自分の事を女将軍だと勘違いしている慰安婦 体験版

体験版 フェイズ1

「そんなこと、いちいち説明しなくても分かるだろう。これからみっちり、セシリア殿を拷問してやろうと思っててな……それっ!」
ヒュルンッ、バシィッ!

 慌てているセシリアを相手に、ゲオルグは平然と言葉を切り出す。
 日頃の鬱憤晴らしに、これからセシリアを拷問することにしたのだ。
 自慢の鞭を握り締めると、容赦なく振り回していく……しっかりと狙いを澄ませて、セシリアの肌へ打ちつける。
 これからセシリアがどんな表情を浮かべてしまうのか、とにかく気になってたまらない。

「そ、そんな! 一体どうして、こんなおかしな真似なんて迫ってくるの……あうぅっ!?」
バチンッ!

 ゲオルグに文句をぶつける間もなく、セシリアはすぐに悲鳴を撒き散らす。
 鋭い物音とともに、激しい痛みが肌の表面を駆け巡ってきた……目の前にいるゲオルグが降り下ろしてきた鞭を、容赦なく浴びせられていたのだ。
 猛烈な刺激が押し寄せてきた途端、あっけなく背筋をこわばらせてしまう。
 鞭が離れた後も、今にも肌が張り裂けてしまいそうな勢いだった。

ジリジリジリィッ……
(こんな場所に閉じ込められるだけでも考えられないはずなのに……こんな無礼な真似なんてしておいて、一体どう言うつもりなのよ!?)

 ゲオルグの様子を窺っている間も、セシリアはひたすら思い悩んでしまう。
 いきなり地下牢に閉じ込められた挙げ句、鞭まで浴びせられてしまった……あまりに理不尽な理由で、拷問させられる羽目になってしまったのだ。
 鞭を浴びせられた部分が疼き出してきて、つい身震いせずにいられない。
 どんなに嫌でたまらなくても、ゲオルグの元から決して抜け出せそうになかったのだ……

ヒュルンッ、バシィッ! ヒュルンッ、ビシィッ!
「セシリア殿、まさか覚えがないわけではあるまい? あんな態度ばかり取っていて、部下達がずっと不満ばかり洩らしておったぞ! これから我が輩が部下達に変わって、たっぷりお仕置きしてやるつもりだから覚悟しておけ!」

 嫌がってばかりいるセシリアを相手に、ゲオルグはさらに鞭を振り回す。
 セシリアの肌を痛めつけている間も、拷問することになった理由を平然と口走る……ゲオルグは兵士達の士気が下がっているので、日々の行いを反省するよう平然と言い張ってくる。
 年下にもかかわらず、自分より立場が上だと言うのがとにかく気に食わなくてたまらない。
 本人に身の程を思い知らせるため、容赦なく鞭を浴びせていく。

「そ、そんな下らない理由なんかで! こんなおかしな真似なんて絶対に許されないはずなのに……きゃんっ!?」
ビリビリビリッ、プルンッ!

 あまりに理不尽なゲオルグの言い分に、セシリアはさらに戸惑ってしまう。
 自らに課せられた役目を果たしているだけなのに、ここまで恨みを買う羽目になるなど思いもしなかった。
 何とかして反論をぶつけている間も、すぐに言葉が途切れてしまう……肌の表面を鋭い痛みが走り抜けてきて、とにかく辛くてたまらない。
 ひたすら鞭を浴びせられるうちに衣服が破けて、ついには片乳まで露わになってしまった。

モジモジモジッ……
「い、嫌っ! お願いだから、こんなはしたない格好なんてこれ以上覗いてこないで……!?」

 胸元の状態に気づいて、セシリアはすぐに縮み上がってしまう。
 おかしな拷問を仕向けられるうちに、はしたない格好をまんまと暴かれてしまったのだ。
 慌てて身を捩らせている間も、あまりに気まずくてたまらない……どんなに頑張っても、丸出しになった乳房を少しも取り繕えそうになかった。
 ゲオルグは平然と身を乗り出しながら、いやらしい目つきで睨みつけてくる……