このjkとの出会いを振り返ってみよう
あれはそう三ヶ月前の事だった
バイトの帰り道に偶然出会ったのだ
公園の椅子にぽつんと一人で座っていた
初めて見かけた時には何も思わなかった
が、しかしその後も何度か見かけた
そうなると気になってくる
はじめは
帰りにたまたまよったのだろうから
次第に
何かあるのかと
ある時そのjkと目が合った
こっちは徒歩で公園の外を歩いていた
改めてよく見てみると可愛かった
サラサラの黒髪で色白で顔の造形も好みで
自分のストライクゾーンど真ん中だった
jkはこちらに興味を無くしたのか
すぐに別の方向を見てしまった
残念だ
しばらく目の保養にチラチラと眺めて見る
スカートから伸びるムチっとした太ももとが眩しすぎる
制服と相まって余計にエロす
視線を上げると主張してくる胸の膨らみ
きっと凄く柔らかいのだろう
そして先端には桃色の未熟な果実が
触ってみたい
本当に固くなったりするのだろうか
おっと
あまり見すぎると不審者と思われてしまう
もう思われてるかもしれないが
いやそれはまずい
帰ろう
それからもちょくちょくと公園で
そのjkを見かけた
一体椅子に座って何をしているのだろう
jkの視線を追うも特にこれといって
楽しそうなものはない
スマホを見るわけでもなく
ただぼーっと何かを見ているような気がする
俺には見えない何かが見えるのだろうか
精霊とかだろうか
ファンタジーちっくだな
精霊の力が欲しくて
毎日通って交渉しているとか
幽霊とかだと怖いな
怖いのか
何の幽霊かにもよるな
人間に害を与える幽霊に成仏するように
テレパシーを送っているのかもしれない
いたくてここにいるわけではないのだろうか
何かやむにやまれない事情が
家庭内暴力とかだろうか
親が借金取りに追われてたりとか
親が不倫してたりとか
もし親が家でしてるところを目撃した日には
人間不信になるかもしれない
あの年頃はそういうことに特に敏感だろう
どの年でもショックなのは変わりないか
もしくは義父に性的な
ゴクリ
こんな可愛い子を好き放題
お前の母は俺のおかげで暮らせていけるんだから
やらせろ的な
「いや、やめて」
「母親を見捨てるのか」
「そんなことは」
「じゃあ、つべこべ言わずにやらせればいいんだよ」
「いや、近寄らないで」
「そんな事言っていいのか」
「俺以外のやつ大勢にやらせたっていいんだぜ」
「そんな」
「俺か大勢かどっちがいい」
「そんなの選べるわけないでしょ」
「わがままな娘だな」
「なんで私がこんな目に」
「自分の境遇を恨むんだな」
「さあどうする」
「ホームレス連れてきて襲わせたっていいんだぜ」
「そんなの犯罪じゃない」
「お前の親が借金返してくれればこんなことしなくて済むんだがな」
「ないものはしょうがないじゃない」
「そんなんで通るわけないだろ」
「借りたものは返すのが常識だろ」
「働いて返すわよ」
「こっちは今すぐ必要なんだよ」
「すぐに準備できるわけないでしょ」
「だから仕事をやろうって言ってるんじゃないか」
「体で払えっていうの」
「わかってるんじゃないか」
「いやに決まってるでしょ」
「それが一番手っ取り早くて効率的だと思うぞ」
「それでも嫌なの」
「その怯えた表情、初めてなのか」
「そんなこと関係ないでしょ」
「大アリだ、それなら別の使い道も・・・」
「何ぶつぶつ言ってるの」
「そうかそうか」
しかし、他のやつにやるのはいくら積まれても勿体無い気もする
こんな上物そうそうお目にかかれない
「いや、やめて」
「おっと、手が勝手に」
「何する気」
「口で言ってもわからないようだからな」
「そんな」
「おいカメラ回せ」
「へいっ」
「いやっ」
「やめてっ、お願い、初めてなの」
「そんな俺を興奮させて誘ってんだろ」
「そんなこと、ちがっ」
「もう止まらねえよ」
「いやぁぁぁぁぁぁ」
服を強引に脱がす
jkの柔肌
服の隙間から少しずつあらわになっていく
たまんねぇ
まずはおっぱいからだ
うわっ何だこれは
この柔らかさ
温かさ
滑らかさ
こんなものがこの世に存在するなんて
これをつくったやつは凄い
神か
神だな
恐るべし
しかしまだ頂には至っていない
指を移動し少しずつ上り詰めていく
指先に伝わる感触が変化した
これは乳輪というやつか
少しデコボコしている
不思議な手触りだ
サラサラな肌とのギャップが堪らない
「ぃやぁ、やめてっ、んんっ」
なんてエロい声出しやがるんだ
声だけで
ビンビンになってしまう
さわさわしていると
壁に突き当たった
これはまさか
ついに頂に
待ちに待ったjkの乳首に
さわさわ
「ぁっ、んんっ」
可愛い声出しやがって
いっぱい可愛がってやるからな
側面を指で優しく擦り上げていく
それに加えて親指と人差し指で
そっとつまむ
「ぁぁんっ」
触っているうちに我慢できなくなってきた
あそこがどうなっているのか非常に気になる
あそこがどこかって
そんなの決まっている
jkのあそこだ
俺のあれを突っ込んで合体する場所だ
ほんとに濡れるのだろうか
実際に見たことがないのでわからない
だがしかし今日
それを目の当たりにする
俺は今日やる
jkの下着の中に手を滑り込ませる
ふさふさの毛にさしかかった
これはもしかしなくても下の毛だろうか
こんな感触なのか
何だか興奮する
感触を楽しんでいると
何やら湿っているポイントにたどり着いた
少し指に力を入れる
すると手が中に沈んでいくではないか
そしてそこはぬるぬるしていて温かい
ここは一体
手を上下に動かしてみる
「ぁぁっ」
これが割れ目というやつか
「ここは正直じゃねぇか」
「いやぁぁぁ、やめて、汚い手で触らないでっ」
「その汚い手で感じてるのは誰かなぁ」
「感じてなんかっ」
「これでもか」
「んんっ」
再度中に指を押し込む
ぬるりと飲み込まれる
癖になりそうだ
そして指で感触を確かめていく
すると何やらコリコリした部分を見つけた
これは何だろうか
新天地にでも訪れた気分だ
俺にとっての未知の領域
何だか新しい情報が脳に記憶されていくみたいだ
jkのあそこにこんなものがあるなんて
優しくしないとな
そっと人差し指で撫でてみる
「ぁぁんっ」
jkの反応がかなり大きい
「ここ気持ちいいんだろ」
「ぁっ、ぃやぁぁぁ、んんっ」
「色っぽい声出しやがって」
我慢できねぇ
服を脱ぎ捨てあてがう
「ひっ」
ぬるぬるしてて温かい
興奮が止まらない
腰に力を入れる
ぐぐっ
何やら引っ掛かりが
ええい
ぶちぃ
ぁぁっ、これがjkおまんこ
ひだひだが絡みついてきやがる
なんて締め付けだ
締め出されてしまいそうだ
グッと腰を押し込む
「ぁぁっ」
少し腰を引いて押し込む
たまらなく気持ちがいい
我慢できない
もっとだ、もっと
腰をガンガン前後にふる
その度にわけのわからない快感がこみ上げてくる
だめだもたねえ
気持ちよすぎる
ぅっ
「ぁ、ぁぁ、ぃやぁ」
そう言いながらも抵抗はほとんどない
これはもしかして気持ちよくなってやがるのか
腰をお股にぴったりと押し付け再奥に何度も出した
たまらん
下でひくひくと体を震わせるjkを見ていると
またおっきしてしまった
こうなったらやれるだけやってやる
「ぃゃぁ」
ひひ
何時間経っただろうか
最初は抵抗していたが
もうそれもない
今では蕩けた顔でおねだりしてくる始末だ
「もっとくらはい」
これはこれで可愛いな
「気持ちいいんだろ」
「えへへ、いっぱいきもちよくなりたいれす」
jkのおまんんこたまらねえ
いくらでもはめていられる
魔性の肉壺だな
いかんいかん
思考が暴走している
溜まっているのだろうか
ちょっと家で抜いたほうがいいかもしれない
自分が抑えられなくなったら
やばいからな
たまに目が合うけれど
最近は少し迷惑そうな目を向けてくる
その目がまた可愛いのだが
俺にはそういう属性があるのだろうか
新たな発見か
そういう感情を読まれているのかもしれないな
jk恐るべし
思い切って話しかけてみようか
無視されるのがおちだとは思うが
このまま何の進展もないまま
終わってしまうよりかはいいかもしれない
近づいて逃げられたら
それはそれで悲しいけど
どうしたものか
やらずに後悔するなら
やって後悔した方がいいかもしれない
それから何回かjkを見かける機会が
あったのだけれど
いざ近づこうとすると緊張からか
体が動かなくなる
これがjkのプレッシャーとでもいうのか
俺のあそこがビンビンに反応してやがる
こんなところで前かがみになるわけにもいかねえし
落ち着け俺
冷静になれ俺
どうした俺
頑張れよ俺
jkと話したいんだろ
それ以上のこともしたいんだろ
何もしなければ何も始まらないぞ
でも通報されたら
そんなこと言ってたら何もできないじゃないか
一歩踏み出すたびに
jkがこちらをちらちらと
見てくるのだ
立ち上がる様子がないところを見ると
やはりこの公園から出られない出たくない
理由があるのだろうか
わからん
だがこれ以上近づくのは危険な気がする
今は周りに人も少しだがいる
声を出されたりしたら
即お縄じゃ無いだろうか
そうなれば全てが水の泡だ
今はまだその時では無い
引き際を誤ってしまったらおしまいだ
冷静になれ
一度周りを見回し
深呼吸をする
よし、帰ろう
帰ってjkもので抜いて落ち着こう
悶々としながら帰宅した
さてとおかずを探すとするか
着衣ものがいいな
舞台は学校で隠れて
場所はそうだな
体育倉庫とかいいな
ブルマもいいけど
やはり制服のまま
マットに押し倒して
白い清純なパンツをずらして
いや黒もいいかもしれない
見た目は清純
でもパンツは黒
白い肌との対比が実にいい
あそこは愛液でトロトロになっていて
触ったら可愛い声でないてくれて
おねだりしてくる
散々焦らして息も絶え絶えになったところで
挿入
それだけでjkの瑞々しいおまんこはいってしまって
ぎゅうぎゅうと締め付けてくる
その刺激が強すぎて生で発射
それに反応してさらにjkがいきまくる
たまらん
それから数日後の事だった
jkが公園のベンチで
俯いて座っていた
何この雰囲気
そそる
レイプされたのだろうか
それくらいダークだ
あそこが今ぐっちょぐちょで
パンツなんてえらいことになってるかもしれん
愛液と精液が混じって
でも俺のじゃ無いんだよな
それは残念だ
それにしてもすごい落ちっぷりだ
見える人が見たら
闇のオーラが溢れているかもしれない
何だかおらワクワクしてきたぞ
これならいけそうだ
何がだ
この前とは違って今は周りに人の気配はない
まさか俺をはめる罠とかだろうか
そんな事あるか
でも思いつく事は実際に起こり得る気もする
近づいて話しかけようとしたら
あなた何してるんですかとか言われて
囲まれて
jkがこの人に襲われたんですみたいな
ひぃ
何て恐ろしいんだ
人なんて信じられなくなってしまう
そうさせたのは俺のせいかもしれないが
しょっちゅう見知らぬ男に視線を送られて
恐怖を感じて助けを求めて・・・
しかしこのチャンス逃したら、もう一生機会はないかもしれない
それに自暴自棄になっていて
やらせてもらえるかもしれない
財布の中いくら入ってたけな
逆にお金はまずいか
催眠とかかけれたらいいのだが
できないことを考えてもしょうがない
行動あるのみだ
試しに少し近づいて見るも
こちらを見てくる様子はない
これなら近づけると確信し
一歩また一歩と地面を踏みしめる
手の届くところにjkが
側に立ってみるも
やはりこちらを見る様子はない
「大丈夫ですか」
つい声をかけてしまった
返事が返って来たらどうしよう
その後のことなんて何も考えていない
幸い反応はなかった
よかった
問題はこれからだ
プランをざっくり考えていたのだが
どれも役に立たない気がする
せっかく話しかけるところまで
持っていけたのだ
このまま諦めて帰るのは
もったいない気がする
何とかしてjkと良い関係を築きたい
それに今は周りに人もいない
不審者と思われる心配も
今の所はないだろう
これはチャンスだ
ちょっと回り込んでみる
パンツが見えそうで見えない
たまらない
jkの絶対領域
見放題
しっかりと目に焼き付けておかなければ
そしてあとで思い出して・・・
おっと思考がまた一人歩きを
さてもう一度声をかけて見るべきだろうか
「もしもし、聞こえてますか」
一向に反応がない
気を失っているのだろうか
それとも無視されているのだろうか
まあ十中八九後者だろうが
知らない男に話しかけられて
普通に話してくれるjkなんて
いるのだろうか
今までそんな事した経験はないのでわからない
つまり今俺は初体験をしている
jkと初体験
何だか興奮する響きだ
俺は変態なのか
そんな事を考えていると
jkが横にゆっくりと倒れていくではないか
これは一体どういう事だ
目の前の出来事がスローモーションに見える
俺の隠された能力が覚醒したのだろうか
その名もスロータイム
周りの時間がゆっくりになる
ネーミングセンスなさすぎだろ
んーストップ・ザ・ワールド
止まってないし
いや今はそんな事を考えている
場合ではない
手を伸ばし
jkを支える
触れたjkはとても柔らかく
軽かった
これがjk
なんていうか可愛いなおい
最近睨まれる事に慣れていたが
こうやって腕の中で
気を失っていると
全然違う
これがギャップ萌えと
でもいうのか
弱ったjkの顔が可愛すぎる
抱きしめてキスしたい
たまらん
さてこれから一体どうしたものか
見た所
気を失っているだけのように見える
救急車を呼んだ方がいいだろうか
医療の知識があるわけではないから
わからない
やばい病気とかだったらどうしよう
でも結構な回数ここでjkを見て
こんなことは初めてだ
何かあれば救急車呼べばいいだろうか
今の状況を誰かに見られたら
通報されそうな状況だ
それはまずい
非常にまずい
今できることは放置してここから立ち去るか
このjkを助けるかの二択だ
それなら俺は助ける方を選ぶ
こんな可愛いjkをここに放置していくなんて
できるわけがない
不審者にでも見つかったら大変だ
工場跡や廃病院に連れて行かれて
ぐちゃぐちゃに犯されてしまう
そんなことになれば二度とまともな生活は送れないだろう
それは可哀想だ
病院か
いや何て説明すれば
どうしよう
人目のないところ
一番最初に思いついたのは自宅だ
連れて行ってどうするんだ
俺は一体何をしようとしている
見られなければどうにかなるだろうか
ここにいては誰かに見られるのは時間の問題だ
やるしかない
jkを助けるんだ
jkを抱え歩き出す
辺りが気になって仕方がない
誰かに見られたら何て言えばいいだろうか
知り合いの子が倒れてしまって的な感じで通じるだろうか
いやいや無理があるだろう
内心ビクビクしながらも奇跡的に誰にも出会わず
家にたどり着いた
慌てる気持ちを抑え鍵を開け中へと入る
気がつけば結構汗をかいている
暑いからか緊張からかわからない
どうしたものか
とりあえずベットに寝かせよう
ぶつけないようにそっと下ろす
俺のベットにjkが
それだけで一大イベントだ
こんな事が俺の人生で起こるなんて
白い太ももが眩しい
カーテンの隙間から入る光に照らされて
神々しく輝いている
そして頭の中で天使と悪魔が戦っている
「さあ欲望に従ってやりたいようにやれよ」
「ダメだよ、そんなことをしてしまったら人生おしまいだよ」
どちらの選択を取るべきか
ここでjkが目を覚ましたらどう思うだろう
誘拐されたと思うだろうか
それとも助けてくれてありがとうと思うだろうか
前者だろう
それはまずい
ここで大声を出されては
困った事になる
そうなる前に公園に戻すべきだろうか
もしくは救急車を呼ぶべきか
救急車を呼ぶと
この家に連れてきた経緯を聞かれて
面倒な事になるかもしれない
外で携帯を使い救急車を呼ぶのはどうだろうか
それなら道端で気を失っていた
で通りそうだ
なかなかいい考えではないだろうか
連れてきてなんだがこのままここに置いておく
危険性を考慮すると
それがベストに思える
ただ俺の欲望が言っている
今のうちにjkのパンツを見るべきではないかと
先ほどからスカートの奥が気になって仕方がない
ふとももの奥が闇に包まれ
怪しい魅力を放っている
一体何が封印されているのだろうか
奥にはどんな
宝物があるのだろうか
是非拝みたい
そしてできることなら触れてみたい
どんな感触だろうか
jkのあそこ
ぷにぷにしてて
触るとぬるぬるになるのだろうか
そうなったらもう挿れるしかない
準備万端ってことだ
中は一体どんな具合だろう
凸凹してるのだろうか
絡まりついてくるのだろうか
前後に動かしたら
どんな反応をしてくれるのだろうか
入れられるのが嫌で
締め付けてきて
その刺激に我慢できず
生で中に・・・
くぅ、静まれ俺の欲望
想像だけでこれだ
見てしまったら欲望が
膨れ上がり自分が制御できなくなってしまう
そしたらもう取り返しがつかない
俺の人生はおしまいだ
しかしこのまま平凡な人生を送る事に意味は
あるのだろうか
ただ普通に働いて
生活をする
それの繰り返し
女性と付き合うこともなく
キスすることもなく
もちろん童貞のまま
人生を終えるのだろうか
そんな人生
いやいや待て待て
なぜそんな悲観的になっているんだ俺
そんなことを考えるよりも
楽しいことを考えようじゃないか
人生で楽しかったことは何か
それはやはりゲームだろう
ゲームはわかりやすい目標を与えてくれる
その目標に向かって
進んでいる時は楽しい
自分の好きなキャラクターを育てたり
欲しい武器、防具を集めたり
隠しダンジョンでヒーヒー言ったり
なかなかいい思い出だ
それにオンラインゲームなら
かなり長いこと遊べる
徹夜して同じモンスターと戦い続け
レアな素材を求めたりしたものだ
たまたま同じ部屋に入った人と協力して
モンスターと戦う
もちろん上手い人もいれば
そうじゃない人もいる
それが面白かった
上手い人のプレイを見て
俺もあんな風に狩れるように
なりたいと思ったり
下手な人と当たって何だか守ってあげたい
気持ちになったり
ピンチな状況になる程
燃えていた
難しい条件になる程
みんなで協力して頑張る
そして倒す
なかなかの達成感だった
サクサク狩って素材がばんばん集まるのもいいけれど
面白さはそれだけじゃない
やっぱり苦労して集めて
作った武器や防具には愛着が湧いた
それに何度も挑んでやっと
強敵を倒した時には手汗がびっしょりで
何だか訳のわからない感動に包まれていた
やはりゲームはいいものだ
ゲームをしていてよかった
俺はゲームをするために生きているんだ
ゲームがあれば俺の人生他には何もいらない
そう思っていた時があったはずだ
何だかゲームがしたくなってきた
とびきり面白いやつが
このjkはゲームとかするのだろうか
起きたら聞いて見るのもいいかもしれない
話を聞いてくれればだが
それにしても全く起きる気配がない
どうしたものか
未だ気を失っている
様子を見る限り
体調が悪そうには見えない
それがせめてもの救いか
だが連れ込んだ事には違いない
今からでも外に出して
救急車を呼ぶべきだろうか
今ここで目を覚ましたら
きっと驚くだろうからな
それにこれからまだ
たくさん面白いゲームが出るかもしれない
それを全て捨てるのは
実にもったいない
生きている間に発売される
面白いゲームは全てやりたい
そしてできる事なら
このjkとも一緒にゲームをやってみたい
何だかいつもつまらなそうな顔をしていた気がする
jkにもゲームの楽しさを知ってもらいたい
あんな辛そうな顔をしているなんて
人生もったいない
そんな辛い事を考える時間があるなら
楽しい事を考えた方が絶対にいい
そしてできる事なら
俺がjkの悩みを解決してあげたい
そうすれば一緒にゲームもできて
仲良くなって
そのうち童貞を捨てる
機会も来るかもしれない
いや待て待て
そんな下心満載では
すぐにバレてしまうだろう
純粋にjkと仲良くなって
楽しくゲームができればいいではないか
それだけで凄く面白そうだ
きっと笑えばもっと可愛いはずだ
このjkと公園で出会って
それなりの時間が経ったけれど
一度も笑顔を見ていない
やはり人生笑ってなんぼだろう
となると今面倒を起こすのは得策ではない
病院まで運んで行こう
幸い近くに病院がある
決まれば早いにこしたことはない
jkを抱え家を出た
jkに触れているのに
不思議なことに下心は感じない
先ほどの自分が嘘のようだ
あれも自分の一部なのだが
いや今はそんなことはどうでもいい
一刻も早くjkを病院に連れて行かなくては
問題はここだ
jkを抱えて家を出るなんて
完全に不審者だ
見つかれば一発通報ものだ
よく家に入る時に誰にも見られなかったものだ
本当に見られなかったよな
わからない
今にも警察が準備をしているかもしれない
それはまずい
急いで病院へと行かなくては
幸運にも誰にも見つからずに家を出ることができた
そして病院へと思ったのだが
それはやはりあまりにも不自然だ
受付の人に
近くで気を失っていたから
連れてきました
今から仕事なんでと言って病院を出る
怪しすぎる
公園に戻りベンチの上に横に寝かせ
上着をかける
そして救急車を呼んだ
これでミッションコンプリートだろうか
汗がやばい
緊張からか単に運動したからなのか
もしくは両方だろうか
テンパってどういうやり取りをしたか覚えていない
何もミスはしていないよな
家付近で見られていないことを祈るばかりだ
家に帰り着いて何もしないと
そわそわする
ついついjkのことを考えてしまうのだ
これが恋ってやつか
本当にそうだろうか
最近よく顔を見かけていたから
気になっているだけかもしれない
それが恋だろ
何をしようとしても気になって
何も手につかなくなる
胸が苦しくなったり
高鳴ったり
なんと不思議な現象だろうか
ゲームをしている時には感じることのないものだ
いや待てよ
人生でやってきたゲームの中でこれに似た感情を抱いた
ことはなかっただろうか
他のことが手につかず
寝ても覚めてもずっと考えている
そうかあれも恋か
俺はゲームに恋をしていたのか
そして今はjkに恋をしている
俺も変わったものだ
だが両方に恋するなんてできるのだろうか
どちらが俺をより引きつけてくれるか
試してみるのもいいかもしれない
なんたって一度きりの人生だから
楽しく生きたい
さて恋心についてもう少し考えておこう
いい時は凄くいいのだが
心がマイナス方向な時は
恐ろしくしんどくて
自分の感情なはずなのに制御できないらしい
だから恋の病なんて言われるのだろうか
ゲームやり過ぎてグロッキーになるのとどっちがいいだろうか
ゲームの方は寝れば治るからゲームの方がいいか
単に疲れてるだけだからな
恋の方は心が削られているという感じなのだろうか
俺はあのjkに恋をしているのか
さっきも確認したではないか
ただ形があるものではないので
絶対とは言えない
絶対なんてこの世にはないだろう
いや死は絶対に訪れるもの
これは考えてもしょうがない類の問題だ
だとしたらこの思いどうすればいいのか
無事だといいのだけれど
とりあえずこのままだと
ずっとjkのことを考えてしまう
それはそれでいいのか
んーどうしたものか
いいようなわるいような
ゲームでもしたら気が紛れるだろうか
その前にご飯と風呂にしよう
すっかり忘れていた
ご飯のことを考えると
凄くお腹が減っている気がする
現金なものだ
自分は三大欲求に忠実な人間だ
睡眠は毎日たっぷり七時間はとるし
ご飯も毎日三回ちゃんと食べている
性欲はどうだろうか
これに関していえば
凄く面白いゲームがあれば
ゲーム欲に置き換えられるかもしれない
何かの本にこんな感じの事が書いてあった
性欲を昇華して物事を達成させると
つまりあれか
辛い時にはエロいことを考えて
気持ちをリラックスさせろと
いやいやリラックスというより
ムラムラな気もするが
でもイライラしている時に
好きな人とエロいことするのを
考えるのはいいかもしれない
いやいやエロい事じゃなくても
単に好きな人の事を考えるのは
精神衛生的に良さそうだ
うまく自分の気持ちや考えを整理できそうだ
何を自分の一番にするかがやはり重要だよな
好きな人からどう思われるかを考えて行動すれば
大きく外れることはないはずだ
それに自分の目標をプラスしていけば
そうすれば時間を無駄に使わずに済む
時間は有限
なのになぜ人は時間を無駄にするのだろうか
かくいう自分もたまに
イライラして自分をコントロールできないことがある
考え出してしまうと
負のスパイラルに陥ってしまって
抜け出せなくなるのだ
そんな時にエロいことを考えると
どうなるか
これは今度意識的に試してみる必要があるな
そうすれば
昇華の意味がわかるかもしれない
そしてその対象だが
そんな相手が俺にいるのだろうか
それを考えた時に一番最初に
思い浮かぶ相手
それは誰だ
頭に思い浮かべてみる
するとそれはやはり
公園であったjkだった
名前も知らない
というか何も知らない
話したこともない
あるのは目があったことくらい
あっ、いや待てよ
あった
さっき触れたじゃないか
気を失っていたけれど
さっき確かに触れた
jkの柔らかな肌に
直接肌に触れたわけではないけれど
今の俺には衝撃的な出来事だった
あんな経験今までにあっただろうか
いやない
さてこうして考えてみると
やはりjkのことを考えてしまっている
ご飯を食べ風呂に入って
今に至るのだが
その間思考は止まらず
jkのことばかり
今日の晩御飯一体何を食べただろうか
それを思い出そうとしても思い出せない
さっき食べたはずなのに
何食べただろうか
まあそれはそんな重要なことではない
この際それは置いておこう
そしてもういつもなら寝る時間になってしまっていた
睡眠は重要だ
繰り返す日常が辛いつまらないという
セリフをよく耳にするが
それをどうやって面白くするのかが
腕の見せ所だろう
ゲームと同じで
条件が難しいほど
クリアした時の達成感は良いものだ
人生というゲームを楽しむには
自分で難易度の高い目標を設定して
それを達成してこそ意味があるだろう
幸い今住んでいる場所には徴兵もないし
好きなことができる
つまりあのjkと知り合いになって
ゲームができる可能性もゼロではないということだ
次会った時どんな顔をすればいいだろうか
流石に触られた事や
ここに連れ込まれた事は覚えていないと思いたい
意識があったとすると
大変困ったことになる
やってしまったことは取り消せないし
この後のことは神のみぞ知るってことだ
大人しくゲームのデイリーでもこなして寝よう
今日は本当に色々あった
でもデイリーはこなす
なぜか
それが日課だからだ
やらないと落ち着かない
別にゲームをやらなくても生きていける
なぜ自分はゲームをするのか
それは楽しいからだ
なぜ楽しいのか
それはわからない
楽しいと感じる気持ちはどこからくるのか
凄く楽しいと感じていたものが
ものすごくどうでもよくなる経験をした事がある
それはなぜか
ゲームでいうならクリアしてしまったからだろうか
大きな目標を達成し
満足する
そしてそのゲームをやる意味を見失う
だから自分は今まで
ゲームをクリアしては売って
次のゲームを買う資金にしてきた
ゲームはなかなか高いからな
買って一週間くらいでクリアして売れば
色んなゲームを効率よく遊べる
効率よく遊びたいのか
いやいや人生を楽しみたいのだ
寝る予定だったのに
ゲームの事を考えていたら
眠れないな
思考を中断しよう
寝よう
寝る
jk大丈夫かな
もっとよく感触を味わっておくんだった
それから数日後の事だった
例の公園を通ると
いつもの場所にjkがいた
さてどうしたものか
気づかれる前に立ち去った方がいいだろうか
とりあえず外に出られるくらいには
元気になったようで良かった
jkがこっちを向いた
あっ、やべ、目が合ってしまった
jkが立ち上がりこちらに向かってくる
どうすれば
足が緊張して動かない
そんなこんなしてるうちに目の前にjkが
「あの」
「はい」
「この前助けれてくれたのあなたですか」
「えっと」
「病院の人にどんな人か聞いてあなたかなと思いまして」
「ああ」
「ありがとうございました」
「あ、いや、もう大丈夫なんですか」
「はい、おかげさまで」
「・・・」
「えっと、この後時間とかあります」
「大丈夫ですけど、どうかしました」
「お礼に何かしたいと思いまして」
「いや、そんな気を使わなくて大丈夫ですよ」
「迷惑ですか」
上目遣いでこちらを見てくる
「いや、君みたいな可愛い子に誘われて嬉しいですけど」
「お世辞でも嬉しいです」
「本当に可愛いですよ」
「ありがとうございます」
「いえいえ」
「近くに美味しい喫茶店があるんですけどどうですか」
「自分が入っても大丈夫な感じですか」
「はい、落ち着けるところです」
「良かった、喫茶店なんてほとんど行ったことないんです」
「そうなんですね、それじゃあ行きましょう」
歩いて喫茶店へと向かった
「よく行くお店なんですか」
「はい、お気に入りの場所です」
「へぇ」
会話が続かない
緊張しているのか自分は
「よく私の事見てましたよね」
「ごめんなさい、気持ち悪かったですよね」
「どんな人かわからなかったのでちょっと怖かったです」
「可愛いからつい見てしまって」
「でもあの日、助けれくれたので少しだけ信用してもいいかなと思いまして」
「ありがとうございます」
「ふふっ」
「もっと信用してもらえるように頑張ります」
「目的はなんですか」
「仲良くなりたいです」
「そうなんですね」
「嫌ですか」
「いえ、そんなことはないです」
「なら良かったです」
「私友達いないので」
「本当に」
「はい」
一体この子はどういう人間なのだろうか
喫茶店に着いた
お客さんはまばらで店内は薄暗く
かといって暗いわけではなく
お洒落で素敵なお店だった
何だか隠れ家みたいだ
そして小さく流れるBGMもセンスが良かった
彼女のオススメの飲み物を注文した
やはり常連の選ぶものに外れはないだろう
というか彼女の好きなものを飲んでみたかったのだ
さて何の話題をふろう
と言っても自分のふれる話題なんてそう多くはない
「ゲームとかします」
「え、ぁっ、はい」
「本当に、どんなゲームするの」
あっ、敬語とってしまった
ついゲームすると聞いてテンションが上がってしまった
大丈夫かな
「色々しますよ」
「今やってるゲームとかあるのかな」
「チムチムランドやってます」
「そうなんだ、実は自分最近始めて」
「そうなんですね」
「どのくらいやってるの」
「半年くらいですかね」
「どこまで進んでるの」
「今解放されてるステージはクリアしました」
「ぉぉ、すごい、ゲーマーなんだね」
「他にすることもないですし」
「フレンド募集してたりする」
「まぁ、毎日ログインしている人であれば」
「良かったら登録してもらってもいいかな」
「いいですよ」
「ありがとう」
携帯のゲームを起動しフレンド申請を行い登録する
「ぉぉ、フレンド登録されてる」
「嬉しそうですね」
「それは嬉しいよ」
「それなら良かったです」
「何かわからない事あったら聞いたりしてもいいのかな」
「私のわかる範囲なら答えますよ」
「ありがとう」
「それじゃ連絡する時はここにお願いします」
「ありがとう」
連絡先までゲットしてしまった
「ゲーム友達ができて嬉しい」
「私もなんだか嬉しいです」
「なかなかレアなの出ないけどやっぱりそういうものかな」
「そうですね、イベントクリアしていけば自然と」
「手に入る」
「はい」
「オススメのキャラとかいるのかな」
「私はこのキャラ使ってます」
そういってスマホの画面を見せてくれる
見ていいのだろうか
何だか緊張する
落ち着け自分
何もやましいことはない
ただゲームの画面を見せてもらうだけだ
「おお、レベルが」
「レベルは遊んでいたら上がりますよ」
「へぇ」
「スキルが使いやすいんですよね」
「なるほど」
「このタイプのスキルを持ったキャラがあまりいなくてですね」
「ふむふむ」
「イベントでも大体このキャラでいけます」
「へぇ」
「他に聞きたいこととかあります」
「フレンド機能使ってもいいのかな」
「もちろんですよ、仲良し度が上がるとボーナスもありますから」
「それじゃあ、遠慮なく」
「こちらこそ助かります」
「ここどうですか」
「うん、雰囲気の凄く良い場所だね」
「良かったです、案内してて嫌だったらどうしようかと思ってました」
「優しいんだね」
「そんなことないですよ」
「そうかな」
「はい」
「ゲームはいつくらいからしてるの」
「小学生くらいですかね」
「お、同じくらいだ」
「そんなんですか」
「一日何時間って決められてて」
「そうです、そうです」
「宿題先に終わらせて、やらせてもらってたな」
「先に済ませるなんて偉いですね」
「ゲームしたくて」
「何だか可愛いですね」
「そうかな、何だかそう言われると嬉しい」
「ふふ」
話に夢中になっていて辺りが暗くなり始めていた
「それじゃあそろそろ出ようか」
「はい」
彼女がさっと会計を済ませてくれた
「いくらだった」
「今日はお礼ですから大丈夫ですよ」
「え、いいの」
「はい」
「ありがとう」
「どういたしまして、さあ、いきましょ」
喫茶店を出て並んで歩く
「家の近くまで送ろうか」
「いいんですか」
「最近物騒な事件も多いし」
「ですよね、もし何かあったら守ってくれるんですか」
「もちろん」
「ふふ、嬉しいです」
「一人の時は気をつけるんだよ」
「はーい」
「知らない人について行っちゃダメだからね」
「わかってますよ」
「ほんとかな」
「ほんとですー」
「ん、雨かな」
「ほんとですね」
折りたたみ傘を取り出し渡す
「どうぞ」
「いいんですか」
「ん、濡れると透けちゃうでしょ」
「さては見た事あるんですね」
「遠目にだけどね」
「貸してくれてありがとうございます」
「どういたしまして」
「ここからなら近くなんで一人で大丈夫です」
「了解、それじゃあまたね、でいいのかな」
「はい、またゲームの話しましょう」
「おっけい」
「傘ありがとうでございます」
「どういたしまして」
小さく手を振り別れた
家に帰りつく頃にはそれなりに濡れてしまっていた
風邪をひいたらまずい
シャワーにかかった
ついつい彼女の濡れた制服姿を想像してしまう
ブラウスが透けて
もしくはノーブラで乳首が
それは痴女だろ
この前彼女に触れたんだよな
肌柔らかかったな
ちょっと抜いておくか
あの子どんなパンツはいてるのかな
やっぱり白かな
それともピンク
いや黒の紐ぱんかもしれない
実は淫乱でおまんこはいつも湿ってて
でも処女で
綺麗なピンク色
入れたらアンアン可愛い声で喘いで
おねだりしてくれて
「奥に当たってる」
「気持ちいい」
「中に出して」
ぅっ
ふうさっぱりした
やはりシャワーはいいものだ
ご飯を食べ歯磨きを済ませるとあくびが自然と出てくる
さて連絡してもいいのだろうか
そんなに時間が経っていないから
鬱陶しいと思われてしまうだろうか
それは困る
そうするとどのタイミングで連絡するのがベストだろうか
わからん
考えても答えは出ない問題な気がする
相手に直接聞ければいいのだが
ただ空気読めないと言っているようで
あまり気は進まない
眠い
まぶたが降りてくる
そしてあくびも出だした
気をぬくと落ちそうだ
考えていると余計に眠くなってくる
こうなってくると起きてるだけ時間の無駄だ
睡魔と戦うのは多大な労力を必要とする
三大欲求なだけあって最強クラスの戦闘力を誇る
昔高校生の時の授業中に戦ったのだが
あまりの強さに
手も足も出なかった
戦闘後はフラフラで満身創痍といった感じだ
今日は楽しかったですおやすみなさい
とだけメールを送り布団へと入った
返信が来るのか心配で目が覚めてしまった
さっきまであんなに眠かったのに
不思議なものだ
何度目かのチェックをしている時に
返信が来た
私も楽しかったですおやすみなさい
一文のメールが凄く嬉しかった
その後安心したのか一瞬で眠りに落ちた
それから彼女とメールでやり取りをしているうちに
段々と仲良くなっていった
ゲームがあることで共通の話題になり
凄く親近感が湧いた
何だかずっと前から知っているように感じる
彼女もそう思ってくれていたら嬉しいのだが
ほぼ毎晩メールを送った
こんなに送って大丈夫かと心配になるけれど
返信はこまめに返してくれる
ただメールは相手の顔が見れないから
どう思ってるかが正確には把握しづらい
自分はゲームの事となると
テンションが上がりすぎて
暴走しがちだから注意しないとな
呆れられたら辛い
せっかくできたゲーム友達
しかもリアルフレンド
大事にしたい
そして公園でもたまに会った
未だに公園にいる理由は聞けずにいる
話したくなったら自分から話してくれるだろう
もしくは話したいけど聞いてくれないから
話さないというパターンも
自分が面倒なことが嫌いだと察してくれてるのか
それは深読みし過ぎだろうか
あれ以来倒れることもない
良かった
ただたまにガードが緩い日があって
パンツが見える
白だったり薄いピンクだったり
刺激が強すぎる
触ったり鼻を押し付けたりしてみたい
この変態め
いやいや正常だろう
わざとだろうか
誘っているのか
いやそんなことはないだろう
自意識過剰だな
ただ聞かなすぎるのも興味がないと思われるのだろうか
人と親密な関係になったりしたことがないので
適切な距離感がわからない
どのくらいまで聞くのがいいのだろうか
楽しみの共有はいいだろう
悩みの共有はどうなのだろう
人や内容によるのだろうか
出しゃばって来るなと思う人もいれば
そんなに親身に相談に乗ってくれるなんてと
思う人もいるかもしれない
そうなると彼女はどちらのタイプだろうか
それともまた全然別の考えを持っているかもしれない
こればっかりは実際に聞いてみないとわからない
ただそれで関係がこじれるのは嫌だ
聞いても聞かなくても可能性はどちらもある
これは悩みポイントだろうか
さてどうしたものか
彼女が自分とどういう関係を築きたいかにもよるのか
ゲーム友達として付き合いたい
もっと親密な関係になりたい
さてどっちだろうか
以前友達がいないと言っていた
もしそうなら人付き合いが苦手なのだろうか
それなら自分と同じで距離感に悩んだりするのだろうか
人には一人の時間が必要だろうか
誰にも侵されない自分だけの時間場所
そういうものが必要なのか
むしろそれすらも共有したいという人が
見つかれば人生は幸せだろう
それは自分のことよりも相手のことが
大事だということではないだろうか
自分の時間を一緒に過ごしたいと思える相手
彼女に出会って人に関心を持ったかもしれない
今まで他人を気にする事なんて
ほとんどなかった
これがいい事なのかどうかは
これからの過ごし方次第なのだろうけれど
俺が彼女に望む関係
それはどんな関係か
それはもう決まっているだろう
彼女に会って近くにいるだけで
体温が上がっている気がする
スマホを見せてもらう時に近づくと
ドキドキする
綺麗でサラサラな髪も触ってみたい
ぷるぷるとした瑞々しい唇
キスってどんな感じなのだろうか
彼女は一体自分のことをどう思っているのだろうか
まさか彼氏がいるなんてことは
ないとは思うが
そんな事を考えていた矢先遭遇してしまった
彼女が男と楽しそうに話しながら
歩いていたのだ
一瞬にして視界が真っ暗になった
こんなに自分が衝撃を受けるとは思っていなかった
別に付き合ってるわけでもないし
ゲーム友達のはずなのに
その夜自分の気持ちが整理できずに
連絡をすることができなかった
次の日の朝起きるとメールが来ていた
昨日は何かあったの
いつも連絡くれていたから心配で
メールを読んでも気持ちをうまく落ち着けることができない
あの男は一体誰なのだろうか
他にも一緒に出かけるような男がいるのだろうか
疑いだすときりがない
自分がこんなに心が狭い人間だとは思ってもみなかった
ただ外で男と楽しそうに出歩いていただけ
別にキスをしたりハグをしたりしていたわけではない
でも自分でも驚くほど凹んでいた
あの男とはもうセックスをする関係なのだろうか
想像するだけで気持ちが悪くなってくる
こういう時は一体どうすればいいのだろうか
今連絡をすると突っかかってしまいそうで怖い
そうなれば一気に関係が崩れてしまうかもしれない
いっそ壊してしまった方が楽なのだろうか
この心のモヤモヤは嫌だ
これなら新しいゲームをして楽しく過ごした方が
全然いい
自分は人生に何を求めるのだろうか
何のために生きよう
この落ち込んだ気持ちを解消するには
何が効果的だろうか
一番最初に思いつくことは時間を置く事だろうか
今は心が混乱しているけれど
時間を置いてゆっくり考えてみれば
意外と簡単に解決するかもしれない
人はすぐに慣れるらしいからな
この痛みにも慣れて何も感じなくなるかもしれない
それはそれで寂しい気もするが
こんな気持ちを味わい続けるのは遠慮したい
楽しいがずっと続かないように悲しいも
ずっと続かないと願いたい
交互にくるからこそ人生は面白いのかもしれない
上がりっぱなしの人生は無いだろう
上り詰めたら落ちる
そして落ちてまた登る
その繰り返しでは無いだろうか
そして落ちた経験を生かして
より高くへと登る
そう考えると落ちる時はより苦しいのだろうか
それはなかなかに大変だ
でもどん底まで落ちてしまえば
後は上がるだけだ
登りつめる過程はきっと楽しいだろう
なぜなら成果が目に見えるはずだからだ
おっと現実逃避していた
彼女の事どうしたものか
連絡はしておいた方がいいだろう
ごめん、昨日はちょっと疲れてて
連絡する前に寝ちゃってた
しばらくすると返信が来ていた
寝ちゃってたんですね
連絡してくれてありがとう
そういえば休みどこか出かけたの
ちょっと買い物に
何かいいものあった
ん、見て回って満足しちゃった
そうなんだね
うん
誰と行ったかは怖くて聞けなかった
聞いてしまったら取り返しがつかない気がする
今日もちょっときついから先に寝るね
おやすみなさい
はーい、おやすみ
そろそろ寝よう
それからメールのやり取りが少しずつ減っていった
彼女との間に溝ができてしまったのだろうか
やはり人と関係を築くのは難しい
違う人間である以上考え方は違うし
もちろん価値観も違う
それなのになぜ人は結婚するのだろう
俺にはわからない
うまくいかなかった時のリスクが高すぎる
たまに会うだけでこれなら
一緒に暮らしていたら
もっと大変なことはたくさんあるだろう
それを帳消しにできるほどのメリットがあるのだろうか
感情は変化する
それはゲームをたくさんやって来て学んだ
いくら楽しい
生きていてよかったと思えるゲームに
出会ってもそれがずっと続くわけでは無い
だからどんどん新しいゲームが出るのだろうが
もし仮に一生楽しめるゲームが存在するとなれば
ゲームが売れなくなって
ゲーム会社は無くなるだろう
人間が慣れ飽きる性質を持っている限り
それはなさそうだが
人間にもそれは当てはまるのだろうか
人はゲームと違い変化する
ゲームはある程度のところで
変化がなくなるが
人は望めばいくらでも変わって行くことができるだろう
それを考慮するならば
生きている限り変わり続けようとしている人間は魅力的なのかもしれない
何か一つの事を極めようとしている人
本にも書いてあった
人生で何か一つを極めそのプロになりなさいと
一つのことを成し遂げるのにさえ充分な時間は無いと
時間を持て余している人はつまり
自分の人生にこれといって強く望むものがないのだろう
だから何をしていいかわからず時間を潰そうとしている
何もしない時間は不毛で苦しい
無為に過ごす時間は精神的にも肉体的にも深刻な
ダメージを与えそうだ
そこでもう一度考えてみよう
自分が人生に何を求めているのかを
一つ確実に言えることは
面白いゲームがしたい
ワクワクが止まらないゲーム
涙が止まらないゲーム
そんなゲームに出会いたい
それに付け加えるならそれを共有できる仲間が欲しい
ずっと一緒にいたいと思える相手が欲しい
彼女は果たしてそうなりえるのだろうか
こればっかりは実際に一緒にいてみないとわからない
自分が面白いと感じたものをそう感じなかったり
その逆もあり得る
それはまあ価値観が違うのでしょうがない
ただそれを正直に言える間柄でありたい
相手を傷つけないようにと嘘をつくと
後々取り返しがつかなくなることもあるだろう
だいぶ思考がずれてしまった気がする
これからどうするか
人生は一度
楽しめばいい
やりたいことをやればいい
やりたくないことをしなければいい
やりたくないことがあれば
どうすれば楽しくなるか考えればいい
常に楽しむ姿勢を持って生きればいい
それで行こう
彼女のことはなるようになるだろう
もし別の男ができたなら
自分の力不足だったというだけのことだ
もっといい女性に出会えるように頑張ればいい
自分を磨けばいい
女性なんてこの世にたくさんいる
知り合わずに人生を終えることの方が
比べることが馬鹿らしいくらい多い
自分の人生を楽しめばそれでいい
他人に迷惑をかけなければいい
楽しいことを探そう
新しいゲームの情報サイトを見るなんてどうだろう
ここ久しく見ていなかった気がする
前は平日によく見ていた
土日祝日は更新が休みでつまらなかった
休みも更新してくれればいいのにとよく思っていた
スマホゲームがメインのサイトと
コンシューマーとスマホ両方載っているサイトの
二つを見ていた
久しぶりに見ると何だか懐かしい
その日更新された記事があり
その下には人気ページランキングや
オススメゲームの一覧などがある
順番に見て行く
すると前やろうと思っていたゲームがあったのだが
それが先月配信予定だったのが延期していた
いつまで延期するんだ
クオリティーアップという名目での延期を
幾度となく目にしてきた
クオリティーの上限がないとはいえ
延期は辛い
ゲームの発売待ちは堪える
以前楽しみにしすぎて
期待値を上げすぎて
実際にやってあんまりで
すぐにやめてしまうゲームがあった
しかも友達にも勧めて一緒に買って
一度だけ一緒に遊んだ
何だか申し訳なかった
そういう危険性もあるのだ
発売日にちゃんと出れば
楽しめたかもしれない
まぁそれは置いておこう
何か面白いゲームはないだろうか
いくつか事前登録中で面白そうなゲームがあった
だが今できないのなら意味はない
今はすぐにゲームをしたいのだ
どうすれば
ストアに行ってランキングを見ることにした
有料と無料がある
もちろん見るのは無料ランキングだ
有料のスマホゲームは未だ一度も買ったことがない
とある音楽ゲームが期間限定で無料になってプレイしたくらいだ
あれは良かった
でもそれはつまり無料ゲームということだよな
何だか躊躇ってしまうのだ
コンシューマーは意外と調べもせずに
パッケージの裏を見て買ったりするのに
謎だ
ということで無料ランキングを見る
今までで一番面白かったスマホゲームはなんだろうか
スマホゲームでワクワクが止まらなかったり
涙が出ることがあっただろうか
記憶を探って見る
しばらく記憶に潜ってみた
ワクワクはあるけれど
涙が出るほど楽しいはないかもしれない
でも今後もそれがないとも限らない
なのでやはり面白そうなものは遊んで見るのがいいだろう
なんたって無料だからな
有限の時間を消費しているが
楽しいゲームを見つけて遊ぶことが目標なら
間違った使い方ではない
むしろ自分の望んだ使い方だ
重要なのは自分で選択することだ
だから自分はあまりテレビを見ない
テレビは何となく見て時間が過ぎてしまう
そして見終わった後に残るのは
後味の悪さだ
映画はたまに見る
あれは時間が決まっていて
起承転結があるから良い
それはお前だけだと思われるかもしれない
それはそうかもしれない
それは価値観によって違うだろう
自分が面白いゲームを求めているように
面白いテレビ番組を求めている人もいるだろう
その人からすればゲームに時間を使うなんて
なんてもったいないと思うだろう
だから人の価値観を気にしてはいけない
自分の価値観がしっかりしているならば
もちろん自分の価値観を変えたいと思っているのならば
自分の目標とする人の価値観を取り入れるのはありだと思うが
おっとまた色々と考えてしまっていた
ランキングを一位から順に見て行く
そうすると一度ダウンロードしたことのあるタイトルが
たくさんあった
それを見る度に過去の記憶が蘇る
あれはここが面白かった
これはこういうシステムが好きだったなど
こうしている時間もなかなかおつなものだ
見ているうちにもう一度遊びたくなって
ダウンロードすることもある
だがそれで続いたゲームはない
やはり新鮮味にかけるのだろうか
もしくは楽しかった補正がかかっているのだろうか
どのゲームにも何かしらのやめるきっかけがある
それがそのゲームの中にあるものだとしたら
ゲームを再びやることで思い出すこともある
逆にゲーム自体の問題ではない場合
少し続くこともある
面白かったゲームはそれなりに時間をかけてやっているので
やはりプレイすると新鮮味がほとんどない気がする
そんなことを考えてランキングを見ていると
結構時間が経っていて
寝る時間になっていた
寝よう
そしてそれは起こった
彼女からメールが来たのだ
話があるから会えないかと
ついに来たかと思った
仕事の疲れもあり家を出るのが億劫だった
そのことを伝えると
それでも会いたいという
そうかそんなに強い気持ちがあるのか
一体なんの話をされるのだろう
想像は色々できるがどれか当たっているのだろうか
それから数十分後に彼女が来た
「お邪魔します」
「どうぞ」
「久しぶりだね」
「確かに、元気してた」
「連絡しても、素っ気なくてさみしかったんだよ」
「本当に」
彼女が目の前でポロポロと泣き出すではないか
「えっ、どうしたの」
「さみしかったって言ってるでしょっ」
何を言っているんだ
わけがわからない
「もう会ってくれないのかと思った」
「いや、自分と会いたくないのかと思ってたけど」
「なんで、なんでそうなるの」
「え、なんでって」
「私何かした」
「えっと」
「何かあるんでしょ、正直に言ってよ」
「前、男の人と楽しそうに歩いてるの見ちゃって」
「えっ、いつの話」
「前、休みの日何してたって連絡したの覚えてる」
「もちろん」
「その日、隣にいた人」
「はぁ、それお兄ちゃんだよ」
「えっ、そうなの」
「そうだよ、何勘違いしてるの」
「ごめん」
「電話して確認する」
「いや、大丈夫」
「私友達いないって言ったよね」
「彼氏は友達じゃないし」
「確かに」
「彼氏いるかどうか聞かなかったし」
「そうだね」
「いるの」
「あなたは私の彼氏じゃないの」
「え」
「私はそう思ってたんだけど」
「そんなこと言われてないよ」
「言わなくてもわかるでしょ」
「そうなの」
「わからないんだ」
「誰かと付き合ったことなんてないし」
「わかった、あなたは私の彼氏、いい」
「あ、うん」
「どう、理解した」
「多分、まだ実感あまりなくて」
「はい、これ」
「何」
「誕生日でしょ」
「何で知ってるの」
「SNSに表示されてたけど」
「まじかっ」
「知らなかったんだ」
「うん」
「気をつけなよ」
「うん」
「開けないの」
「開けていいの」
「どうぞ」
「それじゃあ」
紙袋から箱を取り出し包みを丁寧に外し開ける
するとその中にはネックレスが
「ネックレス」
「そう」
「初めてもらった」
「つけてあげる」
「ありがとう」
彼女が近づきネックレスをつけてくれた
そういえば彼女もネックレスをしている
色も何だか近いような
でもネックレスってそういうものだろうか
「もしかしてペア」
「そうだよ」
何だか不思議な感情が広がっていく
「嫌なの」
「ううん、逆かな」
「嬉しいの」
「うん」
「はぁ、良かった」
紙袋の中にまだ何か入っている
「まだ何か入ってる」
「うん」
「開けてもいいの」
「いいよ」
紙袋の中から取り出し開けてみる
するとそれは今まで見たことのないものだった
何だか銀色のお洒落なケースに見える
中には一体何が入っているのだろうか
背面のラベルに文字が書いてある
読んでみる
商品名
コンドーム
えっ、コンドームって何だっけ
何か知ってる名前のような気がするんだけど
コンドームの前に何か書いてある
男性向け避妊用
何だと
これは一体
彼女をみるとこちらを見て恥ずかしそうにしている
「そんなに凝視しなくても」
「これって」
「私の初めてをもらって欲しくて」
「自分なんかでいいの」
「お願いを聞いてくれたら」
「何」
「引かないでね」
「うん、どんな事」
「私ある本が好きでよく読んでるんだけど」
「うん」
「それに載ってるようなのがしてみたいの」
「なるほど」
「その袋に入ってるんだけど」
紙袋を覗くとと梱包されたものがあった
「これ」
「ん」
「開けていいの」
「ちょっと恥ずかしいけどいいよ」
開けてみる
表紙を見て驚いた
表紙の女の子が拘束されているのだ
「読んでみて」
女性の前でこういった類の本を読んだ経験はもちろんないので
何だか体が熱い、顔が熱いのかもれない
きっと顔が赤くなっている事だろう
緊張してか興奮してか内容が頭に入ってこない
ただ刺激的な絵が次々と脳に刻み込まれる
読み終わる頃には下半身が痛いくらい張っていた
「はいこれ」
彼女から簡易的な拘束具を渡される
「どうやってつけるの」
「えっと、ここを引っ掛けて」
本当にやるのか
彼女の知らざる一面を見て驚くと共に
それを自分に見せてくれたことが嬉しかった