長女『千春』
「あら、お兄さま」
制服姿の女の子が、改札口を通って出てきた。
「今、帰りですか?」
軽く髪をかき上げ、ボクの横に並ぶ。
美人である。
黒くつややかなセミロングヘアは、有名女子校の白いブレザーと美しく調和する。
彼女は千春。
ボクの自慢の妹である。
成績優秀、学校では生徒会役員も務めている。
ただ妹の方は、兄を自慢とは考えてないようで……
「並んで歩かないで、お兄さま」
余裕のある冷たい微笑で言い放つ。
「人に見られたら恥ずかしいから」
と、先にすたすた行ってしまう。
仕方なくボクは後から追いかける。
足がすらりと長い。
美しい黒髪と、赤いチェックのスカートが揺れる。可愛いお尻の形があらわになる。
妹はすっかり女の身体になっている。
成熟の一歩手前といったところだ。そこに残された幼さが、ボクの欲望を刺激する。食べ頃である。
「ねぇ、千春……」
背中に声をかける。
「なに」
妹は振り返りもしない。
住宅街に入り、人通りが少なくなって来ると、ボクは後ろから千春のお尻をつかんだ。
むぎゅっと、締まっていながらにして、やわらかい感触。
スカートの上からなで回す。
指先と手のひらの両方で弾力を楽しむ。
これはボクの特権である。兄はさわりたくなったら、いつでも妹のお尻にさわっていいのだ。
「痛っ!」
ボクは声を上げた。
千春に手を叩かれたのだ。
「女の子にもてないからって、妹に変なことをするのはやめてね、お兄さま」
小馬鹿にした口調とまなざし。
千春は、再び、ボクを置いて歩き出す。
駅から十分ほど。
住宅街の一軒家に妹は入る。
「ただいま――」
この普通の家にボクたちは住んでいる。
兄一人、妹四人の生活だ。
「まだ誰も帰ってないのかな?」
玄関でボクは一番上の妹に言った。
「そうね」
革靴を脱ぐために千春は前屈みになる。
突き出たお尻に、また軽くタッチする。
相手にするのが面倒になったのだろうか、美人の妹はボクの手を無視して靴を脱ぎ、澄ました顔で二階へと上がっていった。
「……」
後頭部を掻きながら、ボクも靴を脱いで、洗面所へと行く。
鏡に自分の姿が映っている。
妹たちをいやらしい目で見てしまうのは、ボクの悪い癖である。といっても、ボクは妹たちを溺愛しているし、妹は兄の所有物であるから、実際的な問題はないのだが。
「〜♪」
きれいに手を洗う。自然と鼻歌が出る。
それからボクは服を脱いでパンツ一丁になった。
「ねぇ、千春」
ノックもなしに、二階の妹の部屋に乱入する。
千春は制服を脱ごうとしていたところだった。
ブレザーのボタンを外す手を止め、さすがに驚いたようにこちらを見る。
「ど、どうしたの、お兄さま」
ボクは後ろ手にドアを閉める。静かな家にがちゃりという音が大きく聞こえる。
「なんで下着姿なんですか?」
千春はいつもの余裕を取り戻した。軽く腕を組んで、ボクのことを上から下まで眺める。軽蔑するような目つきだ。
ボクも妹を見返す。
女として主張しながらも完成しきっていない身体を、名門校の制服が包んでいる。品のいい白いブレザーと、赤いチェックのスカート。美味しそうに盛り上がった胸の上にはピンクのリボン。足下は紺のハイソックス(ワンポイント入り)で決めている。
今からこれがボクによって汚される。
「まったく、妹の部屋にそんな格好で入ってきてどういうつもりなの?」
「こういうつもりだよ」
「キャッ!!」
ボクが抱きつくと妹は可愛い悲鳴を上げた。
左手で腰をぎゅっと抱く。
ボクの胸にやわらかいものがあたる。
「千春は本当にいい身体してるね」
右手をスカートの中に入れ、お尻をつかむ。
細いところは細く、出るところは出ている。
理想的な肢体だ。
お尻の割れ目に指を這わせる。
「あっ、お兄さま……」
妹はボクの胸のなかで頬を染め、呻いた。
顔を近づけると、軽く目を閉じる。
唇が色っぽくつやつやしている。
口づけする。
舌を入れると、千春も生暖かいものを絡め合わせてきた。
ぐちょぐちょと唾液の音。
妹は甘い。
右手の動きを休め、妹の唇を味わうのに集中する。
ゆっくりゆっくり舌を動かす。
「ふはっ…」
と、千春は息を漏らす。
口を離すとかすかに糸を引いた。
唇のまわりが兄妹のよだれで汚れている。
「お兄さま……」
かすかに開いた妹の目が潤んでいる。
ボクは正面からぎゅっと胸をつかむ。
「あっ……」
充分な手応えとボリューム。
この年でもうDカップかそこらはある。
ブラウスのボタンを外して、中に手を忍び込ませる。
ブラジャーの上から胸をまさぐりる。
「ん……」
目を閉じうつむく妹。そんな仕草が可愛い。
再び唇を重ねる。
今度は激しいキスだ。
充分に湿らせた舌で妹の口内を犯しまくる。
べちゃべちゃべちゃべちゃ
千春も必死に唇と舌を動かして、兄に吸い付いてくる。
「んっ…んっ」
と、鼻で息をする。
胸から手を離しボクは妹のスカートの中に手を入れた。
下着の上から股間にそっと触れる。
「!」
びくりと妹の細い肩が震える。
やわらかい筋を中指でなぞる。
「あっ!!」
口を離した千春は内股になり、ボクの胸にしがみついてくる。
「はっ……お兄さま……」
そんな姿が愛おしくてたまらない。
さらに指を――
「あれ?」
いったん止めて、妹の顔を覗きこむ。
「もう……濡れてるじゃないか」
パンツの布地が湿っている。
「だって、お兄さまがいやらしい手でお尻にさわるから……」
目をそらして答える。
ボクは敏感な部分を指先でくりくりした。
「あっ! ――!! っ!!」
目をぎゅっと閉じ、内股でさらに腰を引く。
指に感じていた湿り気がさらに広がっていく。
ぐちゅぐちゅ
ボクはいじくりつつも、自らの大きくなった肉棒を、妹の太ももに押しつけた。
「じゃあ、千春はお兄ちゃんにお尻をさわられて、いやらしいことを考えてたんだな」
恥ずかしそうにうつむいたまま、美人の妹は沈黙した。
「こんな可愛い顔してるのに……エッチな女の子なんだな、千春は。お兄ちゃんとして恥ずかしいぞ」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
「はっ……あっ、ごめっ…んなさい、お兄さま……」
涙目になっているのは、反省しているからではなく、感じているからだ。
「ここにお兄ちゃんのチンチンを入れて欲しいのか?」
パンツの上からぐっと妹の中に指を押し込む。
「っ!!」
妹は目を強くつぶって、ボクの胸に顔を密着させる。
「どうなんだ、千春」
「……い」
「聞こえない」
「抱いてください……、お兄さま」
妹は目をあわさず小さくつぶやいた。
羞恥で耳まで真っ赤になっている。
「仕方ないな」
ボクは妹を抱き上げ、シングルベッドに落とす。
「きゃっ」
乱れるロングヘアとスカートの裾。
淡いピンク色のブラジャーとパンツのセットが覗く。
千春は仰向けになったまま、うっとりとした目でボクを見上げてくる。
あれほど生意気だった長女も、今はボクのおもちゃでしかない。
「お兄さま……、愛してください」
その言葉に思わず覆い被さって抱きつく。
軽く首に腕を回してくる千春。
妹はいい匂いがする。
ボクは色っぽい首筋をなめつつ、ブラウスのボタンを外した。
千春が胸を軽く上げる。
手を背中に回してホックを外す。
身体を起こし、一番上のリボンを残したまま、前を開けた。
ピンクのブラジャーと盛り上がる乳房がボクに突きつけられる。
ブラを上にずらす。
形を残したおっぱいと、上品な乳首があらわになった。
すぐさまボクは妹の胸にしゃぶりつく。
「んふっ……」
漏れる声を聞きながら、両手で両乳房をもみしだきつつ、左の乳首を吸う。
「あっ……は」
唇でひっぱり、離す。
「っ」
目を閉じる千春。
おっぱいがぷるぷる揺れる。
唾液まみれになった左乳首を軽くつまむ。
人差し指と親指でくりくりくりくり。
「んっ……ん……」
なんとも言えない表情で、妹は身体を小さく震わせる。
そうしたまま、右の乳首に向かう。
まずじらすように外周部をぐるりとなめる。
次第に包囲を狭めていき、中心部に舌が触れる。
「あぅ」
千春は明確な声を出した。
「気持ちいい? お兄ちゃんにおっぱいなめられて」
ボクは身体を起こして、両乳首をいじりつつ、妹に聞いた。
「はい、お兄さま」
切なげな瞳と上気した顔で妹は言った。
「よし、いい子だ」
もう一度軽くキスして、乱れた髪を整えてやる。
ボクはのしかかっていた身体を完全に起こした。
「千春、見て」
パンツを下ろして、妹にチンチンを見せてやった。
肉棒の隅々にまで血液が行き渡り、先端部分からは透明の汁が垂れている。
最高潮の状態だ。
「お兄さまの……」
軽く千春が触れてくる。
「……」
細くて美しい指がボクの分身をなでた。綺麗に整えられた爪がつやつやしている。
こんなことをされたら出ちゃいそうだ。
「これでどうしてほしい?」
「そっ、その……」
綺麗な妹は口ごもる。
「どうしてほしいか言わないとお兄ちゃんわからないぞ」
千春は顔を真っ赤にし、
「あの……お兄さま……千春に入ってください」
消え入るような小声で言った。
「よし、わかった。この汚いチンチンを、千春のおまんこに入れて、中に精子を出してやるからな」
「は……はい、お兄さま」
千春の目が期待と興奮に輝く。
妹の足下に回る。
赤いチェックのスカートと紺のハイソックス。
重なり閉じた足がもじもじと動く。
スカートをめくる。
ピンク色のパンツがあらわれた。前面に小さなリボン。
真っ白な太ももが美味しそうだ。
ボクは両手でさすりまくる。
やわらかくて張りがある。ムチムチしている。
デルタゾーンに顔を押しつける。
うちもものあたりをべろべろなめる。広いからなめがいがある。
「千春、足を開くんだ」
顔を上げて妹に命じた。
「はい……」
閉じていた太ももが割れた。
ぐぐっと大股開き。
盛り上がった恥丘をボクに見せつける。
パンツのその部分は染みが出来ていた。
「よしいいぞ」
千春は、自分の足が閉じぬように、自分の手で押さえている。
妹のM字開脚だ。
ボクは核心的な部分に、そっと指先で触れる。
「んっ……」
ベッドと妹が揺れる。
人差し指をすじに沿って上下させる。
「んふっ……ふっ……、っはぁ……」
振動が段々大きくなる。
「はっ……あっ……」
妹の呼吸は荒い。
ボクは布の上からでは我慢できなくなって、パンツの股の部分をがっとつかんで横にずらす。
妹のいやらしくも可愛い割れ目が露出する。
すでにヒダの部分は淫液で濡れそぼっており、赤い内側が見える。
むろん周辺部はきれいに剃毛済みでつるつるだ。
「やっ」
妹は手で大事なところを隠そうとした。
「駄目だよ。ちゃんと股を開くんだ」
「……はい」
美人の妹は、再び自分の太ももを両手で支える。
恥ずかしい部分が丸見えになる。
指で下から上になぞる。
「ひゃっ」
千春はちょっと変な声を出した。
人差し指で軽くかき混ぜる。
「んはぁ……ぅ……ふぅ」
粘液がまとわりついてくる。
「すごいよ、千春。こんなにお兄ちゃんのことが欲しかったんだね」
顔を近づけ、クリトリスを軽くなめる。
「!」
刺激に対し、千春の身体がぎゅうっと収縮した。
太ももがボクの頭を締め付ける。
かまわずなめ回す。
「あっ! お兄……んふっ!」
妹はボクの頭を両手で抱える
べちょべちょべちょべちょべちょべちょ
「あっ…あっ……あああ!!!」
妹はこんなにきれいなのに、おまんこは臭くてしょっぱい。
それがさらにボクを興奮させる。
舌でクリをれろれろしながら、膣に中指を押し当てる。ぬるっと入っていく。
「中も準備できてる」
ずぷずぷ
中指を出し入れする。
「ふっ……ふぁっ!」
目を閉じたまま、妹はあえぐ。
「脱がすぞ」
余裕がなくなってきたボクはパンツに手をかけた。
妹が軽く腰を浮かす。
一気にパンツを引き下ろし、右足だけ抜いて、左足に引っかけておく。
ボクは両手でぐいっと妹の股を開いた。
「千春、おまんこが丸見えだ。ものすごく恥ずかしい格好してるよ」
「……」
妹は枕元のクッションで顔を隠す。
「駄目だよ、お兄ちゃんは千春が恥ずかしがってるところがみたいんだから」
おずおずとクッションがどかされ、妹と目があう。
羞恥と快楽で千春の顔は染め抜かれていた。
「入れるぞ」
右手で自分のチンチンを誘導し、妹の入り口に押し当てる。
「はい、お兄さま……」
ぬるぬるになった兄妹両性器に抵抗はない。
じゅぶりっ
腰を押すと一気に奥まで入る。
「はあっ…!」
高い声が千春の喉から押し出される。
こすれた亀頭の粘膜から、脳まで快楽が突き抜ける。
ボクと妹は一つとなったのだ。
「生で入れちゃったぞ、千春」
「はい……」
千春は頭を上げ、涙混じりにこちらを見る。
彼女の両膝のあたりを持って、足を広げさせる。
つるつるのおまんこ。
結合部がはっきりと見える。
ゆっくり腰を振る。
ずちゅっ ずちゅっ
「ん……ん……」
妹にはまだ余裕がある。
頭の後ろで枕をつかんだままボクのことを見ている。
一気にスピードを上げる。
じゅっじゅっじゅっ
「あっ……あっ!」
いい喘ぎ越えが出てきた。
おっぱいが前後にたぷんたぷんと揺れまくる。
「あふっ、あっあっあっ」
白い足と紺のハイソックスが異様に性欲を刺激する。
ボクは身体を前に倒し、妹にのしかかった。
千春の足が高く上がる。
「……お兄さま!」
間近で千春が叫んだ。
上下に腰をふり、チンチンを妹の女性器に叩きつける。
ぐっちょん、ぐっちょん
「んあっ、あっ、あふぅ」
吐息に喘ぎ声が混じる。
揺れる胸をつかんで、軽くもてあそぶ。男には信じられないようなやわらかさがよくわかる。
ぐっちょん、ぐっちょん、ぐっちょん
「いいか、千春。感じてるか」
「あんっあっ、はいっ……! お兄さま……!」
千春はボクのことを切なげな涙目で見る。
さらに腰を上下に動かす。
ぐちょぐちょぐちょ
「やっ……あっあっあっ……あん!!」
妹のおまんこがボクにまとわりついてくる。動かせば動かした分だけ、竿全体と亀頭、傘の裏の部分が刺激される。
ぐちょぐちょぐちょぐちょぐちょ
「あん! あああ! あっあっあっ!」
千春が美しい黒髪を振り乱す。
頬はもう芯から真っ赤だ。
「っ……はっ、あっ! いやっ、……あっあっ……あああ!! ふあっ、お兄さま……お兄さま!」
整った顔をぐしゃぐしゃにし、泣きじゃくりながらボクを呼ぶ。
ボクを高めるのは、おまんこの締め付けよりもこれだった。
性欲の赴くまま、美人の妹を好きなようにもてあそび、股を広げ、汚い粗チンをつっこみ、おなかの下でわんわん泣かせる。
これぞ兄の幸せである。
「んっ……だめだ、千春。ゴメン、もう出る」
可愛い妹の姿を見て、ボクの身体は限界に達した。
「出してください、お兄さま! ああっ!!」
下から妹は、ボクを両手と両足で抱きしめる。
「出すぞ! 生で出すぞ!」
身体をぴったり重ね、腰の動きを最大限にし、その瞬間に備える。
「千春に出してっ!」
奥までチンポを突っ込み、ボクは爆発した。
「……っ!!」
びゅーーっ
妹の膣内に白濁液を放出する。
すさまじいエクスタシーと開放感。
ボクは妹に生で中出ししているのだ。
「お兄さま……!」
妹がぎゅっとボクを抱く。
腰をもうワンストロークさせ二射目。
びゅくっびゅくっびゅくっびゅくっびゅくっ
遠慮なくどんどん射精する。
びゅっびゅっびゅっびゅっびゅっ
妹を抱き、妹に抱かれながら、ボクは放出し続けた。
びゅっ……びゅっ……びゅっ……
ようやく律動が収まってくる。
ぴゅっ……
ボクは最後の一滴を放ち、止めていた息を大きく吐いた。
ぜぇぜぇと妹の上で呼吸する。
甘いだるさに襲われる。
「お兄さま、千春はいかがでしたか……」
震える声で妹は聞いてくる。
「うん、最高だったよ、千春」
ものすごくよかった。
妹の身体を使って、最高の膣内射精を終えた。
涙でぼろぼろになった妹と正面から向き合う。
「ごめん、ボクだけイっちゃって。千春が可愛かったからすごく興奮しちゃったんだよ」
乱れた髪の毛を整え、頭をなでてやる。
「私はいいんです。お兄さまさえよければ……」
と、いじらしいことを言う。
「よし、じゃあ、また千春を性欲処理に使ってやるからな」
「はい……使ってください」
その唇をふさぐ。
「ん……」
舌と舌を絡み合わせる。
ボクと妹は事後の濃厚なキスを交わした。
次女『夏希』
パンツにTシャツという姿で一階に下りる。
誰もいないはずの台所から楽しげな鼻歌が聞こえてきた。
「あ、帰ってたんだ」
ボクは台所に入って言った。
「うん、ただいま、兄さん」
妹が振り返って明るく笑った。
セーラー服の上にエプロンを羽織っている。
次女の夏希である。
ちょうど夕飯の準備を始めたところだったようだ。
髪型は肩にかかるかかからないかのミディアムヘア。元気なショートカットと、落ち着いたロングヘアの両方がミックスされている。前髪には、いつものように、家にいるとき用のカチューシャをつけていた。
「ちょっと待っててね、すぐご飯作るから」
と、冷蔵庫のドアを開け、中を覗く。
必然的にお尻が突き出される。
ボクは飲み物を取ろうと、冷蔵庫の扉に左手をかけ、ついでに右手でお尻をなでる。
「きゃっ!」
可愛い声をあげて、夏希は飛び上がる。
「もう、兄さんたら……エッチ!」
怒ったように、恥ずかしいように、頬を赤らめ、ボクの腕のあたりをぽかぽか叩く。
「いいじゃない、ちょっとくらいさわったって。兄妹なんだから」
飲み物を取り出す。
「もう……兄妹なんだからね」
夏希はもじもじと紺のスカートの裾をなおした。
うちには妹が四人いる。
生意気なヤツが多い中、素直で従順なのが夏希だ。
明るく、元気で、家庭的な上に、おっぱいが大きい。良い妹を持ったと思う。
「えーと……」
夏希は野菜類を冷蔵庫から取り出してごろごろとキッチンのシンクに置く。
夕飯の準備を進める、そんな後ろ姿を眺める。
エプロンとセーラー服の組み合わせは、まさに清純派といったところだ。毎日、兄に中出しされていては清純派も何もあったものじゃないけど。
「今日のご飯は〜♪」
また鼻歌が始まる。
リズムにあわせ軽くお尻が揺れる。
まだ完成されていない身体であるが、すでにおっぱいとお尻は長女よりも大きい。
コップをテーブルに置く。
妹に後ろから抱きつく。
「きゃっ!!」
また夏生は高い悲鳴を上げる。
半勃ちになった股間をお尻にすりつけ、手は後ろからおっぱいをわしづかみにする。
「だ、だめだよ!」
手がボクを払いのけようとする。
「なにがだめなの? ボクは妹とじゃれてるだけのつもりなんだけど」
そう言いつつもぐいぐいチンチンを押しつける。
「だって……その、お、お尻に……」
「お尻になんだって?」
「そ、その……」
夏希はうつむき恥じらう。
「妹のお尻にオチンチンを押しつけるくらい、どこの兄妹でもやってるよ」
「やってるわけないでしょ! やっ!」
エプロンとセーラー服の中に右手を入れると、妹は叫んだ。
背中からセーラー服越しにブラのホックを外す。
「いやああん」
なんて可愛い声だろう。
妹を愛する気持ちに火がつく。
「ほら、こっち向いて」
後ろから夏希は顔を向けてくる。
唇を奪う。
「んふっ……」
妹は拒まない。兄に自らの舌と唇を提供する。
べちゃべちゃべちゃべちゃ
妹の口内をかき回しながら、ようやく胸に右手が到達する。
ブラの下に手を入れ、生でおっぱいをつかむ。
たしかな手応え。すごいボリュームだ。
ちょっと強めにもみしだく。
巨乳の妹を与えてくれたことを天に感謝する。
「ふはっ……」
妹の息が荒くなってきた。
余った左手をスカートの中に入れる。
太ももをなで回し……
「やんっ!!」
妹がボクの手をつかんだ。
「だっ…だめよ、兄さん。私たちは兄妹なのよ」
真っ赤な顔で身をくねらせる。
「何言ってるんだ、夏希。兄妹だからいいんだろ」
下着の上から妹の大切なところに触れる。
「ひゃっ」
夏希は喉から生の悲鳴を出した。
かなり強引に指でぐりぐりする。
「んはっ……あっはああっ!」
身体を「く」の字に折り曲げ、身もだえする。
「まったく、セーラー服にエプロンで兄を誘うなんて、夏希はいやらしいよね」
「そっ、さ、誘ってなんか……!!」
「知ってるんだろ、こういう格好するとお兄ちゃんが興奮するって」
「ああん……んっ……んふっ!!」
指を動かすごとに、夏希は切なげに顔をゆがめる。
ボクは手を離して、かがんだ。
スカートをめくる。
白の下着と、大きいが締まったお尻が目に飛び込んでくる。
両手でしっかり太ももをつかみ、そこに顔を押しつける。
「あっ、に、兄さ……」
顔で弾力のほどをしっかり味わい、それからパンティを引き下ろした。
「よし、流しのところに手を付け。足を開くんだ」
妹はぷるぷる震えながら素直にそうした。
足首にかかるパンツが横に伸びる。
「お尻を突き出すんだ」
ボクの前にぱっくり割れたお尻とおまんこが突きつけられた。
ピンク色のその部分は、愛液でべとべとに汚れている。
「よしよし、お兄ちゃんにいじくられて感じてたんだな」
ボクはお尻に顔を押しつけ、舌で女性器をひとなめした。
「あふっ!!」
妹が腰を引く。
「ほら、おとなしくお兄ちゃんになめられなさい」
お尻をつかむ。
「っ……」
何も言わず、夏希は涙目でこちら見た。
舌での愛撫を再開する。
陰唇をべちょりべちょりとかき回すごとに、
「ん……ふっ……はあっ、あっあっ、んはっ」
妹は悩ましい声を上げる。
はっきり言って、夏希の陰部は臭くてしょっぱい。
でも、ここをなめるのはお兄ちゃんの義務だし特権でもある。まったくいやなことじゃない。
「中の用意はどうかな?」
人差し指をゆっくり挿入する。
「んあっ!!」
「いいみたいだね」
膣内は充分に潤っている。
「だめっ! あっやっ!」
指にねっちょりと粘液がからみつく。
軽く指を回してかき回してみる。
「っ! ふはふ、兄さん!!!」
流しに手をついたまま、妹は快楽に耐える。
「……あっ、あっ、んふっ、あふっ」
吐息にのせた、か細い喘ぎ声。
「よし、そろそろ入れるぞ」
ボクは指を抜いて、左手で夏希のお尻を、右手で陰茎をガイドする。
「だ、だめ、兄さん! これ以上は……それは!! だめっ!!!」
入り口のあたりに、亀頭を押しつける。
「だめっ!」
少しずつ入れていく。
「だめっだめっ!!!」
ずぶり、ずぶり
「だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
叫びを聞きながら根本までずっぽり入れた。
「入っちゃった、夏希。兄妹なのに、生で」
後ろからあえなくハメられてしまった妹の姿を眺める。
「だめって言っ……あっ!」
ぬるりと軽く一突きすると、妹の声は高いものに変わった。
セーラー服をめくり、両乳房を後ろからつかむ。
腰のピストン運動を開始する。
最初はゆっくりじっくり前後させる。
ぐちゅりっ ぐちゅりっ
「あ……あっ……んっ……」
兄の性器が妹の性器を、妹の性器が兄の性器を、それぞれ刺激する。
「夏希はいまお兄ちゃんとセックスしてるんだぞ。生で入れられてる真っ最中なんだぞ」
両乳首をつねる。
「んあ〜〜うぅう」
妹は喘ぎ声と鳴き声を混じらせた。
「夏希が悪いんだ。妹のくせにこんないやらしい身体をして。おまんこの具合は最高だし……」
ボクはややスピードを強め、チンチンを出し入れする。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
「あんっあんっあんっあんっあんっあんっ」
「ここがいいんだ」
奥のあたりに先端部をぐりぐりさせる。
「あっあああ!!」
妹のおまんこにはボクを気持ちよくさせる箇所がいくつもあった。あらゆる入れ方、動かし方で楽しませてくれる。
しばらく自分の快楽に集中する。
お尻をぎゅっとつかんで一心不乱に腰を振り続ける。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ
ぺちっぺちっぺちっ
「――!! あ――っ!!」
おまんこの中で肉棒が擦られまくる。
「ふはっあっああ――!!!」
妹は流しにしがみつき、いい声を出し続ける。
巨乳がゆっさゆっさと揺れる。
「夏希のおまんこいいよ!」
本能の赴くままに腰を振り続ける。
「これはボク用だからな、おちんぽ入れて、中に出す専用だからな!」
ぐっちょぐっちょぐっちょ
「あ――! やっ……はああああっ!!」
あまりの気持ちよさにもう限界である。
「出すっ……出すよ!!」
「あっあっだめっ、中はだめぇ!!」
ボクは一番気持ちいい位置で突きまくる。
ぐちょぐちょぐちょぐちょ
「出る! 出るっ!!!」
「だめっ! 出しちゃだめ!! だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ボクは出した。
「……!!」
びゅるっびゅるるるるっ!!!
生で中出しする開放感。
「はーっ」
いったん大きく息を吐き、さらに精液を出し続ける。
びゅるっびゅっびゅっびゅっ
「だめっ……兄妹なのに……」
妹の泣き声は弱々しい。
軽くおっぱいをもみ、こぎざみに腰を動かし、まだまだ射精する。
びゅっびゅっびゅっ
前立腺を脈打たせ、射精の最後の一滴まで出し尽くす。
ぴゅっぴゅっ
「ふー」
ボクはおっぱいをぎゅっとつかんだまま余韻にひたる。
「……」
妹が「はっ…はっ…」と息してるのを聞く。
「……気持ちよかったよ、夏希」
ようやくオチンチンを引き抜いた。
どろりと白濁した液体がおまんこから溢れる。
ボクのも妹のも精液まみれだ。
「どうしよう、夏希。兄妹なのに中に出しちゃった。もう取り返しがつかないよ」
床に精液が垂れた。
紺のスカートが戻って局部を隠す。
「出さないでって言ったのに……」
夏希の顔が涙でぐしゃぐしゃになっている。
それを見てボクは大きな満足を得た。
第2話に続く