【冬真】
「ひはっ、あ……うはぁぁぁぁぁ……」

 世界に色が戻ってきたとき、僕の全身はびっしょりと濡れていた。

 持久走の後のような虚脱感や底が抜けたような股間の痺れも、搾精絶頂の強烈さを示している。

 人間界なら、これで終わり。

 どれだけ溜まっていてもこの一回の搾精でスッカラカンになって、ただ快楽の余韻が残るだけ。

 

 


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