男の娘矯正学園〜新入生男子は恰好の餌食〜 体験版

第1話

「うわぁ、こんなに汗かいちゃって大変だよぉ……ねぇ、ちょっとスプレー貸してくれないかな?」
「うん、私ので良かったらいいよ。ちょっと待っててね……」

 いつもどおりに練習を終えると、バレー部員達はすぐ更衣室へと向かい出す。
 彼女達は互いにお喋りを始めながら、ずっと身に着けていた練習着を次々と肌蹴ていく。
 体育館の中で激しく動き回ったせいか、汗ばんだ身体をすぐにでも拭いたくてたまらないのだ。

コソコソッ。
(うわぁ、ついにみんな来ちゃったんだ……もしオレがロッカーにいることなんて気づかれたら大変だけど、ここまで来れたんだし。みんなが着替えているところをちゃんと見なくっちゃ!)

 彼女達が着替える様子を、一人の少年がロッカー越しに覗き込む。
 赤い短髪が特徴的な男子生徒――赤萩あかはぎ 風雅みやびは、ずっと待ち望んでいた瞬間を前にして、思わず興味をそそられてしまう。
 こっそりと更衣室に忍び込んで、バレー部の上級生達が着替える様子を確かめたい……好奇心に駆られるまま、放課後にもかかわらずわざわざ学校に居残ってでも、彼女達がこれから見せつけるはずの姿へと夢中になっていたのだ。

スルスルッ。
(うわぁ……こんなにおっぱい大きい。やっぱり、クラスの女子とは大違いだよな?)

 息を潜めながらロッカーの外を見つめるうちに、風雅はおかしな興奮に駆られてしまう。
 部員達が次々と練習着を脱ぎ去って、すぐ傍で平然と下着姿を見せつけてくる……暗いロッカーの隙間越しに続々と露わになる、彼女達の胸元を覆っているブラやショーツの柄や、健康的な肉体美に視線を奪われていたのだ。
 クラスの女子とは決して比べ物にならない、豊満な乳房やお尻をじっくりと見つめたまま、あっけなく視線を奪われてしまう。
 思春期を迎えたばかりの年頃にとって、年上の少女達がありありと見せつけてくる、あられもない格好にすっかり胸を躍らせていたのだ。

ガサガサガサッ、ゴトンッ!
「あっ……!」

 部員達が次々と見せつける下着姿に注目するあまり、風雅はとんでもない失態をしでかしてしまう。
 彼女達の姿を目で追っているうちに、傍にあった掃除用具を倒し始めていたのだ。
 足元に聞こえる物音に気づいた後、つい背筋をこわばらせずにいられない。
 狭い空間にずっと身を潜めないといけないのを分かっていたのに、思わず身を乗り出してしまったのを後悔していたのだ。

「やだっ!? 誰かそこにいるの……?」
「ねぇ、さっきの音って……あそこのロッカーからだったよね?」

 不意に耳へと飛び込んできた音に、部員達もすぐ気づき出す。
 おかしな物音がする方を振り向くと、何故かロッカーが揺れ動いているのだ。
 すぐに身構えながら、恐る恐るロッカーの傍へと身を寄せる。

「ど、どうしよう。このままじゃ……あっ!?」
ガチャッ。

 段々とロッカーに近づいてくる部員達の様子に、風雅は思わず焦っていた。
 彼女達の着替えを覗いていた事実が、あと少しで暴かれてしまうかもしれないのだ……決して自分の存在を気づかれないよう、最後まで気を配れなかったのを悔やまずにいられない。
 嫌な予感に苛まれる中、思わず全身をこわばらせてしまう。
 すぐ傍まで迫っていた彼女達の手によって、身を潜めていたロッカーをあっけなく開けられていたのだ。

「きゃぁっ!? 何で更衣室に男子がいるのよ!」
「いくら何でも、ロッカーの中に紛れ込んでくるなんて……」
「まさか、私達が着替えてたところ……この子に覗かれちゃったの!?」

 ロッカーの中に篭もっていた少年へと、部員達は次々と悲鳴をぶつけてくる。
 普段どおりに着替えを済ませていた矢先、まさか下級生の男子が覗きに来ていたなど思いもしなかったのだ。
 思わず身を引きながら、胸元を脱ぎかけの練習着でとっさに押さえる間も、肩をこわばらせている風雅への非難を少しも止められそうになかった。

ワナワナワナッ……
(まさか、こんなに早く見つかっちゃうなんて……このままじゃオレ、みんなに怒られちゃうよ……!?)

 部員達から次々と浴びせられる言葉に、風雅はすっかり困り果ててしまう。
 本当ならロッカーの中に身を潜めたまま、こっそりと彼女達の着替えを覗くつもりでいたのに、ものの見事に自分の存在を暴かれていたのだ。
 周りを取り囲む彼女達から向けられる視線に気づいて、思わず背筋を張り詰めてしまう。
 気づいたら陥ってしまった状況をどう抜け出せば良いのか、どんなに考えても分かりそうにないのだ……

「ご、ごめんなさい。お願いだから許して……ぃうぅんっ!?」
ヒクヒクヒクッ。

 気まずい状況に苛まれるまま、風雅は恐る恐る口を開く。
 部員達へとっさに頭を下げながら、そそくさと更衣室の外へと向かい出す。
 自らしでかした失態を、目の前に立ち並んでいる彼女達に気づかれてしまった事態をどう取り繕えば良いか、必死に考え込んだ挙げ句の行動だった。
 着替えを覗いていた事実を問い詰められないうちに、彼女達の元から立ち去ろうとした矢先、あっけなく行く手を遮られてしまう。

グイッ。
「だめよ、絶対に逃がさないんだから!」
「ずっと着替えを覗いてたくせに、絶対に許さないんだから!」
「さすがに悪戯じゃ済まされないわよね……どうやってこの子を懲らしめちゃおうかしら?」

 一人だけで更衣室から逃げ出そうとする風雅を、部員達はすぐに取り押さえていた。
 しっかりと風雅の手首を握り締めたまま、強引に更衣室の中へと引き止める。
 秘かに更衣室へ侵入して、潜り込んだロッカーの中から自分達の着替えを覗いていた風雅の行為など、たとえ下級生でも決して見過ごせそうになかったのだ。

「あなた達、一体どうしたのよ……あら、どうしてこんな場所に男子が来ちゃったのかしらね?」

 部員達が風雅を引き止めているうちに、ついには顧問まで更衣室へと姿を見せる。
 練習が終わったにもかかわらず、何か騒ぎ立てているのに気づいて、彼女達を注意するために駆け込んできたのだ。
 更衣室に辿り着くと、一箇所に集まっている彼女達の間を割り込みながら、真ん中で震え上がっている少年の存在に気づき出す。

「あ、あうぅっ……!?」
ブルブルブルッ……

 どこにも逃げ場を失った事態を思い知らされるあまり、風雅はますます全身を震わせてしまう。
 自分より遥かに背の高い部員達や顧問から次々と見下ろされる事態に陥った挙げ句、すっかり気持ちが怯え切ってしまったのだ……ますます騒ぎが大きくなる事態に、ただ為す術もなく屈するしかなかった。
 未だにロッカーの中へと立ち尽くしたまま、つい肩を竦ませずにいられない。
 数人掛かりで周囲を取り囲まれた後、どんなに頑張っても彼女達の元から抜け出せそうにないのだ……

      *      *      *      *      *      *

「ふ〜ん……あなた、赤萩 風雅って言うのね?」
「ねぇ、風雅くん。どうしてロッカーに隠れて、私達の着替えを覗こうと思っちゃったのかな?」
「いくら相手が下級生だって言っても、さすがに私達も見過ごせそうにないんだからね?」

 風雅の周囲を取り囲みながら、部員達は平然と言葉を浴びせる。
 決して風雅が逃げ出さないよう周囲を取り囲みながら、自分達を相手にしでかした失態を問い詰めることにしたのだ。
 その場に正座したまま、少しも顔を持ち上げようとしない風雅を相手に、どうして覗きを働いたのか素直に打ち明けるよう迫り出す。

「ご、ごめんなさい。みんなが着替えているところ、どうしても見たくなっちゃって……あうぅんっ」
フルフルフルッ……

 部員達からぶつけられた質問に、風雅は恐る恐る返事を返す。
 練習が終わる頃合いを狙って、彼女達の着替えを覗いていたことを謝ろうと、あっけなく頭を下げてしまう。
 彼女達に見つかってしまった以上、しでかした事態を決して取り繕えない状況にすっかり観念させられていたのだ。
 しっかりと目を瞑った後も、周りにいる彼女達の雰囲気をありありと思い知らされて、つい身をこわばらせずにいられない。

(……どうしよう。怒られても仕方ないって分かってるのに、やっぱり着替えを覗いてたことは許してもらえないのかな? もし他の誰かに知られちゃったら、もう学校に通えなくなっちゃうよぉ……!)

 着替えを覗いていた事実を謝った後も、風雅は身体の震えを少しも止められそうになかった。
 たとえ部員達に詫びた後も、しでかした行為を本当に許してもらえるのか、考えるだけで不安でたまらないのだ。
 深々と頭を下げたまま、身を起こすことすら怖くてたまらない。
 周りを取り囲んでいる彼女達が、ずっと睨んでくる視線が肌に突き刺さるのを否応なく思い知らされていたのだ……

「あら、風雅くんってば。案外素直に謝ってくれるのね……」
「だめよ、こんな程度で許しちゃうなんて、このままじゃ下級生に嘗められちゃうわよ?」
「確かに、ちょっとだけ懲らしめてあげなくっちゃね……風雅くん。ちょっと立ってもらえるかな?」
ギュッ。

 身を縮めている風雅の周囲を取り囲んだまま、部員達はそっと言葉を投げ掛ける。
 自分達の着替えを覗かれた事態をどう収めれば良いのか、思い思いに話し合っていたのだ。
 たとえ下級生のしでかしたことだとしても、さすがに見逃すわけにも行かないはずだと踏まえたうえで、すぐに風雅へのお仕置きを始めようと口にする。

「ちょ、ちょっと待ってください……はうぅんっ!?」
スルスルスルッ、プルンッ。

 不意に部員達から迫られた行為に、風雅はすっかり慌ててしまう。
 彼女達が次々と身を寄せるまま羽交い締めにさせられたかと思えば、いきなり下半身を探られ始めていたのだ。
 制服のズボンとブリーフを次々と脱がされる間も、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
 気づいたら下半身の衣類を下ろされるまま、彼女達の前で下半身を丸出しにさせられていたのだ。

「やだぁ、風雅くんってば。こんなにオチンチンを大きくさせちゃってる!」
「こんな子でも、いっちょ前に勃起しちゃうもんなんだね?」
「もうっ、いきなり私の所に向けて来ないでよぉ……?」

 風雅のブリーフから姿を現した代物に、部員達はすぐに注目を寄せる。
 思春期を迎えたばかりにもかかわらず、オチンチンが見事に起き上がっていたのだ。
 全体が揺れ動く、あまりに元気な様子を目の当たりにさせられて、つい言葉を洩らさずにいられない。

ギシギシッ。
「お、お願いだから離してってば……あ、あうぅんっ!?」

 次々と股間に浴びせられる部員達の視線に、風雅はますます震え上がってしまう。
 まさか着替えを覗いてしまった仕返しと称して、はしたない格好にさせられるなど思いもしなかった。
 異性から続々と向けられる注目を意識させられるあまり、つい下半身をくねらせずにいられない。
 恥ずかしい思いをこれ以上させられないためにも、すぐに下半身を取り繕わないといけないのに、少しも彼女達の手を振り解けそうにないのだ。

「あんまり暴れないでね、風雅くん。これから私達のお仕置きをたっぷりと受けてもらうつもりなんだから?」
「こんなにオチンチンを大きくしちゃって……もしかしてエッチな気分になっちゃったのかな?」
「私達だって着替えているところを見られちゃったんだし、風雅くんの大切なところ、お返しにたっぷり見せてもらいたいなぁ?」

 すっかり顔を赤くした風雅を相手に、部員達は平然と詰め寄ってくる。
 ロッカーの中から目にしていた自分達の姿がよほど刺激的だったのか、少しも勃起を収められないオチンチンの様子へと意識を奪われていたのだ。
 ずっと自分達の姿を覗いていた分、同じように恥ずかしい目に遭うべきだと言い張りながら、目の前で揺れ動く異性の股間をじっくりと見つめてくるのだ。

「そ、そんなぁ……はうぅんっ!?」
ギュッ、クリュクリュッ。

 さらに部員達から迫られた行為のせいで、風雅はますます驚いてしまう。
 震え上がっている気持ちとは裏腹に、本能のままに起き上がっているオチンチンを強く握り締められていたのだ。
 敏感な部分へ次々と絡みつく、彼女達の指先につい意識を奪われずにいられない。
 おかしな焦りに苛まれるあまりに情けない悲鳴を洩らした後も、部員達は続々と身を乗り出しながら、はしたない部分を遠慮なく探り出してくるのだ……

ヒクヒクヒクッ……
(どうして、オレのオチンチンなんていきなり触って来ちゃうんだよ。こんな格好、絶対に女子の前じゃ見せられないはずなのに……!?)

 あまりに積極的な部員達の行動に、風雅はすっかり驚かされてしまう。
 なかなか勃起が収まらない股間を人前で晒すだけでも恥ずかしいのに、まさか直に触れるなど考えられない事態だった……自分でも引け目に感じるような部分を彼女達にどう思われているのか、考えるだけでも申し訳なくてたまらない。
 おかしな思いに苛まれる中、はしたない部分をすぐにでも引っ込めないといけないのに、強引に腰を引き寄せられるまま、少しも下半身を遠ざけられそうになかった。
 身を乗り出しながら次々と浴びせられる視線を思い知らされるあまり、あっけなく気持ちが揺さぶられてしまう……

「さすがに風雅くんも驚いて当然かもしれないわね……うちの学校、共学になって間もないから男子の存在が珍しいのよ。みんなも気が済まないだろうし、風雅くんの立派なところ、たっぷりと見せてもらわないとね?」

 戸惑っている風雅へと向けて、顧問はさりげなく言葉を交わす。
 なかなか異性と触れ合う経験が持てなかった部員達のために、少しでも男子と触れ合ってもらいたいと口にする……最近になって共学校になったばかりなので、今年から入学することになった男子の存在を、彼女達が物珍しく思っても当然だと考えていたのだ。
 こっそりと着替えを覗いていたお仕置きだけでなく保健体育の一環として、わざわざ自分達の前に姿を見せてきた風雅をたっぷりと可愛がるよう言い寄ってくるのだ。

「そんなに気になるなら、風雅くんのためにたっぷりとサービスしてあげないとね……えいっ!」
プチプチッ、タユンッ。

 顧問の言葉に耳を傾けながら、部員達は大胆な行動に打って出る。
 未だに身震いを続ける風雅の前へと立ちはだかりながら、身に着けていた練習着を脱ぎ去って、下着姿や乳房をわざとらしくさらけ出す。
 わざわざ更衣室のロッカーに潜んでまで覗こうとしていた自分達の裸体を、風雅のために見せつけるつもりでいたのだ。

「や、やだっ。オレだっているのに、どうして……きゃうぅんっ!?」
ピクピクピクンッ。

 不意に部員達から見せつけられた姿に、風雅はますます困り果ててしまう。
 先ほどまで覆い隠していたはずの裸体を、自分から露わにする彼女達の行動をどう受け止めれば良いのか、少しも考えられそうにないのだ。
 すぐに顔を逸らさないといけないのに、気づいたら視線が釘付けになってしまう。
 たっぷりとレースが施されたブラを取り外したかと思えば、すぐ目の前で豊満な乳房を見せつけてくるのだ……見るだけで柔らかそうな肌の感触や、先端が尖っている薄桃色の突起を目の当たりにさせられて、すっかり意識を奪われていたのだ。

シュコッ、シュコッ、グリュグリュッ。
「ねぇ、こんな感じで平気かな?」
「大丈夫みたいだよ……ほら、風雅くんも気持ち良さそうな顔してるみたいだし」
「ふふっ。このまま風雅くんが射精するところ、たっぷり見せてもらわなくっちゃ?」

 おかしな興奮に駆られている風雅を相手に、部員達はとんでもない行為を押し迫る。
 ますます張り詰めたオチンチンをしっかりと握り締めながら、何度も上下にしごき始めていたのだ。
 しっかりと指先を絡めたまま、敏感な部分を弄り回す間も、ひとりでに脈打つ胴体や膨らみを増す先端の様子につい感心せずにいられない。

「そ、そんな。もうやめてってばぁ……ひ、ひぐうぅんっ!?」
ガクガクガクッ、ビュクビュクビュルルッ!

 続々と部員達から迫られる行為に、風雅はあっけなく屈してしまう。
 おかしな興奮を煽られるまま、限界まで膨らみ切ったオチンチンを弄られるまま、とんでもない瞬間までさらけ出していたのだ。
 情けない喘ぎ声を洩らしながら、つい下半身を震わせずにいられない。
 すぐ傍まで向けられた乳房を見つめたまま、敏感な部分を思い思いにしごかれるうちに、気づいたら射精まで引き起こしてしまう……自分で慰めるのと比べ物にならない刺激を思い知らされるうちに、あっけなく絶頂へと達してしまったのだ。

ブビュルビュルッ、ビチャビチャッ。
「きゃんっ!? もう精液が出てきちゃったみたいだよ?」
「うわぁ……本当に白いオシッコみたいなのが出てきちゃうんだね?」
「ねぇ、風雅くん。そんなに私の手が気持ち良かったの?」

 風雅の下半身に引き起こされた現象を観察したいあまりに、部員達は次々と身を乗り出していた。
 しっかりと起き上がったオチンチンを悪戯半分に弄り回すうちに、ひとりでに全体を震わせながら、先端から白く濁った液体が続々と溢れ出してくる。
 保健教室の授業で一度だけ聞いたことがある『射精』を、ついに風雅が果たした瞬間にすっかり意識を奪われていたのだ。
 よほど自分達の手つきが気持ち良かったのか、あまりに勢いよく噴き上がる精液の行方を見つめるたびに、つい胸を躍らせずにいられない。

ゾクゾクゾクッ、ビュッ、ビュルビュリュッ!
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……あ、あふうぅんっ!?」

 次々と部員達から浴びせられる視線に、風雅はますます舞い上がってしまう。
 彼女達の着替えを覗いていたのを問い詰められたかと思えば、まさか下半身を晒されるまま、射精の瞬間まで暴かれるなど思いもしなかった。
 腰をくねらせながら息を切らす間も、なかなか部員達から身を遠ざけられそうにない……すでに絶頂を迎えたばかりなのに、さらに射精する様子を確かめようと、しつこくオチンチン全体をしごき続けてくるのだ。
 はしたない姿を晒してしまったと悔やむ中、敏感な部分を弄られるたびに、ますます精液を噴き出してしまう……

      *      *      *      *      *      *

「あ、あうぅんっ……」
モジモジモジッ……

 部員達の前ではしたない瞬間を晒してから数分後、風雅は思わず息を切らしてしまう。
 全身を駆け巡っていた興奮が静まった後も、その場に倒れ込んだまま立ち上がるどころか、下半身を投げ出した格好のまま、すっかり縮み上がった部分すら覆い隠せそうになかった。
 未だに周りを取り囲んでいる彼女達の様子を恐る恐る窺いながら、つい声を震わせずにいられない。
 着替えを覗いていたお仕置きと称して、あまりに考えられない瞬間を異性の前で晒してしまったのだ……

トクンッ、トクンッ、トクンッ……
(どうしよう。まさかオチンチンを弄られて、精液を出すところまで見られちゃうなんて……!)

 つい先ほどまで繰り広げられた行為を振り返るだけで、風雅はおかしな気持ちに苛まれてしまう。
 いやらしい行為などを、まさか部員達の方から迫られるなど考えられない事態だった。
 少しも彼女達の行為を拒めないうちに、ついには射精の瞬間まで見せつけてしまった事実など、あまりに悔やまずにいられない。
 自分でもはしたなくてたまらない下半身の現象を、すぐ傍にいる部員達がどう感じているのか、すっかり思い悩んでいたのだ……

「風雅くん、ご苦労さま……ふふっ、こんなに沢山出しちゃった後で悪いんだけど、頼みたいことがあるのよ。バレー部のマネージャーをやってみてもらえないかしら? みんなも風雅くんのことが気に入ったみたいだし、悪いようにはしないわよ……?」

 戸惑う風雅へと、顧問はおかしな訴えを始める。
 部員達の着替えを覗いていたことを見逃す引き替えとして、これからバレー部のマネージャーになるよう頼み込む。
 いくら彼女達より年下だとしても、わざわざ更衣室を訪れるほど欲求を募らせてしまった風雅へと興味を惹かれていたのだ。

「先生、すっごく良い考えですね?」
「本当は下級生の男の子をスカウトしようかなって思ってたけど、まさか風雅くんの方からやってくるなんて。私達もびっくりだよ」
「これからもよろしくね、風雅くん……」
ムニュッ。

 顧問が不意に持ちかけた提案を受けて、部員達もすぐに言葉を交わす。
 入学したばかりの下級生と触れ合える機会など、決して見逃せそうになかった。
 まだ風雅が返事を返してもないのに、ついには丸出しにした乳房を押しつけてくるのだ。

「あ、あうぅんっ……」
……コクッ。

 顧問や部員達から迫られるまま、風雅はあっけなく頷いてしまう。
 不意に持ちかけられた誘いを、どう受け止めれば良いかも分からない中、気づいたら彼女達の言いなりになっていたのだ。
 まともに言葉も交わせない中、恐る恐る頭を下げたまま一気に全身を火照らせてしまう。
 目の前へと差し出された乳房を見つめたまま、少しも視線を逸らせなくなっていたのだ。

トクンッ、トクンッ、トクンッ……
(もしマネージャーになったら今みたいに、エッチなことをしてもらえるかもしれない……んだよね?)

 未だに状況が飲み込めない中、風雅は考えられないほど気持ちが舞い上がっていた。
 本当なら着替えを覗いていたことを咎められてもおかしくないのに、気づいたらバレー部のマネージャーにさせられていたのだ。
 顧問の思わぬ誘いを引き受けた後も、つい胸を躍らせずにいられない。
 射精をしでかしたばかりなのに、柔らかい乳房の感触を部員達から次々と押しつけられたせいか、はしたない部分がまたしても疼き出してくるのだ……

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