんのぬくもりを肌で思い知らされる……大事な部分に当てられた部分によって、オチンチン全体が覆われていたのだ。

「どう、穂紫ちゃん……ふふっ。やっぱりこの柄も、穂紫ちゃんにとっても似合ってるわね?」

 ボクが戸惑っているのも構わず、お姉ちゃんは嬉しそうに言葉を投げ掛ける。
 脱ぎ去った下着でボクの下半身を覆い尽くした後、お姉ちゃんはそっと下半身の様子を見つめてくる……すっかり小さくなったオチンチンごと、可愛らしい柄のショーツに包まれているボクの下半身に、お姉ちゃんは少しも顔を遠ざけようとしない。

「お、お姉ちゃんってば……これからお姉ちゃんの言うとおりにするから、これからもボクに女の子の格好、させてください……」

 お姉ちゃんに迫られた行為を、ボクはすぐ受け入れることにした。
 あれだけ派手に精液で汚した後でも、お姉ちゃんがボクへ新しい下着を分け与えてくれることが、今のボクには嬉しくてたまらない。
 柔らかい生地と、お姉ちゃんのぬくもりを肌で受け止めるうちに、ボクは胸の奥底に抱えていた本心を明かしていく。
 どんなに恥じらいの気持ちに駆られたとしても、女の子らしい振る舞いをどうしても続けたかった……お姉ちゃんに言葉を投げ掛けながら、ボクは自然と胸を弾ませてしまう。

ムクムクムクッ。
「ありがとう、穂紫ちゃん……うわぁ、大事な部分がどんどん膨らんできちゃうね。そんなに私の下着、嬉しくてたまらないの?」

 ボクが必死の思いで決意を明かした後、お姉ちゃんはそっと返事を返しながら、下半身の状況へますます注目を寄せてくる。
 お姉ちゃんにショーツを穿かせてもらった後、気づいたらボクは勃起を起こし始めていたのだ……オチンチン全体で柔らかい感触を受けるだけで、エッチな気分が勝手に湧き上がってしまった。
 今まで縮み上がっていたオチンチンが、ショーツの中で徐々に大きくなる様子を、お姉ちゃんは間近で見つめてくるのだ……

モジモジモジッ。
「お、お姉ちゃんってば。ボクの恥ずかしいところなんて見ないでよぉっ……」

 お姉ちゃんから向けられる視線に、ボクはすぐ困り果ててしまう。
 ボクがどれだけ興奮の気持ちを抱えているのか、はしたない方法でお姉ちゃんに探られる状況が、ボクはどうしても恥ずかしくてたまらない。
 女の子の格好を認めてもらいながら、お姉ちゃんのぬくもりを肌で感じるたびに、ボクの胸が勝手にドキドキしてくるのだ。
 お姉ちゃんの熱い眼差しに戸惑いながら、ボクはベッドの上から逃げ出すどころか、勝手に膨らむオチンチンすら隠せそうにない。
 どんなに恥ずかしくても、女の子らしく振る舞い続けられるのが、今のボクには何よりも嬉しかったのだ……

ボクが学校公認の
男の娘になるまで
第2話
ボクが学校公認の
男の娘になるまで
目次
ボクが学校公認の
男の娘になるまで
第4話