9章 

 鈴を鳴らしながら奏のもとに歩くると、奏は光の肩を持って大きなカーテンが掛っている所まで移動した。
 カーテンを開けると、そこには椅子に足掛けがついたものがあり、どちらの部分にも拘束具が付いている。
 「あぁ……いやぁ……」
 それを見た光は怯えてはいるものの、頭の中では期待していてペニスの勃起は収まるどころかビクビクと興奮している。
 座れば間違いなく奏に一方的に犯され続けられると分かっていても、光は抵抗せず奏によって座らされた。
 椅子に座った光は足掛けに脚を乗せられ両手は頭上に上げられ拘束される。
 拘束台に拘束された光は両足を広げさせられペニスと菊座を奏に向かって晒される格好に固定されてしまった。
 恥ずかしさは感じていたが、それ以上に今から奏に犯されるという期待感でいっぱいであった。
 奏は、光の肛門から出ている紐を引っ張りアナルビーズを全て出した。
 「あああぁっ! うぐぅ……。はぁんっ!」
 「ふふ。お尻の穴ヒクヒクさせて。直ぐ入れてあげるから少し待ちなさい」
 奏はペニスバンドの内側に付いてる突起を自らの秘所に入れみベルトを固定する。
 そしてローションを光のお尻周辺に垂らしディルドーにも塗り込むと先端と菊座にあてるがまだ中に入れない。
 「はぁはぁっ、あぁぁっ……」
 「入れる前からいやらしい声だして……。そんなにコレが欲しいの?」
 首を縦に振る光の菊座は既に少し開いておりディルドーの先端の部分を少し咥えていた。
 「いいわ。力抜きなさい……。んんっ……くっ」