それは次の日の風呂上りの事だった。
また一瞬にして目の前の景色が変わったのだ。
暗くてどういう状況かさっぱりわからない。
ただ目の前から吐息が聞こえる。
そして何だか甘い匂いが漂ってくる。何の匂いだろうか。
嗅いだことあるような気がするのだが。
そんな事を考えていると次第に目が慣れてくる。
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