【メイ】
「――あたしからだね。ふふっ、教材になってない男とするの初めて」

 活発そうな印象のある淫魔が腰に跨ってくる。

【冬真】
「はうっ……」

 接触部から心地いい痺れが広がり、思わず呻いてしまう。

【メイ】
「触っただけでこんなに反応しちゃうなんて、ホント面白い――」

 淫魔が太股や下腹部をいやらしい手つきで撫で回してきた。

 痺れとセットで与えられるくすぐったくも妖しい快感に、彼女の期待通りの反応を返してしまう。

【冬真】
(うぅ、まずい……まずいよ……これっ)

 快楽を求める体に引きずられて、意識が再び肉欲に塗り潰されてしまった。

 拒むという選択肢は薄れ廃棄され、もはや思い浮かばない。

 僕の中に広がっている思考は、気持ちよくなりたい、射精したい――それだけだ。

【メイ】
「じっくり嬲ってたいとこだけど、搾精の授業だから――入れるわね?」

 淫魔が腰を上げる。

【冬真】
「う……」

 思わず見てしまった剥き出しの女性器の姿に、喉が鳴る。

 意識が混濁していたとき、尻尾という吸精器官に吸われていたけど――。

【メイ】
「オマ×コに入れるのは初めてなんでしょ?」

 生唾を飲みながら頷く僕。

【メイ】
「じゃあ、童貞卒業だけはゆっくりさせてあげる――」

 硬直を続けるチ×ポに、ひんやりした指が巻きついてきた。

【冬真】
「ううっ、うっ……!」

 その異性の指の感触だけで、僕は股間を戦慄かせてしまう。

【メイ】
「ちょっと、これだけでイカないでよね?」

 コクコクと頷くものの、染みついた習性のようにやらしく動く淫魔の指に刺激されて。

 余裕のない呻きは止まらない。

 実際、垂直に立たせられたペ×スは暴発してしまいそうなくらい高ぶっていた。

【メイ】
「ほら、ちゃんと見てなさいよ。これからあたしのマ×コがアンタのチ×ポにキスするんだから――」

 濡れ光る淫魔の秘唇と透明な汁を垂らす亀頭が、ねちゃあぁっと接吻する。

【冬真】
「あ――はああぅぅぅっ!?」

 熱を帯びた電気が股間を貫き、腰が勝手に跳ね上がる。

 同時にチ×ポも突き上がったものの、淫魔が腰をずらしたために挿入が果たされることはなかった。

【メイ】
「んもう、危ないなぁ。だめよ、勝手に入れようとしちゃ。喰べるのはあたしなんだから、じっとしててよね」

 淫魔は僕を押さえつけながら再度性粘膜を接触させると――その状態で腰をくねらせてきた。

【冬真】
「ひああっ!? うあっ、あっ! や、やめっ、そんなこと、されたらぁ……ああっ、い、イっちゃ――」

【メイ】
「ただ入れるだけの童貞喪失なんて味気ないでしょ? 我慢してもうちょっと入り口の感触を愉しみなさいよっ」

 淫魔は容赦なく尻を振り、濡れた唇で先端をヌチャヌチャと擦り立ててくる。

【冬真】
「ち、チ×ポっ、チ×ポ痺れてえぇっ……! うあっ、うああああっ!? で、出るっ、出ちゃ、ううううぅぅぅぅっ!?」

 

 


次へ


戻る

トップ   チャート

ホームページ