『百万円の処女』
どうしても欲しいものがあって
それはいくらするの
百万円
それは今しか買えないの
そう限定品なの
これを逃すとたぶん一生手に入らない
中古とかは出回らないの
人が手に取ったものなんか絶対に嫌
だから自分の処女を売ろうと思ったの
そう、でも私の体にどのくらいの価値があるのかしら
君みたいな可愛い子の処女だったらいくらでも出す輩はたくさんいるよ
あなたもそうなの
そう思ったから来たんじゃないの
そうね
どうやって知ったのかな
友達に相談したらあなたのことを紹介されて
へえ
どう、私の処女買ってくれるの
それはもちろん
私の価値はいくら
それじゃあ百万円出そうか
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