体験版 咲希編 第2話
「藤堂、早速で悪いんだけどさ……服、全部脱いじゃえよ」
「そ、そんな……先輩達、本気でそんなことさせるつもりなんですか……!?」
フルフルフルッ……
放課後に咲希を体育館へ呼び出すと、男子達は一斉に周囲を取り囲む。
咲希がやっと姿を見せてきたので、すぐに準備を済ませることにしたのだ……着ているものをすべて脱ぎ去るよう、平然と咲希に言い放つ。
男子達のおかしな言いつけに、咲希はすっかり戸惑ってしまう。
慌てて反論している間も、つい縮み上がらずにいられない。
(いくらコーチの命令だからって言ったって……ホントに私、これから『肉便器』なんかにならなくちゃいけないの!?)
あまりに理不尽な男子達の行動に、咲希はすっかり茫然とさせられる。
顧問におかしな約束を迫られた直後、男子達が平然と詰め寄ってきたのだ。
物々しい雰囲気に、つい縮み上がらずにいられない……すぐにでも逃げ出したくてたまらない反面、気づいたら行く手を遮られた後だった。
陸上部専用の『肉便器』に成り果てた事実を、思わぬ形で思い知らされる……
「お、お願いですから! あんまり乱暴な目になんて遭わせないでください……あうぅっ!?」
グイッ。
群がっている男子達へ向けて、咲希はとっさに文句をぶつける。
このままだと、いやらしい目に遭わされてしまうのは間違いなかったのだ。
おかしな真似などしないで欲しいと訴えていた途端、すぐに悲鳴を洩らしてしまう……背後にいる男子の一人が、いきなり抱きついてきたのだ。
どんなに身を捩らせても、相手の手つきを少しも払い除けられそうになかった。
「藤堂、いい加減にしないか! まさか、俺との約束を無視するつもりじゃないだろうな……!」
もがき続けてばかりいる咲希を相手に、顧問は平然と詰め寄ってくる。
すでに『肉便器』になることを約束したはずなので、男子達の言いなりになるよう平然と言い放つ。
無駄なあがきを繰り返してばかりいる咲希の素振りなど、あまりに見過ごせそうになかった。
ちゃんと言うことを聞くまで、しっかり目を光らせるつもりでいたのだ。
「ご、ごめんなさい。ちゃんと、言うとおりにしますから酷い目になんて遭わせないで……んんっ!」
プチプチプチッ、スルスルスルッ……
顧問に注意させられた途端、咲希はすぐに縮み上がってしまう。
どんなに嫌でたまらなくても、顧問の言いつけにはどうしても逆らえそうになかった。
震える指先で制服を脱ぎ始めている間も、つい周囲を振り返らずにいられない……周囲にいる男子達が、ずっといやらしい視線を浴びせてくるのだ。
未だにためらわずにいられない中、セーラー服やスカートなどを次々と下ろしていく。
「……うはぁ。ついに藤堂が服を脱ぎ始めちゃったみたいだぞ!」
「それにしても、随分と色気のない下着なんか選んできちゃったんだな……?」
「贅沢言うなって。女子が着替えてる所、こんな近くで見放題なんだぜ?」
目の前で露わになっていく咲希の下着姿に、男子達はすぐに注目を寄せていく。
普段ならなかなか覗けないような瞬間に、ついに立ち会うことが出来たのだ。
ブラに覆われている控えめな乳房や、ショーツ越しに浮かんでいるお尻の形につい視線を吸い寄せられずにいられない。
次々と身を乗り出しながら、思い思いに騒ぎ立てる始末だった。
「……い、嫌っ! そんないやらしい目で見ないでくださいっ!?」
ヒクヒクヒクッ……
男子達の騒ぎ声に気づいて、咲希はさらに困り果ててしまう。
やっとの思いで制服を脱ぎ去ったばかりなのに、はしたない格好を次々と覗き込んでくるのだ。
とっさに縮み上がったまま、つい文句をこぼさずにいられない……下着姿にここまで食いついてくるなんて、さすがに思いもしなかった。
いやらしい視線を浴びせられるたびに、ひとりでに縮み上がってしまうのだ。
「どうしたんだ、藤堂。さっきから手が止まってるみたいじゃないか……さっさと下着も脱いでしまうんだ!」
「ま、まさか下着まで脱がなきゃいけないんですか……あうぅっ!?」
シュルシュルッ。
怖じ気づいている咲希を相手に、顧問は平然と言いつけを始める。
下着姿だけでは満足できそうになかったので、邪魔な下着も外してしまうよう平然と言い放つ……『肉便器』として相応しい格好を、無理にでも取ってもらう魂胆でいたのだ。
顧問に怒鳴られるまま、咲希は仕方なく下着を脱ぎ去っていく。
ブラやショーツを下ろすと、無防備な格好へと変わり果ててしまった。
「お、お願いだからあんまり見ないでください……きゃんっ!?」
グイッ。
さらけ出した裸体を取り繕う間もなく、咲希はすぐに悲鳴を洩らしてしまう。
乳房や股間を両手で覆い隠そうとした矢先、いきなり男子達に絡まれてしまったのだ。
強引に手首を持ち上げられて、ついうろたえずにいられない……どんなに頑張っても、いやらしい手つきを決して振り解けそうになかった。
これからどんな目に遭わされてしまうのか、考えるだけで胸の奥底を揺さぶられてしまう。
「藤堂、勝手に動くんじゃないぞ。まだ大事な準備が残っちゃってるんだからな?」
「やっと裸になってくれたみたいだし、お似合いの格好にさせてあげなくっちゃ……」
「おい、こっちを見てみろよ。乳首がどんどん勃ってきちゃってるみたいだぞ……?」
ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ……
もがき続けてばかりいる咲希も構わず、男子達はさらなる準備に取り掛かる。
目の前にさらけ出している裸体をじっと鑑賞した後、別の行為を仕向けていく。
あらかじめ用意していた筆を取り出すと、咲希の肌に絵の具を塗りつける。
陸上部専用の『肉便器』に変わり果てた記念と称して、相応しい格好にさせるつもりでいたのだ。
「そ、そんなぁ……はうぅっ! そ、そんなにしつこく押しつけてこないでぇっ……!?」
ヌチュッ、ヌッチュ、クチュクチュッ。
男子達の元から少しも離れられないまま、咲希はひたすら身悶えを引き起こす。
身体を取り押さえられたまま、筆を全身に押し当てられていたのだ。
くすぐったい感覚が様々な場所を這いずり回ってきて、つい喘がずにいられない……どんなに腰を引っ込めようとしても、もう避けられそうになかった。
泣き言を洩らすだけで精一杯な中、全身にくまなく筆を擦りつけられていく。
(もしかして、これってユニフォームなの!? おっぱいもアソコも丸見えになっちゃって、どう見たって裸んぼなのに……!)
男子達の様子を窺っていた矢先、咲希はとんでもない事実に気づかされる。
絵の具を全身に塗りたくられるうちに、見覚えのある格好へ変わり果てていく……大会の時に着るユニフォームみたいな姿が、ものの見事に出来上がっていたのだ。
ボディペイントを施されている間も、つい困惑せずにいられない。
乳首や大事な部分の溝にまで、丹念に筆を押しつけてくるのだ……
「よし、こんなもんで十分だろう……ほら、藤堂、ちゃんとピースしてみろって?」
「こ、これでいいですか……きゃんっ!?」
カシャッ。
筆を離した後、顧問はさらに言いつけを始める。
しっかりボディペイントも塗り終わったので、記念撮影しようと言い放つ……陸上部専用の『肉便器』に成り果てた証拠を、しっかり握るつもりでいたのだ。
男子達にせがまれるまま、咲希はカメラの前に立たされる。
未だに気が引けずにいられない中、次々とシャッターを切られてしまったのだ。
フルフルフルッ……
(どうしよう、こんな恥ずかしい写真なんて撮られちゃったら……もう、明日から学園に来られなくなっちゃうかも知れないのに!?)
はしたない格好を次々と撮影させられている間も、咲希は言い表しようのない不安に苛まれてしまう。
ただでさえ裸体にさせられて大変な中、とんでもない弱味を握られてしまったのだ……ピースサインを作っている間も、つい縮み上がらずにいられない。
周囲にいる男子達の様子を振り向くと、いやらしい笑みをこちらに浮かべてくる始末だった。
強引に服従させられた後、これからどんな目に遭わされてしまうかも分からないのだ……