(1)
【藍理】
「〜♪」
リビングの大きく開いたガラス戸から、夏の風とともにママの鼻歌が流れ込んでくる。
洗濯物を干す腕に会わせて、赤みがかった髪が揺れる。
ママは薄い緑色のサマーニット着てるんだけど、それ、背中がやたら大きく開いてるデザインで、白い肌が腰の上あたりまで露になってる。

(ちょっと露出多すぎじゃない?)
なんであんなの着てるんだろう。
暑いからか。うちクーラーあんまり使わないもんね。
でも、ママを見てるとどうにも。
(そわそわしちゃう……)
胸の奥で疼くあやしい感情を弄びながら、リビングのソファに腰掛けた私は後ろ姿の鑑賞を続ける。齧ってるアイスの味は良く分からない。
(ママのお尻、凄くむちってしてるなあ……)
たいして裾が長いわけでもないのに、ニットをワンピースみたいに着てる。
そのせいで、くっきりと浮かび上がるお尻が、物干し作業に合わせて上下する。
セーターの短い裾からは、むっちりした太腿が突き出している。ほぼ生脚だ。
踏み台の上に立ってバランスとってるせいか、お尻と脚がなんだかやたら強調されてる。
(ママったら……もう、エロいなあ。どきどきしちゃうよ)
見れば見るほど、私の胸の中で熱い塊が膨らんでいく。胸だけじゃなくて、お腹の下でも。
なんだかホットパンツがキツくなってくる。
どうにも落ち着かなくて、私は座ったままもぞもぞする。
いつの間にかアイスは食べ終わっていた。
ここで一人Hするわけでにもいかないし、悶々とするってまさにこういうことなんだな。
いっそのこと、今から自分の部屋に戻って、ママのお尻や背中をオカズにしようかな。
(ママ……きっと柔らかくて、あったかくて……)
優しくて、家事が上手で、大好きなママ。
おっぱいもお尻も大きくて、スタイルいいのがちょっと自慢(私の)なママ。
(……触ったり、舐めたりしたい……ママのおっぱいとか、おしりとか……ペニスとか……おまんことか……)
私もママも両性具有だ。
オナニーを覚えてからは、一番沢山使ったおかずがママだ。
大きなおっぱいにはさんでもらったり、厚めの唇で吸ってもらったり、逆に私がしゃぶったり、挿入したり、挿入されたり、いろいろ妄想した。
同級生や先生とセックスした時は、それはそれで夢中になれたけれど、もしママとだったらどうだろうとか後で考えたりした。
おっぱい触ったらどんな感じなのかとか、ペニスはどうなんだろうとか、おまんこに入れたらどんなだろうとか、ママの外側だけじゃなくて、中身まで妄想できるようになってしまった。
(それにしても……やっぱりママのお尻、すごくエロい……)
妄想が現実になりそうな、そんな予感がする。
【瑠璃】
(あ、見てるわ。あの娘……)
洗濯物を干してる私の背中に、おしりに、熱っぽい視線を感じる。
(さすがに今日の格好はちょっと、挑発的すぎたかしら)
今日着ているのは薄手で身体の線のくっきりと出るサマーニット。それも背中が大胆に空いているデザインだ。
下着は粘着ブラとストリングショーツ。
クーラーなしでも涼しく過ごせる、と自分に言い訳しつつ、ニットを裾の短いワンピースみたいに着て、ボトムはなし。
我ながら随分と大胆。
(だって……ここのところ、藍理ったら私のこと熱っぽい眼で見てるんだもの)
娘とはいえ、あんな眼で見つめられたらどきどきしてしまう。
なので、ついサービスしたくなって、こんな露出の多い格好を選んでしまった。
(もしかして……もしかしてだけど、あの娘、私とセックスしたいんじゃないかしら)
私の中に、若く猛々しいペニスをねじ込んで、暴れ回りたいのかしら。
膣中でたっぷり、射精したいのかしら。
そんな良からぬ妄想がどんどん膨らんで、お腹の奥が疼いてしまう。
視線を感じる度に、興奮で肉体が熱くなる。
そして。
目の前でこんな格好をした甲斐あってと言うべきか。
(藍理ったら、そわそわしてるわね)
ちらりと背後に視線をやると、藍理が落ち着かなさげに、もじもじしているのが見える。私と同じ、両性具有の娘。
ソファに座って両腿を合わせてるから分からないけど、もしかして勃起しちゃってる?
薄いタンクトップの布地越しに、ノーブラの乳首が見える。
剥き出しのちょっと日に焼けたお腹が、呼吸でせわしなく動いている。興奮してるのね。
もう。そんな様子じゃ、こっちまでぞくぞくしちゃうわ。
(……あ)
藍理は私の視線に気付いて、素知らぬ顔でそっぽを向いた。でも、ちらちらこっち見てる。
ふふふっ、可愛い。
じゃあもっと挑発しちゃおうかしら。何気なく踏み台の上で軽く脚を開いて。
(えいっ)
お尻を突き上げてみせた。
(2)
【藍理】
(あぅう……ママったら、挑発してるの?)
横目で見ていると、ママがお尻をくいっと突き上げてた。
ニットにくっきり浮かび上がる丸くて豊潤なお尻のライン。
裾から、ぎりぎりの部分まで覗く太腿。
どきっ。
(ああ、ママったらすごい、エロい……たまんない……)
どっどっどっ……
どうしよう。おちんちんがずきずきしながら、パンツの前をぎちぎちに押し上げてる。
私、ガチガチに勃起しちゃってる。
ママのせいだ。ママのお尻の。
(でもママ、そんなふうにお尻上げたら、バランス悪くない? つま先立ちになってるでしょ?)
頭のどこかに残ってた理性が冷静にツッコミを入れた瞬間。
「きゃ……!」
ぐらり。
ママがバランスを崩した。
「あっ」
私は考える間もなく跳び上がり、ママを後ろから抱きとめた。
腕に、胸に、足腰に、ずしっと重みがかかる。
「大丈夫、ママ?」
「あ……ありがとう、藍理」
私に背中を預けた格好で、ほっとした顔で振り向いて言うママ。
体重差がかなりあるから、完全に崩れる前に止められてよかった……けど、でも今の私はそれどころじゃなかった。
首筋から立ち上る甘い汗の香り。想像以上の肌の柔らかさ。
(あ、あ、ああ、ママぁ……!)
頭の中で、興奮が一気に暴走してしまった。
体中の血液がかぁっと熱くなる。
柔らかい背中をそのままぎゅっと抱きしめる。
「……どうしたの? もう大丈夫よ?」
勃起した乳首が擦れてずきずきと疼く。
お腹の奥でおまんこがぐねぐねと切なく蠢いている。
おちんちんは痛い程膨張して、パンツを突き破らんばかり。
「もう、ママぁ……」
私は手を伸ばし、ママの乳房をぐいっとわしづかみにした。

「やんっ! な、何? 藍理……あっ……」
指がお肉にあっさり沈み込んで、まるで包み込まれるみたいだ。
暖かくてぞわぞわする感覚が、両手から上半身に伝わって頭がぼうっとなる。
「ママが……ママがエロいのが、悪いんだからっ!」
私は熱に浮かされたみたいに言いながら。
ちゅっ、ちゅっ……ちゅっ、ちゅうっ……
首筋に何度もキスを振った。
「あ、あっ、ふあっ、どうしたの?」
唇が吸い付いて音を立てる度に、ママはびくんと身を竦ませてくれる。
ぬろんっ
舌を伸ばして、甘くていい匂いのする髪の生え際を舐める。
「ひあっ……! だ、駄目よ藍理っ……」
ぶるぶると身体を震わせるママ。
その動きがたまらない刺激になって伝わってきて。
「ああもう、こんなの、我慢なんてできないっ!」
ずりゅうっ……!
私は発情した犬みたいに、ママのお尻の谷間にばきばきの勃起を擦り付けた。
「あっ、ひぁっ……あ、藍理ぃ……」
布越しでも、柔らかいお尻に挟まれて、海綿体に鮮烈な歓喜がずきんと芯を突き抜ける。
すると何の弾みか、ママがお尻を押しつけてきた。まるで私の勃起に応えるみたいに
ぐいぃっ!
柔らかい圧力が私をむっちりと包み込み、尾てい骨が裏筋にこりこりと擦れる。
「っふぁああっっ……!」
めくるめく虹色の火花みたいな快感が私の中を走り抜けた。
「ママっ、ママぁっ……!」
びくっ、びくん、びくんっ!
甘く切なく脈動しながら、前走りの粘液が尿道をせり上がっていく。
「あっ藍理っ……駄目よこんな、事っ……ね、離して……」
首を斜め後ろに傾け、潤んだ目でこっちを見ながらママが囁く。
でも、ママだって口で言うだけだ。だって、逃げようと思えばすぐ逃げられるのに。
「嫌っ、離さないからっ……! ほらっ、ママぁっ!」
ぐいっ、ぐっ、ぐいぃっ……
私はエッチなママに、盛りのついた勃起をもっともっと擦り付けた。
【瑠璃】
(ああっ私、娘に、藍理に襲われてる! 襲ってくれてるっ、嬉しいっ……!)
歓喜のあまり、私は身震いしていた。
今、一体どんな顔してるんだろう。きっと母親にあるまじき浅ましい顔に違いない。
「だ、だめよこんなこと、ね、離して……」
一応拒否してみるけれど、そんなのは口だけだ。
道徳心など、圧倒的な悦びに塗りつぶされてしまっている。
ぐいっ、ぐいっ……
若く猛々しい怒張をもっと愛欲器官で感じたくて、私は本能のままに腰を突き出していた。
へその下ではペニスもすっかり勃起して、ニットの前から飛び出してしまっている。
おまんこもすっかり熱くなって、ショーツのクロッチはぐっしょりだ。
そんな私に、藍理は。
「離さないんだから、ママ……エッチしちゃうんだからっ!」
情熱的な吐息で囁いてくれる。
「あ、ああっ……駄目よそれ……親子なのよ私達……」
虚しく響く自分の声に、我ながら説得力に欠けると思った。
「ふん、そんなこといっても、ママだって滅茶苦茶興奮してるじゃん」
藍理は、その桜色のぷりんとした唇を開いて。
ざらり。
耳たぶを舐められた。暖かくうるさい感覚が耳を包む。
「ひぁあっ!」
ぞくぞくする快感が、耳の穴から直接頭の中に流し込まれるようだった。
「んふあぁあっああっ……! だ、駄目よぉっ、藍理っ……」
「ほら、こっちもママ……ああ、凄いおっぱい……」
ほっそりした指がニットの中に潜り込み、乳房をぐりぐりと揉みしだく。
持ち上げ、揺さぶり、こね回す。
弾力ある手のひらが乳首を押しつぶす。
その度に、乳房の肉から先端から、歓喜が全身にさざ波のように広がっていく。
「あっ、ああっそれっ、んはぁああぁっ……」
同時に小さな歯がこりこりと耳たぶを噛む。
粟立つような快楽が狂おしく脳みそを洗う。
ぐりぐりっ……
藍理はそうしながらも、お尻の割れ目にペニスを押しつけてくる。
私の発情粘膜に、はっきりとその逞しさが、熱さが伝わってくる。
(この子ったらこんなに、すっかり大きくなっちゃって……どくどく脈打って……あ、あぁ、欲しい……っ!)
と、娘の片手が乳房から離れた。下でごそごそする気配があって、何かがすとんと落ちる。
ちらりと見ると、藍理の下半身は裸だった。
ちょっと日に焼けたお腹の下は何もつけていなくて、カモシカのような脚の間から、若々しくも堂々とした勃起がそそり立っていた。

「ほら、見てママ……ママのせいで、私のおちんちん、こんなだよ」
「……っ!」
欲情の証を見せつけられて、私の頭は一瞬で茹だりかえった。
(あぁ……おチンポあんなに……ぴんぴんに反り返っちゃって……真っ赤で、硬くて、熱くて……あんなの、入れられたりしたら凄く……駄目、母娘なんだから……気持ち良さそう……)
するり……
小さな音が聞こえた。
私自身の手が、いつの間にかニットの下に入り込んでいて、ショーツを下ろしていたのだ。
途端にペニスが弾けるみたいに飛び出して、大きくニットを持ち上げる。
完全に無意識だった。
(あ、やっちゃった……私、これもう、止まらない……)
そうだ。
私、どうしようもなく欲しいんだ。
藍理。
「もう……もうママったら……そんなに欲しいの、おちんちん?」
藍理は熱っぽい視線を絡ませると、腰を寄せてきた。
若々しい武器の狙いは、私の剥き出しの欲情器官のやや上あたり。
「あっ……」
ぬるり、と押しつけられてきた怒張。その熱と脈動を発情割れ目にはっきりと感じる。
「……ママ……好き、ママ……ねぇ、セックスしよ?」
耳に甘美な愛しい声が注ぎ込まれた。
ぞくぞくと脳が粟立つ。
心臓が渇望に激しく鼓動する。
筋肉という筋肉が切なく戦慄く。
ああ……
ああっ……
浅ましい欲望が、お腹のなかで怪獣のように大暴れする。
(そうよ、したい……! ママも、藍理とセックスしたいわ!!)
力一杯膨らんでるペニスを、雌の中に思いっきり銜え込みたい。
生きのいい若い精液を沢山、子宮で飲み干したい。
思いっきり腰を振って、擦れ合わせて……
私はどうしようもなく熱くなった吐息に、震える言葉を乗せた。
「……分かったわ。でも、一回だけよ、藍理」
【藍理】
(や、やった……! ママ、オッケーしてくれた!)
心臓が躍り上がりそうだった。
誘ってるみたいだから、まあ確信はあったんだけど、でも実際に許してもらうと凄く嬉しい。
「……来て、藍理」
ママは身体を半回転させると、こっちを向いてなんとも淫らな表情で微笑む。
蕩けた目を優しく細め、唇を意味ありげに歪めて。
「ああ、ママっ……! んっ、んんっ……」
私はママに飛びつくと、まず唇に吸い付いた。
ちゅっ、ちゅううぅぅっ……
ふわりと柔らかい感触がなんとも心地いい。
「んふ、藍理……んん……」
顎を開いて、暖かい口内に舌を差し入れると、舌同士が妖しい生き物みたいに絡み合う。
甘くて、ぬるぬるしてて、とろんとするような気持ち良さが染み込んでくる。
「んん……んちゅっ、ちゅうっ」
むにゅむにゅ、ふにゅふにゅ……
胸を押しつけるてみる。
私の勃起乳首がママのおっぱいに呑み込まれて、そこからずきずき切ない波が広がってくる。
「ふっ、んむっ、藍理ったら……うんっ……」
ごりっ、ぐりゅぐりゅ……
腰を突き出して、私のおちんちんをママのにぶつける。
大きくて固いのが当たって、気持ちいい電気が裏筋をずきずき走り回る。
「んあっ、んっ……ママ……んんっ……」
「藍理……んむっ、んはぁっ……」
しばらく抱き合った後、ママは少し身体を離した。
「ふぅ……ねえ、藍理……」
さっき乗っていた台に浅く腰掛けて、大きく脚を開く。
(わ……)
私は唾を呑み込んだ。
(ああ……ママの、すごい……エロくて、きれい……)
ギリシャの神殿の柱みたいな、白い肌の逞しい太腿。
その間から、笠を広げてそそり立つ、赤黒くて威圧的なおちんちん。
ううん、そんな可愛いものじゃない。これはまさにペニス。
私の腕くらいありそうなのが生えてる。
その付け根から下は、粘液でぬらぬら光ってる、サーモンピンクの複雑な肉の唇。
(これがママの……大人の、性器なんだ……私と全然違う……)
魅惑的な光景から目を離せないでいると、ママが潤んだ視線で見つめて言った。
「ね……キスして……」
私は頷くと四つん這いになって、顔を近づけた。
心臓がどきどきする。
ちゅっ……
まず、ママの両脚の間のおまんこにキスした。
「んふぁっ……」
ここ、私の生まれて来た、大事な場所だ。そう思うとなんだかじんとくる。
ぬるぬるの中に舌を伸ばして、沸き出してくる粘液を舐めてみる。
熱い。
れるっ……
かすかな甘みと濃密な芳りが口の中に広がった。
「はぁっ……そう、藍理……」
ママはゆっくり息を吐きながら身じろぎする。
複雑な構造を、舌と唇でなぞって確かめる。
ちゅぷっ、にゅるっ……
ちゅるっ、れちゅっ、くぷっ……
ママの襞や窪みを確かめるごとに、私の興奮もどんどん高まっていく。
(ああ、ここ……ママ……私、これから入るんだ……産まれて来た場所に……)
興奮と感動に心臓をどきどきさせながら、私は舌を使い続けた。
「あ……んあぁっ……いいわ、藍理っ……んふぁ……あぁあぁっ……」
ママも身震いして声を漏らす。
(……感じてくれてるんだ……ママ……)
私はしばらくママのおまんこに奉仕してから、今度は顔を上にずらした。
肉の唇の合わせ目から飛び出す、大きなペニスの付け根にキスする。
ちゅっ……
そこは固くて、ずきずきと脈打っていた
見上げれば、太くてごつごつした赤黒い幹に、青紫の血管が何本も浮かんでいる。
滑らかなのに強靭そうな皮膚。
まさに百戦錬磨といった風情の、ばっちり使い込まれたペニスだ。
何て言うか、ごつごつした武器みたいに逞しくて、見ているだけでどうにかなりそう。
その裏筋を、下から上へとキスで辿っていく。
ちゅっ、ちゅっ……

(ああ……ママの、どきどき脈打ってる……心臓の音が伝わってくるみたい……)
ちゅっ、ちゅうっ……
そのうち、先端にたどり着いた。
れるっ……
鈴口を舐めると、少し苦くて、刺激的な匂いが舌と鼻に攻めて来る。
と、ママが身じろぎした。
口を離した私を見つめて優しく、妖しく微笑む。
「ん……気持ちよかったわ、藍理……ふうっ……ね、そろそろ来て。ママ……欲しいの」
「マ、ママっ……」
セックス……!
ママと、セックス……!
ママにセックスをおねだりされて、私の胸は高鳴った。
「そのままでいいけど、中には出さないでね」
その言葉に、私の心臓は飛び出しそうなほど躍り上がった。
「わぁ……! いいの、ママ?! 私、ゴム無しなんて、したことないよ!」
興奮で鼻息荒い私に、ママは悪戯っぽく笑いかけた。
「あら感心。きちんとしてるんだ。流石はママの娘ね。じゃあ……今日が初めての……ふふっ……本当のセックスね」
ごくり。
(ほ、本当のセックス……! ママと……! 今までのと違う、邪魔なゴムとか無しの、本当のセックス……するんだ……!!)
そう思うと、すごくどきどきしてきた。
ふと見るとベランダの外の庭の緑と青空が見えて、その景色も私を躊躇させる。
ベッドでもお風呂場でもなく、ベランダなんだもの。外でのセックスも初めてだ。
どうしよう。
こんなところで、本当に、いいのかな。
だけどママは優しく微笑んでくれる。
「おいで、藍理。帰っていらっしゃい、ママの中に」
私の胸に勇気(?)がふつふつと沸いてきた。
そうだ。
ママの中に、ママと一緒になれるんだ。
「うん、ママ……」
私は早くも外だということを忘れて、ママにのしかかった。
上から身体を近寄せると、白い胸から、お腹から、熱い蒸気が立ち上ってくるみたいだった。
ああ、いよいよ。
心臓はますます激しくばくばくする。息は自然と大きく速くなっている。
私は震えるおちんちんで、おまんこに狙いを定めた。

いよいよママと……ママと本当のセックスをするんだ。
コンドームで隔てられたりしない、性器同士を直に交え合う本当の性交。
先端がぴとんと粘膜に触れた。
私はゆっくりと腰を前に出す。
ぬりゅんっ!
「……あっ」
「んふぁあっ……?!」
次の瞬間、ペニスを熱く柔らかい快感とぬかるんだ潤滑感が包み込んでいた。
「は、入った……?! あっ、ああっ! これ、ママっ、中っ、ママの中なんだっ……!!」
ぬぢゅうぅぅぅっ……
ママがタイミングよく腰を突き上げて、私のを呑み込んでくれてた。
(あ、ああ……ママ、ママっ……私今、ママと繋がってるっ……! 私を産んでくれたママの、おまんこと、おちんちんで、交尾っ……! しちゃってるっ……!!)
私は感動と興奮に震えた。
「あっ、ああっ、本当に生で、生で入っちゃってるっ、藍理のおチンポっ、中にっ……! ほんとうのセックスしちゃってるっ……親子なのにっ私っ、藍理と、妊娠するセックスっしちゃってるぅぅっっ……!!」
ママもうわずった声で叫ぶ。
(私、ママとほんとうのセックスっ……邪魔なものなしで……交尾っ……)
ああ、私、ママと本当に繋がっちゃってるんだ……私の精子とママの卵子が繋がってるんだ……!
頭の中がピンク色に染まったみたいだった。
どくっ、どくっ、どっ、どくっ……
凄い音を立てて、血液が体中を駆け巡ってる。
嬉しくて、全身にぞくぞくと鳥肌が立っている。
「あっ、ああっ、ママぁっ……ひだひだ、絡み付くみたいに動いてて、上のほうがざらざらしてて……凄い、ゴムなしだと、こんなにはっきり感じるなんて……」
私のペニスは破裂しそうなほど膨らんでて、ママのおまんこの暖かさと柔らかさが、吸い込むような蠢きがはっきり感じ取れた。まるで染み込んでくるみたい。
「んはっ、あぁっそこっ……はぁあっ……ママも、ママも分かるわ藍理……ペニスの形が、温度が、はっきり伝わってくるの……藍理がこんなに大きくて、逞しいなんて……んふぁ……素敵……」
ママも腰をいやらしくくねらせて囁く。
「ね、そろそろ動いて」
「うん……じゃあいくよ、ママ」
私は腰を軽く引いてから、突き込んだ。
ぐぽぽぽっ……ぬぢゅんっ!
粘膜同士が急速に擦れて、ペニスの芯を、ずきん! ととても気持ちいい電気が走った。
ママのおっぱいが反動でたわんっ、と揺れる。
「んぁあぁっっ……!」
嬌声とともに、おまんこが私のをぎゅうっっと絞り上げてくる。
ぬるぬるして、熱くて、ぴったりと吸い付いてくる。
「ぁふあぁあぁぁぁっ……すごいっ、ママぁっ……!」
喜びに背中を戦慄かせつつ、私はさらに繰り返してママに突き込む。
ぐぽぽぽっ……ぬぢゅんっ!
ぬぶぶぶっ……ぎゅぐんっっ!
ぬるぬるにまとわりついてくる、いやらしい肉を掻き分けてはペニスを押し込む。
その度に、脳みそまで茹だりそうな気持ち良さが押し寄せてくる。
「んふっ、ふあっ、おぉっ……いいわっ藍理っ、いい、上手よっ……」
ママも凄く嬉しそうな顔で、私の動きに腰を合わせてくる。
ぎゅぶぶぶっ、ぢぐゅんっ!
にゅぐぐぐっ、ぶちゅっん!
私達はすっかり汗だくだった。頬を、腕を汗が伝う。
ママの脂の乗った身体から、甘くて悩ましい匂いが立ち上って私を包み込む。
「あ、あぁっ藍理っ、上手よ藍理っ……でも、中っ……あ、はっ、駄目だから……ね……んふっ、はふっ……母娘なんだから、外に……」
ママはそんなことを言った。
でも、おまんこは私にぎゅうぎゅう食いついてて、離す気配は微塵もない。

「ふっ、ふあっ……何言ってるのママっ、そんなの無理だよっ!」
ぬばぁんっ!
私はお尻に力を込めて腰を振ると、素直に気持ちを叫んだ。
「もう止められないんだからっ! 私っ中にっ……あぁあっ、ママのおまんこに出すっ、出すからねっ!」
だって……こんなに気持ちいいの、途中で止めて外したりなんてできるわけない。
「あっ、ああっ藍理っ駄目っ、それだけはっ駄目っ……! ぉおぉお……私達っ母娘なのにっ……おお、おおおっこんなっ……こんな、気持ちいいのにぃいぃっっ……!!」
ママは喉を震わせて叫ぶけど。
ぱんっ! んぱんっっ! ぱんっ!
でも、私のペニスはもう止まらない。
止まりたくない。
気持ちいいセックス、もっと欲しい。
「無理だよっママっ、ママぁっ、だって、だってどんどんっ気持ちよくなってくるよぉ……!!」
私の身体はエッチな機械みたいに、がんがん勝手に動いちゃう。
「あっ、藍理っ、藍理ぃっ……! 駄目っ、中っ射精っ駄目ぇえぇぇっっ……!! 外に、ぁおぉぉっ……中なんて、中ならっ……気持ちいいのにぃいぃぃっっ……!」
言葉とは裏腹(?)に、ママも負けじとお尻を跳ね上げてくる。
ぐんっ、ぐぅんっ……!
「あっ、ふあぁっ、ママぁぁっ……!!」
タイミングはすごくぴったりで、おまんこの複雑な肉がペニスを激しく擦るから、気持ち良さが倍になる。
ぴたっ、たぱんっ、たぱっ……
その反動で、ママの勃起しきったペニスが跳ね回って、下腹部にぶつかって音を立てる。
体中に透明な粘液が飛び散って、汗と一緒にきらきら光ってる。
「はっ、ふあっ、気持ちいいっ! 気持ちいいのっ! ママっおまんこっ……! 暖かくってっ、きゅっと締めてきてっ、ぬるぬるっ擦れて気持ちいいっっ……!」
ずきんっ、ずきっ、ずきぃんっ……
気がつくと、私の腰の奥、恥骨の裏側あたりに、すごく大きな射精衝動が膨れ上がってた。
まるで拳骨よりも大きくて、爆発しそうなほどぱんぱんに膨れ上がってる。
こんなに切なくて熱いのは初めて。
……ああ、はやく……
コレをはやく解き放ちたい。
だけど、イくにはもうちょっとだけ時間がかかる。
その差がもう、どうしようもなくたまらなかった。
私のおまんこがきゅっ、きゅっ、と身悶えする。
胸の中がどうしようもなく切なくなる。
腰がどんどん速くなる。
「あぁあぁあぁっ来てるっ! 凄いのっママぁっっ、私っおちんちんにっ、凄いの上がって来ちゃってるのぉおぉぉぉっっっ……!」
私はきっと獣みたいな発情声で叫んだ。
「あぁあっ藍理っお願いっ、外、外に出してっママっ妊娠しちゃう……! おまんこ射精っなんてっ、そんなことされたら、気持ちよすぎちゃうからぁああぁぁっっ……!!」
でもそう言うママの声は、すごく嬉しそうだ。
私を見つめる目なんてすっかりとろけてるし、ピストンに合わせた腰の跳ね上げも相変わらずタイミングぴったり。
どう見ても、中出しして欲しがってるとしか思えなかった。
「やだっ絶対やだっ! 絶対っ中っママのおまんこっ射精っするんだからぁああぁぁぁっ……!」
ぐぐっ、ぅううっ……
私の中で、大きな精液の塊が、尿道を内側からこじ開けようとしてた。
「あっああっ来ちゃうっ射精ぇっ……! 娘に射精されるっ……妊娠しちゃうぅっっ……!!」
とか叫びながら、ママは貪るみたいに腰をくねらせる。
その度におまんこが蠢いて絡み付いて、狂おしいほど膨れ上がったペニスからビリビリする快感が次々に流れ込んで来る。
射精がすぐそこまで来てる。私はもう夢中で、バネ仕掛けみたいに腰を突き動かした。
「ママっママっママぁああぁぁぁっ! わたし射精っおまんこ射精するよっママぁぁっ! あぁあっ、妊娠してぇえぇぇっっっ……!!」
恥知らずな言葉を空に向かって叫びながら私は。
ぱぁんっっ……!
恥骨を打ちつけるようにして、ママの奥まで、ペニスを強烈に叩き込んだ。
すごい勢いで亀頭のエラがママの襞を掻き分けていって。
「んふぉおおおぉぉぉぉっっっっ……!」
先端がずんっ! とおまんこの底にぶつかる。
真っ白な快楽の光がペニスの芯を貫き、背中を伝わって頭の中を一杯にした。
同時に、恥骨の裏側で何かが弾けて、尿道を焼け付くような熱い開放感が駆け抜ける。
「あぁあっ、藍理っ、藍理ぃいぃぃっっっ……!!」
ママが仰け反って叫びながら。
ぎゅちゅうぅうぅぅぅっっっ……!
おまんこが強く収縮して締めつけてきて。

「ぅああぁああぁぁっっっ……! ママっ出るっ出るよぉぉぉっっママぁあぁぁぁっっ……!!」
びゅっ、ぶびゅううぅぅぅぅっっ……!
目の前に快感の火花が飛び散る。灼熱の塊が、ペニスの先端をこじ開けて飛び出した。
「あぉおおぉぉぉっ……出てるぅっ! 娘っ精子っ……! 私っおまんこっっっっナマ射精ぇされちゃりゅうぅぅぅっっ……!!」
ママがとろとろに蕩け切った声で叫ぶ。
どくっどくっ、ぶびゅるるるるるるっっ……!
ママに深々と繋がったペニスは、心臓が脈打つみたいに射精していく。
それを搾り取るように、ママのおまんこも、ぎゅうううっと締まり上がる。
(あ、あぁっ、出てるっ……! ママの中にっ……!! ママと、本当のセックスっっ……本当の射精……してるぅぅっっ……!!)
快感とともに、そんな奇妙な感動が私の胸を強くうつ。
私を包む甘い匂いが一層強くなっていた。
「んっ、んふぉおおぉぉっ……! おおっ出るっ、私もっ出りゅぅっ……!! 娘っ種付けれっトコロテンっしりゃぁあぁぁぁっ……!」
ぶるっ、びくびくっ……
ママの武器みたいなペニスが、カサを大きく広げて、鈴口を開いて、今まさに。
びくっ、どくっ、びゅるっ……ぶっっびゅるるるるるるっっ……!
凄い勢いで射精した。
「わっ! あ、ふぁあっ……ママぁあぁっっ……!」
顔に熱いのが勢いよくぶつかって来て、私は仰け反ってしまった。
「んはっ、あぁあっ、藍理っ、藍理っっ! おぉおぉぉっママっ気持ちイイのっ……来てりゅっ、凄いのっどくどく来てりゅぅうぅっっ……!」
ママはがくがくと身体を揺さぶりながら射精し続ける。
ひゅるっ、ぶびゅううぅぅぅぅっっ……!
どぶっ、どぶぶぶぶぶっっっ……!!
絶頂の反動でペニスが跳ね回るせいで、精液は至る所に飛び散っていく。
ママのおまんこがぐいぐいと締めつけるせいで、つなぎ目から私達のカクテルがびゅるびゅると噴き出して私のお腹や太腿を濡らしている。
もう二人とも汗塗れ、精液塗れだ。
強い匂いが皮膚に染み込んでくるみたいだった。
「ひっ、あっ、あぁあっママっ、凄いっイイのっ……藍理のっ射精っ、おちんちんっっ止まらないっ! ふぁっ、あはぁっ、もっとっ、もっとイくからっねっママぁああぁぁぁぁぁっっっ……!!」
どっ、どぶっ、どっどどっっっ……!
何時果てるとも知れない絶頂快感が頭の中を真っ白に染める。
私はひたすらがくがくと射精腰を揺さぶっていた。
「んふぉおおぉぉぉっっ藍理っ……藍理っ! 種付けアクメぇっ……もっとっ来てるっ、ビリビリっ来てりゅぉおおぉぉっっ! あぉおぉっ精液っまだ出てぇぅぅっっっ……!」
ぬびゅううぅぅぅぅっっ……!
びゅぶぶぶぶぶぶぶぶっっ……!!
ママも全身を仰け反らせて、わなわな痙攣しながら精液を飛び散らせ続ける。
「ふーっ、はっ、ぁふあぁぁっ……ママっママぁあぁっっ……! 気持ちいいのっもっとっもっと出すのぉっ! ママの子宮っ! 藍理の精液れっ! 一杯にしゅりゅぉおぉぉおぉぉっっっ!」
「んふぉおおぉぉぉっっ止まらにゃぁああぁぁっっ……! 種付けトコロテンっっ終わりゃないぃぃぃっ……! こんなっ、ぉおおぉぉっ凄いっ……! ママっ凄い気持ちいいのっ藍理ぃぃぃぃぃっっ……!!」
青空の下で繋がる私とママを、大陽がぎらぎらと炙ってくる。
その熱で快感が倍増するみたいに、私とママはながながと快感に悶え続けた。
<体験版・終>