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第二話 町で見かけた美少女の処女(体験版)
翌朝。
ぼくはぼーっとしたまま電車に乗っていた。
車内はまださほど混んでいない。
この次の駅あたりからどんどん人が乗ってくるだろう。
それにしても――
昨日のことは夢のようだった。
妙なカードをもらい二人のお姉さんに中出し。
いったいどれだけ射精したことだろう。
あんなことがあったなんて信じられないが……
(あるんだよな、これが)
と、ぼくはポケットの中の自由性交権カードを指で弾く。
これさえ持っていれば、どんな女の人とでも好きなように性行為可能。避妊はせず、中出しして妊娠させること自体が目的。
今日も使えるのだろうか? まさか期限は昨日一日だけなんてことがあったりして……
駅についてプッシュとドアが開く。
やはり人が大勢乗ってきた。
その中にどこかの学校の女子がいる。公立校なのか紺の地味な制服である。髪型は黒で短いお下げ。地味な学校の地味な女子生徒といったところか。
しかし、プリーツスカートを持ち上げる小さなお尻を見ているとムラムラする。
昨日は初めての膣内射精で欲求不満が解消されたのだが、一晩経つとこれである。
ぼくの性欲はとどまることを知らない。
思わずお尻に触ってしまう。
「きゃっ」
その女子がちいさい悲鳴を上げた。
やってしまった。
痴漢行為であった。
これまで女の子を見てはムラムラする毎日を送ってきたが、実際に手を出してしまったのはこれが初めてである。
まずい、警察に通報されて、逮捕される。
「あの……こういうものなんですが……」
ぼくはしどろもどろで恐る恐る自由性交権カードを見せる。
「あっはい……」
うつむいて納得してしまう女子。
……まさか、こんなところでも通用してしまうのか、このカードは。
回りの乗客たちも気にした様子はない。
カードを見てない人にまで効果が伝わっている。
それが自由性交権カードの力であるらしい。
触っていいというのなら――
ぼくは後ろから抱きしめる。
「んんっ」
と、嫌そうなうめき声。それでもぼくには権利がある。
真後ろからお尻に肉棒を擦り付ける。
髪に顔を突っ込んでいっぱいに吸い込む。
甘酸っぱい匂いに、なんともクラクラする。
瑞々しい新陳代謝を感じる。
手を前に回して、胸をまさぐった。
これは……大きくない。Cカップくらいであろうか。もちろんそれだけあれば標準的であるし、ぼくは差別などしない。
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(製品版に続く)
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