永遠結晶を巡った事件からしばらく
とある事件を追っていたなのはとフェイトが唐突に消息を絶った
エース二人が同時に消息を絶ったこともあり早急に捜索、調査が始まり
はやて達も当然その任についていた
だが焦りからはやては単独行動をとり、突如現れた謎のドローンに攻撃を受け拘束されてしまう
ギリ・・・・ギリギリギリギリ・・・
「う・・・くぅ・・・・・」
「ふふふ、中々頑張ったが君は単独戦闘には少々不向きな適性の様だね
ドローン一機で済んだのはとても助かるよ」
「くっ・・・・こんなん・・・なんでも・・・ぐうぅっ・・・!」
「おっと、あまり暴れられても面倒なのだがね」
グンッ・・・グオングオン・・・・
(っつ・・・これ・・・魔力が放出されて・・・・あかん・・・私の力じゃ切断できへんし
ちょう危険やけど魔力放出して焼き切らんと)
ググッ・・・
「おっと、余計なことをする前にコレを見た方がいいと思うぞ?」
チャッ・・・・
「なっ・・・!?」
グチュッ・・・ギチュ・・・ギッ・・・・
「う・・・うぅ・・・」
「リィン!?なん・・・で・・・・!?」
「ふふふ、この近くには我々のアジトがあってね。嗅ぎまわってくる虫を捕まえる網を仕掛けてあるのさ
コレはつい一時間ほど前に網にかかってね、どう使おうかと思案していたが・・・
やはりこれは君のだったか・・・ククッ・・・」
「う・・・・・ごめん・・・なさい・・・はやてちゃん・・・」
「っ・・・!いま助けるから!ぐうっ・・・この・・・・!」
「おやおや、この状況で自分もこのデバイスも助かる気でいるとはおめでたいことだ」
クチュ・・・ジュルッ・・・
「あううぅっ!?んぐっ!?むぐうううぅ!!」
グチュグチュグチュ・・・・
「なっ・・・・リィン!」
「むぐうぅ・・・・もごああぁ・・・・!」
「この魔力粘壁はある程度自由に操作できるのでね
よけいなことはしゃべらなくてもいいのだよ」
「くっ・・・・!」
「さて・・・このまま口も鼻も塞いで呼吸を止めてみるというのはどうだろうか?
このデバイスはその程度で死んでしまうのか・・・・ちょっと気にはなるねぇ・・・・」
「っ・・・・やめ・・・・そんなん絶対許さんっ・・・ううぅ・・・・・・」
「ほう?なら余計なことは考えるな。大人しく魔力を吸引されていろ
聞き入れない場合はこの場で二人ともカラカラになるまで魔力を吸い尽くして死ぬことになるぞ?」
「・・・・・くっ・・・・・おとなしくするからこれ以上リィンに危害を加えるのは・・・・・」
「ふふふ、いい子だ
では遠慮なく吸わせてもらうとしよう」
グウウウンッ・・・・グウングゥングンッ・・・・・・
「う・・・ぐうぅ・・・うああああぁぁっ!!」
「よしよしいい子だ、そのまま大人しくしていてもらおうか」
「っつぐううぅぅ・・・・・」