体験版 エピソード03
(まだ、叩かれた所がこんなに痛んじゃってる。このままじゃ本当に、身体が持たなくなっちゃいそう……!)
ジュクジュクジュクッ、モジモジモジッ……
オシッコを出し尽くした後も、智美は言葉を失ってしまう。
はしたない液体が肌に張りついて、とにかく気持ち悪くてたまらない……ただでさえ気まずくてたまらない上、散々鞭で叩かれた肌に染みてくる始末だった。
腰を引っ込めたまま、つい縮み上がらずにいられない。
先ほどしでかした失態を取り繕う余裕すら、少しも抱けそうになかった……
グイッ。
「……ひぃっ!?」
ひたすら俯いていた矢先、智美はすぐに慌ててしまう。
まともな身動きすら取れないうちに、拷問士が一気に距離を詰めてきたのだ。
いきなり肩を取り押さえられて、すっかり慌ててしまう……あまりに卑劣な相手によって、これからどんな目に遭わされてしまうかも分からない。
何度も身を捩らせているはずなのに、力強い相手の手つきを少しも振り解けそうになかった。
「や、やだっ! お願いだからもう離してってば……もごぉっ!?」
カチャカチャカチャッ、ガポッ。
とっさに文句をぶつけようとした矢先、智美はすぐに言葉を詰まらせてしまう。
拷問士がおかしな器具を突きつけてきて、口元に装着してきたのだ。
強引に唇をこじ開けられて、あまりに苦しくてたまらない……頑丈な金属製の何かが、口の奥底まで潜り込んでくる。
相手が手を離した後も、顔中に巻きつけられている代物を少しも取り外せそうになかった。
「さて、準備はこんなもので十分か……ふふっ。こうして見てみるとなかなかお似合いじゃないか!?」
戸惑ってばかりいる智美をよそに、拷問士は平然と言葉を切り出す。
二度と楯突かないよう、開口器を装着させることにしたのだ。
智美の顔をじっくりと見つめたまま、率直な感想をさりげなく浴びせる。
口を開きっ放しにさせだけで、あっけなく間抜けっ面に変わり果てていく様子につい興味をそそられずにいられない。
(やだっ! どうして、こんなものなんか押しつけてきちゃってるのよ……!?)
拷問士から告げられた言葉に耳を傾けている間も、智美はひたすら思い悩んでしまう。
延々と全身を鞭で叩かれたばかりなのに、またしてもおかしな行為などを迫られようとしていたのだ。
相手の様子を窺っている間も、つい焦らずにいられない……ただでさえ身動きを封じられて大変なのに、まともに喋れなくなってしまった。
一体どんな目的で口元まで拘束したのか、少しも理由を掴めそうにないのだ。
「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……ふぐぅっ!?」
ギチギチギチィッ。
開口器を装着させられたまま、智美は小刻みに身震いを続ける。
これからどんな目に遭わされるかも分からない中、何とかして拷問士の仕打ちを跳ね除けるつもりでいたのだ。
相手の様子をじっと睨んでいる間も、つい息を切らさずにいられない……鼻で呼吸している間も、口元を塞いでいる代物の存在をありありと痛感させられる。
言い表しようのない不安に苛まれる中、ひたすら肩をこわばらせるだけで精一杯だった。
「そんなに慌てるな……今度はこいつを使って、お前の口をたっぷり塞いでやるからな?」
カチャカチャカチャッ、プルンッ。
脅え切っている智美をよそに、拷問士は次の準備を始める。
わざわざ智美のいる目の前でズボンを下ろして、平然と逸物を取り出す。
意外にも可愛らしい顔立ちをしていたので、試しに口淫を迫ってみるつもりでいたのだ。
しっかりと起き上がった部分を、わざとらしく顔の傍まで見せつける。
「ん、んぐぅっ……!?」
ブルブルブルッ……
突然目の前に現れた拷問士の下半身に、智美は呆気に取られてしまう。
まともな身動きすら取れそうにないのをいいことに、いやらしい行為などを迫られようとしていたのだ。
慌てて悲鳴を洩らそうとしても、あっけなく呻き声へ変わり果てていく……装着させられた開口器のせいで、まともに言葉を発せられそうになかった。
とにかく嫌でたまらないのに、少しも文句をぶつけられないのがあまりにもどかしくてたまらない。
「おい、小娘。まさか嫌がるつもりじゃないだろうな……もし逆らうって言うなら、邪魔な歯を全部抜いてやらないといけないみたいだな?」
カチカチカチッ。
嫌がってばかりいる智美を相手に、拷問士は平然と言葉を切り出す。
傍に置いてあったペンチを取り出しながら、とんでもない宣言を始める……もし少しでも言うことを聞けなければ、歯を全部抜いてしまうつもりだと言い放つ。
すでに準備も済ませたはずなのに、今さら口淫を止めるなど決して考えられそうになかった。
無理にでも服従させるため、智美を脅すことにしたのだ。
「は、はうぅっ……ふぐぅっ!?」
ニュルニュルニュルッ、ジュププッ!
拷問士の思わぬ発言に、智美は思わずひるんでしまう。
全身を鞭で痛めつけるような行為まで仕向けてくるような相手だったので、下手に逆らえばどんな目に遭わされてもおかしくなかった。
恐る恐る口元を差し出した途端、まんまと口を塞がれてしまう……いきなり頭を掴んできて、勃起した逸物を口の中に押し込んできたのだ。
堅く張り詰めた何かが徐々に口内へ徐々に侵入してきて、とにかく不愉快でたまらない。
ヌッチュ、ヌチュッ、ドクドクドクッ!
(やだ! どうしてこんないやらしいものなんて咥えなくちゃいけないの……お願いだから、もう口から抜いてってばぁ!?)
思わぬ拍子に迫られた口淫に、智美はすっかり弱り果ててしまう。
何度も腰を突き出すたびに、膨らみ切った部分が口の中へ潜り込んでくるのだ。
唇や舌に何度もぶつかってきて、つい困惑せずにいられない……今まで嗅いだことのないような生臭さが一気に押し寄せてきて、呼吸するだけであまりに堪えられそうになかった。
すぐにでも吐き出したくてたまらない反面、表面がみるみるうちに熱を帯びてくる始末だった……
ジュッポ、ジュポッ、グリュグリュグリュッ。
「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ……その調子だぞ、小娘。たっぷり俺のモノの味を覚えさせてやるからな!」
本人の気持ちも知らず、拷問士は夢中になって逸物を押し込んでいく。
しっかり勃起した部分の隅々に柔らかい舌先や唇が絡みついてきて、とにかく気持ち良くてたまらなかった。
何度も腰を振りながら、興奮気味に言葉を投げ掛ける。
どうやら初めての経験だったみたいなので、逸物の味をしっかり叩き込む魂胆でいたのだ。
「む、むぐぅっ……!?」
グリュッ、グリュッ、グニュッ。
拷問士のおかしな言い分に、智美はますます呆気に取られてしまう。
すぐにでも終わらせてもらいたいのに、拷問士が未だに下半身を押しつけてくるのだ。
堅く張り詰めた部分が口の中で揺れ動く様子に、つい茫然とせずにいられない……どれだけ相手が興奮しているのか、熱を帯びている表面からありありと痛感させられる。
喉の奥底にぶつかってきて、すぐにでも餌づいてしまいそうな勢いだった。
「あ、あと少しで出てきてしまいそうだ! 小娘、しっかり受け取れよ……!」
ギュムッ!
苦しがっている智美をよそに、拷問士はおかしな言いつけを始める。
すぐにでも絶頂に達してしまいそうだったので、精液をしっかり飲み込むよう言い放つ。
思いっ切り腰を突き出したまま、下半身を激しく震わせる。
今にもはち切れそうなほど逸物が膨張してきて、根本からひとりでに跳ね上がってくるのだ。
「ん、んくぅっ……!?」
ビチビチビチィッ、ブビュルビュルッ!
巨大な逸物を突き立てられたまま、智美はすぐに呻いてしまう。
延々と口淫を迫られるうちに、先端の部分から熱い液体が一気に飛び出してきたのだ。
口の中を一気に満たしていく勢いに、すっかり圧倒させられる……固く張り詰めた器官が暴れ回って、とにかく苦しくてたまらない。
すぐにでも異物を吐き出さなければいけないのに、目の前にいる相手から少しも離れられそうになかった。
ドロドロドロォッ、ムワッ……
(やだ、何なのよこれ……このままじゃ汚いもので口の中が一杯になっちゃって、息ができなくなっちゃいそう……!?)
口の中で引き起こされる事態に、智美はあっけなく意識を奪われてしまう。
巨大な逸物が揺れ動いてきて、粘ついた液体が先端から次々と噴き出してきたのだ……保健体育の授業でしか聞いたことのなかった『射精』と言う単語が、不意に脳裏をよぎってくる。
相手に仕向けられるまま、いやらしい行為をまんまと果たしてしまったのだ。
鼻を突くような異臭が口内から一気に押し寄せてきて、とにかく苦しくてたまらない……
グイッ。
「どうだ、小娘。まだまだ出てくるんだ、もし零してしまったらお仕置きしなきゃいけないんだ。しっかり飲み込んでおくんだぞ……?」
呻き苦しんでいる智美を相手に、拷問士はおかしな言いつけを始める。
口の中に注ぎ込んでやった精液をすべて飲み干すよう、平然と智美に言い放つ。
どうやら逸物の扱いにまだ慣れてないようなので、しっかりと礼儀を覚えさせるつもりでいたのだ。
本人の返事を少しも待たないまま、智美の頭を強引に引き寄せる。
「う、うぐぅっ……!?」
ゴクンッ、ゴクンッ、ゴクンッ……
拷問士の下半身から少しも離れられないまま、智美はとんでもない行為を繰り広げてしまう。
口内を一気に満たしてくる精液を、仕方なく飲み込み始めていたのだ……喉の奥底に押し流している間も、粘ついた感触がしつこく纏わりついてくる。
未だにためらわずにいられない反面、ひたすら喉を動かしていく。
呼吸を保ちたいあまりに、いやらしい液体を飲み下すしかなかったのだ……
ヌチョヌチョヌチョッ、ムワッ。
(どうしよう……男の人のものなんて咥えちゃって、どんどん身体の中まで汚れてきちゃって大変なのに……一体いつまで、こんな真似なんかさせちゃうつもりなのよ!?)
柔らかくなった逸物を唇から引き抜かれた後も、智美は言い表しようのない罪悪感に苛まれてしまう。
今まで知らなかったようないやらしい行為などを、望まぬ相手とついにやり遂げてしまったのだ。
呼吸するたびに、おぞましい感触が喉の奥底まで絡みついてくる……とっさに息を詰まらせたまま、つい震え上がらずにいられない。
自分の大切なものを台無しにさせられた事実を、とんでもない形で思い知らされていたのだ……