戦国時代Light/DX チュートリアル

 初めてプレイする方のために、チュートリアルを用意しました。
 ゲームの簡単な流れをご説明します。

 「戦国時代Light」で1550年開始の島津家を例にして進めます。
 「戦国時代Light」を起動すると下記画面が表示されます。

 

 [ファイル]メニューの[新規ゲーム]を選び、
 「開始年&プレイ大名選択」画面を表示します。

 

 

 右上にある「...」のボタンを押すと、「開始年選択」画面が表示されます。

 

 スライダーで開始年を選び、「決定」ボタンを押すと、
 「開始年&プレイ大名選択」画面の「開始年」欄に、設定した開始年が表示され、
 地図上に城,城を繋ぐ街道,および勢力の地位や従属関係を表す旗指物が表示されます。

 

 島津家は九州の南端にある薩摩国の大名です。
 マウスのドラッグにより地図を九州の薩摩国まで移動させてもいいのですが、
 下記のように「移動」メニューを使用すると、より簡単に移動することができます。

 

 

 地図上に旗指物がたくさん表示されていますが、その中で画面中央にある
 島津家の家紋が書かれた旗指物をクリックします。
 

 

 クリックすると上記のように島津家の勢力情報が表示されます。
 この画面についての説明は、マニュアルの「勢力情報」画面の欄をご覧頂くとして、
 まず右上にある「情報」ボタンを押してみましょう。

 

 1550年時点での島津家の当主「島津 貴久」についての情報が表示されます。
 政治,戦闘は10段階評価となっています。
 政治が8,戦闘が7と、「島津家中興の祖」と呼ばれるだけあって、なかなかの能力となっています。

 ここで「検索」ボタンを押すと、ブラウザが開かれ、「島津 貴久」をキーワードとして検索します。
 勢力,城,武将に関してもこのように検索することができます。
 (勢力および城に関しては、それぞれの情報画面をダブルクリックすることにより検索できます。)
 また、地図上の城や旗指物にマウスカーソルを合わせてF1キーを押したり、
 一覧画面(勢力一覧,城一覧,武将一覧)で、マウスで選択後にF1キーを押すことによっても、
 それぞれ検索することができます。

 

 さて、×ボタンを押して当主情報画面および勢力情報画面を閉じると、
 「開始年&プレイ大名選択」画面の「選択大名」に「島津 貴久」,「地位」に「小大名」と表示されます。
 決定ボタンを押すと確認後、ゲーム開始です。

 

 ゲーム開始後、更新フェイズに入って各種イベントが発生し、
 他勢力の動向がメッセージとして表示されます。
 その後、内政フェイズに移り、各勢力が内政コマンドを実行します。
 島津家の順番になると、下記メッセージが表示され、内政コマンドを実行できます。

 


 

 内政フェイズでは、[内政]メニューおよび[人事]メニューのコマンドを実行することができますが、
 序盤は、ほとんど[内政]メニューのコマンドを実行します。
 まず、[内政]メニューの「開墾」コマンドを実行してみましょう。
 「開墾」コマンドを実行すると、石高が増え、毎年秋の収入や動員可能兵力を増やすことができます。

 

 「開墾」を選ぶと、下記画面が表示されます。
 「開墾」コマンドおよび次に挙げる「商業投資」コマンドは、まだ開発余地のある直轄領に対して実行できます。

 

 開墾を行う武将と城を選択します。1つの城に1度に開墾できる武将は最大5人までですが、
 「自動」ボタンを押すと、下端にあるコンボボックスのうち、「優先順位」および「武将数」で設定された内容に基づいて、
 対象の武将が自動的に割り当てられます。

 

 「決定」ボタンを押すと、選択した武将により開墾コマンドが実行され、
 下記のように実行結果が表示されます。

 

 OKボタンを押して画面を閉じた後、
 プレイ大名選択時に選んだ旗指物をクリックして、再び「勢力情報」画面を表示します。

 

 「総石高」および「動員可能兵力」の最大値が上昇し、
 「軍資金」が消費されているのがお分かり頂けると思います。

 さて、ステータスバーを見ると、「残り命令回数:1回」と表示されているので、
 あと1回、内政フェイズのコマンドを実行することができます。
 今度は、[内政]メニューの「商業投資」コマンドを実行してみましょう。
 「商業投資」コマンドを実行すると、商業価値が増え、毎季節の収入を増やすことができます。

 

 「商業投資」メニューを選ぶと、下記画面が表示されます。

 

 先程の開墾コマンドを実行した武将がリストから消え、
 まだコマンドを実行していない武将のみ選択することができます。
 再び、「自動」ボタンを押します。

 

 「決定」ボタンを押すと、選択した武将により商業投資コマンドが実行されます。

 

 「商業投資」コマンドの実行結果が表示されます。

 さて、残り命令回数が0回になりましたので、これ以上のコマンドを実行することはできません。
 「その他」メニューから「命令終了」を選びます。

 

 すると、他勢力の順番に移り、全勢力の内政コマンドが実行されると、
 次は外交フェイズに移ります。
 外交フェイズでは、[外交]メニューのコマンドを実行することができます。
 島津家の順番になったら、[外交]メニューの「不戦同盟」コマンドを実行してみましょう。

 

 「不戦同盟」メニューを選ぶと、下記リストが表示されます。

 

 不戦同盟を結ぶことのできる勢力の一覧が表示されます。
 北の肥後国にいる相良家と同盟してみましょう。
 相良家をダブルクリックで選択します。

 

 相良家と同盟することができました。
 一般に外交コマンドはこちらの勢力が大きく、相手の勢力が小さいほど、成功確率が高くなります。

 さて、次は「誘降」コマンドを実行してみましょう。
 これは、隣接している小勢力を従属させるコマンドです。
 合戦だけでなく、このようなコマンドによっても勢力を広げることができます。

 

 「誘降」メニューを選ぶと、下記リストが表示されます。

 

 誘降させることのできる勢力の一覧が表示されます。
 本城の北に隣接している入来院家を誘降させてみましょう。
 入来院家をダブルクリックで選択します。

 

 これは残念ながら拒否されました。
 こうなったら武力で入来院家を下すしかありません。
 次の作戦フェイズで攻撃することにしましょう。
 「その他」メニューから「命令終了」を選び、
 作戦フェイズで島津家の順番になるまで待ちます。

 入来院家を攻撃するには、入来院家の居城(清色城)を攻撃します。
 「入来」と書かれている旗指物の下にある城アイコンが清色城です。
 これをクリックし、清色城の城情報画面を表示します。

 

 左下にある「この城を攻撃」ボタンを押します。
 すると、下記のように「攻撃参加城選択」画面が表示されます。

 

 「全軍」ボタンを押すと、テーブル内の全行が選択され、
 「決定」ボタンを押すことができます。

 

 「決定」ボタンを押すと、次は、どの武将を合戦に参加させるかを選ぶ
 「攻撃参加武将選択」画面が表示されます。
 ただし注意すべきなのは、選択できるのは直轄領にいる武将だけです。
 従属勢力で参加する武将は、各従属勢力が決定します。

 

 島津家一門の3人を参加させてみましょう。
 マウスのドラッグで上から3人を選択します。

 

 ここで選んだだけでは、部隊の兵力や総大将が決定されません。
 下にある「足軽」「騎馬」などの兵科ボタンを押すと、初めて設定されます。

 

 ここで「決定」ボタンを押すと、下記メッセージが表示されます。

 

 OKボタンを押して画面を閉じた後、
 プレイ大名選択時に選んだ旗指物をクリックして、再び「勢力情報」画面を表示します。

 

 全軍を動員したので、動員可能兵力の残りが0になり、
 軍資金も消費されていることがわかります。
 「その他」メニューから「命令終了」を選び、作戦フェイズを終了します。

 全大名の作戦フェイズが終了すると、いよいよ合戦フェイズに移ります。
 ここでは、上記の様に作成された全国の各軍団が一斉に行動し、
 他軍団との野戦および攻城戦を行います。
 島津軍の行動順になると、下記メッセージが表示されます。

 

 

 

 上の確認画面で、「はい」を選択すると、次の画面が表示され、攻城戦が開始されます。

 

 右下にあるコマンドボタンで、攻城戦のコマンドを実行します。
 コマンドの説明については、マニュアルの「攻城戦」画面をご覧下さい。
 島津家は戦闘能力が高い武将が多く、兵力も十分あるので、「強襲」を行います。

 

 1日目の強襲で、兵150程の損害が出ましたが、城防御度を減らすことができました。
 2日目以降も引き続き強襲を続けます。
 右端にある「連」にチェックを入れると、選択したコマンドを連続して実行できます。
 (攻城戦および野戦画面のステータスバーをダブルクリックすると、
  早送り進行に切り替えることができます)

 

 残念ながら10日目でも落城させることはできず、時間切れとなりました。
 次の季節でも作戦フェイズで同様に軍団を作成し、城を攻めます。

 

 城防御度もしくは兵糧充足度を0にして落城させると、
 下記のようなメッセージが表示されます。

 

 入来院家の所領を安堵するか取り潰しをするかを選択します。
 所領安堵を選択すると、入来院家は島津家の従属勢力となります。
 取り潰しを選択すると、入来院家の当主および一門衆は自刃し、所領は島津家の直轄領となります。
 ここでは、所領安堵を選択します。

 

 全軍団の合戦フェイズが終了すると、年月が進み、再び更新フェイズに戻ります。
 さて、島津家の内政フェイズになりましたら、
 プレイ大名選択時に選んだ旗指物をクリックして、再び「勢力情報」画面を表示して下さい。

 

 総支配城数が1つ増えて9になり、総石高も上昇しましたが、
 他の多くのパラメータが軒並み減少しています。
 住民掌握度や動員可能兵力は合戦などを行わずに季節が経過すると、自然に回復します。
 次は、先程の攻城戦で獲得した「清色城」の情報を見てみましょう。

 

 攻城戦により、城防御度および兵糧充足度が壊滅的に低下しています。
 実は、城防御度が0または兵糧充足度が0%になって落城した城は、
 次のターンでは城を落とした軍団に参加した武将数に応じて一定程度回復しています。
 しかし、十分に回復していないので次また周りの勢力に奪われるか分かりません。
 内政フェイズでは、この城の回復を最優先に行動します。
 [内政]メニューの「城修復」コマンドを実行しましょう。

 

 「城修復」メニューを選ぶと、下記画面が表示されます。
 「城修復」コマンドおよび次に挙げる「兵糧補充」コマンドは、対象国の直轄領および従属勢力領に対して実行できます。
 (1550年夏に発生する島津家のイベント[築廃城・本拠地移転]のため、武将の所在城が変更されています)

 

 左テーブルから上5人の武将を選択した後、右テーブルから清色城を選択します。

 

 「決定」ボタンを押すと、選択した武将により城修復コマンドが実行され、
 下記のように実行結果が表示されます。

 

 清色城の城防御度がかなり回復したことがわかります。
 次は、兵糧を補充します。
 [内政]メニューの「兵糧補充」コマンドを実行しましょう。

 

 「兵糧補充」メニューを選ぶと、下記画面が表示されます。

 

 残りのコマンド実行可能武将が表示されます。
 「自動」ボタンを押します。

 

 「決定」ボタンを押すと、選択した武将により兵糧補充コマンドが実行され、
 下記のように実行結果が表示されます。

 

 清色城の兵糧充足度が回復しました。
 このようにして、合戦と城パラメータの回復を繰り返して勢力を広げるのが基本スタイルです。
 では、差し当たっての目標として薩摩国の平定を目指しましょう。
 地図を見ると、菱刈家の太良城、薩州島津家の出水城を手に入れれば薩摩平定が完了します。
 兵力が回復するまで待ち、先程と同じく合戦フェイズで一挙に攻め落とします。
 上記と同じ手順で攻城戦を行い、薩摩を平定すると下記メッセージが表示されます。

 

 次の内政フェイズで旗指物をクリックして、「勢力情報」画面を表示し、
 右下の「歴史年表」ボタンを押してみましょう。

 

 このように、各大名の足跡が年表として記録されます。
 それでは天下統一を目指して頑張って下さい!

Copyright (C) 2009-2024 by マハリト,All rights reserved.
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an029920.html
sengoku_share@yahoo.co.jp