体験版 100メートル走
シュルシュルシュルッ、ギュッ。
(絶対に途中で解けないよう、しっかり巻きつけてやらなくっちゃ……!)
つぐみの格好を整えてやった後、最後の仕上げに取り掛かる。
普通に走っちゃっても面白くなかったので、無理にでもつぐみを足止めさせることにしたのだ。
ピアノ線を取り出すと、両脚に括りつけていく……むっちりとした太股に食い込んでいる様子が、何と言うか面白くてたまらない。
途中で解けちゃっても勿体ないので、結び目をしっかり結んでしまおう。
……パンッ!
すべての準備を済ませた後、グラウンドから遠ざかっていく。
あと少しで時間切れになっちゃいそうだったので、誰にも見つからないよう隠れなきゃいけなかった……悪戯する時、この瞬間がいっつもヒヤヒヤさせられる。
物陰に避難した直後、いきなりピストルの音が響いてくる。
つぐみに夢中になっている間に、もう時間が動き出しちゃったみたいだ。
「……きゃんっ!」
ドサッ!
グラウンドの方を覗き込むと、いきなり悲鳴が聞こえてくる。
出発した直後、どうやらピアノ線に脚を引っ掛けちゃったみたいだ。
一気に身体が傾いてきて、そのまま地面に倒れてしまう……あまりに間抜けな格好しちゃってて、正直言って面白くてたまらない。
いきなり脚に何かが絡んじゃってるんだから、さすがに本人もびっくりしちゃって当然だろう。
(それにしても派手に転んじゃったもんだな……さて、最後の仕上げに取り掛からなくっちゃ!)
カチッ。
つぐみの様子をじっくりと見つめながら、こっそりとスイッチを握り締める。
無事に転んでくれたみたいなので、さっさと止めを刺してしまいたい……本人が気づいてない今のうちに、低周波治療器を作動させてしまおう。
スイッチをつぐみの方に向けたまま、思いっ切り『強』まで入れていく。
これからつぐみがどんな顔を浮かべちゃうのか、とにかく楽しみでたまらない。
「あ、あひぃんっ……はうぅっ!?」
ガクガクガクッ……プシャアアアァァァッ、チョボチョボチョボッ。
スイッチを入れた途端、つぐみはすぐに悶絶し始める。
体勢を立て直している最中にいきなりお腹を刺激されちゃってるんだから、さすがに慌てちゃってるみたいだ。
小刻みに全身を震わせるうちに、おかしな水音が聞こえてくる……どうやら振動に堪えられなくなって、ついに股間を緩めちゃったらしい。
ブルマの表面がみるみるうちに濡れてきて、オシッコが一気に零れ出してくる。
グシュグシュグシュッ、ピチャピチャピチャッ。
「ねぇ、あの子。大丈夫なのかな……きゃんっ!?」
「どんどんお尻が濡れていってるみたいだけど……もしかして、オシッコでも漏らしちゃってるのかな?」
「どうしよう……このままじゃ次の子が走れなくなっちゃうかもしれないよ!」
つぐみが失禁をしでかすうちに、観客席の方が段々と賑わってくる。
いきなり転んだかと思えば、オシッコまで漏らしちゃってるんだからさすがに驚いちゃってるみたいだ。
互いに顔を見合わせながら、面白半分に噂話を繰り広げていく。
これだけ派手にオシッコを垂れ流しちゃってるんだから、もう競技どころじゃないだろう。
「や、やだっ! もうお願いだから、そんなに暴れないでぇ……は、はぐぅうっ!?」
チョロチョロチョロッ、ジュワジュワジュワッ。
次々と浴びせられる視線に気づいて、つぐみはすぐにひるんでしまう。
おかしな拍子に漏らしちゃったオシッコを、ここまで大勢に見られちゃって相当困っちゃってるみたいだ。
その場に崩れ落ちたまま、みるみるうちに縮み上がっていく……まだオシッコを出し足りないのか、さらに水溜まりが広がってくる。
つぐみの下半身がどれだけ濡れていっちゃうのか気になって、当分は目を離せそうにないみたいだ……