【ミウ】 「ちゃんと見てる? ――いくよ?」
寒気混じりの期待感に震える僕を見下ろしながら、淫魔が腰を落としてきた。
亀頭が淫魔の狭い肉穴をグニュッと押し広げる。
【冬真】 「ん、んんんああぁぁーっ!?」
脳みそが弾けた。そう錯覚するくらい強烈な快感がドッと接合部から流れ込んできて、僕は叫びながら仰け反ってしまう。
【ミウ】 「うわ、すっごい反応。やっぱり教材とは違うね」
【ユーリ】 「ほーら。童貞チ×ポが男になるとこ、ちゃんと見てなよー」
別の淫魔が、僕の顔を無理矢理に股間へ向けさせる。
【ミウ】 「オチ×チン、全部入れるよ? あ、ん……んんんっ」
【冬真】 「ああっ……うぎっ! ぐっ、ううううっ!」
深まっていく結合に悶え、気づくと、淫魔の尻が僕の上に落ちていた。
【ミウ】 「あは、これで、童貞卒業だね?」
【冬真】 (ううぁっ、すご、い……これっ、これが――っ)
淫魔の胎内は溶かされそうなくらい熱くぬかるんでいて。
肉棒をくるむ膣襞は、ざわざわと妖しく蠢いている。
【ミウ】 「オチ×チンすっごくビクビクしてる。ねえ、わたしのあそこ……そんなに気持ちいいの?」
初めての、しかも淫魔との、性行為――その甘美さに震えながら僕は何度も頷いた。
【ミウ】 「わたしに童貞奪われて、嬉しい?」
【冬真】 「うあぁ、う、うれ……しい……っ」
あまりの心地よさに、仇敵に犯されている嫌悪感なんか、どこかへ飛んでいってしまっている。
【ミウ】 「あは、ありがとっ」
淫魔の中がざわめき、きゅっきゅっと肉棒を締めつけてきた。
【ミウ】 「それじゃ――男にしてあげたお礼に、きみの精気、ちょうだいね?」
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