首輪の似合う従姉弟(おねえ)さんは好きですか?
体験版

第3話

ヒタヒタヒタッ、グシュシュッ。
「あうぅっ……」

 叔父の手で紐を解いてもらった後も、美鳥は困り果てずにいられない。
 とんでもない告白を迫られるまま、尿意を抱え込んだ挙げ句、共樹のいる前ではしたない失禁行為を繰り広げてしまった。
 ほんの少し体勢を変えるだけで、ショーツの内側から零れ出すオシッコを恥じらわずにいられない。
 失禁行為をしでかした恥じらいに耐えるだけでも精一杯なのに、別の言いつけまで突きつけられてしまった……少しでも反省出来るよう、床に広がったオシッコの上に正座するよう言いつけられていたのだ。
 間近にいる父親に睨まれるまま、みっともない液体でさらに下半身を浸してしまう……

「どうしてトイレに間に合わせられなかったんだ? 本当に美鳥ははしたない娘だな」

 下半身をオシッコで濡らし尽くした美鳥へと、叔父はさらに言葉をぶつける。
 どうして自分が言いつけたとおりに、昨晩の出来事を共樹の前で明かせなかったのかと問い詰めてくるのだ。
 言いつけを破った罰として、オシッコの水溜まりに下半身を浸したまま、共樹のいる前で反省を続けるように言い放つ。
 失禁行為をしでかす形で本心を明かした後も、どうしても素直になれない美鳥の態度を許せずにいたのだ。

フルフルフルッ……
「ごめんなさい、パパ……うぅん、お父様。お願いだから共樹だけには……」

 父親からぶつけられた言葉に、美鳥はすっかり怖じ気づいてしまう。
 今でも自分の立場を保ちたかった美鳥だけど、共樹のいる間近でオシッコを垂れ流した後、情けない姿をどうしても隠せそうになかった。
 ずっと顔を俯かせたまま、周囲に視線を泳がせるだけで精一杯だった……視線を浴びせる父親や共樹から、どんな表情を浮かべているかも確かめられそうにない。
 みっともない失禁行為をしでかした後も、はしたない本心をどうしても共樹には知られたくなかったのだ……

「……ダメだ、新しい家族になった共樹くんにも知ってもらうべきだろう? どれだけ美鳥が恥ずかしい女の子なのか、きっと共樹くんも気になってるはずだ」

 そんな美鳥の気持ちも構わず、父親はさらに言葉を突きつける。
 失禁の瞬間を明かしただけでは、きっと共樹も納得出来ないはずだと踏まえた上で、昨日の出来事を何もかも教えてしまおうと言い放つ。
 美鳥のはしたない本心を、新しい家族になった共樹にも知ってもらうつもりでいたのだ。
 床に広げたオシッコに下半身を浸している、美鳥の惨めな姿を見つめている共樹へ、そっと言葉を投げ掛ける……

      *      *      *      *      *      *

「そんなぁ、おじさんってば……美鳥お姉ちゃんをお仕置きするために、夜にお部屋まで呼んだって言うの?」

 叔父から聞かされた事実に、共樹はすっかり慌てふためいてしまう。
 出迎えの時に生意気な態度を取った罰として、共樹が寝静まった夜にお尻叩きのお仕置きをした結果、今のように美鳥がお漏らしをしでかしたと明かしてきたのだ。
 ドア越しに覗き込んでいた時と同じ姿を、間近でありありと思い返させられる。
 いくら自分のためだとしても、あまりにひどい仕打ちだと思いながら、昨晩の光景を思い浮かべるだけで、どうしても胸が高鳴らずにいられない。

ワナワナワナッ……
「だ、ダメっ! 共樹ってば。お願いだから聞かないでよぉっ……!」

 ついに共樹の耳にも明かされた真実に、美鳥はどうしても焦らずにいられない。
 昨晩に繰り広げられた出来事を、共樹に知られるのを何よりも恐れていたのだ……父親の言葉を遮りたいあまりに、思わず身を乗り出しながら悲鳴を洩らしてしまう。
 すでに手後れだとしても、自分の立場をどうしても失いたくなかったのだ。
 事情を飲み込めずにいる共樹の素振りを確かめながら、おかしな焦りに駆られてしまう。

「いつ腰を上げて良いと言ったんだ? 美鳥にはまだまだ、反省が足りないみたいだな」

 勝手に立ち上がろうとする美鳥へ、叔父はすぐ注意をぶつける。
 言いつけを破ることなど許されないと踏まえた上で、姿勢を崩さないよう言い放つ。
 慌てた拍子を見せる美鳥の気持ちを知りながら、それでも共樹への説明を続けるつもりでいたのだ。

「お、お父様。ごめんなさい……くうぅっ!」
グチュグチュッ、フルフルフルッ。

 父親に言いつけられるまま、美鳥は再び正座を続けてしまう。
 はしたない液体で下半身を浸すだけでも耐えられないのに、さらには自らの本心を共樹に知られるなど見過ごせそうになかった。
 両脚をしっかり揃えたまま、大人しく腰を落とす間も落ち着きそうにない。
 下半身を浸す液体だけでなく、昨日に引き起こされた出来事を共樹に知られるのを、すぐ傍で黙って見つめないといけないのだ……

「たっぷりとお尻を叩いたんだが……さすがにお仕置きが効き過ぎたのか、今みたいにお漏らしをしてしまったんだ。共樹くんも昨晩に見ていたんだろう?」

 惨めな気持ちに暮れる美鳥も構わず、叔父はさらに説明を繰り広げていた。
 先ほど口にしたとおりに、美鳥のお尻を叩き続けた挙げ句、ついにはオシッコまで垂れ流してしまったと、共樹の記憶をなぞるように呟いてみせる。
 美鳥へのお仕置きに夢中になるあまり、共樹が部屋の外で見ていたなど気づきもしなかったと踏まえながら、昨晩の出来事をありのまま明かしてしまう。
 全てを話し終えた後、目を丸くする共樹の様子をさりげなく確かめてくるのだ。

モジモジモジッ。
「ごめんなさい、おじさん。どうしても眠れなくって、美鳥お姉ちゃんの声も聞こえてきたから……」

 叔父から告げられた言葉に、共樹は恐る恐る返事を返す。
 不意に聞こえてきた話し声が気になるあまり、こっそり叔父の部屋を覗いたせいで、思わぬ事態に出くわしてしまったと明かすしかなかった。
 昨晩の出来事を目にしたことを、今さら申し訳なく感じていたのだ。
 気まずい思いに駆られるまま、自然と叔父の前で俯いてしまう……

「別に共樹くんは謝らなくても構わないよ、美鳥のはしたない秘密を、いつまでも隠しておく方が良くないんだから……」

 そっと侘びの言葉を述べる共樹へと、叔父はそっと言葉を投げ掛ける。
 確かに共樹が受け止めるには早いかもしれないと思いながら、それでも同じ家族として、美鳥の抱える秘密を知ってもらうのは大切なことだと、何の遠慮もなく切り出してくるのだ。
 これも良い機会だと踏まえた上で、美鳥の本性をさらに見せつけようと思い込む。

フルフルフルッ……
「お、お父様ぁ。本当に共樹くんにも言っちゃうつもり……なのですか?」

 父親から突きつけられた言葉に、美鳥はどうしても戸惑わずにいられない。
 共樹がそっと洩らした言葉のせいで、唐突な状況を次々に押しつけられるだけでも耐えられそうになかった。
 それでも父親が本気で、はしたない本性を教えようとする状況が気になってしまう。
 もしも自分の秘密などを知られてしまえば、今までのように共樹の前で振る舞えないかもしれない……そう思うだけで、どうしても気持ちが落ち着きそうにない。
 はしたない本性を暴かれた後、自分の立場がどこまで陥ってしまうか、考えるだけで背筋をこわばらせてしまう。
 それでも父親の言いつけに従うまま、情けない本性を共樹に知られるのを待ち受けるしかないのだ。

「一緒に暮らすうちに、いつかは知られちゃうことなんだ。仕方がないだろう……きっと共樹くんも驚くかもしれないけど、しっかり聞いてもらうつもりだったんだ」

 すっかり落ち着きを失った美鳥を相手に、叔父はさらに言葉を続ける。
 まさかお家に来て早々、共樹に覗かれるとは思わなかったと踏まえながら、それでも一緒に暮らすうちに気づかれても当たり前だと考えていたのだ。
 肩を震わせる美鳥を諭した上で、共樹への説明を繰り広げてみせる……

      *      *      *      *      *      *

「本当に美鳥お姉ちゃんが、お仕置きを大好きだなんて……いくら何でも、信じられないよ」

 叔父から告げられた説明に、共樹はすぐに耳を疑ってしまう。
 何と叔父が言うには、美鳥は昨晩のようにお尻を叩かれたり、お漏らしをしでかすようなお仕置きを好き好んでいるらしいのだ。
 身体を痛めつけられたり、恥ずかしい目に遭わされる行為を自ら望むような美鳥の気持ちなど、どう理解すれば良いかも分からなかった。
 今まで見せていた強気な態度が実は偽りで、今見せている弱々しい姿こそ美鳥の本性だと聞かされても、なかなか信じられそうにない。

モジモジモジッ……
「あ、あうぅんっ……そんな目で見ないでよぉ」

 不意に共樹から向けられた視線に、美鳥はあっけなく全身を震わせてしまう。
 はしたない本性を父親から明かされた後、共樹がどう感じているのか、どうしても怖くてたまらなかった。
 それでも目の前にいる共樹は、はしたなく濡れ尽くした下半身から少しも視線を離そうとしないのだ。
 すっかり困り果てている自分を、共樹の目からどう映っているのか、考えるだけで落ち着きを失ってしまう。

「共樹くんが驚くのも無理はないだろうね、お仕置きなんて普通は嫌がるのが当たり前なのに……それでも美鳥の恥ずかしい癖を信じてもらえるまで、どうせだから共樹くんにもお世話を見てもらおうかな?」

 思い悩む美鳥の様子を確かめた上で、叔父はとんでもない行為を共樹へと切り出す。
 一緒に住むことになった共樹にも、これから美鳥と主従関係を結んでもらいたいと頼み込んできた。
 ひた隠しにしていた娘の本性を知った以上、共樹も従姉弟として放っておけないはずだと踏まえた上で、一緒に美鳥を可愛がろうと促してくるのだ。

ワナワナワナッ……
「そ、そんなぁ……お父様だけでなく、共樹にまで躾けられちゃうなんて」

 父親のとんでもない誘いに、美鳥はすぐ慌てふためいてしまう。
 父親だけでなく、年下の共樹まではしたない行為に巻き込むなど、気持ちが受け入れられそうにないのだ。
 失禁姿を明かすだけでも耐え難い状況なのに、共樹にもおかしな行為を仕向けられた後、どれだけ自分の気持ちがおかしくなるかも分からない。
 これから迎えるかもしれない運命を前にして、すっかり震え上がってしまう……

「元々は美鳥が悪いんだぞ? はしたないお仕置きを好き好むばかりに、ずっと私に甘えてばかりいるなんて……どうせなら従姉弟の共樹くんにお世話でも見てもらいなさい」

 取り乱す美鳥も構わず、叔父はさらなる説明を共樹へと続ける。
 思春期を迎えた身にも関わらず、はしたないお仕置きを追い求めるあまりに、一度も彼氏を作ろうとしないのを父親として気にしていたのだ。
 多感な年頃を迎えた後も、娘の美鳥が懐いてくれるのが嬉しい反面、少しも離れようとしないのが心配だった……そんな折に一緒に暮らすことになった、従姉弟の共樹に美鳥を託そうと思い込んでいた。
 昨晩の出来事を覗かれたことすら、良い機会だとすら考えていたのだ。

「お、おじさん……ボクも美鳥お姉ちゃんに、ヒドいことをしないといけないの……?」

 叔父の頼みごとを聞いた後も、共樹はどうしても戸惑わずにいられない。
 昨晩に繰り広げた出来事すら、どう受け入れたら良いかも分からないのに、同じような行為を続けるよう言われて、どう返事を返せば良いかも分からなかった。
 裸体を晒した美鳥を相手にお尻を叩いたり、無理にオシッコをお漏らしさせたりする行為など、あまりに考えられない行為ばかりなのだ。

「さすがにお尻を叩くなんて無理だろうから……共樹くん、この首輪を美鳥に巻いてあげてくれないか? きっと美鳥も大人しくなるはずだから……美鳥もちゃんと自分から、共樹くんにおねだりするんだ」

 困ったような表情を浮かべる共樹へ、叔父はある代物を手渡してくる。
 何をすれば良いか分からずにいる共樹のために、用意した赤い首輪を美鳥へ巻きつけて欲しいと誘い出す。
 今でも美鳥が迷っているのを踏まえた上で、娘の可愛いからこそ服従させて欲しいと、穏やかな口調のまま頼み込む。
 さらには傍にいる美鳥にも向けて、これからは共樹にも付き従うように言いつける。

モジモジモジッ……
「あ、あうぅっ……お願い、します。これからお父様だけじゃなく、共樹の『ペット』になりたいから……」

 父親から命じられるまま、美鳥は恐る恐る顔を持ち上げて、はしたない言葉を明かしてしまう。
 昨日の態度を反省させられた上で、これからペットとして扱って欲しいと自分から頼み込んでいたのだ。
 年下の共樹を相手に、どんな気持ちを明かしているのかを思い知らされながら、それでも発した言葉を引っ込められそうにない。
 迷う共樹のために顔を持ち上げたまま、首輪を巻いてもらうのを待ち受ける……

ヒタヒタヒタッ、グシュシュッ。
(どうしよう、ついに言っちゃったんだ……それでも、こんなにお漏らしした後だし。今さら誤魔化せないよね?)

 ひとりでに震える頬に気づきながら、それでも美鳥は共樹の前へと身を差し出してしまう。
 はしたない秘密など、いつまでも隠し通したかったと思い込みながら、それでも父親に暴かれた後では誤魔化せそうになかった。
 自分でも恥ずかしく感じる本性を、年下の共樹がどう受け止めているのか、どうしても考えずにいられない美鳥だけど、今は自分の身を捧げることしか出来そうにない。
 まだ性の経験も薄いはずの共樹を相手に、これから付き従わないといけない状況を、本当に気持ちが受け入れられるかも分からない……それでも美鳥は、今さら引き下がれそうになかったのだ。

「お、おじさん……分かりました。ちょっとだけ大人しくしてて、美鳥お姉ちゃん……」
スルスルッ、カチャリ。

 美鳥や叔父に頼まれるまま、共樹はとんでもない決断を下す。
 傍で叔父が見守る中、恐る恐る美鳥の方へと駆け寄って、差し出された首へと首輪を掛ける。
 大人しくしている美鳥を相手に、首輪を巻きつける間も自然と手元を震わせてしまう……自分の手で執り行った行為のとんでもなさを、間近でありありと思い知らされていたのだ。
 顔を持ち上げたままの美鳥を見つめながら、しっかりと首輪を巻きつけて、さらに金具も留めてみせる。

トクンッ、トクンッ、トクンッ……
(うわぁ、本当に美鳥お姉ちゃんに首輪なんてつけちゃった。まるで本物のペットみたいだよぉ……)

 美鳥へと首輪を括った後、共樹は自然と胸を躍らせていた。
 赤い首輪を巻きつけた美鳥の姿を目にするたびに、とんでもない行為をしでかしたと気づきながら、従順になった姿を眺めずにいられない。
 年上の美鳥がペットに変貌する姿に、自然と気持ちは惹かれていたのだ。
 ずっと威張っていたはずの美鳥が、ペットのような格好をしただけで、どうして気持ちが興奮するのか少しも分かりそうになかった。
 それでも従順な美鳥の姿を、いつまでも確かめたいとすら考えていたのだ……

「ありがとう、共樹くん。これからは一緒に美鳥を可愛がってあげようね。ほら美鳥、共樹くんにお礼でも返してあげなさい?」

 首輪を巻きつけた後、美鳥の姿をじっと見つめる共樹へ向けて、叔父はそっとお礼の言葉を口にする。
 まだ年下にも関わらず、共樹が首輪を巻きつける形で、見事に美鳥を付き従わせているのだ。
 これからは従姉弟の共樹にも、娘の美鳥を託すことが出来ると思うだけで、どうしても胸を撫で下ろさずにいられない。
 共樹の気持ちを確かめた上で、叔父はさらなる言いつけを美鳥へと仕向ける。
 服従を誓う証しとして、共樹と唇を重ね合わせるよう促してくるのだ。

「ふぁ、ふぁい。共樹……うぅん、ご主人様ぁっ……んむぅっ」
ムチュッ……

 父親に命じられるまま、美鳥は傍にいる共樹へと身を寄せていた。
 そっと腰を持ち上げた後、オシッコの水溜まりへ膝を浸したまま、目の前にいる共樹へと唇を交わす。
 とんでもない行為を迫られるまま、ついには父親以外の相手とキスを始める状況をためらいながら、共樹と重ね合わせた唇をどうしても遠ざけられそうにない。
 共樹の顔をそっと引き寄せたまま、柔らかい感触を何度も受け止める……

ピチャピチャッ、クチュッ……
「み、美鳥お姉ちゃんってばぁ。ボクとキスまでしちゃうなんて……あむぅっ」

 美鳥から丹念に差し向けられる唇に、共樹はどうしても戸惑わずにいられない。
 初めてのキスを従姉弟の美鳥を相手に、さらにはペットとして服従した証しとして繰り広げるなど、あまりに考えられない状況だった。
 それでも互いに唇を重ね合わせて、柔らかい感触を何度も確かめるうちに、気づいたら唇の間を押し広げられるまま、口の中まで探られてしまう。
 普通のキスすら慣れてないのに、何と美鳥に迫られる形で、互いの舌先まで絡ませ合っていたのだ。
 熱心に舌先を差し入れられるまま、互いの唾液まで混ぜ合わせるようなキスに戸惑いながら、共樹はそれでも重ね合わせた唇を離せそうにない。

「ごめんなさい、ちゃんとご主人様のペットになれたの、お父様に見てもらいたくって……ひうぅんっ」
カクカクカクッ、ショワショワショワッ……

 共樹へと寄りかかりながら、延々と唇を重ね合わせていた美鳥は、おかしな現象まで引き起こしていた。
 傍にいる共樹へと身を預けたまま、追い縋るような眼差しを向けた後、ひとりでに下半身を震わせて、直後にはしたない水音まで立ててしまう。
 共樹とのキスを繰り広げながら、何と体内に残っていたオシッコを垂れ流していたのだ。
 腰の震えが収まらないまま、みっともない失禁行為をしでかした後も、共樹と唇を重ねたまま、なかなかキスを止められそうにない……

シュルシュルシュルッ、ヌクヌクヌクッ……
(どうしよう……共樹とキスしながら、お漏らしまでしちゃったよぉ……!)

 何度も腰をくねらせながら、勝手に緩んだ股間からオシッコが溢れ出す間も、美鳥はおかしな衝動に駆られてしまう。
 体内に溢れ出したオシッコがショーツの内側を駆け巡って、またしても脚全体へと伝うのに気づきながら、共樹から離れるどころか、唇を重ね合わせる行為すら止めようとしない。
 共樹のペットへと変貌させられた後、すっかり気持ちが舞い上がったまま、自然と粗相をしでかしていたのだ。
 脚の間に零れ落ちるたびに、はしたない水音が響くのも構わず、ますます下半身の力が抜けるままオシッコを垂れ流してしまう。
 まだ頼りない共樹へと唇を交わすだけで、どうして下半身の力が抜けてしまうのかも分かりそうになかった。

パタパタパタッ……
「み、美鳥お姉ちゃんってば。またオシッコを我慢出来なくなっちゃったの?」

 目の前で繰り広げられる美鳥の失禁行為に、共樹も思わず慌ててしまう。
 美鳥の足元から聞こえる水音から、またしてもオシッコを垂れ流した様子に気づいて、共樹はすぐに心配を寄せていた。
 もしかしたら自分とのキスを嫌がって、美鳥が粗相をしでかしたのかもしれない……そう思い込んでいた共樹だけど、美鳥が自分から顔を引き寄せるまま、何度も唇や舌先を重ね合わせる素振りに、どうしても慌てずにいられない。
 どうしてお漏らしをしでかしながら、熱心にキスを追い求めてくるのか、美鳥のはしたない本心を受け止める大変さをありありと思い知らされる。

「まったく、トイレで用も足せないほどお股が緩いなんてな……本当にはしたない娘だ」

 美鳥がしでかした失禁行為に、共樹が戸惑っているのに気づいて、傍で様子を見ていた叔父は助言を与えることにした。
 きっと共樹に付き従えたのが嬉しくて、嬉ションでも始めてしまったはずだと踏まえた上で、美鳥のはしたない本心を受け止めるよう促してくる。
 共樹のいる前でオシッコを垂れ流すほど、美鳥の感情が昂ぶっているのをどうしても教えたかったのだ。
 さらには下半身をはしたない液体で濡らし尽くした、はしたない格好の美鳥へ指摘をぶつけことも忘れない。

「ごめんなさい、ご主人様ぁ。どうしてもオシッコが止まらなくって……はふぅんっ」
クチュクチュッ、グシュグシュグシュッ。

 父親から言葉を浴びせられる間も、美鳥は熱心に唇を重ね合わせながら、共樹へと詫びの言葉を投げ掛ける。
 キスを繰り広げる間も粗相をしでかすほど、はしたない本性を誤魔化せないと思い知らされた後、間近にいる共樹へ追い縋る以外に術がなかったのだ。
 丹念に唇や舌先を寄せる間も、下半身の力が抜けるのに任せて、身体に残っていたオシッコを出し尽くしてしまう。
 みっともない失禁行為をしでかしながら、何度もキスを続けることで、共樹への服従を誓うつもりでいたのだ……