1.獣姦(犬)
「―――――― ああああああッ!! ひいいいいッ!!!」
「おらキース、もっと腰振って相手しろよ!」
「ひぐうううううううッ!!!」
学園の中庭。
日もとっぷりと暮れ、木々に囲まれた芝生の上、蠢くのは、複数人の男子生徒の集団。
円陣を囲むように人だかりが出来たその中心で、一人だけ裸身で四つん這いで悲鳴を上げているのは、学園の秀才にして天才児、キースだ。
肩に付くくらいの艶やかな黒髪を揺らして背後からの責めに喘いでいる彼は、見た目の華やかさはないが、ひどく理知的で整った美しい容姿をしている。
生徒達からも教師達からも尊敬と敬愛の眼差しを一心に受けるはずの彼は今、まるで何かの儀式かのように周りを男達に囲まれながら、一人、激しく肉体を突き上げられ喘いでいた。
「―――― はう…ッ、あう…ッ、あッ、あッ、あッ!!」
「ほらキース! 犬の性器の味はどうだ? やっぱり美味しいか!?」
「――― やああああうッ!!!?」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!!
そう、今彼を犯しているのは、一匹の発情したドーベルマン。
学園で飼われている、引き締まった逞しい体つきをしているその雄々しい犬に、キースは四つん這いで、まさに獣が交尾する格好のまま、敏感な後孔を激しく穿たれていた。
「――――― ああああッ!! もうやめて…ッ、お願い…お願いいぃッ!!!」
「何言ってるんだ! せっかく学園で働いてくれているドーベルマンに、きちんと尻で御奉仕しないと駄目だろう?」
「――――― やだあああッ! 犬となんて嫌…ッ!
犬と交尾するなんていやああッ!!!!」
「キース!お前は俺たちの尻穴奴隷だろ!!
尻犯してもらって、ありがとうございますって言うのが筋だろうが!!!!」
―――― ぐりいいいいッ!!!!
「―――――― ひぎいいいいぃぃいッ!!!!?」
言葉と共に、男がキースのペニスリングにくくりつけたワイヤーを背後にぐいっと引っ張る。
リングは亀頭の根元に嵌められており、勃ち上がり反り返っていた彼の性器が、逆方向の股下に強引に引っ張られたのだ。
敏感な性器を粗雑に扱われ、悲鳴を上げるキース。
けれど男は、まるでおいたをした犬を叱りつけるように、ワイヤーで彼の性器を左右にぐりぐりと強く引っ張り、敏感な局部を無下に痛めつけた。
「ほら!!犬に犯されて嬉しいですって言ってみろよ!
尻穴に突っ込んでもらえるなら何だって良いんだろうが! お前は!!!」
「――――いやあああああぁぁあああッ!
やめてッッ!! やめて…ッ、――― あぁあッッ!!!!」
「犬に突っ込まれて勃起させているのは誰だ!
嫌だって言うなら、この性器は一体何なんだよ!!! ああん!!!?」
ぎちぎちぎちぎちぎち!!!!
ぐりりりりいいいぃぃいいい!!!!
「―――― い゛や゛ああああああああぁぁあ゛…ッッ!!!!!」
縦横無尽に敏感な性器をぎちぎちと引っ張られる。
左右にぐりぐりと引っ張られ、痛くて苦しくて。
とても恥ずかしいことをされているはずなのに、
けれどもキースの精神を被虐の快感が満たし始める。
(――――― …犯されているのに…ッ、酷いことされているのに…ッ!!)
なのに、なぜこんなに気持ちいのか。
無下に弄ばれる性器が気持ちよくてたまらない。
ぐりぐりと引っ張られて、振り回されて。
もっと酷く、惨めな行為をして欲しかった。
もっと自分の性器を、恥ずかしい後孔を。
もっと辱めて、もっと惨めに、もっと激しく、もっと一方的に…――――。
(―――――― もっと………、…僕をいたぶって……ッ)
――――― もっと、体の全てを被虐で満たされたい。
「――――ぁあ…ッ」
責められる性器の快楽に、キースは思わず犬に責められているアナルに力を入れた。
きゅんと締め付けられる、犬の剛直。
その途端、気持ちよさを感じたのか、何をするんだとばかりに犬が鼻息を荒くすると、さらに激しく性器を最奥へとずどんと突っ込んできた。
そのまま太い重量の肉棒でぐりりと秘肉を擦り上げ、激しいピストンで勢い良く内壁を突き上げる。
『――――― バウワウ!!!!』
ずちゅ!!!!
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!!!!!!
「―――――― あああああぁぁあん……ッ!!!」
ごしごしと擦られるアナル。
それは彼にとって、たまらないほどの快感だった。
ごちゅごちゅごちゅごちゅ!!!!
「―――― あ゛…ッ! あ…ッ! ああああああぁん…ッ!!!!!」
「お! 悦がり出したな、こいつ!」
性器を無理やり引っ張られながら、尻穴を犬に突かれて高い喘ぎ声を漏らし始めたキースに、男達が待っていましたとばかりに色めきだす。
容姿端麗、成績優秀。
羨むにしてもあまりにかけ離れた存在である彼が、はしたない肉奴隷へと堕ちる瞬間。
あまりのその堕落に、興奮せずにはいられない。
アナルに犬の性器を突っ込まれて悦がり始めた彼を、さらに追い詰め、
そして完全に肉奴隷へと追い落としてやる!
「おい、ケツ穴奴隷!! 尻穴を犯してもらっているのに礼もなしか!?」
「犬に気持ちイイこと、してもらってるんだろう!!?」
「いつもみたいにお強請りしてみろよ!!!!!」
「―――― ひいぃいッ!!! ひい…ッ!!
――――― あぁあッッ!! ああああぁあ…ッ!!!!」
どじゅどじゅと尻穴を犬に突き上げられて、体全体を背後から激しく揺さぶられるキース。
けれど、男達は誰一人として助けようともしない。
そしてキースも、次第に周囲の色欲の狂気に飲まれ、おかしくなっていく…。
(―――ああ、これは、…犬…ッ、後ろから責めているのは犬なのに…!!)
もっと突いて欲しいだなんて、どうして…!!?
「―――― やッッ!! いや…ッ!! ――――いやああぁあ…ッ!!」
黒髪を打ち震わせながら首を振り、かすかな理性で拒絶を繰り返すキース。
けれど彼は決して本格的に逃げようとはしない。
これが自分の『役目』と言われているからだ。
あらゆる人間に肉体を差し出し、周りの性欲を満たすため、
ただひたすらに犯され、奉仕をする。
それが自分の『役目』なのだと。
泣き叫びながらも四つん這いのままひたすら犯されるその姿は、
彼を犯す犬よりもよほど躾けられた犬のように見えた。
「アナル好きの変態が!!
尻穴犯されるの好きなんだろう!? アナルに突っ込まれるのが嬉しいんだろう!?
このメス犬が!!!!」
「―――― ひあッ! あッ! ひぃッ!」
「メス犬はメス犬らしく、犯されて喘いでいりゃ良いんだよ!!!」
――――― ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!!!
「―― ひああああああぁぁぁあああッッ!!!!」
ぐちゅぐちゅとけたたましく鳴り響く結合部からの水音。
犬の怒張した性器を、ぎりぎりとアナルで全て咥え込まされ、
抽層のたびに肉襞を引き摺られては押し込められ。
それを繰り返し繰り返し、
何度も何度も。
「―――――――あぁあ…ッ!」
(――――― 気持ち、いい…――――――ッ!!!!)
その度に感じるのは、
えも言われぬ激しい快感。
それはたまらないほどの“尻穴を攻撃される快感”だった。
「―――― ああああああッ!!
だめえええッ! だめええええッ!!
アナル、もうだめええぇぇえええッ!!!!」
たまらないとばかりに、ひいひいと啼き出すキース。
尻穴への刺激に、ついに理性など崩れ落ちた。
成績優秀でどこまでも完璧な彼が、
尻穴狂いの、ただの淫売に成り下がった瞬間だった。
「―――― あああぁああッ!! アナルにもっと…、もっと酷いことして…ッ!
もっと…もっと僕のアナルを責め立ててええぇぇえッ!!!!」
「はは!! キース、その犬じゃ足りない? その犬チ○ポだけじゃ足りないのか!?」
「――― あぁッ、あぁあッ!!
―――――― 足りないぃいッ!
もっと…、もっと欲しいいぃぃいッ!」
「見ろよ! こいつのチ○コ! すげぇびんびんだぜ!? どんだけ変態だっつの!」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!!!
衆人環視の中、背後から忙しなく犬に突き上げられながら、
ただただ一人、キースが叫ぶ。
「―――― お願いぃい…ッ、責められたい…!
もっと滅茶苦茶に責められたいいぃぃいいい…ッ!!!」
「なら責めてやるよ、キース!
尻穴がめちゃくちゃになるまで、犬のチ○ポ、突っ込んでやる!」
「――――― あ…、あぁあ……!!」
男の言葉に、キースがぞくぞくと体を震わせる。
これから行なわれる、肛虐への期待だ。
「―――― あぁ…ッ、好きなだけ…、どうか好きなだけ僕のアナルを責めてください…。
僕のアナルを、もっと虐めてください…!」
容姿端麗、成績優秀。
あらゆる面で完璧な彼の、これがもう一つの姿。
学園中の性奴隷。
学園中の男の性欲を一手に引き受ける、学園公認の慰み者。
彼を犯し、辱めることは、何よりも優先され、そして許される。
「――――― あ………、ひ……、あ…………ッ」
四つん這いのまま見開いた目の先、割れた人垣から姿を現した数十頭の犬達。
涎を垂れ流しながら荒い息遣いでこちらを見つめ、にじり寄ってくる。
その下肢には、雄々しくそそり立つ、黒光りする性器たち。
「まだまだ沢山いるぜ?キース。
全頭分の精液処理、最後までしっかりやりとげろよ?」
微かに感じる恐怖、そしてそれをはるかに凌駕する期待に、
キースは犬を咥えたままのアナルをきゅっと締め付けた。
(※ラストまであと少しですが、体験版はここまでです。
続きは製品版でお楽しみください。)