新人OL社畜狂育 体験版
第6話
「三人とも、身体はちゃんときれいにできたかしら……それにしても午前中にシャワーを浴びないといけないなんて、本当にあなた達ってば贅沢ものね?」
浴室から出てきた三人の様子を見つめながら、円香は平然と言葉をぶつける。
たった一晩のうちに下着を汚したり、さらにはオネショをしでかす者まで現れたので、研修に集中してもらうため、彼女達にシャワーを浴びせていたのだ。
「や、やだっ! どうしてそんな所に立ってるんですか?」
フルフルフルッ。
目の前へと立ちはだかる円香の姿に、三人はすぐにうろたえてしまう。
まさか円香が浴室から出てきた所を待ち構えていたなど、さすがに思いもしなかった。
いくら同性相手だとしても、はしたない格好へと向けられる視線に焦らずにいられない。
ドサッ。
「新しい着替えよ。シャワーも十分浴びたはずなんだから、すぐ研修の準備に取り掛かってもらえるかしら?」
戸惑う三人の様子をじっくりと見据えながら、円香は持っていた代物を次々と差し出す。
すぐに衣服を着替えるように告げながら、彼女達のために準備していた衣類と巨大なパックを彼女達へと手渡していたのだ。
「あ、あの。これって……きゃんっ!?」
「大人用の紙オムツに、こっちは……オムツカバー、だよね?」
「やだ、もしかして私達……こんなものに着替えないといけないの!?」
円香から受け取る羽目になった衣類の正体に、三人ともすっかり言葉を失っていた。
目の前に置かれたパックなど、どう見ても成人用の紙オムツ以外に考えられなかった……異様に大きい布地がオムツカバーだと知って、ひとりでに手元を震わせてしまう。
どうして赤ちゃんが穿くような代物を押しつけてきたのかと、つい焦らずにいられない。
やっと下半身を洗い流したばかりなのに、とんでもない辱めをいきなり仕向けられて、どう受け止めれば良いかも考えられそうにないのだ。
「ねぇ、どうしてこんな格好なんて押しつけてくるのよ? いくら何でも、こんなものを穿いたまま研修なんてできるわけないじゃない!?」
ついには感情に任せて、果菜代が円香を相手に文句を言い放つ。
これから研修を始めないといけないはずなのに、どうしてオムツなどを自分達の押しつけてきたのか、何としても円香から聞き出すつもりでいたのだ。
まだ午前中にもかかわらず、あまりに耐え難い屈辱を、悉く円香から迫られる状態に苛立ちを募らせていたのだ。
「あら、不服かしら。たった一晩であんなにショーツを汚しちゃうんだもの。今のあなた達に必要不可欠じゃない? どこかの誰かさんはオネショまでしちゃったみたいだから……これから研修に集中してもらうために、用を足す時間だってないんだから。もしあなた達が嫌がっても、無理にでも穿いてもらうつもりだから覚悟しなさい?」
果菜代の質問を受けて、円香が平然と返事を返す。
浴室へ入れたせいで必要以上に時間を使ってしまったので、これから一度もトイレに立ち寄らなくても済むよう、オムツを穿いたまま研修を続けるよう言い放つ。
身を乗り出しながら、悔しそうな表情を滲ませる果菜代をじっくりと睨みつけたまま、無理にでも彼女達を辱めるつもりでいたのだ。
「あ、あうぅっ……」
「そ、そんな……いくら何でも研修中に、用を足すのも禁止させられるなんて酷すぎます!」
「いくら研修のためだからって、限度って言うものがあるわよ! 赤ちゃんみたいな真似事なんて、絶対にできるわけないんだから!」
あまりに考えられない円香の思惑に、三人はますます落ち着きを失ってしまう。
目覚めた時から屈辱的な行為を仕向けられていたのに、まさかオムツの着用まで強いられるなど思いもしなかった。
本当に赤ちゃんのような格好を自分達にさせるつもりなのか、つい訴えずにいられない。
もしオムツなどを穿いてしまえば、どれだけ立場が陥ってしまうかも分からないのだ……
「そんなに紙オムツが嫌なのかしら、今のあなた達にお似合いだと思って用意してあげたのに……もし嫌なら研修中の間、ずっと汚れたショーツを穿いてもらうことになるけど、構わないのかしら?」
オムツの着用を嫌がる三人へと、円香はとんでもない事実を切り出す。
もしオムツを拒むつもりなら、不潔なショーツを穿いてもらう以外にないとまで言い放つ……オシッコの染みやウンスジ、さらにはほとんどの部分が濡れたままの下着を再び身に着けられるのかと、平然と彼女達に尋ねてくるのだ。
「そ、それは……分かりました。ちゃ、ちゃんと紙オムツを穿きますので、おかしな真似なんてしないでください……」
ヒクヒクヒクッ……
あまりに考えられない円香の言い分に、三人ともあっけなく言葉を詰まらせてしまう。
未だに気が引ける中、渋々オムツの着用を受け入れるしかなかった。
他の二人が黙り続ける中、廿楽が恐る恐る円香へと頼み込む。
たとえはしたない下着だと分かっていても、やっと下半身が清潔になったばかりなのに、今さら汚れ尽くしたショーツなどに脚など通せそうになかったのだ。
クシュクシュクシュッ、ピタッ。
「もう動いても大丈夫よ……ごめんなさい。私がオネショなんてしちゃったせいで」
「しょうがないよ、もし拒んでもきっとトイレには行かせてもらえないみたいだし。研修の途中でおトイレに行きたくなったら大変だもの」
耐え難い恥じらいに苛まれる中、三人は恐る恐るオムツを身に着けることにした。
育夢が穿き方を二人に教えながら、紙製の下着を股間へと押し当てて、前部分のテープをしっかりと留めていく……隙間が空いてないか調べる間も、今朝にしでかしたオネショを悔やまずにいられない。
真っ白い生地に包まれたお尻を互いに見つめながら、本当なら赤ちゃんが身に着けるはずの代物を、大人になって身に着ける羽目になるなど思いもしなかった。
自分達に必要な代物だと分かっていても、不格好に膨らんだ腰回りを見下ろすだけで、惨めな格好を否応なく思い知らされる。
モコモコモコッ。
「それにしても、こんな格好のまま……本当に研修なんて受けさせるつもりなの? みっともない格好が気になって、逆に気が散っちゃいそうなのに……」
紙オムツの上からオムツカバーで下半身を覆う間も、果菜代は本音を洩らしてしまう。
赤ちゃんのような格好のまま、本当に研修などを繰り広げるつもりなのか、未だに気にせずにいられない。
ついにはオムツの着用まで強いられるほど、立て続けに迫られる研修内容など、どんなに考えても納得できそうになかった。
恐る恐る腰を持ち上げる間も、乾いた感触が何度も肌に擦れてきて、あまりに照れくさくてたまらないのだ……
* * * * * *
「ちゃんと朝食も摂ったようね。すぐ研修を始めたいからついてきなさい?」
オムツ姿に着替えた三人を引き連れながら、円香は一室へと向かい出す。
不格好なお尻を抱えている彼女達に朝食を食べた後、すぐに研修を繰り広げるつもりでいたのだ。
「くうぅっ……!」
フリッ、フリッ、フリッ……
円香の後を追い掛ける間も、三人は下半身の状態にすぐ気を取られてしまう。
通路を歩き回るたびに、二重の生地に包まれたお尻が揺れ動いてしまい、どれだけ不格好な下半身を晒しているかを否応なく思い知らされていたのだ。
脚を持ち上げるたびに紙製の生地が肌へと押し当てられて、ますます激しい恥じらいに苛まれてしまう。
情けない格好など、すぐにでも取り繕わないといけないのに、裾の短いブラウスだけでは到底隠し切れそうにないのだ。
モジモジモジッ。
(やだ、さっきの人に見られちゃってる。オムツなんて穿いてるだけでも嫌でたまらないのに、いつまでこんな格好を続けなきゃいけないの……!?)
通路の途中で誰かとすれ違ってしまい、三人はますます落ち着きを失ってしまう。
ブラウスに真っ白いオムツカバーを合わせた格好などを、いつまで人前に晒し続けるつもりなのかと思い悩まずにいられない。
なかなか目的地に辿り着かないせいか、おかしな焦りに苛まれてしまうのだ。
「着いたわ、下半身の後始末をしていたせいで時間が押してるのよ。すぐ研修に取り掛かってもらうわよ?」
三人が恥じらう様子をじっくりと見据えながら、円香は不意にドアの前へと立ち止まる。
これから利用する研修室へと辿り着いたので、すぐ中に入るよう言い放つ。
あまりに大人らしくない格好を秘かに嘲笑いながら、すっかり『社畜』らしい格好と化した彼女達を相手に、これからマナー研修を執り行うつもりでいたのだ。
「……きゃんっ!?」
クシュクシュクシュッ。
円香に言われるまま、恐る恐る部屋に入った後も、三人は下半身の状態に意識を奪われてしまう。
用意された席に腰掛けた途端、分厚い吸水体がお尻に押しつけられてきて、激しい恥じらいを掻き立てられていたのだ。
恐る恐る腰を下ろした後も、つい両脚をくねらせずにいられない。
あまりに相応しくない格好のまま、これから研修を受け続けないといけない状況を未だに飲み込めそうにないのだ……
(やっぱり、お尻が膨らんでて変な感じ……このままじゃ集中なんてできそうにないのに)
やっとの思いで部屋の中に潜り込んだ後も、果菜代はなかなか落ち着きを取り戻せそうになかった。
研修中もはしたない格好をさらけ出したまま、少しも取り繕えない状況を強いられるなど、あまりに屈辱的でたまらない。
紙オムツやオムツカバーまで押しつけられるまま、排泄管理までさせられる事態など、あまりに気持ちが受け止められそうになかった。
教壇の上で円香が延々と話を続ける間も、いつまで恥ずかしい格好のまま過ごし続けなければいけないのか、考えるだけで憂鬱な気分にさせられる……
「もし頭を下げる角度が浅いと、相手からだらしなく見えて……どうしたの、十二番。しっかりと前を向きなさい!」
表情を曇らせている果菜代へと、円香は平然と注意をぶつけてきた。
ちゃんと座学に集中してもらいたいのに、少しも意識を向けようとしない素振りに気づいて、彼女の素振りを指摘してみせる。
「んんっ……!」
フルフルフルッ……
延々と座学が繰り広げられる中、廿楽はおかしな緊張へと苛まれてしまう。
しっかりと背筋を張り詰めたまま、重ね合わせた両脚をつい震わせずにいられない。
果菜代のように態度を咎められないよう、円香の言葉にしっかりと耳を傾けているうちに、おかしな感覚へと苛まれてしまった。
気づいたら背筋をこわばらせたまま、情けない悲鳴までひとりでに洩れ出してしまう……
ゾクゾクゾクッ、ヒクヒクヒクンッ……
(やだ、まだ研修も始まったばかりなのに……もうオシッコしたくなっちゃうなんて!?)
おかしな拍子に押し寄せてきた下半身の欲求に、廿楽はすっかり弱り果ててしまう。
朝に目覚めてから一度もトイレに行かせてもらえなかったせいか、気づかぬ間に尿意を催してしまった……まだ研修も始まったばかりなのに、あまりに気まずくてたまらない。
まさか講習中に粗相をしでかすわけにもいかないので、しっかりと背筋を張り詰める間も、つい両脚をくねらせずにいられない。
震えの収まらない下半身を、目の前にいる円香に気づかれないかと気にする間も、下半身を揺さぶる感覚が立て続けに押し寄せてくるのだ。
「くうぅっ……!」
ギュッ……
着々と押し迫る尿意を、廿楽はひたむきに耐え忍んでいた。
下半身の欲求を誤魔化そうと、両脚を忙しなく擦り合わせる間も、ますます気持ちが追い詰められてしまう。
ついには尿意を堪えたいあまりに、全身をこわばらせたまま、少しも講習に意識を向けられなくなってしまった。
どんなに我慢を続けても、感覚の波が引くどころか、刻一刻と勢いを増してくるのだ。
ブルブルブルッ……
(どうしよう、このままだと本当にオシッコを漏らしちゃいそう……いくら紙オムツを穿いていても、こんなはしたない真似なんてしたくないのに!)
ますます強まる尿意のせいで、廿楽はおかしな焦りに苛まれてしまう。
太股をさらけ出した格好のまま、ずっと席に腰掛けていたせいなのか、着々と下半身が襲い掛かってくるのだ。
瀬戸際の所で何とか耐え忍んでいるものの、いつ下半身が決壊を迎えてしまうかも分からなかった。
浴室で円香から告げられた言葉の内容を振り返りながら、本当にオムツの中に粗相をしてしまうのか、つい思い悩まずにいられない。
「あ、あの……おトイレに行かせて、もらえませんか?」
モジモジモジッ……
まだ座学が繰り広げられる中、廿楽は円香へと恐る恐る訴えを始める。
恐る恐る席から立ち上がりながら、あまり尿意を堪える余裕もないので、すぐにでも用を足しに向かわせて欲しいと頼み込む。
はしたない告白だと知りながら、まさか人前で粗相をしでかすわけにもいかないので、さらに恥ずかしい目に遭わないよう、何としてもトイレに駆け込むつもりでいたのだ。
「あら、十四番。もう用を足したくなっちゃったの? 本当に下の方が緩いんだから。まだ講習の内容も終わっていないのに、勝手な行動は許されないわよ?」
ギュッ。
廿楽が口にした頼みごとを、円香は容赦なく跳ね除ける。
ただでさえ予定が遅れ気味なのに、トイレのために時間を割くなど考えられないと踏まえながら、勝手に研修から抜け出すなど許せないとまで主張するのだ。
「お、お願いだからおトイレに行かせてください! いくら何でも講習中に粗相なんてできそうにないのに……!」
あまりに理不尽な円香の言い分に、廿楽はすっかり戸惑ってしまう。
すぐにでもトイレに向かうつもりでいたのに、円香の許しを少しも得られないなど、つい耳を疑わずにいられない。
ますます落ち着きを失うあまりに、ついには震えの止まらない脚を持ち上げながら外へ向かおうとした矢先、円香の手によって強引に引き留められてしまったのだ。
「も、もうお願いだから許してください……はうぅんっ!?」
ヒクヒクヒクッ、ブルブルブルッ……!
トイレに向かいたいあまりに、必死の思いでもがき続けていた矢先、廿楽はあっけなく身動きを止めてしまった。
円香へと寄りかかったまま下半身をくねらせて、情けない悲鳴を洩らさずにいられない。
講習中にもかかわらず、とんでもない行為をしでかした事実を否応なく思い知らされる。
ひとりでに両脚が震え上がるまま、ドアの外に飛び出すどころか、円香の手を払い退けることすらできそうにないのだ……
ゾクゾクゾクッ、チョロチョロチョロッ……
(やだ、どうしてお股が言うことを聞いてくれないの? まだトイレにも着いてないのに、こんな場所でオシッコを漏らしてしまうなんて……!?)
紙オムツの中で繰り広げられる感触に、廿楽はあっけなく意識を奪われてしまう。
抱え込んだ尿意に屈するまま、ついに失禁を引き起こしてしまった……ひとりでに股間が緩むのに合わせて次々とオシッコが溢れ出る様子など、あまりに気持ちが受け入れられそうになかった。
下半身を捩らせるたびに、大量の液体を含んだ吸水体が肌に押し当てられて、不快な肌触りを否応なく思い知らされる。
しでかした粗相を悔やむあまりに、必死に体勢を立て直そうとする間も、大事な部分からひとりでにオシッコを垂れ流すのをなかなか止められそうにないのだ。
「ゆ、結乃原さん。大丈夫?」
「お願いだから、結乃原さんにあまり酷いことをしないで!」
廿楽のおかしな様子に気づいて、果菜代と育夢もすぐに心配を寄せる。
まさか廿楽が尿意を催すまま、講習中に粗相をしでかすなど思いもしなかった。
廿楽へと言葉を投げ掛ける間も、小刻みに震え上がるお尻を目の当たりにさせられて、耐え難い不安へと苛まれてしまう……もしかしたら自分達も、廿楽と同じような失態をいつ引き起こすかも分からないのだ。
「み、みんな。ごめんなさい。もう間に合わなくなっちゃって……くうぅっ!」
ショワショワショワッ、グシュグシュグシュッ。
恐る恐る二人へ返事を返す間も、廿楽はなかなか排尿を止められそうになかった。
座学の間もひたすら我慢を続けていたせいか、大事な部分から際限なくオシッコが溢れ出して、紙オムツの内側に次々と駆け巡ってくるのだ。
耐え難い気まずさに苛まれるあまり、つい俯かずにいられない。
紙オムツの中に出来上がっている状態など、決して二人には知られたくなかったのだ。
シュルシュルシュルッ、ヌクヌクヌクッ……
(どうしよう、お尻の方にも回ってきちゃってる……みんなもいる前なのに、どうしてこんなにオシッコを出しちゃってるの……!?)
延々と排尿を引き起こしながら、廿楽はますます身を縮めてしまう。
オシッコを次々と溢れさせるうちに、股間の周りだけでなくお尻の辺りにも生温かい感触が押し寄せてくるのだ。
なかなか勢いの収まらない液体の様子に圧倒される中、しでかした粗相をつい嘆かずいられない。
二人から向けられる視線を意識させられるだけで、胸の奥底をあっけなく揺さぶられてしまうのだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……あうぅっ!?」
ドスッ。
オシッコを続々と垂れ流すうちに、廿楽はついに尿意を静めることができた。
ずっと苦しめられていた感覚が収まった後、恐る恐る席に腰掛ける間も、あっけなく声を震わせてしまう。
講習の間に失禁をしでかすだけでも恥ずかしくてたまらないのに、おかしな感触を下半身へと思い知らされていたのだ。
ジュクジュクジュクッ、ジトジトジトッ。
(どうしよう、穿いたばかりの紙オムツがこんなにオシッコで一杯になっちゃってる。こんな格好のまま、残りの研修もこなさないといけないの……?)
堅い椅子へ腰掛けた途端、ますます濡れ尽くす下半身の状態に、廿楽はますます意識を奪われてしまう。
大量のオシッコを含んだ吸水体が、体重を掛けるたびに表面から液体を滲ませて、股間やお尻にしつこく張りついてくるのだ。
先ほどしでかした失禁を辱めるような肌触りなど、つい気にせずにいられない。
さらに膨らみを増した紙オムツを穿いたまま、これから残りの講習を乗り切らないといけないと思うだけで、なかなか落ち着きを取り戻せそうにないのだ……
* * * * * *
「それじゃ座学はこの辺にして、そろそろ実践をしてもらうわよ……ほら、しっかりと頭を下げなさい。相手に失礼じゃない?」
座学を一通り済ませた後、今度は挨拶の練習を始めようと円香が言い放つ。
三人を教壇の上へと並ばせた後、先ほどの講習を踏まえて頭を下げさせる間も、腰の角度や姿勢などを厳しく指摘するのだ。
「も、申し訳ございません……うぐぅっ!?」
カクカクカクッ……
円香の手によって姿勢を正される中、今度は育夢がおかしな素振りを取ってしまう。
頭を下げようとした矢先、両手でお腹を抱えたまま、情けない呻き声まで洩らし始めていたのだ。
おかしな拍子に押し寄せてきた感覚の波に、つい震え上がらずにいられない。
両膝を折り曲げたまま身体を前に倒した後、少しも起き上がれそうにないのだ……
グルグルグルッ、ゾクゾクゾクッ。
(どうしよう、ウンチしたくなっちゃうなんて……まだトイレにも行けそうにないのに、どうしてこんな時にお腹がおかしくなっちゃうの!?)
突然引き起こされた便意に、育夢の気持ちはあっけなく追い詰められてしまう。
どうして講習中にもかかわらず、おかしな拍子に腸内が揺さぶられるのか、どんなに考えても理由など掴めそうになかった……実は朝に摂った食事に、秘かにダイエット食品を仕込まれたのが原因だった。
すぐに全身を引き締めないといけないのに、下腹部の欲求が押し寄せるたびに、あっけなく緊張が途切れてしまう。
研修が終わるまでの間に我慢できるのか、考えるだけで不安でたまらない……
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……あ、あぐうぅっ!?」
ブルブルブルッ……
着々と押し寄せる便意を、育夢はひたむきに堪え続けていた。
まだ講習が続く中、恐る恐る頭を下げた後、つい全身をこわばらせずにいられない。
まともな身動きすら取れないほど、お腹の中で激しい感覚が押し迫る中、いつ我慢できなくなってしまうか、考える余裕すら抱けそうになかったのだ。
「一体どうしたの、十三番。あれだけ派手なオネショをしたばかりなのに、もうおトイレに行きたくなっちゃったの?」
育夢のおかしな素振りを気づいて、円香が不意に注意を浴びせてくる。
しっかりと挨拶の姿勢を叩き込むつもりでいたのに、一人だけ姿勢を崩している育夢が様子の姿がとにかく目立ってたまらない。
ついには廿楽と同じように用を足したくなったのかとまで、平然と尋ねてくるのだ。
「ご、ごめんなさい……こ、今度はこっちの方が来ちゃったみたいなんです。お願いですから、おトイレに行かせてもらえませんか?」
ギュッ……
不意に円香からぶつけられた質問に、育夢は恐る恐る返事を返す。
激しい恥じらいに苛まれる中、トイレに行かせて欲しいと円香に頼み込んでいたのだ。
円香の返事を待つ間も両手でお腹を抱え込んだまま、ますます余裕を失ってしまう……
(いくら何でも、みんなの前でウンチなんて漏らせないんだから。何とかしておトイレに行かせてもらわなくっちゃ?)
おかしな焦りに苛まれる中、育夢はトイレへ行かせてもらいたいと心から切望していた。
たとえ恥を忍んででも、最悪の事態だけは避けなければいけないのだ。
もし便意に屈してしまえば、先ほど廿楽がしでかした以上の失態を招いてしまうかも分からない。
立て続けに腸内が揺さぶられるたびに、おかしな焦りに苛まれてしまうのだ。
「残念ね、十三番。どんな理由でも研修を途中で止める権利なんて、あなた達には与えられていないの。せっかく紙オムツだって用意してあげたんだから、汚いものをたっぷり出してしまいなさい?」
育夢の切実な願いを、円香は容赦なく拒んでしまう。
たとえ便意を催したとしても研修から抜け出すなど許されないと詰め寄りながら、たとえ排便をしでかしてでも、無理にでも研修を遣り通すよう言い放つのだ。
「そ、そんな。いくら何でもみんなのいる前で、みっともない真似なんてできないのに……きゃんっ!?」
グイッ。
あまりに考えられない円香の言い分に、育夢はすっかり取り乱してしまう。
いつ下腹部が持たなくなるかも分からないのに、まさかトイレに行かせてもらえないどころか、部屋から少しも抜け出せないなど考えられない事態だった。
ついには意を決して外に飛び出そうとした矢先、またしても円香の手によって行く手を阻まれてしまう。
強引に引き留められる間も、あまりに苦しい状況に追い込まれたせいか、感情のままに悲鳴を撒き散らさずにいられない。
「十三番、どうして私の言うことを聞けないのかしら? たとえ粗相をしても構わないから、しっかり挨拶の練習をやり遂げなさい!」
もがき続ける育夢へと、円香はとんでもない言葉を浴びせる。
どんなにお腹が苦しくても、他の二人と同じように一礼をやり遂げるよう平然と言い放つのだ。
「あ、あうぅっ……」
カクカクカクッ、フラフラフラッ。
育夢にしっかりと肩を取り押さえられるまま、育夢は教壇の上へと引き戻されてしまった。
恐る恐る二人の隣へと立たされる間も、つい両脚を震わせずにいられない。
身動きを取るだけでも辛くてたまらない中、無理にでも講習を続けさせようとする円香の思惑に、ますます気持ちが震え上がってしまう。
「その調子よ、十三番。無駄に時間を取らせた分、申し訳ない気持ちをしっかりと込めて挨拶をするのよ?」
不安そうに視線を泳がせている育夢も構わず、円香は平然と講習を繰り広げていた。
最後まで研修をやり遂げるよう言い張りながら、しっかりと頭を下げるよう告げる間も、ずっと歯を食いしばっている育夢が、みっともない失態をいつ引き起こしてしまうのか、つい期待せずにいられない。
「あ、あぐうぅっ……ご、ごめんなさい、ぃうぅんっ!?」
ビクビクビクッ、ブボボッ!
着々と押し寄せる便意を堪えながら、恐る恐る頭を下げた矢先、育夢はとんでもない状況に陥ってしまう。
その場に立ち尽くしたまま深々と一礼した途端、耳障りな放屁音が次々と下半身から響き渡ってくる。
おかしな拍子に引き起こされた下半身の状態を思い知らされるあまり、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
挨拶の講習中にあまりにも似つかわしくない行為を、寄りにも寄って人前でしでかしてしまったのだ……
ミチミチミチッ……ムチュチュッ!
(やだ、どうしていきなりお尻の穴が開いて……勝手にウンチが出てきちゃうの!?)
ひとりでに緩んだ尻穴の感覚に、育夢はあっけなく意識を奪われてしまう。
姿勢を変えた拍子に腸内が押し潰されるとともに、肛門が一気に押し広げられるまま、体内から押し寄せてきた排泄物を次々とひり出していたのだ。
ついに引き起こしてしまった脱糞など、あまりに悔やまずにいられない。
すぐに下半身を引き締めないといけないのに、何度も腰をくねらせながら、体内から次々と固形便が押し出されて、紙オムツの中へ続々と溜まってくる。
何かが弾ける物音とともに、肌へしつこく擦りつけられる不快な肌触りも思い知らされて、ますます気持ちを揺さぶられてしまうのだ……
「お、お願いだから。もう止まってってば……んぐっ、くひぃんっ!?」
モリュモリュモリュッ……ブチュブチュグチョッ!
おかしな拍子に引き起こした排便を、育夢は少しも止められそうになかった。
嫌な予感に苛まれるまま全身をこわばらせた後も、緩んだ尻穴を少しも引き締められず、腸内が揺さぶられるのに合わせて、次々と排泄物をひり出していたのだ。
着々と重たくなる下半身を思い知らされるあまり、ますます背筋が震え上がってしまう。
たとえ予感していた状況だと分かっていても、人前でしでかした失態などあまりに嘆かずにいられないのだ。
「み、三倉さん……!?」
「やだ、もしかしてお尻の方を……我慢できなくなっちゃったの?」
育夢が立て続けに引き起こしている排便に、果菜代と廿楽はすっかり驚かされていた。
何度も下半身を捩らせながら不快な物音を響かせて、オムツカバーに包まれた下半身を震わせる様子など、傍から目にするだけでも気が引けずにいられない。
育夢が便意を堪え切れなくなる様子など、もしかしたら自分達も引き起こすかもしれない事態だったのだ。
「ご、ごめんなさいっ! もう身体がおかしくなっちゃって……も、もうダメだってばぁ!?」
ミリミリミリッ……ブリュリュッ、ネチョネチョベチョッ!
二人の視線に打ち震える間も、育夢はさらなるに排便を引き起こしてしまう。
尻穴がこじ開けられるまま、紙オムツの中に次々と固形便が蓄えられるうちに、ますます膨らみを増す下半身の様子を気にせずにいられない。
どれだけ不様な格好を二人の前で晒しているのか、紙オムツの内側に作り上げてしまった状態から否応なく思い知らされる。
これ以上の失態を招かないためにも、すぐに排便を収めなければいけないはずなのに、未だに肛門が緩み切ったまま、おぞましい代物が続々と体内から這い出してくるのだ……
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ひうぅんっ!?」
ワナワナワナッ……
延々と排便を繰り返すうちに、育夢はついに便意を静めることができた。
下腹部がやっと落ち着きを取り戻した後も背筋をこわばらせたまま、つい身を捩らせずにいられない。
どれだけ下半身が汚物に塗れてしまったのか、肌に絡みつく感触から嫌と言うほど意識させられる。
ほんの少し腰をくねらせるたびに、重たく膨らんだお尻が何度も揺れ動きながら、しっかりと堅さを保った固形便が股の間に続々と転がり続けてくるのだ。
「お、お願いです……新しい紙オムツ、用意できませんか? こんなお尻のまま、研修なんて続けられそうになくって……くうぅっ!」
ヒクヒクヒクッ、フリフリフリッ。
おかしな焦りに苛まれるまま、育夢は円香へと頼みごとを始める。
みっともない排便をしでかした後、排泄物まみれの下半身を抱えたまま、到底研修など続けられそうにないので、新しい紙オムツを与えて欲しいと追い縋っていたのだ。
あまりに情けない訴えだと気づかされるまま、つい涙ぐまずにいられない。
「だめよ、十三番。最初に言ったはずだけど、マナー研修も済ませてないのに紙オムツを取り替えたいなんて許されると思ってるのかしら? たっぷりウンチを溜め込んだお尻のまま、ちゃんと挨拶の練習をしてもらうわよ?」
育夢が必死の思いで打ち明けた頼みごとを、円香は容赦なく切り捨てる。
たとえ排便をしでかした後も、トイレに向かう時間が勿体ないと主張しながら、マナー講習が終わるまで、同じ紙オムツを穿いたままやり遂げるよう言い放つのだ。
「は、はうぅっ……も、申し訳ありませんでしたっ!」
カクカクカクッ……
あまりに考えられない円香の言い分に、育夢は思わず言葉を失ってしまう。
まさか紙オムツを取り替えることすら許してもらえず、延々と研修を強いられるなど思いもしなかった。
排泄物が張りついて不潔になった下半身を抱えたまま、周りに合わせて挨拶の練習を続ける間も、少しも周囲の様子を顧みる余裕すら抱けそうにないのだ。
ヌチュヌチュヌチュッ、ムワッ……
(こんなに汚いお尻なんて、誰にも見せられないのに……どうして私ってば、ちゃんと最後まで我慢できなかったの!?)
延々と頭を下げる間も、育夢は下半身に押し寄せる感触に気を取られてしまう。
お尻だけでなく股間の方にも擦りつけられる、排泄物のおぞましい肌触りや、オムツカバー越しに次々と漂う異臭、何よりも不自然に膨らんだお尻を周りからどう思われているか、考えることすら怖くてたまらない。
激しい気持ちの揺さぶりに苛まれる中、本当に不潔な下半身を抱えたまま講習をやり遂げないといけないのかと思い悩むたびに、着々と気持ちが追い詰められてしまうのだ……
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