第 二 章
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 榛名に初めての練成を施してから数日。
 排水口の拡張は思うように進んではいなかった。
 彼女自身は覚悟を決めて練成を受けているのだが、あまりにも貞淑で自制心が強い為、尻穴を拡張されるという背徳行為を無意識の内に拒絶してしまうのだ。
 榛名の自制心を上回るものが必要になる。
 それは――快楽だ。
 教導書にも、艦娘が快楽に身を委ねる事で飛躍的に練成の効果が高まるとあった。
 排泄管理と合わせ、まずは榛名の未成熟な身体の性感帯を開発してやるとしよう。



「提督、今日はどのような事を……なさるのでしょうか?」
 服をはだけられ、露わになってしまっている胸や秘部を気にして恥ずかしげに頬を染め目を伏せながら聞いてくる。
 縄での緊縛は普段の練成と変わらないが、拘束されているのが柔らかなベッドの上である事に戸惑っているようだ。
「心配する事は無い。今日は榛名を気持ち良くしてやる」
「気持ち……? あっ、あの……気持ち良い、というのはどういう事……なのでしょうか?」
 とぼけている様子ではなく、頭の上に疑問符をたくさん浮かべたような顔で私を見上げて来る。本気で分からないようだ。
 姉妹達から大事にされていた彼女は性について教えられた事が無く、性知識が皆無であるらしい。
 当然ながら自慰などした事もないのだろう。
「ふむ。では少し教えるとな――」
 男女の性の違いや交わりについて、女性の身体の仕組みについて詳しく教えてやる。
「そっ、そのような……事を、するのですね」
 初めて教わる性の知識を、顔を赤くしながらも興味津々な様子で聞き入っている。
 せっかくなので、女性の身体にある快楽のポイント・性感帯については榛名の身体で実演しながら教えてやる事にしよう。
「まずは胸だな」
 縄で強調された僅かに隆起している両の乳房に手を伸ばす。



「ひゃぅっ、んっ、ふっ……あぁっ、提督っ……んっ」
 触れると白く張りのある肌が手に吸い付いてきた。縛られているせいかうっすらと汗ばんでいるようだ。
 そのままゆっくりと揉み始める。
 性徴途中の榛名の胸の芯はまだ硬く、柔らかな乳房の奥にコリコリした部分がある。
 その部分をマッサージするように優しく揉み解して行く。
「ふぁぁっ、あっ、んっ……はぁっ、あっ、あぁっ……提督に揉まれて……はぅぅっ」
 目の前で自分の胸が揉まれている様を見て、顔を赤くして身じろぎする。
 昨日は尻穴を弄られるという恥辱を味わったが、胸は女性として最も意識する部分であるだけにまた違った恥ずかしさがあるのだろう。
「んっ、ふぅぅっ……ふぁっ、あっ、あぅぅっ……んぅっ、ふっ、ふぁあっ」
 その表情が堪らなく私の嗜虐心を刺激する。
 縛り上げて身動き出来ない少女の胸を揉みしだくという、ただでさえ背徳的な行為がより愉しくなってしまう。
 ゆっくりと乳果を揉みながら、指先で桃色の尖りにも触れてやる。
「ひゃうっ!? ふぁんっ、あっ、あっ……あぁっ、はぅんっ、んっ、あぁっ、あぁあっ……!」
 神経の集中している場所だけに反応も良い。乳首に触れる度に榛名の口から高い声が漏れる。
 だがまだくすぐったさが先行しているようなので、性感帯を開発してやるとしよう。
 乳首を重点的に責め始める。
「んぁっ、あっ、あぅっ……んぅうっ、ふぅっ、うっ、うぁあっ、あぁっ……ひっ、あぁっ、あぁあっ」
 軽く摘まんで捏ねるように転がし、引っ張り、指の腹で潰すように押して転がす。
 そうしている内に乳首は硬くしこり、もっと弄って欲しいと言わんばかりに存在を主張し始めた。
「見ろ榛名、硬くなっているだろう? 感じている証拠だ」
「はぅぅっ……うっ、あっ、あぁっ……提督ぅっ、ひぅぅっ」
 実際には刺激だけで硬くもなるのだが、言われる事で乳首へ意識が集中し、感度の上昇幅も大きくなる。
 素直な榛名は私の言葉を信じ、自分が感じているのだと思い始めもするだろう。
 それを助長する為に乳首を弄り回し、丹念に責め上げてやる。
「はぁぁんっ……! んっ、あぁっ、あっ、あぁあっ……ひぁっ、あっ、んぁぅっ、ふぁっ、あぁあぁあっ」
 榛名の息遣いが荒くなり、頬の赤みが深まって行く。硬かった表情も解けるように緩んで来た。
 少女の身体が快楽を感じ始めているようだ。
 このまま胸を開発し続けたい所だが、あまり執拗に責め続けていると快感を通り越して痛みを与えてしまいかねない。
 今日の所はこれくらいにして、別の性感帯開発へ移るとしよう。
「ふぇっ……? あっ、う……はぁぁぁ……」
 快楽を覚え始めた所で終わってしまった為、物足りなさそうな吐息を漏らす。
「そんな顔をしなくても、すぐにまた気持ち良くしてやる」
「はぅあっ……あっ、あぅっ、うぅぅっ……そのっ、あのっ……申し訳、ありません……はぅぅぅっ」
 自分がそんな顔をしていたとは気づかなかったのだろう、恥ずかしそうに顔を俯かせながら謝ってくる。
 そんな少女の頭を優しく撫でてやると、パンツを脱がされ剥き出しになっている下半身へと意識を移す。
 ピッチリと閉じられた可愛らしい縦すじに触れると、ゆっくり左右に開いていく。



 くぱぁっ
「ふぁぁぁっ」
 秘されていた少女の園が露わになり、鮮やかな桃色の秘肉が目に飛び込んで来る。
 感じ始めている榛名の秘処からは愛液が分泌され、肉裂の内部を濡れ光らせて淫靡さを増している。
 開いた膣口は傷一つ無い綺麗な処女膜で覆われていた。
 その微肉の左右を開いたままテープで固定すると、上部にある包皮を指先で摘まむ。
「ふひゃぁぁんっ……!?」
 榛名がビクンと大きく腰を跳ね上げながら裏返った高い声を上げた。
 包皮の上からとはいえ、女の子の身体の中で最も感覚神経の集中している部分を摘ままれたのだから当然の反応だ。
 先程彼女にはその事を教えておいたのだが、身構えていても腰が跳ねてしまう程に刺激が強かったのだろう。言葉で聞くのと身体で実際に感じるのとでは大違いだ。
 そのまま包皮で中のクリトリスを擦るように撫で回す。
「ひゃぐっ、あっ、あぁあっ、あっ、あひっ……んっ、あぁっ、あぁあぁあっ……ひぁあぁっ!」
 軽く撫でているだけでも榛名の腰はビクビクと跳ね回る。
 皮の上から触っているだけでこれ程の反応を示すのなら、直接刺激を与えたら意識を失ってしまいかねない。
 慣れるまでじっくりと責めてやるとしよう。
「んひっ、あっ、はぁっ……あぁあっ、あぁっ、ふぁあぁぁっ……あぁぁぁっ」
 擦れる刺激を緩和する為、微肉から愛液を掬い取って包皮に塗り付ける。
 指と皮だけでなく、皮の中にも愛液は染み込んで皮とクリトリスの摩擦も和らげる。
 滑りの良くなったその場所を優しい手付きで丹念に撫で回す。
「ふぁっ、あっ、んっ……あぁっ、ひぁっ、あんっ……ふぁあっ、あぅうぅっ……!」
 榛名の腰の跳ね上がり方と口から漏れる声が少しずつ落ち着いて来た。
 キュッと寄せられていた眉根も徐々に開き、表情が弛んで蕩け始める。
 刺激が快感として認識され始めたのだろう。
「あぁっ、んっ、あぁあっ……あぁっ、はっ、あっ、あっ……んんっ」
 半開きで涎を垂らしている口から漏れる声も鼻に掛かった甘いものになり、今は弄っていない両の乳首も硬く尖ったままになっている。
 胸に続いて陰核の性感帯も開発出来たようだ。
 ならばそろそろ当初の目的へ還るとしよう。



 ツプッ……チュププッ!
「はふぁあぁぁっ……!」
 小指の先に潤滑液を塗り付けると、クリトリスを弄りながら榛名の尻穴へと挿し込んだ。
 ギュッと小指を締め付けては来るが、肛孔だけを責めた時に比べて拒絶感が和らいでいるように感じる。
 榛名の表情も若干眉が寄せられたくらいで相変わらず弛んだままだ。
「榛名、大丈夫か?」
「はっ、はひぃっ……! んぁっ、あっ、榛名はぁっ……あぁっ、んっ、はぁあっ……ふぁっ、大丈夫、ですぅっ……ひぁあぁぁんっ」
 尻穴を弄られる事を嫌がっている様子はない。むしろ声に快楽を求める猥らな音色が混じっている。
 未だ到達していない肉悦への欲求が少女の自制心を崩し始めている。
 もしかしたら背徳感さえも快楽に引っ張られて榛名に快感を与えているのかもしれない。
 ならばこのまま責め続け、その極みを感じさせてやるとしよう。
「んぁあっ、あぁっ、あっ、あひっ……んっ、あぁあっ、あぁっ……ふぁあぁっ、あぁあっ……!」
 右手では指の腹で陰核包皮を擦り、摘まんで軽く揺する。
 左手では小指を先から根元までゆっくりと抜き挿しして直腸を刺激する。
 左手の小指は時折回転させては指の腹で腸壁を押し拡げるように擦り上げる。
「おひっ、んっ、ひぁうっ、んぅぅっ……ふぅっ、うっ、あっ、あっ……あぁあっ……あひぃっ、ひぃあぁあっ」
 目覚めたばかりの快楽に翻弄され、快感に榛名が身悶える度に身体中を縛る縄がギシギシと鳴る。
 動けない事で快感の衝動を外に逃がす事が出来ず、少女の体内を駆け巡っているのだろう。
 トロトロの愛液が膣奥から溢れて処女膜を濡らし、垂れ落ちて尻穴を穿っている小指に絡み付く。
 それを潤滑液にして更に肛穴と直腸を責め上げる。
「ふぁあっ、あぁっ、あぁあぁあっ……提督っ、提督ぅっ……身体がっ、変でっ、あぁあっ、恐いですぅっ……!」
「イきそうなのか、榛名」
「ふぁっ、あぁあっ……イ、く?」
 快楽が絶頂に達っする事をイくと言うのだと教えてやる。
 私の言葉を聞いた榛名は何度もコクコクと頷く。
「はいぃっ……ひぁっ、あっ、あぁあぁあっ……榛名っ、もうっ、んひぁっ、榛名ぁっ……あぁあっ、イきますっ……イくぅうぅうぅぅっ……!」
 少女の快楽が頂点に達するのに合わせて陰核包皮を剥き上げ、直接指で摘まみ上げてやる。



 プシッ、プッシャァアァアァァァァァッ……!
「あひぃいぃいぃぃいぃぃぃぃんっ……!?」
 榛名の腰がビクンと跳ね、浅黄色の液体を勢い良く噴き上げた。
 絶頂の衝撃で下半身の感覚を制御出来ず、おしっこを漏らしてしまったのだ。
「ふぁっ、あぁあぁあっ……! あぁっ……!? ひぅっ、提督ぅっ、うぁあぁあっ……ごめっ、ごめんなさいぃっ……!」
 放物線を描いて噴き出した榛名のおしっこは、尻穴を穿っている私の右手に掛かって温かく濡らしている。
「大丈夫、そのまま感じるままに出せばいい」
「ひぅうっ、うぁっ、あっ……あぁあぁあっ……提督っ、提督ぅっ……!」
 小さな女の子が刺激を受けて漏らしてしまうのは仕方の無い事だ。
 それに尿道の括約筋は肛門括約筋とも繋がっているので、おしっこを漏らせば漏らす程に尻穴の拡張も進むかもしれない。
 榛名の絶頂を助長する為、剥き出しにしたクリトリスを擦り上げてやる。
「ひゃぐぅうぅぅぅんっ……!?」
 腰が跳ね上がり、一瞬止まったおしっこがブシュッと勢い良く噴き出した。
 それでも手を止めず、陰核を責め続けながら尻穴への指の抽送速度も上げる。
「ひぃっ、いっ、あっ、あぁあっ……提督っ、榛名っ、あぐぅっ……榛名、イってますっ、ひぃあぁっ、イって、ますからぁっ……あぁあぁあぁぁっ!」
 絶頂で敏感になっている所を更に攻められ、連続でイってしまっているようだ。
 尻穴を穿りながらイかせる事で、尻穴も快楽器官として認識させる算段だ。
「あぁあぁあぁあっ、榛名っ、イきますっ、うぁあっ、あぁあぁあっ……また、イきますっ……ひゃぐぅっ、うぅうっ、イぐぅうぅうぅぅっ……!」



 ブシャァアァァァッ……!
「はぁっ……!? あっ、ひっ、ひぎっ、いっ、あぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁっ……!?」
 榛名の絶頂に合わせて左手の小指を直腸の奥まで突き込み、同時にクリトリスを摘まんで捻ってやった。
 そして挿し込んだ指先を鉤状に曲げ、勢い良く尻穴から引き抜いた。

 プポンッ……ブリュッ、ブプゥッ! ブリュッ、ムリュムリュムリュムリュゥッ……!
「ほぉおっ……!? おっ、ほぉっ、おぉおぉぉっ……おほぉぉぉぉぉっ……!?」
 再絶頂させられた榛名が低く裏返った喘ぎ声を上げる。
 ぽっかりと開いた肛孔がわななき、湿った破裂音を立てながら茶色く健康的な便をひり出し始めた。
「はぐっ、うっ、あっ、あぁぁっ……はぁおっ、おぉっ、おっ……ほぉぉっ……!?」
 二穴同時排泄は絶頂の快感を高め、榛名の身体をビクビク、ビクビクと痙攣させ続ける。
 噴き上がった尿がシーツに染み込んで黄色くし、潤滑液と腸液で濡れた便がその上を這って茶色い染みを拡げて行く。
「ひっく、うぅっ、あっ、あぁっ、提督、ごめんなさい……ベッドの上で、こんな……あぁっ、お漏らしっ……ごめん、なさいぃっ……!」
 絶頂に次ぐ絶頂で全く下半身の感覚を制御出来なくなった榛名は、泣いて謝りながら排泄し続ける。
「練成の結果だ、気にするな。気持ち良いという事が分かったのならそれでいい」
「はっ、はひぃっ……んひっ、あっ、あぁっ……しゅごくっ、ふぅっ、んっ……あぁあっ、気持ちっ、いいですぅっ……ふぁあぁあぁぁぁっ」
 頭を撫でてやるとふにゃりと表情を弛め、気持ち良さそうに排泄絶頂に浸る。
「あはぁっ、あぁっ、んっ……はぁぁぁっ……あぉっ、おっ……おぉぉっ……ほぉぉぉぉっ……!」
 膀胱と直腸が空っぽになるまで榛名は排泄し続け、絶頂の快楽をその身に刻み込んだのだった。

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