綾羅木の巫女〜寄生蟲に蝕まれ肉体改造の危機〜 体験版

体験版 利尿作用

「ひぃっ、ひぃっ、ひぃっ……!?」
チョボチョボチョボッ、ポタポタポタッ。

 オシッコを出し尽くした後も、苺香はすぐに縮み上がってしまう。
 触手におかしな悪戯を迫られるうちに、まさか失禁させられるなど思いもしなかった。
 忙しなく身を捩らせながら、ついうろたえずにいられない……ほんの少し動いただけで、はしたない液体が続々と零れ落ちてくる。
 片脚を引っ張られたまま、少しもこの場から逃げられそうになかった。

ホクホクホクッ、グシュグシュグシュッ!
(どうしよう、こんなに下半身がびしょ濡れになっちゃってる。こんなみっともない格好なんて、誰にも見られたくなかったのに……!?)

 下半身に出来上がった格好を、苺香は否応なく思い知らされる。
 尿意を我慢したまま戦闘するうちに、まんまと粗相をしでかしてしまった……言い表しようのない気まずさに苛まれるあまり、つい俯かずにいられない。
 感覚の波が収まったはずなのに、どうしても触手を振り解けそうになかった。
 ショーツの内側に溜まっているオシッコが、裾から続々と垂れ落ちてくる……

「それにしても不様な姿だな、綾羅木の巫女よ……面白い格好も拝ませてもらったことだし、今日の所はこれで勘弁しておいてやろう?」

 苺香の股間をじっくりと覗き込みながら、物の怪は率直な感想をぶつける。
 ほんの少し悪戯してやった程度で、まさかオシッコを撒き散らしてしまうなどさすがに予想外だった……白かったはずのショーツが薄黄色く染まっていく様子など、あまりに滑稽でたまらない。
 面白半分にからかいながら、不意に触手を引っ込める。
 だいぶ懲りたようなので、とりあえず退散することにしたのだ。

「ちょ、ちょっと待ちなさい……あ、あうぅっ!?」
チョロチョロチョロッ、ビチチチチチッ!

 魔物がいなくなった後も、苺香は弱音を洩らしてしまう。
 地面に崩れ落ちた途端、残りのオシッコを垂れ流してしまったのだ……はしたない液体を洩らしながら、ついうろたえずにいられない。
 すぐにでも下半身を取り繕わなければいけないのに、少しも体勢を保てそうになかった。
 脚元に広げた水溜まりに下半身を浸したまま、戦闘中の失態をひたすら嘆いてしまうのだ……

    *     *     *     *     *     *

「う、うぅん……ひんっ!?」
ガバッ!

 魔物に襲われた翌日、苺香はさらなる事態に苛まれてしまう。
 布団で寝ているうちに、おかしな感触が押し寄せてくる……お尻の辺りが、何故か濡れていたのだ。
 慌てて起き上がった後も、つい戸惑わずにいられない。
 背筋を張り詰めたまま、みるみるうちに縮み上がってしまうのだ。

グシュグシュグシュッ、ジトォッ……
(やだ、一体どうしてお尻が濡れちゃってるのよ……もしかして、これ全部オシッコなの!?)

 下半身に出来上がっている格好に、苺香は思わず目を疑ってしまう。
 小さな頃以来のオネショを、気づかぬうちに引き起こしてしまったのだ……股裂きさせられたせいか、どうやら膀胱が弛緩してしまったのが原因らしい。
 鼻を突くような臭いが漂ってきて、すぐに言葉を詰まらせてしまう。
 薄黄色い水溜まりからそっと腰を持ち上げている間も、忙しなく身震いを引き起こす……

「やだ、こんなにお尻が目立っちゃってたら、オムツを穿いてるのを気づかれちゃうかもしれないじゃない……!」
クシュクシュクシュッ、ピトッ。

 粗相の後始末を済ませた後、苺香は身支度へ取り掛かる。
 いつ股間が緩んでしまうかも分からないので、あるものに頼らざるを得なかった……紙オムツを取り出すと、下半身を覆い尽くしていく。
 前部分をテープで留めている間も、つい思い悩まずにいられない。
 不格好に膨らんだ下半身を抱えたまま、これから登校しなければいけないのだ。

「あ、あうぅっ……!?」
フラフラフラッ。

 通学路を歩いている間も、苺香はすぐに足取りが鈍ってしまう。
 スカートの内側に穿いている紙オムツに、すっかり翻弄させられていたのだ。
 その場に立ち止まると、しきりに背後を振り返る……はしたない格好が、とにかく気になってたまらなかった。
 制服姿が視界に飛び込むたびに、言い表しようのない気まずさに苛まれてしまうのだ。

モコッ、モコッ、モコッ……
(どうしよう、こんなにお尻が揺れちゃってるなんて……もしスカートが捲れちゃったら、オムツを穿いちゃってるのがバレちゃうかも!?)

 下半身から押し寄せてくる感触に、苺香はすぐに気を取られてしまう。
 脚を持ち上げるたびに、膨らみ切った下半身が何度も揺れ動いてくる……スカートの生地が持ち上がっていて、今にも捲れてしまいそうな勢いだった。
 段々と学校が近づいてくる中、ついたどたどしい足取りを取らずにいられない。
 はしたない下着姿など、決して誰にも見せられそうになかった……

「んんっ……くひぃっ!?」
ギュムッ。

 下半身に気を配るうちに、苺香はやっとの思いで学校に辿り着くことが出来た。
 校舎内で過ごしている間も、ぎこちない足取りを取ってしまう。
 スカートの中身を取り繕うだけで精一杯な中、別の事態が押し寄せてきたのだ……慌てて教室から飛び出した後も、つい慌てずにいられない。
 一刻も早く、人目を避けなければいけなかった。

ゾクゾクゾクッ、ヒクヒクヒクッ。
(やっと学校に着いたばかりなのに……もう、オシッコしたくなってきちゃってるなんて!?)

 不意に湧き上がってきた感覚に、苺香は着々と神経を削がれていく。
 まだ午前中なのに、あっけなく尿意を催してしまったのだ……膨らみ切った器官が、ひとりでに揺れ動いてくる。
 廊下を歩いている間も、みるみるうちに足取りが鈍ってくる。
 たとえ紙オムツを穿いていても、まさか誰かのいる前ではしたない真似など出来そうになかった……

「お願いだから、もう少しだけ我慢させてってば……だ、駄目ぇっ!?」
ガクガクガクッ、ブルブルブルッ!

 ひたすら廊下を彷徨っていた矢先、苺香はすぐに弱音を洩らしてしまう。
 せめて人目につかない場所に身を潜めるつもりだったのに、少しも動けなくなってしまったのだ。
 その場に立ち竦んだまま、みるみるうちに縮み上がってしまう……まだトイレにも辿り着いていないのに、股間が悲鳴を上げてしまうなど思いもしなかった。
 両膝を忙しなく擦り合わせながら、みるみるうちに縮み上がっていく。

プシャアアアァァァ、シュルシュルシュルッ。
(どうしよう、こんな場所でオシッコなんてしちゃってる! みんなだって周りにいるのに、どうして言うことを聞いてくれなくなっちゃってるの……!?)

 下半身に引き起こされる事態に、苺香はあっけなく意識を奪われてしまう。
 脚を踏み込んだ拍子に、ひとりでに股間が緩んでしまった……股間からオシッコが飛び出してきて、紙オムツの内側へ徐々に広がっていく。
 とっさに俯いた後も、つい思い悩まずにいられない。
 周囲に他の人達もいるはずなのに、まさか失禁をしでかすなど考えられない事態だった……

「……あれ、綾羅木さん。そんな所で、一体どうしちゃったの?」
「ねぇ……さっきから、おかしな臭いしちゃってるんだけど、何なんだろうね?」
「もしかしたら、トイレでも詰まっちゃってるんじゃないの……?」

 苺香のおかしな素振りに気づいて、クラスメート達が何気なく話し掛けてくる。
 廊下に立ち止まったまま、何故か身震いを続けていたのだ……弱り果てている様子など、見ているだけで心配でたまらない。
 そっと質問しているうちに、別の事態に気づかされる。
 何故か苺香の下半身から、鼻を突くような異臭が漂ってきたのだ。

「べ、別に何でもないから。お願いだから気にしないで……くうぅっ!?」
ヨロヨロヨロッ、チョボチョボチョボッ。

 クラスメート達が騒ぎ立ててくる様子に、苺香はさらに困り果ててしまう。
 ただでさえ粗相をしでかして大変な中、彼女達が近づいてくるなど思いもしなかった。
 とっさに腰を引っ込めている間も、太股を小刻みに震わせてしまう……緩み切った股間を少しも引き締められず、はしたない液体が止め処なく溢れ出してくる。
 傍にあるトイレに向かっている間も、人前でしでかした粗相があまりに嘆かわしくてたまらない……