体験版 100メートル走
……パンッ!
パンツとブルマを穿き戻した後、大慌てでグラウンドから離れていく。
いつ時間切れになっちゃってもおかしくなかったので、どこかに隠れなきゃいけなかった。
物陰に身を潜めているうちに、大きな音がいきなり響いてくる……やっと避難できたばかりなのに、もう時間が動き出しちゃったみたいだ。
ピストルの音をこんな近くで聞かされて、さすがにうるさくってたまんない。
「ひぃっ、ひぃっ、ひぃっ……!?」
ヨタヨタヨタッ……
走り出した直後から、つぐみの動きが段々と鈍ってくる。
さっき入れてやったイチジク浣腸が、もう効いてきちゃったみたいだ……いきなり便意が押し寄せてきちゃったんだから、さすがに苦しくてたまんないだろう。
たどたどしい足取りを取っている間に、あっと言う間に他の子達に抜かされてしまった。
すぐ後を追い掛けなくちゃいけないのに、何度も腰をくねらせてばかりいる。
「走り終わった人はこっちに並んでもらえる……ねぇ、あなた。一体どこに行くつもりなの?」
「ご、ごめん。すぐ戻ってくるから放っておいて……はうぅっ!?」
カクカクカクッ、ブルブルブルッ……
何とか走り終わった後も、つぐみはおかしな行動を取り始める。
グラウンドの真ん中に一旦集まる手筈になっていたのに、勝手に抜け出してしまったのだ。
お腹を抱えたまま、グラウンドの外へ抜け出していく……だいぶ慌てちゃってる様子から、だいぶ切羽詰まっちゃってるらしい。
地面に脚を踏み込むたびに、すぐに太股を捩らせてしまう。
「あ、あと少しなんだから。もう少しだけ持ってってばぁ……!?」
ギュムッ……
トイレを目指している間も、つぐみはさらに息を切らしてしまう。
どうやら我慢の限界が近づいているらしく、とにかく苦しがってばかりいるみたいだ。
両手でお腹を押さえ込んだまま、ついには泣き言まで洩らす始末だ……あと少しでトイレに入れるはずなのに、そんなに便意が辛くてたまんないんだろうか?
こっそりと後を追い掛けている間も、さすがに気懸かりになってくる。
「……時間よ、停まれ!」
ピタッ。
トイレに到着する直前、最後の仕上げに取り掛かっていく。
このままトイレに入っちゃっても面白くないので、さらに悪戯してやることにしたのだ。
掛け声に合わせて、周囲が一気に凍りついていく……どうやら無事に、時間が停まってくれたらしい。
さっきまで動き回っていたはずのつぐみが、おかしな格好のまま立ち止まっちゃってる。
キュルキュルキュルッ、グイッ。
(これだけ巻きつけてやれば、すぐには開けられないはずだよな。折角イチジク浣腸を使ってやったんだから、絶対にトイレになんて行かせてたまるか……!)
時間が停まっているうちに、女子トイレの方へ先回りする。
ピアノ線を取り出すと、ドアノブにしっかりと巻きつけていく……すぐ解けないよう、しっかり結んでしまおう。
ドアノブから手を離した後、後ろにいるつぐみの様子をこっそりと覗き込む。
ずっと行きたがっていたトイレに入れなくなっちゃった後、これからつぐみがどんな目に遭っちゃうのか楽しみでたまらない。
「や、やだっ! 一体誰が、こんなヒドい悪戯なんてしちゃってるのよ……あぐうぅっ!?」
ガチャガチャガチャッ……ブビビッ!
時間が動き出した途端、つぐみはすぐに慌ててしまう。
やっとトイレに到着したはずなのに、少しもドアが開けられなくなっちゃってるんだから当然かもしれない。
ドアノブを握り締めたまま腰をくねらせるうちに、ついにはオナラし始める……どうやら便意を我慢できなくなって、お尻の穴が緩んじゃったみたいだ。
いくら周りにオレしかいないからって、ここまで派手にオナラの音を立てなくってもいいはずなのに?
「そ、そんな! どうしてお尻が、もう言うことを聞かなくなっちゃってるのよ……あ、あひぃいんっ!?」
ブビューッ、ビチビチビチィッ!
オナラを連発した後、つぐみはとんでもない格好を晒してしまう
小刻みに身震いを繰り返すうちに、ブルマのお尻部分が徐々に塗れていく……たっぷり注ぎ込んでやった浣腸液を、ついに漏らしちゃったみたいだ。
濁った液体が段々と垂れ落ちてきて、ついにはお尻の真ん中が膨らんでくる。
ついにウンチを漏らしちゃったらしく、お尻の形がみるみるうちに変わり果てていく。
「も、もうお願いだから勘弁してってばぁ……え、えうぅっ!?」
メリメリメリィッ、グチュグチュブヂュッ!
ドアの前に崩れ落ちたまま、つぐみはついに取り乱してしまう。
少しも我慢できなくなった挙げ句、ウンチなんて漏らしちゃったんだから当然かもしれない。
ひたすら泣き崩れている間もお尻を突き出したまま、ブルマの中にたっぷりとウンチを溜め込んでいく始末だ。
このままだと騒ぎになっちゃいそうなので、この辺で勘弁しておいた方が身のためだろう……