調教希望な桃萌子のお部屋 体験版

第1話

ジュクジュクジュクッ……
「たった一回じゃ勿体ないよね……もうこんなにオシッコまみれなんだし。もう一回だけオシッコ、お漏らししちゃおうかな?」

 ご主人様の言いつけどおりに、私はしばらく公園に留まろうと思い込んでいた。
 どんなにはしたない気持ちに駆られていても、私はご主人様に言いつけられたとおりに、幾らでもみっともないお漏らしを繰り返さないといけないのだ。
 ほんの僅かな距離を歩くだけで、はしたなくオシッコを零してしまう下半身に引け目を感じながら、それでも望んでいたとおりに好きなだけお漏らしを繰り広げたいと思い込む。
 何より外でのお漏らし行為を、他の誰でなく私自身が望んでいたのだ……

ヒタヒタヒタッ、ピチャピチャッ……
(やっぱり目立っちゃうな、私のお漏らし……ブルマがこんなに濡れちゃってるんだもん)

 どこかでご主人様が見ている気がしたので、思い切ってジョギングコースの真ん中を歩いていた私だけど、どうしても照れくさい気持ちが収まらない。
 照明の傍に近づくたびに、ブルマの表面が濡れ光っている事実を思い知らされる……まだ乾いているお腹の方と、明らかに見比べられるほどお尻や股間が濡れているのだ。
 暗い色を浮かべるブルマ姿に、私はますます顔を火照らせてしまう。
 自分で想像した以上に、はしたない液体で濡れている下半身が目立っていた……明るい所を歩いていたら、誰かとすれ違うだけで私のはしたない姿が丸分かりになるはずだ。
 このまま公園内を歩き回って良いものか、私はどうしても思い悩まずにいられない……

グシュッ、グシュッ、グシュッ……
(それでも私、ご主人様に認めてもらいたいんだもん。どんなに恥ずかしくても、最後までお漏らしをやり遂げなくっちゃ……)

 とんでもない状況を改めて思い知らされる私だけど、公園から立ち去ろうと言う考えはすでに捨て切っていた。
 すでにお漏らしの経験を打ち明けた後、私はもう退けなくなっていた……ずっと抱えていた気持ちのまま、私は何としてもご主人様の言いつけをやり遂げたかったのだ。
 ほんの少し歩く仕草を繰り返すだけで、下半身に濡れた感触を押しつけられて、そのたびにおかしな気持ちに駆られてしまう。
 ブルマの表面だけでも派手に濡れているので、ショーツの中がどんな状況を迎えているのかを肌で思い知らされるたびに、段々と胸が熱くなってくるのだ。
 たまにブルマの裾部分から滴がこぼれるほど、未だにショーツの内側でオシッコが溜まっていて、殆どの部分を浸すだけでは足りないのか、たまに太股の内側を濡らしてくる。
 歩いている後ろを振り向くと、アスファルトの地面に点々とオシッコの跡が取り残されている……別に雨も降ってないのに、おかしな水滴の跡を零している私の姿など、いつ疑われてもおかしくないはずだ。
 いつ誰かに出くわすかも分からないので、自然と周りの状況に気を配ってしまう。
 静まり返った公園の敷地内から、段々と誰かの足音が聞こえてくる。

ガサガサッ。
「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……もう大丈夫かな?」

 誰かの気配に気づいた私は、すぐ傍にあった芝生に身を潜めていた。
 もし誰かにオシッコまみれの姿を確かめられたら、どれだけ大惨事を招くかも分からないので、そのたびに息を止めないといけないのだ。
 ご主人様に命じられるまま、夜の公園を舞台にしたお漏らしを楽しみたい一方、誰にも出くわさないよう注意する必要があった。
 足音が段々と遠ざかったので、私すぐ周りを見渡しながら、他に誰か近づいてこないかを確かめないといけない。
 オシッコで覆われた下半身を抱えるだけで、ここまで胸が激しく高鳴るものかと今さら思い知らされる……

フルッ、フルッ、ヌチュヌチュッ。
「……ふふっ。なんか面白くなってきちゃった? こんなにすごい格好をしちゃってるのに」

 茂みから姿を現した後、私は再びコースの真ん中を歩き回っていた。
 誰かの足音が無事に遠ざかってくれたので、私ははしたないお漏らし姿を、遠慮なくジョギングコースの中で見せつけられるのだ。
 ブルマの表面にはしたなく滲んでいる染みや、太股から足首まで張りつくオシッコの滴を、私は好きなだけ公園の中でお披露目出来るのだ……ご主人様の言いつけをちゃんとやり遂げている状況が、今の私には何より嬉しくてたまらない。
 それでも誰かがジョギングコースを走り続けていたので、ずっと耳を澄ませていた私だけど、足元から聞こえるはしたない水音が何度も耳に飛び込んでくる。
 年頃の女の子として絶対に許されない格好を晒し続ける状況に、私は自然と気持ちを昂ぶらせていた。
 誰かが近づいてきたら、すぐに身を隠さないといけない事実も、私の胸を躍らせる材料と化していたのだ……

スベスベスベッ、グチュグチュグチュッ……
「えへへ、私のお尻……こんなに濡れちゃってるんだよ? これ全部、お漏らししたオシッコなんだから……」

 延々と公園の中を歩き回りながら、私はとんでもない行為を始めていた。
 表面がすっかり濡れているブルマ越しに、何度も股間やお尻を撫で回していたのだ……手の平がしっとりする感触とともに、ショーツから染み出るオシッコの感触が面白くてたまらない。
 校庭では決して明かせないようなブルマ姿を、私は夜の公園で見せびらかしているのだ。
 ブルマの表面から大事な部分を押し込むたびに、脚の付け根から垂れ落ちるオシッコにも気づいて、私はわざと太股を重ね合わせてしまう。
 垂れ落ちた滴を地面に零すのが勿体なかったので、どうしても肌で受け止めたかったのだ……脚の内側を擦りつけるたびに、べたべたとオシッコが張りついてくる。
 自分でもはしたないと思うけど、私はオシッコで濡れた下半身の感触を、幾らでも受け止めたかったのだ。

フルフルフルッ。
「くうぅっ……! さすがに冷えてきちゃったかな。もうオシッコも冷たくなっちゃってる……」

 オシッコの感触を確かめているうちに、私は身震いを起こしていた。
 夜の公園を徘徊し続けるうちに、お漏らししたオシッコが冷え切っていたのだ。
 ブルマの内側に溜まったオシッコも、すでに温もりが奪われたせいで、私は強烈な肌寒さに襲われていた。
 何も遮るもののないジョギングコースの真ん中を歩き回るうちに、太股がひとりでに震え上がってしまう……

(どうしよう……このままじゃ私、また風邪引いちゃうかもしれないのに……)

 すっかり冷え切った下半身のせいで、私は物悲しい気持ちに駆られていた。
 本当はもっと、お漏らししたオシッコの温もりを味わいたいのに、ちょっと夜風に当てられただけで、あっけなくオシッコが冷え込んでしまう。
 肌寒い下半身を震わせながら、私はおかしな気持ちに駆られていた……もう一度下半身を暖めるために、再びのお漏らしを繰り広げたいとまで考えていたのだ。
 新鮮なオシッコによって太股が暖められるのを、私はずっと望んでいたのだ。

モジモジモジッ……
(どうすれば、もう一回お漏らし出来るんだろう。もっと暖かいオシッコで濡らさなくちゃ物足りないよぉ……)

 ジョギングコースの端に脚を止めながら、私は考えごとを始めていた。
 どうすれば公園の中で、二度目のお漏らしが出来るのか……誰にも明かせないような内容に、私はすっかり気持ちを奪われていたのだ。
 すでに屋外での失禁行為をしでかした後、下半身の殆どが濡れ尽くしていたので、今度は遠慮なくお漏らしを繰り広げたいのに、なかなか良い方法が思い浮かばないので、私はどうしても思い悩まずにいられない……