【ユーリ】
「――あー、センセー、ずるーいっ!」

【教師】
「見つけたのわたしなんだから、ずるくはないわよぉ?」

【教師】
「それに一回抜いておかないとねー。この状態じゃあみんなつまらないでしょー?」

 どこか遠いところで声がする。

【ユーリ】
「それはそーなんだけど……」

【教師】
「うふふー、この子の精とってもおいしいわぁ」

 股間が妙に温かい。

 何か柔らかいものでマッサージでもされているかのようだ。

【冬真】
「うっ……!!」

 体がガクンッと痙攣して、跳ねたような気がした。

【教師】
「はあぁぁ……すごいわー。こんなに濃くておいしい精気ー、はじめてかもぉ」

【ユーリ】
「ホントにー? アタシたちも早くやりたいー」

【教師】
「わかってるわよー。あ、ほら戻ってきたわー」

【冬真】
「はあ……はあ……え?」

 僕はいつの間にかベッドの上にいて、裸にされていた。

 両手足が淫魔たちによって押さえつけられている。

【冬真】
「うっ……くううっ! は、離せっ!」

【ミウ】
「あは、なにそれ? さっきまで『早く犯してー』って叫んでたくせに」

【冬真】
「……ッ……」

【教師】
「思い出したぁ?」

 あの部屋を出た僕を捕まえると、淫魔たちは嬉々とした様子で僕を教室に運んだ。

 その移動中、僕はみっともなく無様に叫んでいたのだ。

 淫気に毒され、さらに淫魔の肌を感じたことで、完全に理性が崩壊していたらしい。

 それが少し回復したのは――股間を見ると、淫魔の尻尾の先端部がペ×スを包み込んでいた。

 体内に溜まりに溜まっていた精気を吸い上げられたおかげで、良いのか悪いのか理性が少し戻ってきたようだ。

【教師】
「ふふふー、ごちそうさまぁ。おいしかったわよぉ」

 勃起に食らいついていた尻尾が最後の吸引を加えながら離れていく。

【冬真】
「くっ、は……!」

 異様に強ばっていた体が一気に弛緩する。

 けれどまだ股間は熱くそそり立ち、肉の交わりを求めていた、

【教師】
「お待ちかねの臨時授業始めまーす、といっても先生は何もしないけどぉ。みんなぁ順番決めて仲良くねー」

 淫魔は教師を含めると六。少人数制を採用しているのかもしれない。

 でも身動きの取れないこの状況では、それは何の救いにもなっていない。

【冬真】
「う、う……」

【教師】
「そんなに青くならなくても平気よー? この子たちが優しく激しく、気持ちよくしてくれるからぁ」

 のんびりした口調ながらも、その赤い瞳は嗜虐的に輝いていた。

【教師】
「愉しめばいいのよ、壊れちゃうまで――ね?」

【冬真】
「あ……あああ……」

 

 


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