数日後。
俺は雑務を任されて、里中を駆け巡っていた。
雑務というか、各所に手紙を配達するだけだが、人力での移動なのでこれが結構しんどいのだ。
せめて前世で有ったスクーター辺りが欲しい物。
しかし直帰で良いと言われているので、その分は楽と言えば楽だった。
そんな訳で里を駆け巡っていると、頻繁にテマリが一人で若干怒りながら歩いているのを見かける。
最初は何をしているのかと思っていたのだが、どうやらシカマルが捕まらないらしい。
近くにあった壁の角から聞き耳を立てていると、何でも里の案内をする予定だったみたいだ。
しかしシカマルはサボったのか予定があるのか分からないものの、現在は行方が分からないようだった。
決して事件所為のある行方不明というわけではないが、シカマルならサボるのもありうる。
どうやらシカマルにはまだ恋愛感情は、まだ無いらしい。
将来を知っている分、早めから手を付けたいと思っていたので丁度良いタイミングだった。
前に見た衣装と違って薄い紫を基調とした着物を着ており、その上に赤い帯、白い胸当てを身につけている。
下半身は相変わらす片足にだけ網タイツを履いているものの、ミニスカートという魅力的な物を履いていた。
しかも左右には鋭い切れ込みが入って、見る者に若さ故の成熟しかけの青い所為の魅力を感じさせる。
毛ガニみたいな髪型は変わらないものの、二年という年月が久し振りに見るテマリの身体を成長させていた。
胸当ての上部からは胸の谷間が見える程度には育っており、揉み心地は増していそうだ。
俺がじろじろと観察していると、気配を察知したテマリがいきなり俺の方を向いた。
「……またお前か」
「また、俺だよ」
確か最初に出会った時も、俺はテマリを観察していた筈である。
「そう言えばお前、本当に監視係とかじゃなかったんだな」
「あぁ、だから言っただろ?」
「あの時は、大蛇丸の所為で気が張っていたんだよ」
「まっ、気持ちは分からんでもないけどな」
「そうかい」
一応顔見知りであるので近付いてきたテマリ。
先ほどの怒りは成りを潜めたらしく、気分は落ち着いてきたらしい。
何故かは分からないが……。
しかしテマリも随分と丸くなったものである。
昔は我愛羅と言う爆弾と、水影に化けた大蛇丸の策略により、火影の里に多大な危害を加える気満々で、気分もピリピリしていたというのに。
今では後を付けただけで睨みもしなければ、俺という顔見知りを見つけた事で笑顔すら見せる始末。
ある意味、昔のテマリの態度が懐かしいものだ。
「丁度良い。お前が里を案内してくれ」
「ん?」
「実はシカマルに頼んだんだが、ほっぽりだして何処かに消えてしまってね。代わりを捜してたんだ」
「別に良いけど。シカマルじゃないと駄目なんじゃないか?」
「ん? どうしてだ?」
本当にキョトンとしている所を見るに、どうやらテマリにとってもシカマルへの恋愛感情は薄いらしい。
これは好都合と思った俺は、早速フィールドを広げた。
付ける効果は『俺の行動に疑問を持たない』だ。
「まぁ、いいんなら良いよ」
「変な奴だな」
「それじゃ、どこから案内しようか……?」
「とりあえず喉が渇いたから茶屋に連れて行って貰えないか?」
「あぁ、それならおやすいご用だ」
俺が了承した事で隣へ来るテマリ。
フィールドを最大に広げたので、遠目に見ても効力は発揮されるだろうから、早速テマリへ悪戯を開始する。
まずは最初の試しと、テマリのスカートを捲ってみてみた。
すると出てきたのは驚くことに網タイツしか付けていない尻。
前にも見た光景だが、年頃の女の子が股間に網だけなんて何と大胆だろうと思う。
「テマリ、俺が何をしてるか分かってるよな?」
「ん? あぁ、スカートを捲って尻を見てるな」
「触っても良いか?」
「あぁ、良いぞ」
本当に何気ない会話だけで承諾してくれたテマリ。
許可を得た俺は遠慮せずに網に包まれた、殆ど生の尻を掴んだ。
「んっ……」
小振りで小さな尻は弾力が強くなっており、前よりも引き締まっている感じがする。
歩く振動でプルプルと小刻みに揺れ、柔らかささえも感じさせてくれた。
尻と足の付け根には深い溝があるおかげで、指で尻を跳ねさせる事が簡単にできる。
尻の重さを味わいつつもついでとばかりに、もう片方の手でテマリの胸当てを解くと、薄い紫の着物の襟を勢いよく広げた。
「っ!? ……」
ショーツも履いていないテマリはブラも付けておらず、生の程良い大きさの胸が現れる。
しかも襟を開いた反動で揺れてしまい、乳首は民衆の前で風を切った。
「茶屋はもうすぐだから」
「っ!! あ、あぁ、分かった」
疑問を持たなくても羞恥心はあるのか、顔を真っ赤にさせるテマリは今目的を思い出したように言い繕う。
そして俺はさらけ出した美乳を尻と同じように下から弾いた。
「んっ……」
美乳の柔らかさは疑うものではなく、指の先には尻以上に柔らかな感触が掛かってくる。
更には重みも大きさも十分であり、暫く見ない内に揉み堪えが増えていそうな感じだった。
期待を込めた俺はテマリの胸を、正面から鷲掴みにする。
「あっ……!」
(体験版終わり)
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