体験版 咲希編 第3話
「ふぅっ……きゃんっ!?」
ギュッ。
放課後に屋上で過ごしていた矢先、咲希はすぐに悲鳴を洩らす。
下校する生徒達を見送っている途中、いきなり誰かが絡んできたのだ。
腰を思いっ切り抱き寄せられて、つい慌てずにいられない。
何度も身を捩らせているはずなのに、いやらしい手つきを少しも払い除けられそうになかった。
「どうしたんだ、藤堂。こんなところで溜め息なんてついちゃってさ……!」
スリスリスリッ。
もがき続けている咲希をよそに、陸上部の男子は平然と話し掛けてくる。
一人っきりでいるうちに、咲希をたっぷり可愛がってやることにしたのだ。
スカートの上からお尻を撫でてやるだけで、柔らかい感触が伝わってくる……肉便器に成り果てた咲希が相手なら、いやらしい行為をし放題だった。
これから咲希を好き勝手出来ると思うだけで、つい期待せずにいられない。
「や、やだっ! お願いですから、離してください……ひんっ!?」
モゾモゾモゾッ。
いきなり絡んでくる男子の素振りに、咲希は思わずひるんでしまう。
まさか部活のない日にまで、いやらしい行為を迫られてしまうなど思いもしなかった。
何とかして抜け出さなければいけないはずなのに、どうしても相手の手を振り払えそうになかった……気づいたらスカートの中に手を突っ込んできて、ショーツの上からお尻を触ってくる。
腰を引っ込められそうにない中、文句をぶつけるだけで精一杯だった。
スルスルスルッ。
「藤堂ってば、そんなに嫌がらなくったっていいだろう……お前はもう、オレ達専用の『肉便器』なんだからさ?」
嫌がってばかりいる咲希を相手に、男子はさらなる行為を迫ってくる。
お尻を撫でてやるのも飽きてきたので、下半身を探ってみることにしたのだ……スカートを腰まで持ち上げた後、真っ白いショーツを引きずり下ろしていく。
目の前で丸見えになっていくお尻に、つい注目せずにいられない。
しきりに腰をくねらせる仕草に、ますます夢中にさせられる……
「そ、そんなこと急に言われても困っちゃうのに……く、くひぃっ!?」
クネクネクネッ。
あまりに理不尽な男子の言い分に、咲希はますます困り果ててしまう。
いくら『肉便器』として扱われる羽目になっても、突然いやらしい行為を迫られてしまうなど考えられない事態だった。
相手に反論しようとした矢先、すぐに言葉が途切れてしまう……太股を強引にこじ開けられて、大事な部分にまで触れてきたのだ。
自分でもあまり触ったことのない器官を指先で探られて、ついうろたえずにいられない。
クニュッ、クニュッ、ヌチュッ。
「おっと、あまり大声なんて出すなよ? もし誰かに気づかれちゃったら、明日から学園に来られなくなっちゃうかもしれないんだからな……!」
身悶えを繰り返す咲希に、男子はある忠告を始める。
無理にでも咲希をおとなしくさせようと、もし無闇に騒ぎ立ててしまえば大騒ぎになってしまうとまで脅してきたのだ。
女子の下半身を弄繰り回せる絶好の機会など、決して逃したくなかった……もし誰かが屋上の方を見上げてしまえば、咲希の下半身が丸見えになってしまうのは間違いなかった。
咲希の下半身を取り押さえている間も、割れ目の部分にしっかりと指を食い込ませていく。
「い、いくら何でも! こんな場所でいやらしいことしてきちゃうなんて、一体どう言うつもりなんですか……うぐぅっ!?」
ヒクヒクヒクッ、フルフルフルッ。
男子が告げてきた言葉の内容に、咲希はすっかり慌ててしまう。
すぐにでも助けを求めたくてたまらないのに、まともに声を発することすら出来なくなってしまったのだ……あまりに卑怯な真似を迫られて、つい困惑せずにいられない。
小声で文句をぶつけていた矢先、すぐに呻き声へと変わり果てていく。
いやらしい行為を迫られるたびに、ひとりでに身悶えを繰り返してしまうのだ。
ジュッポ、ジュッポ、グニュグニュッ!
(やだ、こんなに奥まで指が入ってきちゃって……私だって、こんな風に弄ったことなんてなかったのに!?)
男子のいやらしい手つきに、咲希はますます翻弄させられてしまう。
大事な部分を強引にこじ開けた後、身体の内側へ指を差し込んできたのだ……膣の奥底をかき回されるたびに、猛烈な刺激が押し寄せてくる。
段々と身体が火照ってきて、つい戸惑わずにいられない。
おかしな方向に指が捻じ曲がってきて、少しも引き抜けそうになかったのだ……
グリュッ、グリュッ、ゴリュッ!
「どうだ、藤堂。そろそろ我慢できなくなってきちゃったはずだろ? さっさと気持ち良くなっちゃえって……!」
悶絶を繰り返している咲希の様子をじっくりと眺めながら、男子はさらに愛撫を続ける。
だいぶ感じているようなので、このまま絶頂の瞬間まで拝ませてもらうつもりでいたのだ。
指先を捏ね繰り回してやるだけで、みるみるうちに股間が濡れていく……愛液を垂らしている様子から、どれだけ嬉しがっているのかありありと伝わってくる。
ついには膣をこじ開けながら、さらに奥へと突き進んでいく。
「も、もうそれ以上は勘弁してください……きゃ、きゃはぁんっ!?」
ガクガクガクッ、ビュククンッ!
男子の手を少しも払い除けられないまま、咲希はとんでもない状態へと陥ってしまう。
膣の内側をかき回されるうちに、まんまと絶頂へ達してしまったのだ……今までにない刺激が下半身を駆け巡ってきて、少しも抑えられそうになかった。
背筋を思いっ切り仰け反らせながら、つい悲鳴を撒き散らさずにいられない。
忙しなく腰をくねらせながら、ひたすら身悶えを繰り返してしまうのだ。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ……
(もし、誰かに見つかっちゃったら大変なのに……どうして私の身体、こんなに熱くなってきちゃってるの!?)
段々と興奮が静まっていく中、咲希は複雑な感情に苛まれてしまう。
未だに嫌でたまらなかったはずなのに、他人の手でまんまと絶頂を迎えてしまったのだ……下校中の生徒達に気づかれないよう喘ぎ声を堪えている間も、つい思い悩まずにいられない。
男子の指が食い込むたびに、股間からはしたない液体が零れ落ちてくる。
全身の力が抜け切ってしまい、少しも体勢を立て直せそうになかったのだ……