体験版 第1話
(さすがに退屈でたまんないなぁ……折角、御手洗先輩だって傍にいるって言うのに。一体いつになったら、こんな作業が終わってくれるんだか?)
オレは放課後に生徒会室へ行って、普段どおりに仕事をこなしていた。
単調な作業ばかりやっているうちに、段々と退屈になってくる。
そっと周囲の様子を見渡すと、御手洗先輩の姿が目に飛び込んでくる……生徒会の副会長で新体操部のエースでもある
かなり顔立ちをしてるんだけど、もう彼氏がいるのが正直言って残念な所だ……
「おっ、こんな所にいたのか。ちょっと、こっちも手伝ってもらえないか?」
「すぐ行きますから、ちょっと待っててください……」
御手洗先輩の顔に見惚れているうちに、いきなり誰かが入ってくる。
先生がわざわざ生徒会室までやってきて、別の用事を頼んできたのだ。
傍にいた先輩が席から立ち上がると、先生にすぐ返事を返す。
どうやら率先して、先生の用事を片付けるつもりでいるらしい。
(どうやら、先輩もいなくなっちゃったみたいだし……もし悪戯しちゃうなら、このタイミングしかないはずだよな?)
先輩の後ろ姿を見送っているうちに、心の中で良からぬ考えが浮かんでくる。
思わぬ拍子に、ついに御手洗先輩と二人っきりになることが出来たのだ……邪魔者がいなくなった後、御手洗先輩を独り占めできる絶好のチャンスだった。
どうやら先輩も、当分は戻ってきそうにないみたいだ。
御手洗先輩の様子ばかり気になっちゃって、作業なんてまともに続けられるわけなんてなかった……
「……あの、肉便器先輩。ちょっと時間いいですか?」
御手洗先輩の傍まで近づくと、オレはそっと言葉を囁いていく。
本人に疑われないよう、さりげなく魔法の呪文を織り交ぜる。
きっとオレ以外、誰もこんな単語なんて口にしないはずだ。
彼氏がいないうちに、しっかりと準備を整えていく。
「は、はうぅっ……!?」
ブルブルブルッ、ビクビクビクンッ!
オレの言葉に反応して、御手洗先輩はおかしな行動を取り始める。
席に腰掛けたまま、ひとりでに悲鳴を洩らし始める。
先ほど施した魔法の呪文が効いてきた、何よりの証拠だった。
段々と縮み上がっていく様子が、とにかく可愛らしくてたまらない。
(ふふっ、もう暗示に掛かっちゃったみたいだな……こんな単純な方法なんかで御手洗先輩に何でも言うことを聞かせられるなんて、さすがに普通じゃ絶対に思いつかないはずだよな?)
御手洗先輩が身悶える様子をじっくりと観察しながら、オレは数日前の出来事を振り返る。
最近知ったばかりの催眠術を、彼氏の目を盗んで御手洗先輩に施していたのだ……さっき口にしていた『肉便器先輩』と言うのが、別の人格に切り替える一種のトリガーって言うわけだ。
どこかで見つけた本のとおりの方法で、ここまで見事に暗示が掛かってしまうなんてさすがに予想外だった。
もしかしたら、催眠術に掛かりやすい体質だったのかもしれない……
「肉便器先輩、ちょっとだけ見てもらえますか? こんなにチンポが大きくなっちゃって、さすがに窮屈でたまんないんですよ……まずは肉便器先輩の手で、ズボンを脱がせてもらえませんか?」
別の人格に切り替わった後、オレは御手洗先輩の元へ近づいていく。
席から立ち上がると、わざとらしく下半身を突き出す……御手洗先輩と二人っきりになった瞬間から、すでにチンポが勃起しっ放しだったのだ。
堅くなった部分をズボン越しに見せつけながら、ある頼みごとを始める。
ズボンからチンポを取り出すよう、ためらいもなく言葉を切り出す。
「こ、これで大丈夫なのかな……きゃんっ!?」
ズルズルズルッ、プルンッ。
オレに言われたとおりに、御手洗先輩が下半身に抱きついてくる。
ズボン越しに盛り上がった部分を見つめながら、少しずつファスナーを下ろしていく……照れている表情や柔らかい指先に、つい興奮をそそられずにいられない。
御手洗先輩の様子を見下ろすうちに、いきなり悲鳴を張り上げる。
いきなりズボンから飛び出してきたチンポに、さすがにびっくりしてしちゃってるみたいだ。
「その調子ですよ、肉便器先輩。今度はオレのチンポ、しごいてもらえませんか?」
慌てている御手洗先輩をなだめながら、オレはさらに命令を下す。
このままじゃ興奮が収まりそうにないみたいなので、手コキさせてみることにしたのだ。
視線を逸らしている御手洗先輩から、当分は目を離せそうになかった。
照れている様子を見つめているうちに、いやらしい気分が一気に昂ぶってくる。
「う、うん。分かったからちょっと待ってて……んんっ!」
ギュムッ。
オレに返事を返しながら、御手洗先輩はとんでもない行動を取り始める。
勃起したチンポを握り締めたまま、少しずつ上下にしごき始めてきたのだ。
柔らかい手つきがチンポ全体にしっかり絡みついてきて、とにかく気持ち良くてたまらない。
ずっと待ち望んでいた刺激を、ついに御手洗先輩から与えてもらえるのだ。
シュコッ、シュコッ、シュコッ……
「ふぅっ……肉便器先輩の手、すっごく気持ち良くてたまんない。ずっと前から気になってたんですけど、もう先輩とエッチなこととかしちゃったんですか?」
下半身を差し出しながら、オレはそっと質問を切り出す。
先輩と付き合っているうちにどこまで関係が進んでしまったのか、御手洗先輩の口から聞かせてもらうつもりでいたのだ。
返事を待っている間も、チンポの辺りが段々と熱くなってくる。
彼氏がいない今のうちに、もっと御手洗先輩との関係を築いてしまいたかった。
「そ、そんな恥ずかしいこと。私も本当に初めてなんだよ? こんなにオチンチンが大きくなっちゃうなんて思わなくて、最初に見た時なんてびっくりしちゃったんだから……?」
モジモジモジッ。
チンポを握り締めたまま、御手洗先輩はそっと返事を返す。
あまりに意外な内容に、思わず耳を疑ってしまう……どうやら本人が言うには、勃起したチンポを見ることすら初めてだったらしい。
付き合ってからだいぶ時間も経っているはずなのに、まだエッチなことを一度もしていないなんてさすがに思いもしなかった。
ずっと顔を赤くしている様子から、どうやら嘘は言っていないみたいだ。
「ふふっ、肉便器先輩ってば照れちゃって……あと少しでイッちゃいそうだ。肉便器先輩、たっぷり受け取ってくださいね。えいっ!」
ガクガクガクッ、ビュクビュクビュクンッ!
御手洗先輩の顔をじっくりと見つめたまま、オレはとんでもない宣言を始める。
あと少しで絶頂に達してしまいそうだったので、チンポの内側で煮え滾っているものをたっぷりプレゼントすることにしたのだ。
激しい快感に任せて、チンポを思いっ切り跳ね上がらせていく。
丹念にチンポをしごいてもらったおかげか、自分で弄ってる時とは段違いの刺激が一気に押し寄せてくる。
「きゃ、きゃんっ……!?」
ブビュルビュルッ、ビチビチビチィッ!
オレが射精した途端、御手洗先輩はすぐに悲鳴を洩らす。
どうやらチンポの先っぽから精液が出てきて、さすがにびっくりしちゃってるらしい。
チンポが根本から揺れ動くたびに、手の平の内側へ目掛けて次々と精液を撒き散らしていく。
白く濁った液体が指の間から零れ出してきて、顔の方にまで飛び散ってくる始末だった。
「駄目ですよ、勝手に手を離しちゃ。いやらしいもの、まだまだ沢山出てきちゃってるんですから……んふぅっ」
ドピュピュッ、ビュルビュルビュルッ。
御手洗先輩を強引に引き留めながら、オレはさらに射精を繰り返す。
たっぷりとチンポを弄ってもらった分、どれだけ興奮させられたのかを本人に見せつけるつもりでいたのだ。
チンポがどんな代物なのか、御手洗先輩の手の平へ何度も叩き込んでいく。
快感の余韻に浸っているうちに、面白いほど精液が噴き出してくる。
「ちゃ、ちゃんと言うとおりにするから……ひんっ!?」
ズルズルズルッ、ドロドロドロォッ。
オレに言われたとおり、御手洗先輩はひたすらチンポを握り締めていた。
さすがに本人も戸惑っているのか、手元が段々と震え上がっていく……粘ついた液体を受け止めているんだから、さすがに困っちゃっても当然のはずだ。
射精の勢いが収まってきたので腰を引っ込めた途端、御手洗先輩はすぐに慌ててしまう。
柔らかくなったチンポの先から精液が垂れ落ちてきて、今にも零れてしまいそうな勢いだった。
「ふぅっ、さすがに出し過ぎちゃったかな。このままじゃ零れちゃいそうだし……肉便器先輩、そのまま舐めてみてくださいよ?」
怖じ気づいている御手洗先輩を相手に、オレはさらなる言いつけを始める。
手の平に絡みついた精液を、たっぷり味わってもらうつもりでいたのだ。
チンポの扱いにもだいぶ慣れてきたはずなので、後片付けのついでにオレ自身の味をしっかり教え込ませていく。
たっぷりプレゼントしてやった精液をどれだけ味わってくれるのか、つい期待せずにいられない。
「え、えぇ。分かったわ……んふぅっ」
チュパッ、ピチュッ、クチュクチュッ。
オレに返事を返した後、御手洗先輩は指をしゃぶり始める。
手の平に絡みつく大量を、次々と舐め取っていたのだ。
柔らかそうな唇で指を咥えたまま、次々と吐息を洩らしていく。
口元からたまらない水音が聞こえてきて、つい耳を澄まさずにいられない。
「その調子ですよ、肉便器先輩……どうですか、初めての精液の味は?」
御手洗先輩の様子をじっと見つめながら、オレは質問を始める。
初めて味わった精液の感想を、さりげなく本人の口から聞き出していく。
まだ彼氏ともいやらしいことをしたこともないはずなので、きっとオレが一番最初の相手になるはずだ。
返事を待っている間も、艶めかしく動く唇や舌先に段々と視線を吸い寄せられていく。
「精液って、こんなにネバネバしちゃってるものなんだね。それに味もすっごく変わってて、さすがに飲みにくくてたまらないかも……?」
ヌチュヌチュヌチュッ、トロトロトロォッ。
口元を動かしながら、御手洗先輩はそっと感想を明かす。
しつこく粘つく感触や味に、どうやら本人も戸惑っているらしい……エロ本やAVでしか見たこともないような行為をなんてしちゃってるんだから、さすがに無理もないだろう。
指先を丹念に舐め回すうちに、白く濁った滴が唇に纏わりついてくる。
彼女にいやらしい味をしっかり叩き込んだ、何よりの証拠だ。
コツッ、コツッ、コツッ……
「そろそろ元に戻さないと、さすがに先輩も来ちゃいそうだな……御手洗先輩?」
御手洗先輩の告白に聞き入っているうちに、不意に足音が聞こえてくる。
精液を全部処理させたばかりなのに、もう先輩が戻ってきてしまったらしい。
耳元に近づいた後、そっと言葉を囁いていく。
いつまでも暗示を掛けっ放しにしておくわけにもいかないので、元の人格に戻しておかなければいけなかった。
「う、うぅん……や、やだっ! 何で部屋の中がこんなおかしな臭いで一杯になっちゃってるの!?」
元の人格に戻った途端、御手洗先輩はすぐに慌ててしまう。
気づいたら口の中が異様に粘ついていて、おかしな臭いまで部屋中に漂っちゃってるんだから驚いちゃっても当然のはずだ。
口元を押さえたまま戸惑っている様子が、何とも面白くてたまらない。
今まで繰り広げていた行為を、少しも自覚していないみたいだ。
「さっきから気になってるんですけど、一体何なんでしょうね……とりあえず、換気扇でも回しておきますから」
カチャッ。
御手洗先輩を落ち着かせようと、オレはそっと言葉を投げ掛ける。
ついさっきまでチンポをしごいて、搾り出した精液を味わっていたなんて口が裂けても言えそうになかった。
適当に返事を誤魔化しながら、換気扇の紐を引っ張る。
先輩が戻ってくる前に、何とかして証拠を隠滅しなければいけないのだ。
「ふぅっ、やっとあっちの仕事が片付いたよ……こっちの仕事は、あとどれくらい残ってる?」
「こっちも、あともう少しで片付くはずですからちょっと待っててください……?」
席に戻った途端、すぐに先輩が戻ってくる。
先生に頼まれた用事が、もう終わってしまったらしい……折角ならもう少しだけ、生徒会室を開けてくれれば良かったのに。
未だに縮み上がっている御手洗先輩をよそに、何食わぬ顔をして残っていた仕事を片付ける。
今までずっとオレのチンポを弄っちゃってたなんて、絶対に先輩には分からないはずだ。
キーンコーンカーンコーン……
「ふぅっ、今日の所はこれくらいにしておくか……優妃、一緒に帰ろうよ?」
「うんっ。すぐ準備するからちょっと待っててね……?」
チャイムに合わせて、先輩はそっと言葉を切り出す。
ひととおり仕事をやり終えたので、すぐ帰ることにしたのだ。
帰り支度を整えた後、御手洗先輩も後をついていく。
どうやら普段どおりに、今日も一緒に下校するつもりみたいだ。
(ふふっ、二人ともあんなに仲良くしちゃって。御手洗先輩もさっきまであの手でオレのチンポを握っちゃってたなんて知っちゃったら、もう二度と彼女面なんて出来ないだろうな……?)
渡り廊下へ飛び出していく二人の様子を、部屋の中からこっそりと覗き込む。
二人っきりになった途端、御手洗先輩が彼氏に抱きついていたのだ。
窓越しに二人の後ろ姿を見つめたまま、当分は目を離せそうになかった……ついさっきまでオレのチンポを握っていた手のまま彼氏とイチャついてるのが何とも面白くてたまらない。
いつか御手洗先輩を、完璧にオレのものにしてしまいたいもんだ……