最高級雌豚・姫華 体験版

第1話

「それではこれより学級会を開きたいと思うのですが……これから話し合いを始める前に大切な準備を済ませたいと思います」
「黄金嶋さん、ちょっとこちらに来ていただけますか?」
「ほら、黄金嶋さん。呼んでるみたいだから早く行った方がいいんじゃない?」

 某有名学園で午後に繰り広げられた学級会の間に、いきなり黄金嶋 姫華の名前が響き渡る。
 司会を進行しているクラス委員が、何故か姫華の名前を呼びつけてきたのだ。
 周りにいるクラスメート達も、姫華の方へ一手に視線を向けてくる。

「もう、私に何の用があるって言うの……きゃんっ!?」
ガチッ。

 クラス委員に言われるまま仕方なく教室の前へ向かっていた矢先、姫華はおかしな悲鳴を洩らしてしまう。
 いきなり教壇に立たされたかと思えば、周りにいたクラスメート達に絡まれていたのだ。
 強引に身体の向きを変えられるまま、首に押し当てられた堅いものの存在が気になってたまらない。
 どうして名前を呼ばれたのかも分からないのに、思わず呆気に取られてしまう。

(やだ、これって……もしかして首輪なの? どうしていきなり、こんなものなんて押しつけてきちゃうのよ!?)

 首に巻きつけられた代物の存在に、姫華はあっけなく意識を奪われてしまう。
 全体が金属で出来ている物体など、どう考えても首輪以外に考えられそうになかった。
 どんな理由があって首輪などを嵌められてしまったのか、つい戸惑わずにいられない。
 とっさに周囲を振り向いても、金属製の輪っかが窮屈に首を締め上げながら冷たい感触を押しつけてくるのだ……

「しっかり後ろも留めて……ふふっ、案外似合ってるじゃない?」
「当然よ。黄金嶋さんの首に合わせたものを用意しておいたんだから……」
「これで準備もバッチリだし、すぐに学級会を続けましょう?」

 驚いてばかりいる姫華をよそに、クラスメート達は着々と首輪の装着に取り掛かる。
 金具をしっかりはめ込んだ後、銀色に光る首輪と姫華の表情を交互に眺めていく。
 ついにはお似合いの姿だとまで、わざとらしく囃し立ててくる始末だ。

「い、一体どう言うつもりなの!? お願いだからおかしな真似なんてしないで……くうぅっ!」
ギチギチギチッ。

 クラスメート達の態度にうろたえながら、姫華は首輪を外そうと試みる。
 僅かな隙間に指を潜り込ませて、首輪の金具を何度も引っ張っているのに、頑丈な首輪は少しも取れそうになかった。
 あまりに屈辱的な行為を仕向けられて、つい周囲に文句をぶつけずにいられない。
 必死にもがいている間も。彼女達が笑みを浮かべている様子をありありと思い知らされていたのだ。

(何なのよ、この首輪……こんなに力だって入れてるはずなのに、全然外れないなんて!?)

 ひたむきに首輪を外そうとする間も、姫華はますます落ち着きを失ってしまう。
 力一杯指先を食い込ませているはずなのに、少しも首輪の内側に指が入りそうになかった……どうやら思っていた以上に、頑丈に作られているようだと気づかされる。
 無理に首輪を引っ張ろうとするたびに、段々と肌に食い込んできてたまらない。
 どうやら自力ではどうしても引き抜けそうにない代物だと、嫌と言うほど痛感させられていたのだ……

「ねぇ、もしかして黄金嶋さん、まだ状況を分かってないんじゃないの?」
「まさか。いくら何でも鈍感過ぎるじゃない。あんなことがあったばかりだって言うのに……」
「もし本人が知らないままじゃ困っちゃうし、ちゃんと教えてあげた方がいいって……」

 もがき続けてばかりいる姫華を嘲笑うかのように、クラスメート達がおかしな事実を持ち出してくる。
 学級会に首輪などを装着させられる羽目になった理由をまだ自覚してないようなので、姫華のために説明することにしたのだ。
 どこから切り出せば良いかと悩んでいる間も、何も自覚していない姫華の様子をつい哀れんでしまう。

「それじゃ私に任せてもらえるかな……黄金嶋さん、落ち着いて聞いてもらいたいの。黄金嶋さんのお家、ちょっと前に取り潰しになっちゃったことはご存じかしら? 当然、学納金すら手が回らない状態みたいだから……これから学園の『家畜』になってもらうつもりなの。私の言うこと、ちゃんと理解できたかしら?」

 どうやら周りも遠慮しているようだと気づいて、クラス委員が代表して姫華の疑問に答えることにした。
 つい数日前に、姫華の実家である黄金嶋が没落してしまったと平然と語り出す……学納金すら納められないほど困窮している始末なので、引き取り手が見つかるまで学園の『家畜』として扱うため、特製の首輪を用意したとまで言い放つ。
 説明を言い切った後も、周りにいるクラスメート達もすでに知り尽くしている事実が本人の耳に今まで少しも届かなかったのか、つい頭を捻らずにいられない。

「そ、そんな。冗談でしょ? いきなりおかしなことなんて言われても、信じられるわけないでしょ……!?」
ヒクヒクヒクッ……

 あまりに考えられない事実に、姫華は茫然とさせられる。
 世間にも名が通っている財閥が、ほんの数日で落ちぶれてしまったなど、あまりに耳を疑わずにいられない。
 恐る恐るクラス委員に聞き返す間も、あっけなく背筋がこわばってしまう。
 気づかぬうちに首輪などを嵌めなければいけないような状況に追いやられてしまったなど、あまりに納得できそうになかったのだ。

「やだぁ。もしかして黄金嶋さん、実家のことなのにまだご存じなかったなんて……」
「もう私達だって知ってるのに、ここまで黄金嶋さんが無頓着だったなんて思わなかったわ……?」
「ほら、まだ記事が残ってたみたい。そこまで疑うなら、ちゃんと自分の目で確かめてからにしてもらえるかしら?」

 姫華が不意に洩らした言葉がきっかけで、クラスメート達はさらに騒ぎ立てる。
 すでにニュースでも度々流れている出来事を、張本人である姫華がどうして知らずにいたのかと驚かずにいられない……あまりに世間知らずだった事実など、さすがに想像すらつかなかった。
 ついには携帯の画面を目の前に押しつけながら、現実としっかり向き合うよう言い放つ。

「う、嘘でしょ? こんなの、デマか何かに決まってるわ……ひうぅんっ!?」
ワナワナワナッ……

 小さな画面に書かれているニュースの内容に、姫華はあっけなく視線を奪われる。
 黄金嶋財閥が数日前に没落してしまった事実が、堅い文章で淡々と刻まれていたのだ……クラスメート達が口走っていた出来事が嘘偽りのない事実だと、徹底的な形で思い知らされていたのだ。
 避けようのない事実に唖然としていた矢先、あっけなく悲鳴を撒き散らしてしまう。
 まだ現実を直視できそうにないのに、いきなり身動きを封じられていたのだ。

「黄金嶋さん……今度こそちゃんと分かってもらえたみたいね?」
「それじゃ本人も納得できたみたいだし、すぐに学級会を始めなくっちゃ?」
「私達の手でたっぷりと黄金嶋さんを『家畜』に仕立ててあげるから、今のうちに覚悟しておくのよ……」

 頬を小刻みに震わせている姫華の身体を、クラスメート達は容赦なく取り押さえる。
 どうして首輪を装着する羽目になったのか、どうやら本人にも納得してもらえたようなので、次の準備に取り掛かることにしたのだ。
 落ちぶれた身分に相応しいよう、これから姫華を『家畜』として扱ってしまおうと、思い思いに詰め寄ってくる。

「お、お願いだから離れてってば……ひぃっ!?」
フワッ、シュルシュルシュルッ。

 クラスメート達に迫られるまま、姫華はとんでもない状態へと陥ってしまう。
 いきなりスカートを腰まで捲られたかと思えば、穿いていたショーツまで一気に引きずり下ろされていたのだ……人前で下半身を露わにさせられて、つい恥じらわずにいられない。
 短い間に財閥が陥落した事実すら受け入れられそうにないのに、あまりに理不尽な扱いなど到底納得できそうになかった。
 必死の思いでもがき続けているはずなのに、数人掛かりで絡まれて、少しもこの場から抜け出せそうにないのだ。

(やだ、どうして無理に下着なんて脱がせようとするのよ! こんなはしたない真似、本当に許されるなんて思ってるの!?)

 あまりに屈辱的な行為を迫られるうちに、姫華はおかしな焦りに苛まれてしまう。
 普段からコンプレックスに感じている体型を、おかしな拍子に人目にさらけ出してしまったのだ。
 卑劣な真似を平然と仕向けてくるクラスメート達の行動など、あまりに嫌悪せずにいられない。
 さらけ出したお尻をすぐにでも取り繕いたい反面、彼女達に手首を掴まれたままどんなに頑張っても振り解けそうにないのだ……

「往生際が悪いわよ、黄金嶋さん。どっちが格上なのか、生意気な身体にたっぷりと分からせてやるんだから!」

 もがき続ける姫華をしっかりと押さえ込んだまま、クラスメート達はとんでもない行為をけしかける。
 己の立場を無理にでも分からせるため、さらなる辱めを繰り広げるつもりでいたのだ。
 周りも段々と盛り上がってきて、振りかぶった平手に自然と力が籠もってくる。

「……きゃんっ!?」
バシンッ!

 いきなりお尻に走った刺激に、姫華はあっけなく意識を奪われる。
 おかしな姿勢を取らされたかと思えば、突き出したお尻を叩かれ始めていたのだ。
 弾けるような物音に合わせて、つい悲鳴を洩らさずにいられない。
 とっさに腰を引っ込めようとする間も、お尻全体に余韻が響いてきて、ひとりでに下半身が震え上がってしまうのだ。

「ふふっ、いい気味……それにしても本当に大きなお尻?」
「普段から生意気な口ばかり叩いてばかりいるから、実家もお取り潰しに遭っちゃうのよ?」
「こんなチャンスなんて滅多にないし、黄金嶋さんのお尻をたっぷり痛めつけてやらなくっちゃ?」

 弱り果てている姫華の表情を、クラスメート達は面白半分に覗き込む。
 たった一発お尻を叩いた程度で、ここまで姫華が泣きべそをかいてしまうなど思いもしなかった……日頃から威張っている振る舞いとはあまりにかけ離れてる様子に、つい感心せずにいられない。
 ついには落ちぶれた身分に合わせて、不遜な態度を自分達の手で改めさせてしまおうと話し合う。

「そ、そんなぁ……うぐぅっ!?」
ビチィッ!バチィッ!ビシンッ!

 再び繰り出された平手によって、姫華はさらに気持ちを追い詰められる。
 まともな身動きすら取れないのに、しっかりと腰を取り押さえられたまま立て続けにお尻を叩いてくるのだ。
 肌の表面に刺激が走るたびに、つい背筋を反らさずにいられない。
 身を捩らせながら痛みに堪えようとしても、気づいたら口から弱々しい声が洩れ出してしまうのだ……

(お願いだから、悪い夢なら覚めてよ……お家が潰れちゃうだけでも考えられないのに、どうしてこんな目に遭わされなきゃいけないの!?)

 クラスメート達の手によってお尻を叩かれ続けるうちに、姫華は複雑な気持ちに苛まれてしまう。
 自分がどれだけ彼女達に嫌われていたのか、お尻を痛めつけられるたびにありありと痛感させられていたのだ……財閥の令嬢と言う大きな後ろ盾を失ったのをきっかけに、ここまで酷い目に遭わされるなど思いもしなかった。
 痛みを堪えようと身をこわばらせる間も、お尻が段々と過敏になってきてたまらない。
 子供じみたお仕置きが延々と繰り広げられる間も、本当にこれが現実の出来事なのかと疑わずにいられないのだ……

「あうぅっ! うぐぅっ! ひぐぅっ……!」
バシィッ!ビシィッ!バチンッ!

 胸の奥底が激しく揺さぶられる間も、姫華はクラスメート達の元から少しも離れられそうになかった。
 周囲を取り囲まれたまま、さらけ出したお尻に次々と平手を浴びせられる……着々と激しさを増してきて、つい泣き叫ばずにいられない。
 どんな風に平手が振り下ろされているのか気になる反面、まともに後ろを振り返れそうになかった。
 お尻全体に押し寄せる痛みだけでなく、周りにいるクラスメート達の視線すら段々と恐ろしく感じ始めていたのだ……

(人前ではしたない格好を晒してるだけでも恥ずかしいのに……みんなのいる前で、お尻まで叩かれなきゃいけないなんて!?)

 お尻への痛みを懸命に堪えている間も、姫華の気持ちは着々と縮み上がっていく。
 どんなに泣き叫んでも誰にも助けてもらえないどころか、惨めな格好をクラスメート達に笑われてしまう始末だった……お尻へと押し寄せる痛みだけでなく、誰にも庇ってもらえないのが何よりも気持ちに堪えてたまらない。
 彼女達にどこまで嫌われていたなど、とんでもない形で思い知らされてしまった。
 実家が没落したと聞かされるだけでも不安でたまらないのに、これから自分がどれほど貶められてしまうのか、考える余裕すら保てそうにないのだ……

「黄金嶋さんも、だいぶおとなしくなったみたいね……それじゃ、これでお仕舞いにしてあげる。えいっ!」
バチンッ!

 すっかり打ち震えている姫華の気持ちも知らず、クラスメート達は夢中になって折檻を繰り広げていた。
 平手を打ちつけるほど表面が赤く腫れ上がっていくお尻の様子や、何かと偉ぶっていた姫華の表情がみるみるうちに歪んでいく様子が面白くてたまらない。
 ついには涙まで滲ませ始めたのに気づいて、止めを刺すことにしたのだ。

「は、はぐうぅっ……!?」
ガクガクガクッ、プシャアアアァァァ!

 強烈な一撃をお尻に浴びせられた途端、姫華はさらなる痴態を繰り広げてしまう。
 弱々しい悲鳴を撒き散らした後、ひとりでに股間が震えるのに任せて生温かい液体が徐々に溢れ出してくる。
 延々と繰り広げられた辱めに、ついに気持ちが持ち堪えられなくなってしまったのだ。
 下半身に引き起こされた現象に戸惑う間も、お尻を突き出した格好のまま、とんでもない代物を大事な部分から続々と零していく。

ピチャピチャピチャッ……
「やだっ! 黄金嶋さんってば、オシッコなんて漏らしちゃってる!」
「信じられない! どうしてこんな場所でオシッコなんてしちゃうのよ!」
「こんな非常識な真似、よく出来るものよね……」

 姫華がおかしな拍子にしでかした粗相を、クラスメート達は平然と嘲笑っていた。
 延々とお尻を叩き続けた挙げ句、まさか姫華が失禁まで繰り広げてしまうなどさすがに思いもしなかった。
 薄黄色い飛沫が周辺に次々と飛び散ってきて、さすがに慌てずにいられない。
 オシッコを垂れ流しながらどんな表情を浮かべているのか、少し離れた場所から興味本位に覗き込んでくる。

チョボチョボチョボッ、グシュグシュグシュッ。
(どうしてなの……勝手にお股からオシッコが出てきちゃって、全然止められなくなっちゃうなんて!?)

 思わぬ拍子にしでかした粗相を恥じらう間も、姫華はなかなかオシッコの勢いを遮られそうになかった。
 緩んだ股間を少しも引き締められないどころか、お尻の表面を駆け抜けてくる余韻に任せて、はしたない液体をさらに股間から零してしまう。
 生温かい感触が両脚の間に伝ってくるうちに、ついには靴下に染み込んだり上履きの中にも入ってくる。
 不快な肌触りに震え上がっている間も延々とオシッコを溢れさせるうちに、おかしな水音まで周囲に響かせる始末だった……

「う、うぅっ……」
フルフルフルッ、チョロチョロチョロッ。

 胸の奥底が揺さぶられるまま、姫華は延々とオシッコを漏らし続けるしかなかった。
 その場に泣き崩れながら縮み上がっているうちに、下半身のほとんどがはしたない液体によって濡れ尽くしていたのだ。
 おかしな不安を掻き立てられるあまり、つい俯かずにいられない。
 たとえお尻を叩かれ続けたせいだとしても、人前で粗相をしでかすなどあまりに気持ちが受け入れられそうになかったのだ。

「どうしよう……黄金嶋さんの周り、オシッコがこんなに広がっちゃってる!」
「ちょっとお尻を叩いただけなのに、教室が台無しじゃない……黄金嶋さん、一体どう言うつもりなのよ!」
「これしきのことで音を上げちゃうんだもの……やっぱり黄金嶋さんには『家畜』の方がお似合いなんじゃない?」

 あまりに不様な姫華の姿を、クラスメート達は思い思いに見つめていた。
 たかがお尻を叩かれ続けた程度で、ここまで派手に粗相をしでかすなどあまりに考えられない事態だった。
 ついには学園に通うものとしてあり得ない振る舞いだとまで罵りながら、落ちぶれて当然だとまで言い放つ。
 ここまで惨めな失態を引き起こすような人物が、今まで自分達と机を並べていた事実などあまりに見過ごせそうになかったのだ。

ヒクヒクヒクッ、ポタポタポタッ。
「い、嫌っ! お願いだから、こんな格好なんて見ないでぇ……!?」

 クラスメート達からぶつけられた言葉が、姫華の胸に容赦なく突き刺さってくる。
 誰にも見せられないような格好を、寄りにも寄って普段から顔を合わせている相手に晒してしまったのだ……彼女達から鋭い視線を向けられるたびに、つい焦らずにいられない。
 すぐにでも身を取り繕わなければいけないはずなのに、未だに失禁を止められそうになかった。
 あまりに非情な彼女達の本音を少しも跳ね除けられない中、はしたない水音を延々と主意に響き渡っていく。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……くうぅっ!?」
モゾモゾモゾッ、ジュクジュクジュクッ。

 粗相をしでかしてから数分後、姫華はやっとの思いでオシッコを止めることが出来た。
 はしたない液体を出し尽くした後もひとりでに両脚をくねらせたまま、つい縮み上がらずにいられない。
 感情の揺さぶりに任せてオシッコを垂れ流すうちに、下半身のほとんどを濡れ尽くしてしまったのだ……無数の滴が肌の表面を這い回ってきて、どんな格好を周囲に晒してしまったのかを否応なく思い知らされる。
 はしたない格好をどう取り繕えば良いかも分からない中、膝を崩しながら腰を引っ込めるだけで精一杯だったのだ。

「ねぇ、黄金嶋さん。もうオシッコは出し終わったの?」
「黄金嶋さん、見てみてよ。私達のいる前なのに、こんなにオシッコを漏らしちゃってたのよ?」
「こんなに恥知らずな真似が出来るんだもの。これからみっちり『家畜』として仕立ててあげなくっちゃ……!」

 困り果てている姫華を相手に、クラスメート達は平然と文句をぶつけてくる。
 どうやらオシッコも出し尽くしたようだと気づいて、姫華が教室の中で引き起こした事態を改めて分からせるつもりでいたのだ……床の上に水溜まりまで作り上げるほど、延々と垂れ流し続けたオシッコの量をつい責め立てずにいられない。
 はしたない液体などで自分達の教室を汚すことがどれだけ許されない行為なのかを説いた上で、学園の所有物に成り果てた姫華をどう『家畜』として扱ってしまおうかと話し合っていたのだ。

「そ、そんな……お願いだから、もう勘弁してってば……あうぅっ!?」
フルフルフルッ……

 クラスメート達の相談ごとに聞き耳を立てながら、姫華は小刻みに肩を震わせる。
 致命的な姿を人目に晒してしまっただけでも耐えられないのに、さらなる辱めを彼女達が目論んでいたのだ……これからどんな目に遭わされるのか、考えるだことすら怖くてたまらない。
 すぐにでもこの場から逃げ出したい反面、オシッコの水溜まりを広げた場所から少しも逃げられそうになかった。
 再び彼女達が近づいてきて、しっかりと取り押さえてきたのだ。

ポタポタポタッ、ジリジリジリッ。
(みんなのいる前なのに、まさかオシッコまで漏らしちゃうなんて……一体いつまで、こんな不様な格好を晒さなければいけないの……!?)

 足元を見下ろしたまま、姫華はさらに気持ちが沈み込んでしまう。
 クラスメート達のいる前なのにどうして粗相などを引き起こしてしまったのか、どんなに悔やんでも悔やみ切れそうになかった。
 自ら広げた水溜まりの真ん中に立ち尽くしたまま、つい両脚をくねらせずにいられない。
 はしたない滴が執拗に叩かれ続けたお尻を撫でつけるたびに、肌に染みてきてたまらないのだ……

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