綾羅木の巫女〜寄生蟲に蝕まれ肉体改造の危機〜 体験版

体験版 利尿作用

ゾクゾクゾクッ、ヒクヒクヒクッ。
(やだ、まだ授業の途中なのに……もうオシッコしたくなってきちゃうなんて!?)

 授業中にもかかわらず、苺香はすぐに落ち着きを失ってしまう。
 教師の説明に耳を傾けているうちに、気づいたら尿意を催してしまったのだ。
 とっさに両脚を重ね合わせた後も、つい身震いせずにいられない……何とかして我慢しなければいけないのに、下半身の欲求がなかなか収まりそうになかった。
 しきりに周囲を振り返ったり、時計の針を見つめたりを繰り返してしまうのだ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
フラフラフラッ……

 授業が終わると同時に、苺香は慌てて椅子から立ち上がる。
 授業を受けているうちに、考えられない勢いで尿意が強まってきたのだ。
 トイレに向かっている間も、ついたどたどしい足取りを取らずにいられない……すぐにでも目的地に掛け込みたいのに、なかなか思うように脚を持ち上げられそうになかった。
 いつ身体が持たなくなってしまうかも分からないので、何とかして辛抱しなければいけないのだ。

「も、もう我慢出来そうにないかも……あうぅっ!?」
ズルズルズルッ、プシャアアアァァァッ!

 トイレに辿り着くと、苺香はすぐさま準備に取り掛かる。
 和式便座を跨がったまま、ショーツを一気に引きずり下ろしていく。
 腰を下ろすと同時に、すぐに股間が緩んでしまう……たっぷり溜まったオシッコが、一気に噴き出してきたのだ。
 尿意を解き放った途端、派手な水音が一気に溢れ出してくる。

チョボチョボチョボッ、ビチビチビチィッ……
(さっきの休み時間だって、ちゃんとトイレに行ってたはずなのに……私の身体、一体どうしちゃったの?)

 用を足している間も、苺香はひたすら思い悩んでしまう。
 魔物に襲われた影響のせいか、頻繁に尿意を催してしまったのだ……休み時間になるたびに、トイレに駆け込まなければいけなかった。
 不意に押し寄せてきた身体の異変に、つい思い悩まずにいられない。
 なかなかオシッコの勢いが止まらないせいか、はしたない液体が次々と飛び散ってくるのだ……

    *     *     *     *     *     *

ギュムッ……
「はうぅっ……くうぅっ!?」

 尿意をやり過ごすうちに、気づいたら帰りのホームルームが始まっていた。
 連絡事項を聞いている間も、つい縮み上がらずにいられない……午後の授業を受けているうちに、下半身の欲求が容赦なく襲い掛かってくる。
 スカートの上から股間を押さえこんだまま、しきりに周囲を振り返ってしまう。
 我慢するだけで精一杯な中、あまりに苦しくてたまらなかった。

グニュルグニュルグニュルッ……
「……ひぃっ! 地面からおかしなものが飛び出してきちゃってる!?」
「一体何なのよ、あの薄気味悪いの……!」
「どうしよう、このままじゃ学校から帰れそうにないよ……?」

 放課後になった途端、さらなる災難が押し迫ってくる。
 トイレに立ち寄ろうとした矢先、またしても魔物が出現してきたのだ。
 触手と出くわした生徒達が、思い思いに騒ぎ立ててくる。
 おぞましい代物に行く手を阻まれてしまい、どうしても学校から出られそうになかった。

ヨロヨロヨロッ……
「やだっ! 一体どうしてこんな面倒な時に……物の怪まで学校にやってきちゃってるのよ!?」

 生徒達の悲鳴に気づいて、苺香は慌てて校庭へ向かっていく。
 やっと放課後になったはずなのに、用を足すのをまんまと邪魔させられてしまったのだ。
 廊下を走っているうちに、段々と足取りがおぼつかなくなってくる……ただでさえ逼迫しているのに、トイレに入れないのがあまりに焦れったくてたまらない。
 すぐにでも用を足したくてたまらない中、一刻も早く校庭まで行かなければいけないのだ。

シュイイイィィィンッ。
「ご神木よ、我に加護をもたらしたまえ。綾羅木の巫女、ただいま見参……くうぅっ!」

 校庭に辿り着くと、苺香はそそくさと変身を始める。
 生徒達が襲われる前に、物の怪をすぐにでも退治しなければいけなかった。
 巫女装束に身を包んだ後も、すぐに縮み上がってしまう……相手の動向を窺っている間も、つい肩をこわばらせずにいられない。
 尿意を抱えているせいか、どうしても脚を踏み出せそうになかった。

「性懲りもなく、またやってきたみたいだな……どうした、綾羅木の巫女よ。もし掛かってこないつもりなら、たっぷりいたぶってやるから覚悟しろ!」

 苺香の様子をじっくりと睨みつけながら、物の怪はさりげなく言葉を浴びせる。
 まだ戦闘も始めていないのに、何故かその場に立ち竦んでいたのだ……しきりに身震いを続けている様子に、つい興味をそそられずにいられない。
 どうやら別のことに気を取られているらしいと睨んで、触手を次々と繰り出していく。
 ひるんでいる隙を突いて、苺香をたっぷり弄ぶつもりでいたのだ。

「や、やだっ! ちょっと待ってってば……あうぅっ!?」
シュルシュルシュルッ、ギュムッ!

 続々と押し寄せてくる触手の束に、苺香は思わずひるんでしまう。
 辛抱しているだけでも大変な中、いきなり相手が襲い掛かってきたのだ。
 慌ててこの場から逃げ出そうとした矢先、すぐに悲鳴を洩らしてしまう……地面がいきなり盛り上がってきて、別の触手が飛び出してくる。
 少しも避けられないうちに、あっと言う間に足首へ巻きついてきたのだ。

「い、いい加減離れなさいっ……くひぃっ!?」
ギチギチギチィッ!

 触手を少しも振り解けないまま、苺香はさらなる窮地に追いやられてしまう。
 片脚を強引に持ち上げられて、無理な体勢を取らされてしまったのだ。
 忙しなく身を捩らせながら、つい呻かずにいられない……戦って間もないのに、ここまで簡単に追い詰められてしまうなど思いもしなかった。
 無理矢理脚を引っ張られるうちに、今にも股が裂けてしまいそうな勢いだった。

「ひぃっ、ひぃっ、ひぃっ……こんな真似して、只で済むとでも思ってるの!?」
ミシミシミシィッ……

 ひたすらもがき続けている間も、苺香はさらに落ち着きを失ってしまう。
 何とかして抜け出さなければいけないのに、まともな身動きすら取れそうになかった。
 慌てて文句をぶつけている間も、すぐに言葉が途切れてしまう……少しでも油断してしまえば、どんな事態を招いてしまうかも分からない。
 触手が足首に食い込んできて、あまりに痛くてたまらなかった。

「も、もうそれ以上は駄目だって言ってるのに! もう脚を引っ張ってこないで……は、はひぃいんっ!?」
ガクガクガクッ……プシャアアアァァァ、ジュワジュワジュワッ!

 触手に絡まれるうちに、苺香はすぐに悲鳴を撒き散らしてしまう。
 股裂きに堪えられなくなって、ついに股間が緩んでしまったのだ……股間から熱い液体が噴き出してきて、ショーツの内側へ広がっていく。
 みるみるうちに下半身が濡れてきて、つい身を捩らせずにいられない。
 無理な我慢を強いられた挙げ句、戦闘の最中に失禁してしまったを悔やんでいたのだ……