身代わり

ママの代わりに私がした事

目次

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身代わり

この物語はフィクションです。

作中に登場する人物は、全て18歳以上です。

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いつまで続くのかな、こんな事。

お父さんが動いている。

私の上で動いてる。

私の中で動いてる。

酔っ払うといつもこう。

嫌だと言っても、聞いてくれない。

抵抗しても、殴られる。

だから私はじっと待つ。

時間が過ぎるのをじっと待つ。

「愛してる」そんな言葉は聞こえない。

物心ついた時からそうだった。


お風呂の時間。

私は父のモノをしゃぶらされた。


「この方が綺麗になるんだよ」

父の言うことを信じていた。

物心ついた時からママはいなかった


私を産んで、亡くなった。

父からそう聞かされていた。


「だから優奈はママの生まれ変わりなんだよ」

それが父の口癖だった。

「私はママの代わり」

お父さんが動いている。

私の上で動いてる。

私の中で動いてる。


私の中で、たくさん出ているのが分かる。

いつまで続くのかな、こんな事。

<了>

アルバム

あきらめ信じてた
もう嫌破瓜
女の身体受精
身代わり
作品名身代わり
作者一刻堂 蜩暮
発行日2015年9月20日